スピーカーの損傷には、比較的簡単に修理できるものもあります。 損傷したサラウンド(フレームとスピー カーコーンの間にある素材)や、過大なパワーや過大なドラ イブをかけたスピーカーは、家庭でできる以上の修理が必 要ですが、スピーカーコーン自体の破れや穴は修理で きます。 始める前に必ずお読みください。
穴の修理
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修理用の材料を入手する。 ほとんどのスピーカーのコーンは、紙か薄いプラスチックでできています。 穴を修理するには、同じような種類と密度の、少し大きめ の材料が必要です。 スピーカーの一部に使用されている薄いプ ラスチックが見つからない場合は、紙を使用する ことができます。
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スピーカーの下準備をします。 スピーカーのコーンの前面に付着しているほこりや汚 れなどを注意深く取り除きます。 古いスピーカーの場合、コーンがもろくなって いることがあるので、取り扱いに注意してください。
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エッジがぶら下がっている場合は、ハサミやカミソリ で取り除きます。 穴が小さく、エッジが滑らかであればある ほど、修理はうまくいきます。 大きさと滑らかさのバランスを取ります。
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補修材をカットしてパッチを作ります。 パッチは大まかな形は同じで、穴より少し大きめにする。
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穴の縁に沿って爪磨きを塗る。 スピーカーコーンの穴のふちに沿って、ポリッシュを適 量塗ります。
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パッチのエッジに沿って爪研 ぎをします。パッチの縁に沿って、ポリッシュをたっぷり塗ります。
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パッチ材とスピーカーコーンを接合します。 パッチを穴に合わせ、接合します。両側から同時に押して接合します。 反対側を支 えずに片側を押すと、穴が破れます。
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完全に乾燥させます。
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補修する。 接着しなかった部分をチェックし、追加のポリッシュで「埋める」。 空洞を埋めるのに十分な量だけ使用してください。 ポリッシュで固定されていない端は、しっかりと「タッ ク」します。
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スピーカーのワイヤー接続の極性に注意しながら、 取り外したときと逆の手順でスピーカーを再装着 します。
破れの修理
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スピーカーを取り外し、下準備をします。 上記の「スピーカーの下準備」までの手順に従っ てください。スピーカー・コーンの材料を切ったり削ったりし ないでください。
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破れた部分にマニキュアをたっぷり塗ります。 「裂け目とその周囲にマニキュアを塗ります。 スピーカーコーンの両面にマニキュアを塗ります。
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完全に乾かします。
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ポリッシュを2度塗りします。
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完全に乾かします。
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スピーカーのワイヤー接続の極性に注意しながら、取 り外した逆の手順でスピーカーを再び取り付けます。
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完成です。
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