ストーリーテキスト/1-4_乗るか乗らざるか

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1-4 乗るか乗らざるか

思わぬ形で再会を果たすこととなった、
琉球王国の城娘・首里城。なぜ彼女は黒船に
同行していたのか。果たしてその経緯とは――

前半

――浦賀にて、思わぬ形で首里城との再会を果たした一行。

黒船の城娘と行動を共にしていることを訝しみつつ、
殿たちは首里城に、ここに至るまでの経緯を尋ねていた――

千狐
兜の出没……ですか?

首里城
うん……。
ちょっと数が増えてるなー、とは前から思ってたんだ。

首里城
それで……琉球のみんなと一緒に、
あちこち調べてみたらね……。

安宅船 日本丸
兜がどっさり……ってわけか。

首里城
……琉球王国だけじゃないよ。
日の本周辺の離島を中心に、各地でいっぱい……。

黒船の城娘
――そこに居合わせたのが私たちだった、というわけだ。
対処に難儀していたようなのでな、力を貸してやった。

柳川城
それをきっかけに、
首里城さんは黒船さんと同行することになった……ということですか?

首里城
うん……黒船ちゃんの言ってることはほんとだよ。

首里城
いくら倒してもキリがなくて、
国王に助けを求めなきゃ……って思ってたところに、
駆けつけてくれたの。

千狐
……ですが、不自然ですね。

千狐
皆の手によって、兜の主は打ち倒されました。
新たな兜は生み出されず、数を減らす一方のはず……!

黒船の城娘
……それはあくまで、過去の情報に過ぎない。

黒船の城娘
……状況は常に変遷を繰り返す。
それに適応できなければ、敗北は必至。
そうだろう……殿よ?

殿
…………。

黒船の城娘
……説明は以上だ。状況は理解したな?

立花山城
幾つか、質問してもいいかしら?

黒船の城娘
受け付けよう。答えられるものには正確に答える。

立花山城
まだ貴方の名前を聞いていなかったわ。
……教えてくれるかしら。

黒船の城娘
……答えられない。城娘の名とは、
その者の出自、経歴、主義にも関わる重要な情報だ。
私の優位を脅かしかねないほどのな。

黒船の城娘
よって、名前は伏せさせてもらう。
呼び方に困るのなら『黒船』とでも呼んでくれればいい。

安宅船 日本丸
くろふね――黒船……?

安宅船 日本丸
(前から感じてたんだが、
 なーんか引っかかる名前だな……?
 聞き覚えはあるような気がするんだが……)

黒船の城娘
(……日本丸)

黒船の城娘
(ここまで言って反応が無いということは……。
 自らの在り方を完全に思い出してはいない、ということか)

立花山城
……次の質問よ。
貴方の言っていた『同盟』っていうのは、
首里城たちを襲った危機と関係しているの?

黒船の城娘
……その通りだ。
兜の打倒は私の願いでもあるからな。

黒船の城娘
私の故郷は、遥か遠くの異国にある。
そしてその地も……兜の危機に晒されているのだ。

立花山城
それを解決するべく、殿の力を借りにきたと?
……にしては、随分と物騒な手を使うわね。
素直に頭を下げれば良かったじゃない。

黒船の城娘
……私たちの主義の問題だ。
貴様らの善意を信じるより、
貴様らが『断れない』状況を作る方が容易い……そう判断した。

黒船の城娘
……貴様らが私と手を組むのなら、
そこの首里城の願いに従い、日の本を危機から救う手助けをしても良い。
此方にはその用意がある。

安宅船 日本丸
……その代わりに、あんたらの要求を飲めってか。
そっちの本拠地まで連れてかれたら、
どうなるか分かったもんじゃないぜ……。

柳川城
…………。

立花山城
……兜を従えていたようだけど、関係は?

黒船の城娘
人手が欲しい状況だったのでな、
力で屈服させ、手足として利用した。

黒船の城娘
貴様らの力量を確かめた後は用済み……。
残った兜は、この手で掃討した次第だ。

甘崎城
兜を、自分の手足として……。
やっぱりとんでもねー奴です……!

立花山城
……じゃ、最後にもう一つ。

立花山城
……貴方の行動は、誰の意志に基づいたもの?
貴方自身? それとも、何処かに主が隠れてるのかしら?

黒船の城娘
…………。

黒船の城娘
……答えられない。
それは私の名と同様……いや、それ以上に重大な情報なのでな。

安宅船 日本丸
――ちっ。
答えられない、答えられない……って、
そればっかりじゃねーか!

黒船の城娘
……悪く思うな。
ここまで核心を突かれてしまっては、
此方も馬鹿正直に答えるわけにはいかないのだ。

立花山城
……でしょうね。
まともな答えが返ってこないような気はしてた。

安宅船 日本丸
そ、そうなのか……?

立花山城
というより、思っていたよりマシな返答だったかも。
真偽の分からない情報で混乱させられるよりはね。

安宅船 日本丸
まぁ……確かにそうかもしれないけどよ。

安宅船 日本丸
……で、どうなんだ?
あいつは信用しても良いのか……?

立花山城
…………。

柳川城
…………。

殿
…………。

黒船の城娘
……私は席を外そう。
ここに居ては話しづらいだろうからな。

黒船の城娘
…………。

黒船の城娘
(黒い城娘……立花山城。
 随分知恵が回るようだが……さて、どんな答えに至るのか)

黒船の城娘
(対して……あの白い城娘、柳川城。
 彼女の底は、未だ見えぬまま……)

黒船の城娘
(情報の面では優位に立っているが、油断はできぬ。
 注意を怠らぬようにせねば……)

――――

殿
…………?

立花山城
……ええ、分かったわ。
まずは、皆の意見を聞いていきましょうか。

甘崎城
わたしは殿さまの判断に任せるですよ!
わたしの言いたいことは、殿も理解してくれてるはずですから!

甘崎城
よく分かんなくて考えることを放棄した……、
とかじゃないですから、勘違いはしないよーに!

殿
…………。

安宅船 日本丸
あたしは同盟にゃ反対だな! 断固反対!
あいつはここで沈めて、あたしらだけで首里城を助けりゃいい!

立花山城
馬鹿ね……仲間が居るって言ってたのを忘れたの?
向こうの戦力も知らずに敵対を表明するのは、あまりに危険だわ。

安宅船 日本丸
ぅぐ……けどよ、なんか好かねぇんだよ。
あいつの顔を見てると、理由もなくムカムカしてくるんだ……!

立花山城
……とりあえず、
貴方が感情的な子だってことはよく分かったわ。
次……千狐はどう思う?

安宅船 日本丸
(あ、あたしの評価が……!)

千狐
千狐は……分かりません。
どのような選択をとっても、良くないことが起こりそうで……。

千狐
でも千狐は……ただただ怖いの。あの城娘が……。

千狐
あの方の心は……固く閉ざされています。
理解すること、されることを望んでいない……。
そんな風に見えます……。

千狐
ごめんなさい……こんなことしか言えなくて……。

殿
…………。

立花山城
……柳川城。貴方の意見は?

柳川城
私は……同盟に応じるべきだと思います。

安宅船 日本丸
んなっ! あの城娘を信じるっていうのか!?
脅しに屈しちまうのかよ、柳川城!

柳川城
もちろん……彼女の真意を確かめるまでは、
頭を垂れて、全てに従うわけにはいきません。
ですが――

柳川城
それ以前に……彼女は城娘です。

柳川城
彼女も私たちと同様に、願いを背負ってここに居るはず。
そんな中で、疑ったり欺くことを前提に動くのは……あまりに悲しいです。

千狐
柳川城さん……。

立花山城
……相変わらずのお人好しね。
願いを背負ってるってところに異論はないけど、
彼女のそれが、私たちを脅かすものでない根拠はあるの?

柳川城
……ありません。
ありませんが……信じたいんです。

立花山城
…………。

柳川城
……すみません。

立花山城
謝んないでよ……責めてるわけじゃないわ。

立花山城
それが貴方の意思だっていうなら、貫けばいいじゃない。

柳川城
立花山城さん……。

立花山城
……それにこの人も、同じ考えのようだし。

柳川城
え……?

殿
…………!

柳川城
殿……!

立花山城
でも、情に絆されて眼を曇らせてはダメよ……柳川城。
情けと甘さは違うってことを、心に留めておきなさい。

立花山城
殿に何かあったら……一番悲しむことになるのは貴方でしょう?

柳川城
……はい。承知しました。
守り抜いてみせます……何があっても!

――――

黒船の城娘
……なるほど。
では、同盟を受け入れると?

立花山城
ええ……少なくとも、
首里城たちを危機から救うまではね。
貴方が変な動きを見せなければ、その後も。

立花山城
仮に貴方が本性を現したとしても、
目の届くところに居れば、すぐに応じられる。
……上手くいけば、貴方を欺くことだってできるかもね。

黒船の城娘
ほう……私を出し抜くつもりか?

黒船の城娘
……気に入ったぞ、立花山城。
前から思っていたが……どうやら貴様は、
私と近い考え方を持っているらしい。

黒船の城娘
今度、二人で食事でもどうだ。
貴様が相手なら相応のもてなしをするが。

立花山城
……お断りよ。
どうせつまらない企みがあるんでしょう?

黒船の城娘
……残念だ。貴様なら、
私の考えを明かしてやって良いと思ったのだが。

立花山城
あり得ないわね。
『腹の探り合いは徒労でしかない』……。
貴方が自分で言ったことじゃない。

殿
…………。

首里城
た、立花山城ちゃん……それよりも今は……!

立花山城
……そうだったわね。
首里城の話によれば、ゆっくりしている暇は無いわ。
すぐに出立しないと……。

柳川城
千狐さん……お願いできますか?

千狐
――承知しました!
皆さん、準備はよろしいですね?

安宅船 日本丸
おう! いつでもいけるぜ!

千狐
それでは秘技・時空転移術――

――――ザザッ

千狐
――なの、ぉ……?

千狐
この感覚は……前回の転移でも感じた……?

殿
…………?

首里城
せ、千狐ちゃん……どうしたの?

千狐
そんなはずは……そんなはずは!

千狐
……もう一度、試みます!
秘技・時空転移術なのぉーーーーーーっ!!

柳川城
…………。

立花山城
…………。

千狐
――あ、あれ? あれぇ?

千狐
力は充分残っているし……、
転移に必要なものは揃ってるはず。
なのにどうして……?

黒船の城娘
……どうした?
先程から何度も叫んでいるが……想定外でもあったか?

千狐
コォン……。

黒船の城娘
移動なら、私たちと同じように船を使えばいいだろう。
それとも貴様には難しい注文だったか……日本丸?

安宅船 日本丸
なわけあるかっ! あたしは日本丸だぞ、日本丸!
みんなを運ぶ船くらい、すぐに用意できらぁ!

――――

千狐
転移術の無い千狐なんて……、
千狐なんて……なのぉ……。

安宅船 日本丸
げ、元気出せよ……千狐。こうして無事に、
兜が潜んでるっていう島に辿り着けたわけだしさ……。

甘崎城
得意なことでも、上手くいかない時くらいあるです。
わたしもまだまだ浮き輪は手放せねーですし……。

千狐
はいぃ……。

殿
…………。

柳川城
千狐さんの転移術の件……気になりますね。

立花山城
一過性のもの……って考えるのは、楽観的すぎるわよね。

柳川城
では……何者かが、
転移を阻害する力を発していると?

立花山城
……可能性の一つだけどね、今は。

立花山城
……考えるのは後にしましょう。
今は、この島の平穏を取り戻すことが先決よ。

合戦中

首里城
わー、おっきい山が見えるよ!
綺麗な景色だね……兜が居なかったら、
山登りをしたいところさー。

安宅船 日本丸
ああ、そうだな――ってなんかあの山、
ゴロゴロ鳴いてる気がするんだけど……気のせいか?

柳川城
気のせいではありませんね……。
見たところあの山、まだ活動しているようです。
溶岩が吹き出しでもすれば、大きな害を被るでしょう。

安宅船 日本丸
おー怖……もし近づくんなら、
ちゃんと準備を整えてからにしようぜ。
兜との戦いに集中できるようにな……。

安宅船 日本丸
あち、あちち、あちぃ~っ!
足の裏が焼けちまうよぉ!?

首里城
長居は無用だよー!
すぐにここを離れよう! ほら、急いでー!

後半

柳川城
……皆さん、お怪我はありませんね?

黒船の城娘
あれほどの戦いを経て、まだ余力を残しているとは。
流石の実力というべきか……。

立花山城
当然でしょう……貴方たちに隙を見せるわけにはいかないもの。

黒船の城娘
……何にせよ、この島の兜は、
これで全て片付いたわけだな。

首里城
ありがとねー、みんな。
ひとまずこの島は大丈夫そうだよぉ。
この調子で他の島も――

(がさ、がさがさっ)

殿
…………!

柳川城
――今のは、何者かの気配……!

首里城
近づいてきてるさー……みんな、気をつけて!

千狐
(ごくり)

(がさがさ……がさがさ、がさっ――)

甘崎城
(――来るです!)

(がさっ!)

???
…………あれ。

???
首里城ちゃん――のそっくりさん?

首里城
――みーちゃん!
そっかぁ、みーちゃんもここに来てたんだね!
無事で良かったよぉ♪

殿
…………?

安宅船 日本丸
み、みーちゃん……?



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