インストール時にRAMを損傷させないための4つの簡単なステップ

RAMの取り付けは、コンピュータのスピードと効率を向上させる迅速で簡単な方法です。RAMを取り付ける際には、RAMを傷つけないようにいくつかの手順を踏む必要がありますが、ハウツーガイドで注意すべき点をご紹介します。

知っておくべきこと

• RAMを取り付ける際にRAMを損傷しないようにするには、クリーンな環境を確保し、静電気ショックのリスクを最小限に抑えるために静電気防止リストバンドを着用します。
• RAMスティックを傷つけないよう、端を持って扱ってください。
• RAMがマザーボードと互換性があれば、簡単に挿入できるはずです。無理に挿入しないでください。

1

清潔な環境で行ってください。ノートパソコンにRAMを取り付ける場合でも、デスクトップパソコンにRAMを取り付ける場合でも、内部のRAMスロットに到達するために筐体を開けなければならない可能性があります。このような環境では、液体やホコリなどのゴミが内部に入り込み、損傷の原因となる可能性があります。できるだけ清潔な環境で作業することで、RAMモジュールを清潔に保つことができます。

2

RAM モジュールを正しく取り扱ってください。RAM モジュールは、必ず端を持ってください。RAMスティックの金色の電気部品は、電気接続が行われる場所であるため、絶対に触らないでください。金色の部品に触れると、指の油が部品に付着し、モジュールが破損することがあります。

3

RAMモジュールをスロットに挿入する際は、注意してください。モジュールを挿入する前に、RAM がマザーボードと互換性があることを必ず確認してください。RAMとマザーボードに互換性がない場合、RAMが取り付けられず、無理に取り付けると何かが壊れてしまいます。RAMに互換性があることを確認したら、力を加える前にタブと切り欠きを正しく並べてください。

• 過度な圧力ではなく、しっかりと圧力をかけてください。RAMを押し付ける必要がありますが、スティックが曲がったり反ったりしない程度にしてください。曲がると、スティックにひびが入ったり、折れたりして使えなくなります。

4

静電気放電のリスクを最小限に抑える。2つのものが接触すると、必ず原子レベルで電子の交換が起こります。たいていの場合、この交換はごくわずかであるため気づきませんが、ほんのわずかな静電気でもRAMモジュールを焼損させる可能性があります。実際、コンピュータ内のあらゆる電気部品が、静電気によって損傷する可能性があります。

• RAMを含む電気部品を扱う前には、必ずアースを取り、自分に帯電した静電気を除去してください。
• カーペットの上にRAMやその他のコンピュータ部品を設置するのは避けてください。カーペットは大量の静電気を素早く発生させるため、知らないうちにRAMモジュールが焼損してしまう可能性があります。可能であれば、広葉樹のフローリングで、平らな木のテーブルの上で作業してください。
• 作業中は、体の電位をコンピュータの電位と同じレベルに保ってください。コンピュータの筐体が金属製の場合は、常に筐体に接触するようにします。
• 低湿度の環境では静電気がより早く蓄積されるため、部屋の湿度が低いときにRAMやコンピュータ内部のコンポーネントを扱うのは避けてください。コンピュータの電気部品を扱う場合、理想的な湿度は35～50％です。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 4 Easy Steps to Avoid Damaging RAM During Installation 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。