JARファイルの解凍方法

JAR（.jar）ファイルは、Javaクラスと関連するメタデータやリソースを含むアーカイブファイルです。 通常はJava環境で実行されますが、WinZIP、WinRAR、7-Zipなどのアーカイブ・プログラムを使って開くこともできます。 このWikiHowでは、JARファイルの中身を取り出す方法を説明します。

知っておくべきこと

• JARファイルはZIPファイルのように動作するので、WinRARのようなアーカイブプログラムを使用して展開することができます。
• Windowsユーザーの場合は、Java SEをインストールして、コマンドプロンプトで「jar」抽出コマンドを使用することができます。
• macOSユーザーなら、Java SEをインストールして使うこともできる。ターミナルで'jar'コマンドを使います。

方法1

アーカイブアプリを使う

1. アーカイブ・プログラムをインストールする。 JARファイルはZIPファイルと同じように動作します。どのアーカイブプログラムでも解凍できます。 Windowsでは7-ZipやWinZIPが使えます。MacにはArchive Utilityという独自のアーカイブプログラムが組み込まれています。
2. 解凍したいJARファイルを探します。ファイルエクスプローラー（Win + Eキーを押してファイルエクスプローラーを開く）またはMacのFinderを使って、解凍したいJARファイルに移動します。
3. JARファイルを右クリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。
4. で開く」を選択します。ドロップダウンメニューの中にあるファイルを開くために使用できるプログラムのポップアウトメニューが表示されます。

   • このオプションが表示されない場合は、JARファイルを一度クリックし、もう一度右クリックして「Open with」を選択します。
5. 使用したいアーカイブプログラムをクリックします。 お使いのコンピュータで利用可能な任意のアーカイブプログラムを使用できます。

   • Macの場合は、Archive Utilityをクリックします。
6. Extract files」または「Extract here」をクリックします。 "Extract files "では、ファイルの解凍先を選択できます。 "Extract here "は、Jarファイルがある場所と同じ場所にファイルを展開します。
7. 解凍先を選択します。必要に応じて、ウィンドウの右側にあるフォルダのいずれかをクリックして、JARファイル（WinRAR）の解凍先として選択します。7-Zipを使用している場合は、右上にある3つの点のアイコンをクリックし、ファイルを解凍するフォルダに移動します。 そしてOkをクリックします。
8. OKをクリックします。WinRARウィンドウの一番下にあります。そうすることで、選択したフォルダにJARファイルが解凍されます。

方法2

WindowsでJavaを使用する

1. Java SEがインストールされていることを確認してください。Java SE（Java Developer Kit）がインストールされていない場合、"jar "抽出コマンドを使用することができず、この方法でファイルを抽出することは不可能です：

   • .NETファイルを開きます。
   • Windowsタブをクリックする。
   • 下にスクロールし、"Windows x64 Installer "の横にある""をクリックします。
   • 使用許諾契約に同意するチェックボックスをクリックし、緑色のダウンロードボタンをクリックします。
   • JDKインストールファイルを開き、「はい」をクリックします。
   • 次へ」をクリックします。
   • Closeをクリックします。
2. Win+E ⊞を押して、File Explorer

   を開きます。コンピュータの画面の下にあるタスクバーのフォルダ型のファイルエクスプローラーアプリのアイコンをクリックします。
3. JARファイルの場所に移動します。解凍したいJARファイルを探します。
4. JARファイルのパスを選択します。ファイルエクスプローラーウィンドウの上部にあるアドレスバーの空白をクリックしてください。
5. Ctrl+Cキーを押して、JARファイルのパスをコピーします。これでJARファイルのパスが保存されます。
6. スタート

   を開く。画面左下のWindowsロゴをクリックする。
7. cmd と入力して ↵ Enter を押す。 Windows コマンドプロンプトが開きます。
8. JARファイルのパスの場所に移動します。cd と入力し、スペースバーを押します。次に Ctrl+V を押してファイルのパスを貼り付ける。そして「Enter」を押す。
9. jar xfと入力し、その後にスペース、そしてJARファイル名を続ける。 これはJARファイルを展開するコマンドである。

   • 例えば、"minecraft "というJARファイルを取り出すには、jar xf minecraft.jarと入力します。
10. Enter ↵ を押します。 これでコマンドが実行され、JARファイルが展開されます。

    • もし「'jar' is not recognized as an external or internal command」というエラーメッセージが表示されたら、「C:˶Program FilesJavajdk[最新バージョン]↵bin」に行く必要があります。「[最新バージョン]」は、インストールした Java Development Kit の最新バージョンに置き換えてください。
11. JARファイルの場所に戻ります。JARファイルを解凍した内容がここに表示されるはずです。

方法3

MacでJavaを使用する

1. Java SEがインストールされていることを確認してください。Java SE（Java Developer Kit）がインストールされていないと、"jar "抽出コマンドを使用できず、この方法ではファイルを抽出できません：

   • .NET Frameworkを開く。
   • macOSタブをクリックする。
   • 下にスクロールし、"macOS Installer "の横にある""をクリックします。
   • JDK dmgファイルを開く。
   • JDK pkgファイルをダブルクリックします。
   • 続行」をクリックします。
   • インストールをクリックします。
   • Macユーザーのパスワードを入力し、ソフトウェアのインストールをクリックします。
   • 閉じるをクリックします。
2. Finderを開きます。MacのDockにある青い顔に似たFinderアプリのアイコンをクリックします。
3. JARファイルを探します。解凍したいJARファイルの場所に移動します。
4. JARファイルを選択します。JARファイルを一度クリックします。
5. JARファイルのパスをコピーします。以下の手順で、JARファイルのパスをコピーします：

   • JARファイルを右クリックします。
   • OPTIONを押したまま、[jarファイル]をパス名としてコピーをクリックします。
6. Spotlight

   を開きます。画面右上の虫眼鏡型の Spotlight アイコンをクリックします。
7. ターミナルを開く

   .Spotlightのテキストボックスに "terminal "と入力し、Terminalアイコンが表示されたらダブルクリックします。ターミナルウィンドウが開きます。
8. jar xf と入力し、スペースバーを押す。これはJARファイルを展開するコマンドです。 まだエンターキーを押さないでください。
9. Command+Vを押してJARファイルのパスを貼り付け、⏎を押します。 これでJARファイルを展開するコマンドが実行されます。
10. JARファイルの場所に戻ります。JARファイルを解凍した内容がここに表示されるはずです。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Extract a JAR File " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。