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テンプレート:ローカルルール枢木スザク(くるるぎスザク)はテレビアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する架空の人物(声:櫻井孝宏、少年時代:渡辺明乃)。
ルルーシュの親友。日本の名家・枢木家出身だが絶縁状態にある。皇神楽耶とは親戚。劇中では温厚で生真面目な性格だが、幼少期はやんちゃな暴れん坊肌であった。日本最後の内閣総理大臣・枢木ゲンブの嫡子であり、幼少時は藤堂道場の門下生として藤堂と面識がある。
イレヴン達からはゼロの仇、日本を売った男として恨まれており、襲われたこともある。対照的に他の植民エリアからはナンバーズの英雄と呼ばれているが、一方では「裏切りの連続で伸し上がった男」「位にのみ固執する男」等と評されている。
前作では名誉ブリタニア人であるため携帯電話の所持が出来なかったが、今作では所持している。
ブリタニアによる日本侵攻前にルルーシュ、ナナリーと出会い親友となる。侵攻後も日本陸軍の73式中型トラックに救出され一時避難場所に行くまではルルーシュと一緒であったが、ルルーシュと離れ離れとなった。
7年前、日本をブリタニアの侵攻から守る為に、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていた実父ゲンブを10歳で殺害したが、その結果敗戦国となった日本の惨状を目の当たりにし、「間違ったやり方で得た結果に意味はない」という考えに至り、結果より過程を重んじるようになる。その為、目的のためには手段を問わず結果を最重視するルルーシュとは相容れず、対立する運命となる。
戦後、自ら名誉ブリタニア人に志願しブリタニア軍に入隊。当初は一等兵だったが、最新鋭KMFであるランスロットの騎士着任に伴い准尉に、そしてユーフェミアの騎士に選任後は少佐に昇格。当初、自分はブリタニア人でも騎士でもないのでKMFには乗れないと述べていたが、その後、訓練だけは受けていたとも語った。卓抜なKMF操縦技術のほか、超人的な身体能力、藤堂道場(日本拳法)のものではない格闘技術を有している。
愚直なまでの素直な性格と、それが日本のためになると信じブリタニアを内部から変えていこうとする行動力の持ち主。初期は名誉ブリタニア人である為に、軍内では白眼視され、同じ日本人からは裏切り者と呼ばれながらも実績を積み重ねていくが、武力の行使者である軍人という自身の想いと二律背反する立場からロイドには「その矛盾はいつか君を殺すよ」などとからかい混じりに指摘されている。また、その愚直さはたびたび友誼を結ぶルルーシュの個人的な危機を救う反面、戦場にあって敵対者としての“ゼロ”の行動を妨げている。
父殺しの呵責から自罰的なメンタリティを抱くようになっており、戦闘では常に自分の身を危険に晒そうとし、大胆な行動を取るようになっている。またマオには危険に身を置きたがる根本動機を見抜かれ「ただの偽善」と看破されて苦しみ悶える場面があった。だが、そうした心痛はユーフェミアとの出会いや彼女の言葉によって救われ、その存在は騎士という立場を超えて大切な存在となった。騎士着任後は、彼女の理想に共感して彼女と共に歩む事を決意し、彼女の総督としての政策を庇護し、恭順派イレヴン達の希望を象徴する存在ともなっていた。
神根島での戦闘時に、ゼロを道連れにしようと計るがゼロのギアスで「生きろ」と命じられ、以降は自分の命の危機に遭った時に、何があっても生きるための行動(身体を保護するリミッターが外れる等)を起こすようになる。長らく、それを「呪い」として忌み嫌っていたが、ナイトオブゼロとなって以降は、それを強靭な精神力で押さえ込む事で、自身の潜在能力を極限まで引き出す力に変えており、ラウンズ(と言うよりも人間)とすら一線を画し人の域を遥かに凌駕する圧倒的な戦闘能力を誇るようになる。
テロリストから強奪された毒ガス入りのカプセルを取り戻すために向かった現場でルルーシュと再会。クロヴィス親衛隊からカプセルの本当の中身を知ったルルーシュを殺す命令を受けるが、それを拒否して撃たれてしまう。特別派遣嚮導技術部(特派)に救われ、ランスロットのデヴァイサー(操縦者)に選ばれる。
純血派によってクロヴィス殺害犯に仕立てられ、軍事法廷に護送されるところをゼロに救われ、仲間として誘われるが思想の相違によりこれを拒否。クロヴィス殺害容疑が不問になった後は特派に転属(ルルーシュ達生徒会メンバーには「技術部に転属した」と言っていたため、KMFで戦場に出ていると思われることはなかった)、偶然出会ったユーフェミアと親しくなり、その彼女の口利きでアッシュフォード学園に入学し、紆余曲折の末に生徒会に入会する。アッシュフォード学園入学当初は嫌がらせを受けたりもしていたが、後に自身の飼い猫となるアーサーが起こした騒動をきっかけに生徒会メンバーとも親しくなる。
戦場ではナンバーズを区別するというコーネリアの意向により、重宝される立場では無かったが、黒の騎士団とそれに加わった藤堂との戦闘がきっかけでランスロットのパイロットであることが世間に知られ、ユーフェミアによって彼女の選任騎士に選ばれる。
行政特区日本式典の混乱の中で、目の前でゼロに撃たれたユーフェミアが死亡。さらには、V.V.と接触してギアスの真相を知らされたことで、ゼロへの復讐のためトウキョウ租界での先陣に乱入。やがて戦線を離脱したゼロを追ってたどり着いた神根島で、ゼロの正体が以前から疑っていたルルーシュである事を暴き、彼の理念、存在すら否定した。
神根島にてゼロ=ルルーシュを捕らえシャルルに差し出したことで、皇帝直属部隊ナイトオブラウンズの一員、「ナイトオブセブン」の地位を得る。
ナイトオブワンとなってエリア11を領地として得ることを目標に、世界各国での紛争にて多大な功績を挙げ、「ブリタニアの白き死神」と畏怖されるようになる。後にエリア11総督に任命されたナナリーの総督補佐として、エリア11に赴任。復活を果たしたゼロの正体をルルーシュではないかと疑い、休学していたアッシュフォード学園に一時復学した。
自ら記憶を取り戻したゼロであることを明かし、ナナリーを守るよう懇願したルルーシュと和解しかけるも、シュナイゼルの介入で行き違いの末再び決別する。その直後の第二次トウキョウ決戦で、紅蓮聖天八極式との対決で命の危険に陥ったことで、かけられたギアスが発動して大量破壊兵器フレイヤを放ち、トウキョウ租界を壊滅寸前にまで追い込んでしまう。その自責の念から今まで自分が出した犠牲に見合った成果を追求しようと考え、「必要なものは結果」と、以前までの信念を放棄することに至る。
早急にナイトオブワンとなるべく、シュナイゼルのクーデター宣言に乗じてシャルル暗殺を決意するが、神根島でシャルルとマリアンヌの計画の全容を知り、ルルーシュと共にシャルルとマリアンヌの計画を阻止。その後ルルーシュと立てた計画「ゼロレクイエム」完遂のため、ブリタニア皇帝となったルルーシュの騎士「ナイトオブゼロ」に任命され、ランスロット・アルビオンを駆り彼に協力する。計画の完遂の為に、自らをルルーシュの弱さと敵を排除する「剣」と称する。
シュナイゼルらとの最終決戦でカレンの駆る紅蓮と戦い、激闘の末に相討ちとなりアルビオンは爆発、公的には死亡扱いとなった。その後、「独裁者」ルルーシュによる旧ブリタニア勢力および黒の騎士団幹部の公開処刑の場に「ゼロ」の姿で現れ、ルルーシュを「世界の憎しみの象徴」として涙ながらに討ち、新たなる(二代目)ゼロとして世界を導いていく役目を担うこととなった。
彼がルルーシュと出会った当時はルルーシュをブリタニア人として嫌悪していたが、彼の性格や気質を認め始める。ナナリーと仲良くなれたのは、兄であるルルーシュと親友となったためであると考えていた。
そして穏やかに月日が流れていくが、ある日、ブリタニア側から依頼を受けたゲンブが、ナナリーを殺そうとする。ゲンブの部下によって気絶させられたルルーシュからナナリーの事を託されたスザクは、藤堂の刀で父を刺してナナリーを救う(「ザ・スニーカー」に先行収録されていた分ではゲンブがナナリーを実際に殺そうとする場面があったが、文庫版ではスザクとゲンブの会話となっている)。そして彼は「二度と自分の為に力を使わない」事をルルーシュに誓い、自らを「僕」と呼んで涙を流す。
藤堂はスザクの才能を見抜いており、剣の道のみならず武道全般における彼が「天才」であると感じていた。ルルーシュとナナリーを誘拐しようとする大人達を木刀で打ちのめすなど、子供の頃から戦闘能力は高かった。
R2では、シャルルからルルーシュがゼロとしての記憶を取り戻した際にはナナリーを殺すよう密命を受けていた。
ナイトオブラウンズナイトオブセブン就任の際にジノのトリスタンと馬上試合を行い、勝利する。その試合前にジノからは人間として大事な物を失った目をしていると見られていた。物語開始当初からアッシュフォード学園に通っている。特派に所属する事になるのはホテルジャック事件後で、ユーフェミア救出の功績による昇進が反発を招いたため、形式的に配置換えされた。マオとの接触は早く、彼がシャーリーやルルーシュと接触する前に、情報収集に来たマオと遭遇。その際、マオにトラウマを見破られる。本作では主にVTOLに搭乗する。
反攻のスザク[]この作品の主人公。ロイドが開発した「強化歩兵スーツとしてのランスロット」を装備する。
懐中時計は、枢木家に代々伝わる物で、ゲンブから貰った。スザクはゲンブを尊敬していたが、ゲンブがシャルルと取引をし日本を売り渡そうとしていた事に絶望し父を殺した。
スザクのような能力を強く持った人間は「調整者」と呼ばれ、スザクはレナルドが「王の力」と呼んでいた力の片鱗を持っている可能性が示唆されている。
後にシュナイゼルの騎士となるがC.C.からシュナイゼルの計画を知り、ルルーシュと共闘する。そして、C.C.のコードを受け継ぎ不老不死となった。
ナイトメア・オブ・ナナリー[]エリア11に配属される前からユーフェミアの騎士であり、階級も少佐である。シュナイゼルによってユーフェミアの騎士として推薦された。ナナリーの前に現れ、ルルーシュの死をナナリーと共に涙する。
ユーフェミアとは同じ信念を持つ者同士、信頼しあっており、二人の「大望」実現のため、サイタマ戦に望む。そこでゼロを「KMFと同等の機動兵器」として対処し、ランスロットと生身で凄まじい戦闘力を誇るゼロと互角の死闘を繰り広げた。尚、ゼロはスザクの事を契約なしにギアスを行使する者「ワイアード(つながりし者)」であると悟る。作中では一部のギアス能力者(本作ではギアスユーザーと呼ばれる)の存在を感じ取るシーンがある他、ゼロの存在を感じ取った時には不快感と苦痛を感じていた。ゼロは「ルルーシュを越える魔王の器の持ち主」と驚いているが、彼自身のギアス能力(ワイヤードが使うギアス能力はワイヤードギアスと呼称される)は描かれなかった。
ルルーシュ、ナナリーとの馴初めはアニメ本編とほぼ同じだが、父ゲンブ殺害を行ったのは彼ではない。「魔王ゼロ」を親友ルルーシュを魔道に惑わせたものとして憎む一方、「ルルーシュ」として出会ったときには抜刀しながらも斬りかかることができなかった。
パイロットスーツ(本作では騎士としての礼服も兼ねている)は肩から腕にかけてに青い日本の鎧を模したパーツが付いている、所持している剣はブリタニア風の装飾が施されている日本刀。
ar:سوزاكو كوروروجيen:Suzaku Kururugiru:Судзаку Куруруги
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