パピーリナックスのインストール方法

ページ名:パピーリナックスのインストール方法

フルインストールをせずにLinuxを試してみたいですか?他のLinuxディストリビューションと違い、パピーリナックスはフルインストールを必要としません-ブートディスクやドライブを作成し、必要に応じてそこから起動するだけです。また、パピーリナックスは驚くほど軽量なので、RAMがあまりなくても快適に動作します。イメージから起動した後、ハードドライブにパピーリナックスをインストールし、通常のデスクトップオペレーティングシステムとして使用することも出来ます。このWikiHowでは、起動可能なUSBドライブやディスクの作成からPCへのオペレーティングシステムのインストールまで、パピーリナックスを始める方法を紹介します。

知っておくべきこと

  • 公式パピーリナックスディストリビューションのISOイメージをダウンロードし、それを使ってブート可能なUSBかDVDを作成します。
  • ブート可能なパピー・リナックス・メディアを作成したら、ドライブまたはディスクからパピー・リナックスを起動することが出来ます。
  • オペレーティングシステムをインストールすることなくUSBフラッシュドライブからパピーリナックスを起動することも出来ますし、フルインストール、節約インストール、USBインストールを選ぶことも出来ます。
パート1

ブータブルイメージの作成

  1. からISOファイルをダウンロードしてください。 この場所には常に最新の公式イメージがあります。互換性」列はどのディストリビューションのパッケージとコンポーネントがパピーリナックスのそのイメージに組み込まれているかを示しています。
    • ご覧の通り、FossaPup、BionicPup、Slackoを含む多くのパピー・リナックスの公式ディストリビューションがあります。お好きなパピー・ディストリビューションで遊べますが、ダウンロードするバージョンがあなたのシステム・アーキテクチャ(例:64ビットか32ビット)に合っていることを確認してください。必要なバージョンが分からない場合は、Linuxと.NETで簡単に確認できます。
  2. ブート可能なCD、DVD、またはUSBドライブを作成する。パピーLinuxをインストールするには、まずダウンロードしたISOイメージからブートする必要があります。つまり、ISOファイルが入ったブート可能なCD、DVD、USBドライブを作成する必要があります。
    • CD/DVD:Windows10で光ディスクを焼くには、ダウンロードしたISOファイルを右クリックし、ディスクイメージを焼くを選択します。 Linuxを使用している場合、イメージを焼くには,などのディスク書き込みソフトウェアを使用できます。
    • USB:ブータブルUSBドライブを作成すると、ドライブ上のデータはすべて消去されます。
      • Ubuntuを使用している場合は、Startup Disk Creatorを使用する。 他のLinuxバージョンでは(またはコマンドライン処理を好む場合は)、ddを使用することができる。
      • Windowsユーザーは、.NET Frameworkという無料のオープンソース・アプリを使うことができる。
パート2

パピーLinuxへの起動

  1. イメージから起動します。ブートディスクまたはドライブを作成したら、ディスクまたはドライブからパピーLinuxにブートするようにコンピュータを再起動します。テキストが表示された暗い画面がいくつか表示された後、パピーリナックスのデスクトップとクイックセットアップウィンドウが表示されます。
    • コンピュータが通常のオペレーティングシステムにブートバックする場合、システムBIOSに入り、光学および/またはUSBポートをハードドライブより優先させる必要があります。BIOSで.NETを起動する方法については、「BIOSで.NETを起動する」を参照してください。
  2. 設定を選択し、[OK]をクリックします。言語、タイムゾーン、その他の設定を変更したい場合は、今すぐ変更できます。変更しない場合は、ウィンドウの右上にあるXをクリックして閉じます。
  3. セッションを保存する(オプション)。パピーリナックスをインストールしないで遊びたいだけなら、ご自由にどうぞ。オペレーティングシステムは全てRAMで動作しますので、PCをシャットダウンすると変更と操作は全て削除されます。もしパピーリナックスをインストールせず、オペレーティングシステムに加えた変更を保存したい場合、以下の手順に従ってください:
    • ログアウトする準備ができたら、メニュー>シャットダウン>コンピュータを再起動します。
    • ポップアップウィンドウで「保存」をクリックします。
    • ファイルシステムを選択し、OKをクリックします。
    • 保存したセッションの名前を入力し、OKをクリックします。
    • ファイルを暗号化する必要がない場合は(一般的な)「通常」を選択するか、暗号化方法を選択してから画面の指示に従います。
    • 保存ファイルサイズを選択し、OKをクリックします。通常は512MBで問題ありません。
    • 現在の保存場所が問題なければ、「はい、保存」をクリックします。そうでない場合は、CHANGE FOLDERをクリックし、別の場所を選択します。ブート可能なインストール・メディア(CD/DVDでも再書き込み可能であれば)に保存しても問題ありません。ファイルが保存されると、コンピュータが再起動します。
パート3

パピーリナックスのインストール

  1. パピーリナックスインストールメディアから起動します。ブータブルイメージよりもっと永続的なパピーリナックスのインストールが必要だと判断した場合、.NETインストールから始めます。デスクトップに到達したら、次のステップに進みます。
  2. メニューをクリックします。画面の左下にあります。
  3. セットアップメニューを選択します。別のメニューが展開されます。
  4. パピーインストーラーをクリックします。メニューの一番下にあります。
  5. ユニバーサルインストーラーをクリックします。最初のオプションです。
  6. インストール場所を選択します。開発者はリムーバブルUSBメディア(フラッシュドライブまたは外付けハードドライブ)にインストールするか、内蔵ハードドライブに「Frugal」インストールオプションを選択することを推奨します。 内蔵ハードドライブを選択した場合、すぐにFrugalオプションを選択できます。
  7. インストール先のドライブを選択します。そのドライブに関する情報が表示されます。
  8. パーティションを選択します。Frugal」インストールを行う場合、パピーリナックス用に新しいパーティションを作成する心配はありません-既存のパーティションを選択するだけで大丈夫です。パピーLinuxを専用のパーティションに完全にインストールしたい場合は、Gpartedボタンをクリックして今すぐ作成します。
    • ドライブをリムーバブルストレージとして使用したい場合はFAT32パーティションを選択、もしくは作成します。
  9. OKをクリックしてパーティションを確定します。
  10. ブートメディアファイルの場所を選択します。これは作成したCD/DVD/USBドライブ上のISOイメージです。
  11. FrugalまたはFullインストールのいずれかを選択します。パピーリナックス専用のパーティションがないドライブにインストールする場合はFrugalを選択してください。 新しいパーティションを作成した場合はフルを選択します。
    • FossaPupを含む全てのバージョンのパピーリナックスにFullオプションがあるわけではありません。この場合はFrugalインストールを選択してください。
  12. 画面の指示に従ってインストールを完了してください。ファイルがインストールされると、ブートローダーのセットアップなど、最後に必要なことを行うよう促されます。
  13. セッションを保存します (Frugal インストールのみ)。フルインストールした場合、システムに加えた変更は自動的に保存されます。Frugal インストールでは、USB または内蔵ドライブに関わらず、終了時にセッ ションを保存する必要があります。その方法は以下の通りです:
    • メニュー > シャットダウン > コンピュータを再起動します。
    • ポップアップウィンドウで「保存」をクリックします。
    • ファイルシステムを選択し、OKをクリックします。
    • 保存したセッションの名前を入力し、OKをクリックします。
    • ファイルを暗号化する必要がない場合は「通常」を選択するか(一般的)、暗号化方法を選択してから画面の指示に従います。
    • 保存ファイルサイズを選択し、OKをクリックします。通常は512MBで問題ありません。
    • 現在の保存場所で問題なければ、「はい、保存」をクリックする。そうでない場合は、CHANGE FOLDERをクリックし、別の場所を選択します。起動可能なインストール・メディア(CD/DVDでも再書き込み可能なら)に保存しても問題ありません。ファイルが保存されると、コンピューターが再起動します。
この記事はCC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Install Puppy Linux 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。

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