スピーカーボックスの作り方

ページ名:スピーカーボックスの作り方

スピーカーボックスの作り方を学べば、好みの音質に合わせてボックスのフィット感やデザインをカスタマイズできます。基本的な2スピーカー・ボックスの設計は、密閉型と通気型です。この記事では、低音を改善するために前面と背面の音波を分離する、密閉型スピーカー・ボックスの作り方について詳しく説明します。

  • 1
    スピーカーボックスのサイズを決めます。
    • スピーカーの寸法を調べるために、スピーカーのテンプレー トを参照します。

      • テンプレートは、購入時にスピーカーの基本情報 と共に同梱されています。テンプレートが見つからない場合 は、メーカーに問い合わせるか、ご自身でスピーカーの寸法 を測ってください:

    • スピーカーの奥行きに2インチ(5cm)を加えて、スピー カーボックスの奥行き(前後寸法)を計算します。
    • スピーカーの高さと長さをボックスの内寸法とし て使用する。
    • 奥行き、高さ、長さからボックスの内 容積を求めます。
  • 2
    メーカーが推奨するスピーカーボックスの内 容積と照らし合わせます。
    • 推奨範囲に達するまで、必要に応じて測定値を 調整してください。
  • 3
    寸法に木材の厚みを加え、ボックスの外形寸法 を算出します。
  • 4
    スピーカーボックスを設置するスペースの高さ、幅、 奥行きを測定し、ボックスが収まることを確認します。
    • 測定した寸法をもとに、スピー カーボックスを設置するスペースに応じてスケッチし ます。
  • 5
    スピーカーボックスを組み立てます。
    • MDF(中密度繊維板)に外装箱のパターンをトレースします。

      • スピーカーの表面とコネクターに必要な円形の開口部 も含めてください。寸法はスピーカーのテンプレートに記載されて います。テンプレートがない場合 は、スピーカーの前面部の円周をトレースし、コネク ター用に各側面部に5cmの穴を開けます。
    • ジグソーで型紙を切り出します。
    • 円形の開口部をルーターで切り取ります。
    • 粗いエッジはすべてサンディングします。
  • 6
    スピーカーボックスを1インチ×1インチ(2-1/2 cm× 2-1/2cm)の短冊(バテン)で固定します。
    • 各内部の端の60パーセントをバテンで覆います。
    • バテンをMDFにねじ込みます。
  • 7
    カットしたピースを合わせて、ピースが合っていることを確認する。
  • 8
    ボックスを組み立てる際に、すべての穴をあらかじめ開 け、各接合部に沿ってビードを打ちます。
    • 家具用クランプを使用して、スピーカーボックスの位置 が揃うようにします。
  • 9
    スピーカーをボックスに入れ、サイズが合って いることを確認します。
  • 10
    スピーカーを箱に入れた状態で、取り付けネジ 穴に印を付けます。
    • スピーカを取り外し、取り付けネジ穴の下穴を開けます。
    • 接着剤を乾燥させます。
  • 11
    スピーカーボックスの内部の継ぎ目とすべての開口部 にシリコン・コーキング剤を塗布し、ボックスの気密 性を確保します。
    • 12~24時間、シリコンコーキングを硬化させます。
  • 12
    スピーカーボックスを設置します。
    • スピーカーの配線を接続します。
    • 共振を最小限に抑えるため、スピーカーボックス の背面、上部、底面を1インチ(2-1.5cm)のポリフィル で覆います。
    • スピーカーを挿入し、コネクタを適切な穴に通し ます。
    • スピーカを取り付け穴にネジで固定します。
    • スピーカーボックスの気密性を確保するため、開口 部にコーキングを施します。
    • 12~24時間硬化させます。
  • この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Build a Speaker Box 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。

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