国家

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この惑星グランディアでは、主に7つの国々が世界を統治しており、戦争もなく平和な世界が続いています。
しかし近年では情勢が危うくなったりしているところもあるようで、一概に安心出来るものでもないようです。
このページでは各国についての説明が記載されています。

 

【ウィンドル王国】

スルフェア大陸の全てを治める大国が、このウィンドルです。
気候に恵まれ、常に涼やかな風が吹く事から「風の王国」と称される事も多々あります。
自然が多く、特に軍事力が高いような国ではありませんが、国民の結束力や尊重の心が強い為、治安はとても落ち着いている国でもあります。
信仰宗教はセイファート教です。

————しかし、その平和と治安を作り上げていた先王が死去し、現在はその息子であるリチャードが即位し、動乱の時代を迎えようとしていました。

 

【連合国家ア・ジュール】

北ヴォーキス大陸の北端に、国王ガイアスが滞在する首都カン・バルクが敷かれている連合国家です。
本来は大小様々な国々が存在していましたが、この無益で生産性のない群雄割拠な戦乱を終わらせ導いた者が、現国王のガイアスという男になります。
まだ出来たばかりの国ではありますが、ガイアス王の統治は確固としたルールを敷きながらも理不尽は減らしていく法を生み、国民達は強くガイアス王を信頼しています。
ただ元々戦国乱世であった為に、国民は少々武人気質や血の気が多い者が多い傾向にあるようです。
信仰宗教は縛らず、国民の完全自由制です。

【キムラスカ・ランバルディア王国】

中央のホルド大陸を統治する王国で、通称「キムラスカ王国」と呼ばれます。気候もウィンドルに似て安定しています。
現在インゴベルト6世が王位に有り、代々長く続いてきた国家です。
領土・大陸は他と比べやや小さいものの、その軍事力や技術力は他の国家に匹敵ないし上回る程に大きく力があります。
どの国に対しても温厚で平和的ではあるものの、唯一マルクト帝国とは大昔からのライバル関係により、少々険悪なようです。
流通や交易は交わしており、帝国製品や帝国産のものも売られはしますが、あまり国民は手に取りません。
信仰宗教はローレライ教です。

【マルクト帝国】

南ヴォーキス大陸、その最西端の海の上にある水上都市グランコクマを首都とした帝政国家です。
先述の通りキムラスカ王国とは常に険悪……なのですが、この国の皇帝ピオニーは友好的にありたいと思ってはいるようで、歩み寄る努力はしているという噂が国内では有名であり、同時に賛否の方も両論です。
軍事力・技術力共にキムラスカと比並しており、同時に娯楽や遊び場にも多く国家予算を使っているとも聞きます。
信仰宗教はキムラスカと同じく、ローレライ教です。

【ヒュラッセイン帝国】

グランロッド大陸西部を統治する、マルクトと同じ帝政国家です。
治安を守護する騎士団と、政治を補佐する評議会の二柱が皇帝を支える仕組みになっていますが、十年前の人魔戦争の最中、皇位継承の証である宙の戒典が遺失し、前帝の死後より元首の座は空位のままとなっています。
平民も交えた騎士団と、貴族のみで構成された評議会は決して好ましい関係ではなく、騎士団はヨーデル、評議会はエステルを次期皇帝に推し、それぞれが国の先行きを牛耳らんと暗躍している状態にあります。
信仰宗教はフォルトゥナ教です。

【ファンダリア王国】

グランロッド大陸東部を統治する大国、王政を成しているのがこのファンダリア王国です。
一年を通して1年を通して降雪、積雪が絶えず、氷河なども存在する極寒の土地です。
10年ほど前は国内の各地方で騒乱があり内戦の絶えない国でありましたが、現国王のイザーク・ケルヴィンが即位して統治を敷かれたことにより内乱は治められました。
そのため現国王のイザーク・ケルヴィンは賢王として名高く支持率も高いようです。
似た敬意を持つア・ジュール、隣国のウィンドルとは特に良好な関係でもあります。
信仰宗教はフォルトゥナ教とセイファート教です。

【大国ラ・シュガル】

グランロッド大陸中央部に位置する、温暖な気候と肥沃な土地に恵まれた大国です。歴史の古い国家で、伝統・旧習を重んじる傾向にあります。
多くの術士を抱え、充実した魔導文化を持ち、教育・研究にも力を入れている国でもあります。
特に王都イル・ファンは、惑星グランディア随一の大都市であり、最新の魔導術を用いた煌びやかな建造物の数々は、ラ・シュガルの国威の象徴でもあります。
代表貴族により構成された議会が存在しますが、現国王ナハティガルの独裁体制が整いつつある現在、議会は有名無実化しています。
宗教は許可されておらず、宗教関係者などはナハティガルの独裁により処罰されます。

 

また、このラ・シュガルの地域に、このグランディアの最も重要な地である大樹カーラーンも存在します。
唯一この大樹カーラーンのみ、何処の国の領土にも属せず、各国家から精衛兵を派遣して世界最高レベルの防衛守備隊を編成しているようですが、地理からして常に隣接しているのがこのラ・シュガルであるため、ラ・シュガルが急に大軍を率いて占領してしまえば大いなる厄が引き起こされる事になるでしょう。

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