Macで診断を実行する方法

このWikiHowでは、Macコンピュータで診断テストを実行する方法を説明します。 最新のMacコンピュータはすべて、Macのハードウェアの問題を診断するために使用できるApple診断ツールにアクセスできます。これにより、お使いのコンピュータで発生する可能性のある問題を特定することができます。

方法1

2013年以降のMac

1. 外部接続を外します。Mac に必要のないもの（USB フラッシュドライブなど）が接続されている場合は、テストを開始する前にそれらを取り外します。
2. Macを再起動します。Apple Diagnostics にアクセスできるのは、コンピュータの起動中のみです。

   • をクリックします。
   • 再起動をクリックします。
   • 再起動をクリックして確認します。
3. 画面に何も表示されないうちに D キーを押し続けます。Macでまだ起動チャイムが鳴る場合は、チャイムが鳴る前にDボタンを長押しします。

   • Apple Diagnosticsを起動するには、ファームウェアのパスワードを無効にする必要がある場合があります。
   • Apple Diagnosticsが起動しない場合は、コンピュータを再起動し、Ⱦ Option+Dを押します。コンピュータがオンラインで診断テストを開始しようとします。ネットワーク接続を選択し、パスワード（必要な場合）を入力し、チェックマークを押します。
4. 言語をクリックします。言語を選択すると、診断スキャンが開始されます。
5. 診断スキャンが行われるのを待ちます。数分かかることがあり、コンピュータの動作音が大きくなったり、一見不規則に動作したりすることがあります。これは正常な動作で、ハードウェアが動作するかどうかをテストしているのです。
   専門家のアドバイス

   通常、パフォーマンスの低下や接続性の問題など、何らかの問題がない限り、診断を実行する必要はありません。

   キアラ・コルサロ

   コンピュータ・スペシャリスト

   Chiara Corsaroは、サンフランシスコのベイエリアにあるApple認定サービスプロバイダ、macVolks, Inc.のゼネラルマネージャー兼Apple認定Mac & iOSテクニシャンです。 macVolks, Inc.は1990年に設立され、Better Business Bureau（BBB）からA+の認定を受け、Apple Consultants Network（ACN）に加盟しています。

   キアラ・コルサロ
   コンピュータ・スペシャリスト
6. 結果に注意Apple DiagnosticsでMacに異常が見つかった場合、問題の概要が表示され、表示された結果の下に参照コードが記載されます。リファレンスコードをメモしておくと、修理を依頼する際に便利です。

   • いくつかのエラーには複数の参照コードがあるため、問題の概要だけでなく参照コードも書き留めてください。
   • ハードウェアの故障がリストアップされている場合は、Appleに予約を入れてコンピュータを修理してもらいましょう。

方法2

2013年以前のMac

1. 外部接続を外します。Macに必要のないもの（USBフラッシュドライブなど）が接続されている場合は、テストを開始する前にそれらを抜いてください。
2. 必要に応じて、OSのインストールディスクを挿入します。Macにまだディスクドライブがあり、Mac OS X Snow Leopard（10.6）以下が動作している場合は、OSインストールディスクをコンピュータに挿入し、Apple Hardware Testが起動できることを確認します。

   • MacBook AirのようにCDドライブのないMacの場合は、ソフトウェア再インストールUSBドライブをコンピュータのUSBポートに挿入します。
   • OS X Lion以降をお使いの場合は、この必要はありません。お使いのコンピュータが2011年7月以降にリリースされた場合、またはそれ以降にOSをアップデートした場合は、ハードディスクからハードウェア・テストを取得するか、インターネットからダウンロードします。
3. Macを再起動します。Apple Hardware Testにアクセスできるのは、コンピュータの起動時のみです。

   • をクリックします。
   • 再起動をクリックします。
   • 再起動をクリックして確認します。
4. 画面に何も表示されないうちに D キーを押し続けます。Macでまだ起動チャイムが鳴る場合は、起動チャイムが鳴る前にDボタンを長押しします。

   • Apple Hardware Testが起動せず、お使いのコンピュータが2011年以降にリリースされた場合は、コンピュータを再起動し、╱ Option+Dを押して、インターネット経由でハードウェアテストを開始します。ネットワーク接続を選択し、パスワード(必要な場合)を入力し、チェックマークを押します。
5. 言語を選択します。をクリックするか、キーボードの → を押します。
6. Apple Hardware Testウィンドウが表示されるまで待ちます。ハードウェアテストは、テストを行う前にマシンの簡単な「プローブ」を行います。
7. Testをクリックするか、Tを押すか、↵ Enterを押してハードウェアテストを開始します。テストには1時間以上かかることがあり、コンピュータの動作音が大きく、一見不規則に見えるかもしれません。これは正常な動作で、ハードウェアが動作するかどうかをテストしているのです。

   • コンピュータにすべてをチェックさせたい場合は、[拡張テストを実行する] の横にあるチェックボックスをオンにします（ただし、これによりスキャンが完了するまでの時間が大幅に長くなることに注意してください）。
8. 結果をメモしてください。Apple Hardware TestでMacに異常が見つかった場合、エラーが見つかったことが表示され、右下のボックスに問題のテクニカルコードが記載されます。このコードをメモしておけば、コンピュータを修理する際に役立ちます。

   • Apple Diagnosticsとは異なり、特定の参照コードは表示されません。
   • ハードウェアの故障が表示されている場合は、Appleに予約を入れてコンピュータを修理してもらいましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Run Diagnostics on Mac 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。