ストーリーテキスト/武神降臨!シュテファン

ページ名:ストーリーテキスト/武神降臨!シュテファン

武神降臨!シュテファン

モルダヴィア公国に巨大兜出現の報あり。
武神降臨の儀を経て絶大な力を得た
強敵を討伐せんがため、いざ出陣せよ。

前半
やはり、無駄だったようです……。

すまぬ、盟友よ。大国に屈する、
それ以外、もはや私に手はない。

……光は、何処にあるのでしょうか。

我らのように小さき者が……強大な敵を、
討ち果たす……その光は、何処に……。

――――――――

シュテファン
…………!

シュテファン
ここは……?

???
ハイハイ、俺が教エテさしあげマショウ。アンタは――

シュテファン
いや、ここが何処であろうと関係ない。

シュテファン
とにかくモルダヴィアだ。モルダヴィアはどうなっている?

???
へ? モル……?

シュテファン
わが祖国、モルダヴィアのことに決まっています。
帝国との戦いは、今どうなっているのですか!?

シュテファン
いや……今? 今とは、いつのことだ……。

シュテファン
どういうことです……この記憶の混濁は……。

???
おいおい、あまり焦ンナイでくれヨ。
一旦落ち着いて俺の話ヲ……。

シュテファン
…………。

シュテファン
いや……話していても仕方ない。
至急、モルダヴィアへ向かって、
この目で状況を確かめなければ。

シュテファン
失礼する。

シュテファン
兵士たちよ、ついて来なさい。


――御意ッ!

兜軍団
出撃準備、完了!

兜軍団
今コソ仇敵ヲ討チ果タサンッ!!
今コソ仇敵ヲ討チ果タサンッ!!
今コソ仇敵ヲ討チ果タサンッ!!

???
…………。

???
……参ったネ。

???
以前からちょいと変わった奴だと思ッチャいたが……なんて身勝手な。

???
身勝手で、一途で、濁りがねぇ……。

???
困ったモンだが……、
ああいう手合いハ、時に凄まじい力を生ミ出ス。

???
儀式が失敗に終ワッタのかと思ったが……なんてことはねぇ。
あいつは生前からソウイウ奴だったってことだ。

???
ある程度ハ戦果ヲ挙げてもらいたいトコロだが……、
ひとまずは、好きなヨウニ泳がせてみますかネ。

???
器に収められている限りは、
あの御方に背くヨウナ真似はできねぇダロウシ。

???
ま、背くっつーナラ、ソレハそれで見てみたい気もスルが……。

???
おっと、これは俺が言えた台詞じゃネェか。クックック。

???
さて、誇り高き異国の王よ。お前がドンナ最期を迎エルか、
ジックリ拝見させてイタダクとしましょうか……。

――――

――――所領。

千狐
と、殿ーっ! 大変なのー!

殿
…………?

やくも
なんだに、千狐……?
気持ちよーく寝てたっていうのに……。

千狐
先程届いた、この手紙!
開封したところ、救援の要請が……!

千狐
異国にて武神降臨の儀を経た巨大兜が出現した、とのことです!

殿
…………!

柳川城
武神化した巨大兜……場所は?

千狐
えぇと……もる、もる……モルダヴィア、とありますね……。

やくも
もるもるモルダヴィア? 変わった名前やね……。

千狐
モールーダーヴィア!
揚げ足を取ってる場合じゃないの!

千狐
地中海周辺の国だそうです! この手紙の差出人、
ブラン城さんの周辺地域が大変な被害に遭っている、とのことで……。

柳川城
地中海、ですか。
異国の巨大兜まで武神化させるとは……。

殿
…………。

柳川城
そうですね。
すぐにでも仕度を整え、向かうことにいたしましょう。

柳川城
そのもる……モルダヴィアへ。

やくも
…………。

千狐
それでは皆さんの準備が整い次第、すぐに出立とまいりましょう!

――――

――数刻後。

千狐
到着しました! 転移成功です!

城塞都市ルシュノフ
っ!?

城塞都市ルシュノフ
あ、あなたたちは……?

城塞都市ルシュノフ
もしかして、ブラン城ちゃんが助けを求めた、
日の本の……国王さま?

殿
…………!

柳川城
はい、そうです。
はじめまして、私は柳川城と申します。貴方は……?

城塞都市ルシュノフ
お初にお目にかかります。
わたしの名は、城塞都市ルシュノフと申します!

城塞都市ルシュノフ
ブラン城ちゃんと共に、この地を守っている城娘です!

城塞都市ルシュノフ
あぁ……来てくれて本当によかったです~。
一時はどうなることかと……!

千狐
やはり、手紙にあった通り……戦況は良くないようですね。

城塞都市ルシュノフ
はい……普段とは比べ物にならない力を持った兜たちが、
幾度も押し寄せてきて……今は、なんとか持ちこたえている状況です……。

柳川城
幾度も……。
巨大兜が此の地にこだわる理由でもあるのでしょうか……?

???
うむ。察しが良いな……柳川城。

ブラン城
この地、ヴァスルイは……シュテファンにとっては思い入れの深い、
どうしても譲れない場所なのだ。

千狐
ブラン城さん……!

ブラン城
先日のパーティーでは世話になったな。

ブラン城
所領に手紙を送るのは初めてのことだったが、
無事に届いていたようで、安心したよ。

ブラン城
そして何より……、
救援に来てくれたこと、心より感謝する。

柳川城
武神化した巨大兜が現れたとなれば、苦戦は避けられません。
共に力を合わせて、この戦を乗り越えましょう。

千狐
……それで、先程仰っていた、
巨大兜が此の地を譲れない理由というのは……?

ブラン城
うむ……説明しよう。

ブラン城
配下の兜の動きを見ると……奴は、
かつて自身が治めていた地を取り戻すために、躍起になっていることが伺い知れる。

ブラン城
そしてここはヴァスルイ……シュテファン率いるモルダヴィア軍が、
大国・オスマンに勝利を収めた場所。

ブラン城
おそらく此の地が、我々城娘によって治められているというのが、
シュテファンにとっては許せない事態なのだろうな。

やくも
ほぇー……随分詳しいんやね……。

城塞都市ルシュノフ
この知識は、主様とのご縁によるものですね。
ブラン城ちゃんは、かの串刺し公・ヴラド3世と縁深き城ですから。

ブラン城
うむ……生前、ヴラド3世とシュテファンは互いを友と認め、
長きに渡って親交を温めた間柄なのでな。

ブラン城
……とにかく、奴のこの地方に対するこだわりは、途轍もなく強い。

ブラン城
このままでは、モルダヴィアだけではなく、
ワラキアや、トランシルヴァニアまで被害が広がってしまうだろう。

ブラン城
奴の暴走は、妾の手で何としてでも止めねばならぬのだ……!

城塞都市ルシュノフ
ええ……そのためには、此の地を――

城塞都市ルシュノフ
…………っ!?

城塞都市ルシュノフ
ブラン城ちゃんっ!!

ブラン城
むっ……!?

ブラン城
……来たか。


――ザザッ!

兜軍団
ザザッ! ザザザッ!!

シュテファン
…………。

柳川城
あれが……武神降臨の儀を経た、
シュテファン大公の名を冠する巨大兜……。

シュテファン
そこに居るのは……殿ですか。

殿
…………。

シュテファン
それとルシュノフに、ブラン城も居ますね?
私の兵士をなぶったのは、あなた方ですか。

ブラン城
シュテファン……。

ブラン城
最近、威勢が良いようではないか。
お前の悪名、妾の耳にまで届いておるぞ。

シュテファン
…………。

ブラン城
らしくないな。いつもなら、貴殿は保守的で……、
過激な作戦を押し進めるのは、ヴラド公の方だろう。

シュテファン
……私の本質は、何も変わっていません。
状況を鑑みて、正しい判断を下すのみ。

シュテファン
かつて、攻め込んでくる大国に対して……、
我が祖国は……あまりに小さく、弱かった。

シュテファン
だが、今の私には……この身体がある。
勝利を掴み取る力がここにある……!

シュテファン
この力を利用すれば、私は……、
国に繁栄をもたらすことができる。

シュテファン
たとえ相手が城娘であろうと……大国・オスマンであろうと!

シュテファン
そのために私はまず……モルダヴィアを我が手に取り戻す。

シュテファン
此処ヴァスルイにおける勝利を……、
新たな歴史の、第一歩とするのです。

ブラン城
……シュテファン。

シュテファン
私の想い、お前になら分かるはずです。
ブラン城……ヴラド3世と縁深き城よ。

シュテファン
ヴラドは私と共に大国に立ち向かった盟友……。
彼の無念を、お前は痛いほど理解しているはず!

ブラン城
…………。

城塞都市ルシュノフ
……ブラン城ちゃん。

ブラン城
……不安げな顔をするな、ルシュノフ。

ブラン城
心配はいらぬ。奴がどんな言葉を吐こうと、
妾がこれからするべきことに、変わりはない。

ブラン城
シュテファンよ……。

ブラン城
情けに訴えるとは……妾の動揺を誘っているつもりか?

ブラン城
立場が変われば正義も変わる。
守る者のためになら対立し、争うことも辞さない。

ブラン城
ヴラド公とお前は、そんな関係だったはずだ。

ブラン城
妾も貴殿も自分を曲げぬというなら、
戦って決めるしかないではないか。

シュテファン
……動揺を誘うつもりなど、毛程も。

シュテファン
私は、自分の思ったことを率直に伝えたまでです。

シュテファン
残念ですよ。貴方を討つ羽目になるとは。
……できることなら避けて通りたかった。

千狐
巨大兜の霊力が、急激に高まっていきます。

城塞都市ルシュノフ
来ますっ!

殿
…………!

ブラン城
行くぞ!
此の地を守る城娘として、シュテファン3世を討伐する!

シュテファン
逃しはしません……祖国の繁栄を、我が手に……!

後半
ブラン城

だああああぁぁぁぁッッ!!

シュテファン
ぐおあぁぁぁああッ!?

千狐
とらえましたっ!

やくも
やっただにっ!?

城塞都市ルシュノフ
いえ、まだですっ!

シュテファン
ぐ、ぐうぅ……。

シュテファン
守らねば、守ら……そ、祖国を……。

柳川城
立ち上がった……。

千狐
もう霊力も尽きかけ、全身に傷を負い……、
いつ倒れてもおかしくないのに……。

柳川城
配下の兜はとうに倒れ、勝ち目など見えないはず……。

やくも
なのに、なんなんだに……この執念は……。

シュテファン
倒れてはならない……!

シュテファン
誰が立ち向かうのだ……大国に。
誰が守るのだ、我が国民を……!

シュテファン
私のモルダヴィアをぉぉーーー!

ブラン城
ぐっ……!!

柳川城
ブラン城さんっ!?

城塞都市ルシュノフ
下がってください、柳川城さん!

柳川城
ルシュノフさん、どうして……!?

城塞都市ルシュノフ
お願いです。ここから先は、ブラン城ちゃん一人で……!

城塞都市ルシュノフ
シュテファン大公の思いに、自らの身体ひとつでぶつかりたい……。
きっとあの子は、そんな風に思っているはずです。

柳川城
ですが……!

城塞都市ルシュノフ
……何かあったら、わたしを責めてくれて構いません。

城塞都市ルシュノフ
ですからお願いです……!
ここはブラン城ちゃんに、どうか……!

殿
…………。

柳川城
殿……。

殿
…………。

柳川城
わかりました。殿がそう仰るなら、
私も此処で……戦いの行く末を見守ることにいたします。

ブラン城
その程度か、シュテファンよ!

シュテファン
まだだ、まだ私は、私の剣はぁ!!!

シュテファン
あぁぁぁぁぁあああああっっ!!

ブラン城
ぐっ……!!

シュテファン
お前を討ち! 国を! 民をぉっ! 
あああああっぁぁぁあああああああ!

ブラン城
ぐっ……くぅ……!

シュテファン
ブラン城おおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!

ブラン城
あぁぁぁぁぁあああああっっ!!

殿
…………!

シュテファン
――――――――

シュテファン
――かはっ。

シュテファン
…………。

シュテファン
(すまぬ……ヴラドよ……)

シュテファン
……………………。

やくも
巨大兜が、膝をついただに……。

千狐
最後の瞬間まで、戦うために力を注いだのです。
……もう、立ち上がることはできないでしょう。

千狐
我々は、武神化した巨大兜を討ち果たしたのです!

やくも
ふぃー……。これまでの武神化した巨大兜に負けず劣らず、
おっそろしい奴だっただにぃ……。

ブラン城
…………。

柳川城
……大丈夫ですか、ブラン城さん?

ブラン城
…………。

柳川城
ブラン城さん……?

ブラン城
あ、あぁ。そうだな、手強い相手だった。

城塞都市ルシュノフ
…………。

ブラン城
……みんな! 今日は助けにきてくれて、本当にありがとう。

ブラン城
この巨大兜の器については、
こちらで対処しよう。妾に任せてほしい。

ブラン城
落ちついたら、改めて挨拶に伺おう。土産を持ってお邪魔する。

殿
…………!

千狐
承知しました!
では殿、所領へ帰還することにいたしましょう!

千狐
コンッ! 秘技・時空転移術なのぉ――っ!!

ブラン城
…………。

ブラン城
…………ふぅ。

ブラン城
厳しい戦いだったな、本当に。
ルシュノフも力を貸してくれたこと、感謝するぞ。

城塞都市ルシュノフ
…………。

ブラン城
……どうした? そんな悲しそうにして。
勝利を収めたのだぞ、もっと明るい顔をしたらどうだ?

城塞都市ルシュノフ
だって……。

城塞都市ルシュノフ
だって、ブラン城ちゃんがさっきから、
平然とした顔をしているから……。

ブラン城
……おかしなことを言うな?
平然としているなら、何も問題はないだろう。

城塞都市ルシュノフ
…………。

城塞都市ルシュノフ
……ブラン城ちゃんは、よく頑張りました。

城塞都市ルシュノフ
厳しい戦いだった、とブラン城ちゃんは言いましたが……。
わたしは、とっても悲しい戦いだったと思います。
ブラン城ちゃんにとっても、シュテファン大公にとっても。

城塞都市ルシュノフ
今も、きっと……ブラン城ちゃんは、
張り裂けそうな気持ちを抱えているのだと思うと、私は……!

ブラン城
…………。

ブラン城
……お前とは、長い付き合いだものな。

城塞都市ルシュノフ
戦いが始まる直前……私は、
ブラン城ちゃんが迷いを抱えていることに気づいてしまいました……。

城塞都市ルシュノフ
だから……ブラン城ちゃんが発する決意の言葉が、私の耳には……
『戦う以外にないのだ』と自分に鞭を打っているように聞こえてしまって……。

ブラン城
……言うな。

ブラン城
言葉にしたら……溢れてしまいそうなんだ。

ブラン城
だから、ルシュノフ……頼む。
これ以上は、何も言わないでくれ。

城塞都市ルシュノフ
…………。

城塞都市ルシュノフ
……わかりました。

城塞都市ルシュノフ
では、わたしは……これにて失礼させていただきます。

城塞都市ルシュノフ
落ち着いたら、わたしの城に遊びにきてください。

城塞都市ルシュノフ
……トマトジュースでも、わたしの血でも、
青汁でも、お好きなものを振る舞いますから。

ブラン城
……ありがとう。全て片付いたら、必ず伺おう。

城塞都市ルシュノフ
それでは……残りのひと時を、どうか……悔い無きように。

ブラン城
……ああ。

――――

やはり、無駄だったようです……。

すまぬ、盟友よ。大国に屈する、
それ以外、もはや私に手はない。

……光は、何処にあるのでしょうか。

我らのように小さき者が……強大な敵を、
討ち果たす……その光は、何処に……。

――――――――

ブラン城
シュテファン……。

シュテファン
私は、また守ることができなかった……。

シュテファン
力を手に入れたのに……光は、
指の間からこぼれ落ちて……。

シュテファン
そしてまた……無念を抱えて、
永い眠りにつこうとしている。

ブラン城
以前とは違うだろう。

ブラン城
私がお前の傍に居る。
お前の友が……受け継ぐ者が、ここに居る!

シュテファン
受け継ぐ者……。

ブラン城
我が城の領地、トランシルヴァニアはもちろん、
ヴラド公のワラキアも、貴殿のモルダヴィアも……全て守ってみせる。

ブラン城
お前が守ろうとした物も含め、全てを!

シュテファン
しかし、敵は強大です。かつて、
私が抗った大国にも劣りません。

ブラン城
そんな輩、このブラン城の敵ではない!

ブラン城
此の地を傷つけようとする奴らは、皆残らず串刺しにしてやる。

ブラン城
主譲りの冷酷さと……盟友から受け継いだ知略で、震え上がらせてやるんだ。

ブラン城
なにせ私はブラン城……串刺し公と名高き、
ヴラド公の城だからな……どうだ、恐ろしいだろう……。

シュテファン
…………。

シュテファン
……ブラン城、あなたは強い。

シュテファン
この瞬間まで仲間に涙を隠し通した、
強さ……それは、尊ぶべきものです。

シュテファン
ですが、忘れてはなりません。過ぎた力や、
冷酷さは……時に、味方も遠ざけてしまう。

シュテファン
それは貴方の主、ヴラド3世がそうであったように……。

シュテファン
独りであっては……ならないのです……。
独りだけでは我らの求める物は掴めない。

ブラン城
…………。

シュテファン
混沌渦巻く此の世界に……光があるというのなら、
それは、皆が手を取り合った先にあるのでしょう。

シュテファン
強大な力を前にした時も……私欲や利害などに、
捕われず、繋いだ手を離さずにいられれば……。

シュテファン
見てみたいものですね……願わくば、
私も、その光を……肩を並べて……。

ブラン城
約束しよう……!
この国を脅かすものは、妾が必ず駆逐してやる!

ブラン城
そしていつか、貴殿が夢見た光の先へと……!

シュテファン
約束、ですか……城娘のあなたが、
兜の私と。冗談にしては笑えない。

ブラン城
兜だ城娘だなどと、そのような隔たりは知ったことではない!
これは妾と、貴殿の魂の話!

ブラン城
貴殿がなんと言おうと、決めたぞ。
妾はここに、誓いを立てる!

シュテファン
………………。

シュテファン
……こんな身体になっても、人間らしい感情は残っているものなのですね。

シュテファン
感謝します。貴方のお陰で、私は……希望を抱いて逝くことができる……。

シュテファン
私の想いは、全て……ここに置いていきます。

シュテファン
ですから……後のことは……。

ブラン城
任せてくれ……この妾が、必ず……!

シュテファン
モルダヴィアの繁栄を……永遠に……。

ブラン城
あぁ、永遠に……!

シュテファン
…………。

シュテファン
……………………。

ブラン城
…………。

ブラン城
……さらばだ。盟友よ。

ブラン城
…………さらばだ。

――モルダヴィア公・シュテファン3世。

大国・オスマンに属する小国において、
47年という長きに渡って君臨した名君。

度重なり発生する隣国との衝突に悩まされながら、
祖国を守るため、大国に立ち向かうことを選んだ。

志半ばにして、光を掴むことなく最期を迎えるが……、
彼の意志が潰えることは、決してないだろう。

盟友の城が、悪魔の如き武威をもって、
此の地を守り続けているのだから――



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