［絢爛］立花山城

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立花山城 …………。 今の殿は、こし餡と粒餡、 どっちが好きなのかしら……。 こんなことになるなら、聞いておけば良かった……。 私……まだ、何も知らないままね……。 ――って、貴方……なんでここに……。 あんなこと、言った後なのに……。 どうして……すぐ来るのよ……。 え……こ、これはその……。 お腹が空いたから、おやつでも作ろうと思っただけで―― は、手伝うって――ちょっと、やめて！ 余計なお世話よ！ ……もう、意固地な人……。 そう、餡子はそこ……。 こうやって握るのよ……。 …………。 ……。 ねえ、貴方はこし餡と粒餡……、 どっちの方が好きなの？ そう……そうなんだ。 何でもないわ……ちょっと、気になっただけ。 ……でも少しだけ、安心できたわ。 ん、お餅ならこっちよ――――あっ。 ……ごめんなさい、取ってあげようと思って。 手に触れるつもりじゃ……。 …………。 …………っ！ ……なんで手を握ったのか、とか聞かないでよ。 ……あと、顔も上げないで。 …………。 その……ごめんなさい。 ……この前は、失礼で身勝手なことを言ってしまったわ。 私、駄目ね……。 素直になっても、人を傷つけたら意味がないのに。 昂ってしまう気持ちと……心の奥底が、 まだ釣り合っていないみたい……。 ……心に正直に生きるって、自分を出すって、難しいのね。 自分の過去とも、今の立場とも折り合いがつかないままじゃ、 不安定過ぎて、怖くなってくるばかりで……。 やっぱり私は……後ろに下がって、遠目に見ている方が……。 ……お似合い、なのかしらっ……。 ……っ！ 何よ……顔を上げないでって、言ったじゃない……。 こんな表情、貴方に見られたくないのに……。
泣き腫れてて、すごい顔だな。	お前の本心を聞けて、嬉しかった。
も、もう……だから顔を見ないでって言ったのに……！ 何よ、涙くらい自分で拭けるわよ…………でも、ありがと。 はぁ……結局、一番素直で、一番自分に正直な貴方には、敵わ ないのね……私はとても、貴方のようにはできないわ……。	本当……？　貴方に酷いこと言ったのに……うぅ……。私、 怖かったの……！　貴方に捨てられたら、また独りぼっちに なったらどうしようって……！　殿……ありがとう。私、まだ 隣に居て良いのね……まだ、貴方を守っていられるのね……！
――うん、もう大丈夫。 ありがと……おかげで、落ち着いたわ。 ……貴方の答えは、嬉しかった。 『今の心を否定せず、時間をかけて過去と向き合う』……。 ふふ……見ようによっては、玉虫色の回答だけれど。 でも私は、貴方の言葉なら信じられる。 ちゃんと私を見て、考えてくれた結果だと分かるもの。 変化と、正しい答えに焦っていた私にとって、 一番救いになる言葉だったし……。 ……殿。 私はこれからも、過去と今、世界と世界の狭間で、 自分の在り方に迷い続けると思うわ。 でも……貴方を守り続けるって根っこだけは、変わらない。 貴方が一番大切だって思う、この心も――絶対に。 だから、ずっと側で支え続けるから……。 せめて、貴方だけは幸せになりなさいよ。 それが今考え得る、私の、一番の幸せだから―― …………湿っぽい話は、これくらいにしましょう。 せっかく作ったんだもの……ぼた餅、食べるわよ、ほら！ 謝りに行くときに、持っていくつもりだったのに……。 謝る相手が先に来ちゃうんじゃ、仕方ないじゃない。 さ、貴方の好きな餡は……こっちでしょ？ じゃあ、半分こしましょ。 え、だって―― 私が好きなのも、そっちだもの。

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性能

< ［絢爛］柳川城 - ［絢爛］駿府城 >
[絢爛]立花山城（けんらん たちばなやまじょう）
No.	726	［絢爛］立花山城icon
最大Lv.	120
基本 消費気	12
地域	九州	実装日	2023-03-20
好物	改壱	2023-03-28
特性	絢爛

特技[]

二神・立花山

巨大化する度に射程内の城娘の攻撃が30上昇 計略再使用時間が6%短縮 時間経過で気が徐々に増加

[改壱]特技

三柱霊神・立花山

巨大化する度に射程内の城娘の攻撃が40 射程が7上昇。計略再使用時間が7%短縮 時間経過で気が徐々に増加

所持特技

立花三日月

所持しているだけで歌舞城娘の攻撃後の隙が4%短縮

計略

桜花・姫城督

30秒間対象の攻撃が1.7倍。回復を行わず敵4体に 攻撃を行い移動速度を3秒間80%低下させる 対象の射程内の城娘の与ダメージが50%上昇

使用間隔50秒気7

[改壱]計略

桜花瑞玉・姫城督

35秒間対象の攻撃が1.8倍。回復を行わず敵4体に 攻撃を行い移動速度を3秒間80%低下させる 対象の射程内の城娘の与ダメージが50%上昇

使用間隔50秒気7

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城娘	特技
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大破	御嬢
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城娘	特技
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大破	御嬢
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DMM版	GooglePlay版
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ボイス[]

声：日高里菜

自己紹介	貴方を支える黒き華、立花山城―― 装いを新たに、参上したわ。え、どうしてって…… はぁ。正直、私も困惑してるのよ。 いきなりこんな姿になっているんだもの、 当然でしょ？ でも、体中に漲るこの力があれば…… これまで以上に、貴方のことを守ることができる。 その事実だけで、私には十分だわ。 力を持て余さないためにも、 殿……今後はどんなことでも、私に頼って頂戴。 遠慮はなしよ？　ふふっ。 だって、私も……もう我慢したくないんだもの。
入手	殿、待たせたわね。白翼と並び立つ黒き華――立花山城が、 輝きを増して舞い戻ったわ。……遠慮してないで、 もっと近くに来たら？　そう、頬が触れ合うほどに…… ふふっ、今更恥ずかしがる仲でもないでしょ？
所領1	ふんふふ～ん……あら、気にな るの？　最近活力が有り余って るから、縫物に挑戦してるの よ。いずれ貴方にも……は、柳 川城も始めてた？　くぅ、あの 子には絶対負けないんだから！
所領2	力を得ても、私の使命は変わら ないわ。同じ過ちを繰り返さず 殿を守り抜く……でも、その 為にできることは増えたみた いね。今の私なら皆ともっと馴 染める、そんな気がするのよ。
所領3	もぐ……ぼたもちの美味しさは 変わらないわね。変化のない 幸せを素直に喜べるなんて、 私が一番変わってしまったの かも。それで良いって、甘えさ せてくれる貴方が居るから――
変身	りんと咲く墨染の花を、貴方に！
変身解除	ふふ、どう？艶やかすぎて声も出ないかしら。えっ？ちょ……それは褒め過ぎよ、馬鹿。
出陣クリック	より美しく、より艶やかに……貴方のためならどこまでも舞い登れそうだわ。
出陣	漆黒の花、今こそ光を得て彩を宿さん。貴方の隣で永久に咲き続けるために。
委任出撃	見てなさい。柳川城よりも鮮やかに片付けてくるから。
編成1	柳川城も一緒なの？ふっ、私の方が優れてるってこと、証明してやるわ。
編成2	天女と見紛う私の演舞、貴方に見せてあげる。
つままれ	もう、花は優しく摘むものよ。
配置	大切な人を守り抜く、この世界で。
選択	もう、同じ過ちは繰り返さない！
巨大化	徒花ではないってこと、教えてあげるわ。
特技発動	貴方の未来は私が守る、それが御城の在り方でしょ。
計略発動	舞うも払うも貴方の心のままに！
大破	柳川城、貴方になら託せるわ。
勝利	どう？私が一番頼りになるってこと、思い出してくれたかしら？
合成	貴方の花だもの、貴方の期待通り、咲いてみせるわ。
放置	もぅ、また寝てるの？貴方の寝顔も見慣れたものだけど、不思議ね。こんな風にこれからもずっと隣りにいたい。今は心からそう思えるわ。
おかえり	お疲れ様。殿の好物をたくさん用意しておいたわ。ええ、もちろん私の手作りよ。一段と冴えた料理の腕、存分に味わってもらうから。
ありがとう	ありがとう、貴方には感謝してるわ。
ダメージ1	私としたことが……腑抜けていたみたいね。
ダメージ2	殿だけは、傷つけさせないから！
敗北1	また失うなんて耐えられない。お願い、目を開けて！返事をしてよ！
敗北2	諦めないわ。貴方がいる限り、私は何度でも立ち上がれる！
イベント1	ち、ちがっ、別に殿のせいってわけじゃ！　まぁ多少は貴方 にも原因があるけど……。私の気持ちの問題で、殿に文句が あった訳じゃないわ。……でもそうね、今なら言えるかも。 そういう鈍感で心遣いができるところ……嫌いじゃないって。
	何それ、サイテー……。貴方、気安いのも悪くないけど、 もう少し気遣いも持った方が良いんじゃない？　今の回答、　 私ならともかく、あの子なら泣いてたわよ。……は？　 相手は選んでる？　ちょっとそれ、どういうことよ！
イベント2	ええ、意外とね。自分でも驚いたわ、私ってこんなに喋れる んだって。もしかしたら……貴方とこうやって、何でもない ことを話しているのが、役に立ったのかもね。以前の私は、 ずっと独りだったから……感謝してるわよ、殿。
	貴方……私のこと、そんなに非社交的だと思ってたわけ？ はあ、呆れた。これまでだって、最低限上手くやってきた つもりだったのだけど。まあ良いわ、これから貴方は肌身で 実感していくんだもの……強固になった、私たちの守りをね。
イベント3	本当……？　貴方に酷いこと言ったのに……うぅ……。私、 怖かったの……！　貴方に捨てられたら、また独りぼっちに なったらどうしようって……！　殿……ありがとう。私、まだ 隣に居て良いのね……まだ、貴方を守っていられるのね……！
	も、もう……だから顔を見ないでって言ったのに……！ 何よ、涙くらい自分で拭けるわよ…………でも、ありがと。 はぁ……結局、一番素直で、一番自分に正直な貴方には、敵わ ないのね……私はとても、貴方のようにはできないわ……。

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イベント[]

イベント1[]

立花山城 いらっしゃい、殿。 待っていたわよ。 ……何故って、当然でしょ？ この姿ではまだ、貴方とちゃんと話をしてないんだし。 ふふっ、照れるなんてらしくないじゃない。 装いが変わったのが、そんなに珍しい？ 気になるのなら、近くで見てみたら？ ほら……もっと近づいて……この輝きを確かめてみて？ 大胆？　――そうかもしれないわね。 力を得てから、心持ちまで変わった……そんな気がするのよ。 なんだか、抑えていた想いが胸の奥で弾けたような……。 そんな感触があったのよね。 自分でも良く分かっていないのは癪だけど……。 ま、悪い気はしないわ？ 現にこうして、力が満ち溢れているわけだし。 むしろ、晴れやかな気分と言っても良いくらいね。
欲求不満だったのか！	我慢を強いていたならすまない。
何それ、サイテー……。貴方、気安いのも悪くないけど、 もう少し気遣いも持った方が良いんじゃない？　今の回答、　 私ならともかく、あの子なら泣いてたわよ。……は？　 相手は選んでる？　ちょっとそれ、どういうことよ！	ち、ちがっ、別に殿のせいってわけじゃ！　まぁ多少は貴方 にも原因があるけど……。私の気持ちの問題で、殿に文句が あった訳じゃないわ。……でもそうね、今なら言えるかも。 そういう鈍感で心遣いができるところ……嫌いじゃないって。
はぁ……まあ分かっていたことだけれど。 私の在り方が少しくらい変わっても、殿は変わらないまま―― それが今の私にとっての、救いなのかもしれないわね。 でも、このまま終わるつもりもないわ。 せっかくの新しい力だもの。 貴方を強かに支えて、どんな災からも守り抜いて……、 きっと、私の虜にしてみせるから。 鈍感な貴方も、気づかざるを得ないくらいにね―― だから……せいぜい覚悟していなさい？

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イベント2[]

立花山城 ふう……慣れないことをすると、流石に疲れるわね……。 あら殿、来ていたの？ 待たせてしまったのなら、悪かったわ。 今の話？ あぁ、ちょっと城娘同士の集まりに顔を出してきたのよ。 ……何よ、その顔。 はいはい、どうせ似合わないことやってるわよ！ これは、私にとって必要なことなの。 この世界で……私が自分の気持ちに、正直でいるために。 今までは、どうせ私は余所者だって―― そんな一歩引いた目線でいたような気がするのよ。 私から主体的に関わらなければ、別世界の傍観者のまま。 熱くも冷たくもない、静けさの中で佇んでいられるものね。 でもね。 『今の世界で素直に生きていきたい』って願ったのなら、 そのままではいけないでしょ？ この世界で地に足つけたいのなら……傍観者ではなく、 世界の関係性の中に自分を置かないと。 ……それが、貴方を守ることに繋がるのなら、尚更だわ。 ほら、城娘同士で交流を深めておけば、 戦で円滑な連携を保つのにも役立つじゃない。 そういう実利も考えていたけど……ま、割と楽しかったわよ？ 相応に疲れたのも本当だけれど。 聚楽第や平安京、ノイシュヴァンシュタイン城に、 チャンドラ・マハル……。 自分と違う美的感覚を持った子たちとお茶するのは、 女として勉強になったわ、ふふ。
無理してるんじゃないか。	楽しめているなら、良かった。
貴方……私のこと、そんなに非社交的だと思ってたわけ？ はあ、呆れた。これまでだって、最低限上手くやってきた つもりだったのだけど。まあ良いわ、これから貴方は肌身で 実感していくんだもの……強固になった、私たちの守りをね。	ええ、意外とね。自分でも驚いたわ、私ってこんなに喋れる んだって。もしかしたら……貴方とこうやって、何でもない ことを話しているのが、役に立ったのかもね。以前の私は、 ずっと独りだったから……感謝してるわよ、殿。
つまるところ、一歩引いた態度はもうやめたってこと。 何に対してもね。 はあ、柳川城……？ ったく、なんであの子だけ個別に聞くのよ。 別に、どうってこともないわ。あの子のことは、 仲間だとは思ってるし、ちゃんと協調していくつもりよ。 ……負けたくないって気持ちは、 ちょっと強くなったかもしれないけど……。 そもそも、『仲間としてどうか』なんて、 私が物を言える立場じゃないしね。 あの子が外様の私をどう思っていようと、 私は殿の為に力を合わせる……それだけよ。 仲良くなってくれて嬉しい……？はあ、そう。 今の話を聞いて、そんな感想が出てくるなんて、 貴方のその能天気さが羨ましいわ。 ……結局、ムキになって張り合っても仕方ないのよね。 いくら私が此方の生を望んでも、過去は消せないんだから。 いいえ、違わないわ。 貴方は、柳川城の世界の殿……紛れもない事実じゃない。 私はもう、既に―― ……っ。 そんな、何にもならない慰めなんてやめてよっ！ 私が好きだった人と、あの子が好きな貴方は別なの―― だって、私は……私の愛した殿を、喪ったんだものっ！ …………あっ……。 …………。 ごめんなさい……つい……。 こんなこと、言うつもりじゃ……。 でも……本当のことじゃない……！ ……お願い……今日は、もう帰って。 …………しばらく、一人にさせて……。

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イベント3[

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