インフェリア地方

ページ名:65

インフェリア地方は西部と東部に別れており、それぞれ港から船で渡る必要があります。
なお、西部の方に関してのみ、バロニア地方から繋がるクリア海底遺跡から徒歩で上陸する事も可能です。

インフェリア西部

 

▼“商業の町”バロール

ウィンドル王国で最も商業が盛んな町です。
港とは少しの距離がありますが、ウィンドルと他の国の物資を流通させる為の中継地点として活用され、インフェリア地方ではミンツに次ぐ大きな規模の場所となっています。
バロニア地方のハイマ同様、此処には多くの旅人や行商人、旅行客などが訪れる為、旅の準備を整えたり休息したりするのに非常に便利です。
活気もあり、観光地としても有名で、様々な国の土産品や工芸品なども手に入れやすいようです。

バロール港

このインフェリア地方西部に入る為に必要となる門、それがバロール港です。
バロールの近場にあり、実質バロールと世界を繋ぐ為の港として存在している事から、またほぼ同じ距離にミンツもありますが、旅行者の多くはバロールに訪れる事から、バロール港と言われるようになったようです。
此処にあるのは港と宿屋ぐらいですが、やはり多くの船舶も入港して来る為に、とても人気があります。

▼“学問の都市”ミンツ

ウィンドル王国でバロニアの次に技術があり、大きな都市として存在しています。
ウィンドル王国唯一のあらゆる学問を専攻する大学があり、世の科学者や研究者を多く排出してきた名門校が最も有名でしょう。
此処で学ぶ為に、ウィンドルの国だけでなく、希に他の国からも学生が訪れる為、バロールと同じほど他の国との交流も強いところでもあります。
しかし学問の都市と呼ばれているように、住人はどちらかと言えば物静かで自分の事に没頭する人が多く、人口は多いのですが活気がさほどありません。
技術や文化が進んでいる事もあり、他の都市や街ではそうそう売っていないレアなアイテムや珍しい品なども店に出品されています。

ファロース教会

ウィンドル王国で多く信仰されるセイファート教の教会。
教義にある「寛容と博愛」通り、来る者を拒まず、助けや救いを求める者には可能な限りを尽くす場所です。
旅人の一時宿泊や、傷を癒したりちょっとした物資の補給、休憩所としての機能もあります。
霊峰ファロースに連なる小山の山頂にありますが、しっかりと麓から街道は作られているため、ミンツなどからの往来も多いようです。

霊峰ファロース

ウィンドル王国最大級の山で、その標高は6000mにも達し、空に浮かぶ雲をも越える高さを誇ります。
山頂までの道のりは険しく、このウィンドル王国において尤も危険な場所としても知られており、出現する魔物の強さも並みではありません。
環境も厳しく、荒れ地のように緑は少なく、標高が高くなればなるほど気温が下がっていきます。
インフェリア地方東部にあるレグルス道場門下生や、武者修行をする旅人など、熟練の戦士たちの鍛錬場所としても使われていますが、生半可な練度で挑むと大変な目にあうと、専らな噂話です。
その分盗賊や山賊などが近づくようなことは少なく、未だに高い標高の地点などは詳しく調査されていないようです。

クリア海底洞窟

出入り口が二箇所だけあり、やや入り組んだ道を進めば行き来する事が可能です。
しかし通常道の整備などはしていない為、この洞窟も魔物の巣窟となってしまっています。
光苔や発光草などの光源がある為、洞窟内であるにも関わらず、青白い感じですが明るい空間にはなっています。

インフェリア東部

 

▼“最果ての村”ラシュアン

グランディアにおける東部最果てに位置する村、それがラシュアンです。
主に農業や狩猟を行って生活を営んでおり、ウィンドル王国内でもラシュアン産の農作物は人気があります。
村民は数十人程度の小さな村ではありますが、村民全員が近所のようなものなので、とても雰囲気の良い場所でしょう。
勿論旅人が来た時の為にも、宿屋・道具屋・武具屋は完備されており、品揃えは少ないモノの、特産品などもあるのでお土産には困りません。
また近くにレグルス道場もあるため、そこの門下生が住んでいる事も多いようです。
近隣には狩猟でよく使う森や、農作物を育てる広大な田畑が広がっています。

▼“武門の修練地”レグルス道場

ラシュアン村から出て西に向かった小山の中にある道場です。
他の地方にも様々な格闘道場がありますが、ウィンドル王国民が格闘家を目指す場合に必ず訪れると言われているのがこのレグルス道場になります。
武術の基礎から応用に至るまで、その全てを教え込む修練地であり、格闘家・モンクの登竜門とも言えるでしょう。
いつでも門下生を募集している傍ら、道場破りや旅の者でも稽古をつける事には寛容かつ歓迎し、腕試しや自身の力を高めたい時に訪れるのも良いでしょう。
なおメインは格闘家やモンクではあるのですが、ある程度他の武器術や魔術の基礎なども押さえている溜めに、駆け出しの冒険者などは一度訪れるのが薦められます。

▼“木陰の村”モルル

他の地にあるモノよりも遙かに大きい木々の中にある村です。
主にラシュアンからシェイフ港の中継地点として立ち寄られる事も多く、物流は賑わっています。
しかし村自体が質素であるため、村全体の雰囲気としては落ち着いてゆったりとしたものです。
基本的には大木の中に幾つもの部屋を用意して住まいとしているため、やや特殊な文化を持っています。
外側にログハウスなど、通常余所の街で見かけるような形をした家屋も数軒あるようです。
ただ、基本的には立ち入り禁止区域となっていますが、奥地の森はより鬱蒼としており、魔物たちも蔓延っている場所なので、勝手に奥地へ進むのは危険なので入らない方が良いでしょう。

シェイフ港

インフェリア地方・東部の入り口とも言える港です。
街ではなくあくまで港であり、最低限の宿屋と道具屋、そして漁師たちの民家が数軒建っている程度の規模です。
特記する事はありませんが、やはり港ですので、取れたての海鮮モノの美味しさは一流とも言えましょう。

▼“隠れ里”ミズホ

詳細不明の隠れ里。極東の秘密の村。通常の方法では行き来する事は不可能です。
この地に縁のある、ないし出身者が知り合いに居れば、訪れる事が出来るやもしれません。

風の大空洞

風の大精霊、シルフが住まうと言われている洞穴です。
地の底が見えない程の大穴が空いており、その周囲に洞窟状に通路などが張り巡らされています。
未だ最深部に到達した者はおらず、奥底に何があるのかはわかっていません。
この大空洞に住まう魔物たちは、階層が深くなるに連れて強力で危険になっていき、噂では龍の姿もあったと言われています。
また常に風が吹き荒んでおり、突然の突風で大穴へ転落したりしないように気をつける必要があります。
道中もそのような風によって生まれた天然のトラップなども存在しており、奥へ進むだけでもかなり苦労する場所です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧