FMアンテナの作り方

このWikiHowでは、FM受信機の受信範囲を広げるためにFMアンテナを自作する方法を説明します。お好みの範囲に応じて、同軸ケーブルまたはスピーカー・ワイヤーを使用します。

方法1

同軸ケーブルを使う

1. 必要な材料を集めます。同軸ケーブルで垂直アンテナを作るには、以下の材料が必要です：

   • 50Ω（または75Ω）の銅シールド付き同軸線
   • 同軸コネクタ付きFM受信機
   • 3/8インチの銅チューブ
   • ワイヤーカッター
   • 弓のこ
   • はんだ付け装置
2. アンテナの長さを計算します。これによって、同軸ケーブルの長さと、銅チューブの長さが決まります：

   • 468を接続したい周波数で割る（例：468/108MHzなら4.3）。
   • できた数字を2で割る(例えば、4.3/2は2.15になる)。
   • 得られた数値に12インチ（30.5cm）を掛けてアンテナの長さを求める（例えば、2.15*12インチは25.8インチとなる）。
3. 同軸ケーブルの一端を切り落とします。同軸ケーブルの一端はコネクターとなるためそのまま残しておきたいところですが、もう一端は切り離す必要があります。

   • これにはワイヤーカッターか弓のこを使います。
4. 同軸ケーブルの端からアンテナ全体の長さの半分をはぎ取ります。同軸ケーブル自体を取り囲む白い層に到達するまで、シールドの各層を取り除く必要があります。

   • 例えば、アンテナの長さが6インチと計算されている場合、3インチのシールドを取り除きます。
   • この過程で銅のシールドを取り除く必要があります。最も簡単な方法は、ハクソーでシールドの周囲に浅く切り込みを入れ、そこから剥がしていく方法です。
5. 銅管をアンテナの全長の半分にカットします。銅チューブはアンテナのレシーバーの残り半分を構成するので、先ほど剥がした部分と同じ長さにします。

   • この場合も、6インチのアンテナを使うなら、銅チューブは3インチになります。
6. チューブを同軸ケーブルに取り付けます。銅チューブを同軸ケーブルの剥いた端にスライドさせ、同軸ケー ブルのシールドの端までスライドさせます。
7. 同軸ケーブルのシールドをチューブに接続します。同軸ケーブルのシールドされていない部分 の真下1インチほどのPVC（黒）シールドをペンチで 剥がし、リップを作ります。
8. 同軸ケーブルをオーディオレシーバーに接続します。残りの同軸コネクターは、レシーバーの同軸アンテナポートに差し込みます。
9. アンテナを設置します。アンテナをコンセントに差し込んだら、最寄りの放送局に向けて角度をつけ、必要に応じて固定します。

   • アンテナと最寄りのFM局の間に障害物が少ないほど、信号は強くなります。
   • 同軸ケーブルは、支えがなくても自立できるほど硬いかもしれませんが、必要に応じてステーブルや接着剤を使ってアンテナを支えることができます。

方法2

スピーカーワイヤーを使う

1. どのような場合にこの方法を使うかを理解しましょう。FM局との接続はほとんど問題ないが、時々微調整が必要な場合、スピーカーワイヤーを使って、接続の質を向上させることができます。

   • スピーカー線は、長距離の問題に対する理想的な解決策ではありません。信号の受信にまったく問題がない場合は、代わりに試してみてください。
2. 必要な材料を集める。スピーカー・ワイヤーで粗末なアンテナを作るには、以下のものが必要です：

   • 10フィートのスピーカー・ワイヤー
   • クランプ＆ホールド（またはポスト）FM接続のFMレシーバー
   • ワイヤーストリッパー
3. スピーカー・ワイヤーを3フィートに分ける。ナイフかペンチで、スピーカー・ワイヤーのチューブの上部3フィートを互いに切り離す。3フィートのスピットワイヤーと7フィートの無傷 のワイヤーが残るはずです。
4. スピーカー・ワイヤーをT字型に配置します。分割したワイヤーの両端を、7フィート の部分に対して90度の角度で曲げます。
5. スピーカー・ワイヤーから絶縁被覆を2インチ剥きます。その際、ワイヤーストリッパーを使用します。こうすることで、T字型の底部に2本の裸線が露出します。
6. 受信機のアンテナ接続を探します。これらの2つの接続部には、通常「FM EXT」または「ANT EXT」と記されていますが、ほとんどの場合、接続部の近くに「FM」と記されています。また、適切な接続部の近くには「BALANCE」または「BAL」と記されているはずです。

   • FMレシーバーには、クランプホールドコネクターとポストコネクターがあります。クランプアンドホールドコネクターは文字通りクランプのようなもので、ポストコネクターはレシーバー本体との間に金属が露出したノブのようなものです。
7. T "の下部をレシーバーに接続します。T」字の底にある露出したワイヤーを使って、それぞれのFM接続に接続します。

   • FM接続が1つしかない場合は、「T」の底にある2本の裸のワイヤーをねじって1本にし、クランプまたはポストに接続します。
8. アンテナを設置します。アンテナは、できるだけ高い位置で、最寄りの放送局に近い場所に設置するのが理想的です。場合によっては、壁の上部にアンテナを通すか、あるいは外にアンテナを出すこともあります。

   • そのためには、FM受信機を移動させる必要があるかもしれません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Make an FM Antenna " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。