iMacの使い方

このWikiHowでは、Apple iMacコンピュータのセットアップと使用方法について説明します。iMacは、人気のMacBookシリーズのデスクトップ版です。

パート1

iMacのセットアップ

1. iMacのモニターを机の上に置きます。iMacのモニターには、iMacを動かすのに必要なハードウェア（プロセッサ、ハードドライブなど）がすべて入っているので、Windows PCのようにタワーを設置する必要はありません。
2. キーボードとマウスをiMacの前に置きます。iMacに付属しているキーボードもマウスも、すでにコンピュータとペアリングされているので、モニターから快適な距離に配置するだけです。
3. キーボードをiMacに取り付けます。付属のLightning - USBケーブルを使います。ケーブルの小さい方のLightningコネクタをキーボードのUSB-Cポートに差し込み、ケーブルのもう一方のコネクタをiMacの背面にある長方形のUSBポートに差し込みます。

   • このケーブルはキーボードとMagic Mouseの充電に使用しますが、最初はキーボードが正しく動作することを確認するためにお使いください。
4. iMacをコンセントに差し込みます。付属の電源ケーブルの一端をiMacモニタの背面にある三又プラグに取り付け、ケーブルのもう一端をコンセントに差し込みます。
5. Magic Mouseとキーボードの電源を入れます。Magic Mouseのスイッチはマウスの底面にあり、キーボードのスイッチは背面にあります。スイッチの下に緑色が表示されていれば、電源が入っています。
6. iMacの電源を入れます。iMacのモニタ背面の右下にあるPower

   ボタンを押します。
7. セットアップの指示に従います。新しいiMacを初めて起動すると、いくつかの項目を設定し、Apple IDアカウントにログインするよう促されます。初期設定のセクションが終わったら、iMacのデスクトップに到着し、iMacについて学び始めることができます。

   • Apple IDをお持ちでない場合は、作成する必要があります。

パート2

iMacの基本を学ぶ

1. キーボードとマウスを充電します。Magic Mouseもキーボードも、USB-C - Thunderbolt 3ケーブルを使って時々充電する必要があります。キーボードは充電中でも使えますが、マウスは充電中は使えません。

   • どちらも使わないときは充電しておくことが大切です。
2. Wi-Fiネットワークに接続する。iMacのセットアッププロセスでワイヤレスネットワークを選択していない場合（または別のネットワークを選択したい場合）は、iMacの画面右上にあるWi-Fiメニューから選択できます。

   • Ethernetケーブルを使ってiMacをルーターに直接接続することもできます。iMacのモニター背面に四角いEthernetポートがあります。
3. 右クリックの仕組みを知っておきましょう。iMacのMagic Mouseで右クリックするには、キーボードの左下にあるControlキーを押しながら項目をクリックします。
4. Dockを探す。DockはiMacのデフォルトプログラムのリストです。Dockを見るには、iMacのマウスカーソルを画面の下に移動させる必要があるかもしれませんが、このバーは画面の下にあります。

   • Dockからプログラムを追加したり削除したりすることもでき、起動時にDockに表示されているものを使うように制限されているわけではありません。
5. 利用可能なプログラムを確認する。iMacにはデフォルトで膨大な数のプログラムがインストールされていますが、最初から知っておくべきプログラムもいくつかあります：

   • Finder - iMacのファイルエクスプローラです。iMacのファイルエクスプローラーです。デスクトップにいるときはいつでも、Finderのメニューオプションがデフォルトで開いています。
   • 写真 - iMac上の写真やビデオを見るのに使います。iPhoneやiPadを使っている場合は、写真経由でiMacに写真やビデオを同期できます。
   • システム環境設定 - iMacの設定アプリです。このプログラムを使って、iMacの設定（ディスプレイの明るさ、言語、アカウントなど）を表示したり変更したりできます。
   • Launch Pad - iMacにインストールされているアプリケーションのリストです。Launch Padを開くと、ウィンドウいっぱいにアプリケーションが表示され、それぞれ適切なアイコンをクリックして起動できます。
   • Safari - iMacのデフォルトのインターネットブラウザです。Safariは他のウェブブラウザと同じように使用でき、別のブラウザ（Chromeなど）をダウンロードすることもできます。
   • iTunes - iMacのデフォルトの音楽プレーヤーです。iTunesは音楽の再生にも、iPhoneやiPadを持っている場合はそのバックアップにも使えます。
   • ゴミ箱 - Windowsのごみ箱に相当するMacのゴミ箱。iMacから削除したいファイルやアプリケーションをここに入れます。
6. Spotlightを使ってファイルやプログラムを検索。Spotlightは、iMacからあらゆるものを検索できる非常に便利なツールです。使用するには、iMacの画面右上にあるSpotlight

   アイコンをクリックし、画面中央に表示される検索バーに検索項目を入力します。

   • また、⌘コマンドとスペースバーを同時に押すことで、いつでもSpotlight検索バーを表示させることができます。
   • Spotlightでプログラムやファイルを検索する場合は、プログラム名やファイル名をダブルクリックして開く必要があります。
7. フォルダの作成フォルダを使えば、iMacのコンテンツを自由に整理できます：

   • デスクトップ上でiMacの画面左上にある「ファイル」ボタンをクリックします。
   • ドロップダウンメニューから「新規フォルダ」をクリックします。
   • 新しいフォルダがデスクトップに表示されたら、好きなフォルダ名を入力します。
   • リターンキー ⏎ を押して、名前の変更を保存します。
   • フォルダをダブルクリックして開くこともできますし、ファイルをクリックしてフォルダアイコンにドラッグし、そこでファイルを放して、ファイルをフォルダに移動することもできます。
8. キーボードショートカットを覚えようiMacのほとんどの作業はマウスを使って行うことができますが、キーボードショートカットを使えば、特にテキストのコピー＆ペーストのような細かい作業と組み合わせて使う場合に、iMacの操作スピードが格段にアップします。
9. iMacのポートを見直すiMacのモニター背面には、様々な機器を接続できるポートがいくつかあります：

   • Thunderbolt 3（USB-C）ポート×2 - 細長い縦長の楕円形のポート。Lightningコネクタ（Magic Mouseやキーボード充電器など）、Mac専用ケーブルや機器に使用します。
     • インターネットやオーディオも利用できます。
   • USB 3.0ポート×4 - 長方形のポートです。フラッシュドライブやほとんどの外部機器（キーボード、CDドライブ、USBハブ、充電器など）に使用できます。
   • イーサネットポート×1 - ポートの列の一番右側にある四角いポート。このポートを使ってイーサネットケーブルを接続し、iMacをルータに直接接続することができます。
   • 1 SDカードポート - 細長い横長のポート。大容量のSDカード（カメラ用など）やmicroSDカードアダプタを入れるのに使います。
   • 1 ヘッドフォンポート - ポートの列の一番左側にある円形の3.5ミリジャック。この出力を使って、ヘッドフォンでiMacのオーディオを聴いたり、コンピュータのスピーカーセットを接続することができます。
10. 必要に応じてメニューのロックを解除する。システム環境設定にある繊細なメニューなど、一部のメニューには編集できないようにロックされた情報や設定が含まれています。このようなメニューのロックは、メニューの左下または右下にある南京錠のアイコンをクリックし、プロンプトが表示されたらMacのパスワードを入力することで解除できます。

    • すべてのメニューがロックされているわけではありません。
    • メニューの編集が終了したら、ロックアイコンをもう一度クリックして、メニューを再度ロックすることができます。

パート3

メニューボタンの使い方

1. メニューバーを探します。このグレーのバーはiMacの画面上部にあり、画面に何が表示されているかに関係なく常に利用できます。

   • ウィンドウをフルスクリーンモードにするとメニューバーが非表示になりますが、マウスカーソルを画面上部に置くと再び表示されます。
2. メニューボタンを探してください。メニューバーの左側に、いくつかのメニュー項目が表示されているはずです。これらのボタンは、現在開いているプログラムによって変わりますが、いくつかは常に使用可能です：

   • アップルメニュー
     - iMacに関するメニューオプションが含まれています。アップルメニューは、現在開いているプログラムに合わせて変更されることはありません。
   • ファイル - フォルダの作成やファイル情報の表示などのオプションが含まれています。ファイルメニューは右クリックメニューと共通のオプションです。
   • 編集 - テキストのコピーや貼り付けなどのオプションや、「絵文字と記号」メニューへのショートカットがあります。
   • 表示 - さまざまなウィンドウやメニューバーなど、さまざまなオプションがあります。
3. メニューボタンをクリックします。メニューバーのメニューボタンをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
4. オプションに目を通す。ドロップダウンメニューには、現在開いているプログラムによって変わるオプションがいくつか表示されます。プログラムの特定のタスクの実行方法について迷ったときは、各メニューボタンをクリックしてそのオプションを読むと解決することがあります。
5. プログラム固有のオプションを確認するには、メニューバーを使用します。プログラム（Finderなど）を開くと、メニューバーにそのプログラムの名前が表示されます。このメニュー項目をクリックすると、そのプログラムに関するさまざまなオプションがドロップダウンメニューに表示されます。

   • 例えば、Finderを開いている場合、画面左上のFinderメニュー項目をクリックすると、Finder固有のオプションが表示されます。
6. iMacの情報を見るには、Appleメニューを使います。アップルメニューをクリックし、「このMacについて」をクリックすると、iMacの属性リストを表示できます。

   • このメニューで iMac のシリアル番号を確認できるので、Apple サポートに iMac を登録する必要がある場合に便利です。
7. メニューバーからシステム環境設定を開きます。システム環境設定は、iMac の設定を見たり変更したりできるプログラムです。メニューバーから開くには、アップルメニュー

   をクリックし、ドロップダウンメニューから「システム環境設定...」をクリックします。

   • また、iMac の Dock にあるグレーのボックスに歯車が入ったような「システム環境設定」アプリのアイコンをクリックしても、「システム環境設定」を開くことができます。
8. Macの電源を切るか再起動します。Appleメニューに「再起動...」や「シャットダウン...」などのオプションが表示されます。これらのオプションは、それぞれiMacの再起動とシャットダウンに使用できます。

パート4

Finderでナビゲートする

1. Finder を開きます。MacのDockにある青い顔のようなFinderアプリのアイコンをクリックします。Finderウィンドウがポップアップ表示されます。
2. Finderフォルダを確認します。Finderウィンドウの左側に、さまざまな項目の列が表示されます。これは、コンピュータ上の主要なフォルダのリストです。

   • 列の一番上に「すべてのマイファイル」というオプションがある場合もあります。このオプションは、ファイルのフォルダを含めずに、コンピュータのファイルの包括的なリストを表示します。
3. フォルダを選択します。開きたいフォルダをクリックして、Finderのメインウィンドウに表示します。
4. メニューボタンを使用して、Finder の項目を操作します。メニューボタンは、選択（クリックなど）したファイルを変更または移動するために使用できます。
5. フォルダをダブルクリックして開きます。これにより、フォルダの内容がFinderのメインウィンドウにも表示されます。
6. ブラウザでダウンロードしたファイルの一覧を表示します。デフォルトでは、インターネットからダウンロードしたものはすべて「ダウンロード」フォルダに表示され、Finderウィンドウの左側にある「ダウンロード」をクリックすると表示されます。
7. 移動」メニュー項目を使用します。Finder（またはデスクトップ）を開いているときはいつでも表示されます。これをクリックすると、Finderのフォルダリストのドロップダウンメニューが表示されます。

   • また、「移動」メニューを使って「ユーティリティ」フォルダにアクセスすることもできます。ユーティリティフォルダは、高度な操作を実行するためのアプリケーションを含むシステムフォルダです。
8. ファイルの情報を見る。ファイルの詳細情報を見たい場合は、ファイルをクリックし、表示されるドロップダウンメニューから「情報を見る」をクリックします。

   • デスクトップ上で、アイテム（フォルダなど）をクリックし、[ファイル]をクリックして[情報を取得]を選択するか、Controlキーを押しながらアイテムをクリックして[情報を取得]をクリックすることでも、この操作を行うことができます。
   • キーボードショートカットの⌘Command+Iを使用すると、選択したファイルの情報ウィンドウを開くことができます。

パート5

プログラムのインストール

1. App Storeを開きます。MacのDockにある、青い背景に白い「A」のようなApp Storeのアプリアイコンをクリックします。
2. プログラムを検索します。App Storeウィンドウの右上にあるテキストボックスに、インストールしたいアプリまたはプログラムの名前を入力し、⏎ Returnキーを押します。

   • プログラムの具体的な名前がわからない場合は、ホームページをブラウズするか、一般的なフレーズ（「ワープロ」など）を入力できます。
3. ダウンロードするプログラムを探す。ダウンロードしたいプログラムが見つかるまで、結果のリストをスクロールする。
4. GETをクリックします。アプリの下にあります。

   • 選択したアプリが有料の場合、このボタンは価格の代わりになります。
5. アプリをインストール]をクリックします。アプリの下にこの緑のボタンがあります。アプリのインストールを開始します。
6. プロンプトが表示されたら、Apple IDのパスワードを入力します。Apple IDのパスワードを求められたら入力し、Î Returnを押してアプリをダウンロードすることを確認します。

   • アプリが無料でない場合は、ここで支払い情報を入力する必要がある場合もあります。
7. アプリにアクセスします。新しくダウンロードしたアプリは、様々な方法で開くことができます：

   • Launch Pad - Dockにあるロケット船の形をしたLaunch Padアプリアイコンをクリックし、アプリを探してクリックします。
   • Spotlight - 画面右上の
     をクリックし、アプリ名を入力します。アプリ名をダブルクリックして開きます。
   • Finder -
     Finderをクリックし、ウィンドウの左側にあるアプリケーションをクリックし、開きたいアプリをダブルクリックします。
8. App Store以外のプログラムをインストールする。Windowsと同じように、iMacもインターネットから「DMG」（ディスクイメージ）または「PKG」（パッケージ）形式のソフトウェアをダウンロードしてインストールできます。これらのファイルは、さまざまな方法でインストールできます：

   • DMG-DMGファイルをダブルクリックし、プロンプトが表示されたらダウンロードを確認し、アプリのアイコンをクリックしてDMGウィンドウの「アプリケーション」フォルダアイコンにドラッグし、画面の指示に従います。
   • PKG - PKGファイルをダブルクリックし、プロンプトが表示されたらダウンロードを確認し、プロンプトが表示されたらMacのパスワードを入力するなど、画面の指示に従います。

パート6

iMacをアップデートする

1. アップデートの種類を理解する。iMacには、主に2種類のアップデートがあります：

   • ソフトウェアアップデート - インストールされているアプリケーションのアップデート。
   • オペレーティングシステムのアップデート - iMacのオペレーティングシステム全体のアップデートです。
2. App Storeを開きます。MacのDockにある、青い背景に白い「A」のようなApp Storeアプリケーションアイコンをクリックします。
3. アップデート」タブをクリックします。App Storeウインドウの右上にあります。
4. 利用可能なアプリケーションを確認します。ページ上部にアップデートが必要なアプリケーションのリストが表示されたら、どのアプリケーションをアップデートするかを確認できます。

   • オペレーティングシステムのアップデートが利用可能な場合は、通常、App Storeウィンドウの上部に表示されます。
5. すべてをアップデート」をクリックします。App Storeウィンドウの上部付近に表示されているはずです。アプリのアップデートが開始されます。

   • 個別のアプリをアップデートしたい場合は、アップデートしたいアプリの右側にある「UPDATE」をクリックします。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Use an iMac 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。