レイチェル

『彩涙の魔女』　レイチェル

身　長	163cm
年　齢	29歳程
役　職	画家（店の看板などを内職で描いている）
ス　キ	ペット達 （特に黒猫）や動物全般 畑仕事など自然に触れること 絵を描くこと　オシャレ　入院
ニガテ	毛のない猫　活発な人　暗い所 痛いことや苦しいこと　手術 海（イメージとしての恐怖、泳ぐのは平気）

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

南地区でひっそりと暮らす薄幸な雰囲気の気弱な女性。一人称は「あたし」。

依頼を受けて店の看板やメニューに添える絵を描くことを生業としており、画家と言うよりはイラストレーターのようなイメージ。
ガリアンナはなんとかして仕事を斡旋してもらおうと考えている。汚い流石ガリアンナ汚い。

痛いのも苦しいのも嫌い……なのだがモンスターが跋扈する塔には登っている。
苦しまずに死にたいという願いで終わりの見えない塔での戦いに挑むのは矛盾しているような気もするが、この点については本人も自覚している。
体が弱いこともあって物語開始時点での踏破記録は6階層止まり。

容姿

大人しい内気な内面に反して外見は派手。

引きずるほど長い黒髪はインナーカラーがピンク。
髪の間から覗く猫の形の耳飾りには、涙のイメージか瞳と同じ水色の宝石が煌めいている。
ピアスに見えるが穴はあいておらず、魔法でとめている。

身に纏う服もかなり個性的で、拾ってきた古着に様々な布をざっくりと縫い合わせてワンピースに仕立てたもの。
左手首の赤いリボンが華を添えている。
合わせる布は総じて柄が大きめなものになっており、画家という肩書きに恥じず自身のセンスを全面に押し出した衣装と言える。

普段から服は古着のリメイクが中心とのことなので、彼女の持っている服は概ね似た感じであることが推察できる。

胸もかなり大きい方で、その大人しくやや陰のある雰囲気が人妻とか未亡人を連想させるからか紳士たちの間で非常に人気が高い。

性格

気弱で非常にネガティブ。
全てを諦めたまま三十路に入ってしまったためか自分の年齢についてもかなり悲観的で、他の魔女の若さを羨んでいるような発言が多い。正直29歳はまだまだ若いと思う。

非常に涙もろく、ヘンリエッタに占って貰った際には結果が良くても悪くても泣いてしまう。
精神的にも不安定なことがおおいからか、後述する脚本がよく暴発している。

自身の生に対して否定的な言動が目立つ彼女だが、スキなもの欄に書かれてる数は5個とミュリシアと並んで多かったりする。
ペットとの触れあいや畑仕事、絵などスキなことが彼女の普段の生活と密接に結び付いており、豊かではないもののそこそこ穏やかに生活できているようにも思える。
……その分ニガテなものの数も多いので、相殺されてしまってるのかもしれないが。

生い立ち

幼い頃から病弱で入退院を繰り返してきたため、あまり金銭的な余裕はなかった。
子ども頃の大半の時間を病室のベッドで過ごしてきたからか人と関わる経験値が不足しており依然人付き合いは苦手なまま。

手術はニガテとあるが入院はスキとあるので、病院自体が嫌いなわけではないらしい。
自身の居場所が確保されるからだろうか。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
０	２	０	２	４

水属性と地属性に素養をもち、いずれもそこそこのレベルまで扱うことが出来る。
主な用途は防御と反撃。

数値だけ見ると平均的だが、ここで特筆すべきは彼女が一切魔力の研鑽をしていないこと。
勉強をせずとも教科書レベルの魔法を駆使できるということであり、彼女の潜在能力の高さを伺い知ることが出来る。
一部の魔女が聞いたら卒倒しそうである。

• スタンス

イヴィルスタンス
契約悪魔	キマイラ

彼女の魔力に惹かれてきたら一切の戦闘能力を望まれなかったちょっと不憫な悪魔。
彼の力によって動物たちとの会話が可能になっている。

• 脚本

“ 廻る廻る、廻る心臓 ”

自身の涙を影に落とし動物型の使い魔に変える能力

涙を落とすと影が輝いて立ち上がり動物たちの姿をとるという、非常に彼女らしい能力。
……なのだが、先に述べた通り涙もろさもあって欠片も制御できていない。

影の動物たちは、彼女のペットたちと同様レイチェルに対して非常に過保護なので、制御できていなくても他の魔物たちをちゃんと追っ払ってくれている。
たまに魔物以外にも攻撃するのはご愛敬。

本編

交遊関係