ランサムウェアを駆除する方法

ランサムウェアはコンピュータ・ウイルスの一種で、コンピュータへのアクセスをブロックし、コンピュータを再び使用できるようにする前に金銭を支払うようユーザーに要求します。この種のウイルスは、コンピュータへのあらゆる侵入を完全に制限するため、深刻な脅威となり、一般的なウイルス対策プログラムは役に立たなくなります。コンピュータがこの種のマルウェアに感染した場合、まず知っておくべきことは、「身代金」を支払ってはいけないということです。

パート1

ブータブルメディアにアンチウイルスをインストールする

1. ブート可能なアンチウイルスをダウンロードする。ブート可能なアンチウイルスは、フラッシュドライブやCDのような外部ストレージにインストールして実行できるマルウェア対策アプリケーションです。

   • ランサムウェアがすでに自分のコンピュータへのアクセスをブロックしていると仮定すると、ブート可能なアンチウイルスをダウンロードして別のPCにインストールする必要があるかもしれません。
   • は、オペレーティングシステムと同じメーカーによるものであること、すべてのWindows 8/8.1/10デバイスにプリインストールされていること、実行が簡単であることなど、多くの理由からWindowsで人気のあるオプションです。
2. ブータブルメディアにアンチウイルスをインストールします。アンチウイルスをインストールしたい外部メディアを接続し、ダウンロードしたファイルをクリックすると、アンチウイルスがお好みの外部メディアにインストールを開始します。

   • ダウンロードしたアプリケーションによって、起動可能なウイルス対策ソフトをCDやフラッシュドライブにインストールすることができますが、すべてのPCにディスクドライブが搭載されているわけではないので（ネットブックなど）、より簡単にアクセスできる後者を使用することをお勧めします。
   • ウイルス対策ソフトをウイルスに感染していないコンピュータにダウンロードする。
3. メディアをコンピュータから切り離す。ウイルス対策が正常にインストールされたら、USBポートからフラッシュドライブを安全に抜くか、ディスクドライブからCDを取り外します。

パート 2

感染したPCをセーフモードで起動する

1. コンピュータの電源を切ります。コンピュータを正常にシャットダウンできないため、CPUがシャットダウンするまで電源ボタンを押し続けます。
2. アドバンスブートオプションにアクセスします。電源ボタンをもう一度押してコンピュータの電源を入れ、CPUが点灯したらすぐにキーボードのF8ボタンを押し、画面に「Advance Boot Option」が表示されるまで押し続けます。
3. セーフモードで起動します。キーボードの矢印キーを使って下にスクロールし、ブートオプションのリストから「セーフモード with ネットワーキング」を選択します。キーボードのEnterキーを押すと、コンピューターが再起動します。

   • セーフモードでは、ウィルスを含むサードパーティアプリケーションを使用せずに、最も基本的で必要なプログラムのみを使用してコンピュータを実行することができます。こうすることで、PC内に存在する可能性のあるマルウェアは活動を停止し、簡単に除去することができます。

パート3

ランサムウェアを駆除する

1. 外部メディアを接続する。USBポートにフラッシュドライブを差し込むか、起動可能なウイルス対策アプリケーションを含むCDをディスクドライブに入れます。
2. ウイルスをスキャンします。外部ストレージが検出されたら、マイコンピュータを開き、ブータブルメディア内のウイルス対策を実行します。コンピュータシステム内に存在する可能性のあるウイルスやランサムウェアのスキャンが開始されます。
3. ウイルスを削除する。ウイルス対策アプリケーションのスキャンが終了したら、ウイルス対策アプリケーションの「削除」ボタンをクリックし、コンピュータからマルウェアを完全に削除します。
4. コンピュータを再起動します。画面左下の「Start/Orb」ボタンをクリックし、「Restart」ボタンを選択してコンピュータを再起動します。

   • セーフモードに移行することなく）コンピュータに正常にアクセスできるようになれば、ランサムウェアの削除に成功したことになります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Get Rid of Ransomware 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。