ガリアンナ

『狂筆の魔女』　Ｇ４ ガリアンナ

身　長	195cm
年　齢	19歳程
役　職	画家
ス　キ	友人　風景画
ニガテ	友人の最近の活躍を聞くこと　戦闘

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

友人へのコンプレックスをこじらせ、日々奇声をあげながら借家に絵の具をぶちまける奇人画家魔女。
基本「～ッス」という砕けた敬語口調だが、機嫌が乱れると口調も乱れる。一人称は「ウチ」。

画家を名乗っているがそのセンスは未だ世間に認められておらず、塔の中を描くことで大成している友人に追いつきたいと足を踏み入れた。

プロフィール欄にある通り戦闘能力は皆無。
アイテムを駆使し、なんとか生み出せる濃霧でモンスターから逃げつつ塔を登り、他の魔女や景色をキャンバスに描き上げている。
それでもなんだかんだ６階層まで踏破できているので存外器用なのかもしれない。

容姿

195㎝という圧倒的な長身。恐ろしいことに未だに伸び続けている。

緑のくせ毛を左サイドで編み、品の良い蝶を模した髪飾りで留めている。この髪飾りは友人からの贈り物。
スタンドカラーのシャツに蝶ネクタイとそこだけ見ればフォーマルな印象を受ける。
…が、下半身はジャージだし裸足にサンダルだし挙句の果てに全部まとめて三原色の絵の具まみれで台無しになっている。

ベレー帽とエプロン、そこかしこに身に付けた画材が画家という立場の主張を助けている。

性格

使えるものは何でも使う。
シルヴィアは役に立つ可能性がある限り対象を守るが、ガリアンナはそんなことお構いなしに他の魔女を盾にする。
その上で他の魔女を勝手にモデルにしてダメ出しをする。
勿論ほとんどの魔女からの評判は悪い。

ダメ出し先は魔女に限らず、色味を求めてモドロにペンキを被せようとしたこともあったらしい。

オリヴィアやステアはモンスターを次々蹴散らしてくれる上に、その様が絵になるため特に気に入っている模様。

口も達者で、魔女という魔女をこれでもかと褒めて自分に都合がいい方に持っていこうとする。
オリヴィアのことは「先生」と呼び、ステアのことは「姐さん」と呼び、ホリディのことも「姐さん」と呼ぶ。

同じく絵を生業としているレイチェルのことは「商売敵」と呼びつつ仕事を分けて貰おうと擦り寄る姿勢を見せ、パレットの持つ杖を見た際には年上であることを利用して圧をかけようとしている。

おおよそ人として正しいとは言えない言動ばかりだが、これらは彼女の余裕のなさの表れと読むこともできる。
絵のみを自身の寄る辺として生きてきたものの、友人は画家として大成する一方自身は鳴かず飛ばず。
それでも諦めきることができずに絵にしがみつき、そして目を付けたのが多くの魔女が焦がれる双塔。
人生のがけっぷちに立たされた者に、なりふりかまっている余裕はない。

塔にかける願いが絵に全く関係していないこと、叫びながらも友人を貶す発言が一切ないことからもガリアンナの絵と友に対する姿勢を窺い知ることができる。

生い立ち

生まれは今日の街の外。
セレナがセリフで触れているが、実はかなりの良家の出身である。
そのため（嫌々ではあっただろうが）絵以外にも様々な教養を仕込まれていたと推察できる。
名器のバイオリンを絵の具まみれで放置しているのを見たスフレが卒倒したこともあったとか……。

幼い頃に友人と出会ってからは二人で絵を描き続け、それこそが自身の進むべき道と信じ切っていたため、魔力の研鑽は一切していない。

今日の街での住まいは南地区のボロ小屋。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
０	１	０	１	０

指先から出す水鉄砲がメインウェポン…なのだが、指先が持たないので一日５回が限界。
威力は中々のものだが１回使うと暫くクールタイムが必要なので間違っても過信はできない。

改めて述べるが戦闘能力は皆無。まともに戦っても勝てっこない。
そんな訳で狂筆の魔女は、今日も今日とて他の魔女を褒め上げ盛り立てヤジを飛ばす。

本編

交遊関係