ファイル共有を有効にする方法

ファイル共有を有効にすると、ユーザーは常に重要なファイルにアクセスできるようになります。どのフォルダを共有し、どのレベルのアクセス権をユーザーに与えるかは、常に管理できます。共有フォルダをホストしているコンピュータがローカルネットワークに接続されている限り、共有フォルダはそれを必要とするすべての人がアクセスできます。

方法1

Windows 10

1. Win+S を押して、Windows Search を起動します。Windows 10システム上の任意のフォルダをローカルネットワーク上の他のユーザーと共有できます。このキーの組み合わせを押すと、検索ボックスが表示されます。
2. コントロールパネル」と入力し、↵ Enterキーを押します。コントロールパネルが表示されます。
3. ネットワークの状態とタスクの表示」をクリックします。このリンクは、メインペインの「ネットワークとインターネット」ヘッダーのすぐ下に表示されます。
4. "詳細設定の変更 "をクリックします。ファイルとプリンターの共有のオプションが表示されます。
5. ファイルとプリンタの共有をオンにする "を選択し、"変更を保存 "をクリックします。変更を保存するために管理者パスワードを入力するよう求められたら、入力してください。注：スクリーンショットでは「ネットワーク検出をオンにする」となっていますが、本来は「ファイルとプリンターの共有」であるべきです。
6. Win+Sを押してWindows Searchを起動します。ファイル共有が有効になったので、システム上のフォルダを共有できます。
7. File Explorer」と入力し、↵ Enterキーを押します。デスクトップにファイルエクスプローラーが開きます。
8. 共有したいフォルダに移動します。個々のファイルではなく、共有するフォルダを選択する必要があります。エクスプローラーの左側にあるナビゲーションペインを使用して、フォルダを参照します。
9. フォルダを右クリックし、"プロパティ "を選択します。このフォルダのプロパティパネルが画面に表示されます。
10. 共有」タブをクリックします。このフォルダはまだ共有されていないので、"ネットワークファイルとフォルダの共有 "の名前のすぐ下に "共有されていません "と表示されます。
11. "詳細な共有 "ボタンをクリックします。このウィンドウの内容はほとんどグレーアウトしています。
12. "このフォルダを共有する "にチェックを入れます。グレーアウトしていた内容が編集可能になります。
13. "共有名 "に共有フォルダの名前を入力します。ここで入力した名前が、他のユーザーがそのフォルダにアクセスしたときに表示される名前になります。
14. アクセス許可 "ボタンをクリックします。ここで、フォルダにアクセスするネットワーク上の全ユーザーのアクセス許可を設定します。
15. Everyone "グループをクリックしてハイライトします。このグループを選択すると、ネットワーク上の全員のこのフォルダのアクセス許可を一度に変更することができます。

    • フォルダを一人の人とだけ共有したい場合は、「追加」をクリックし、リストからその人のユーザー名を選択します。次に、そのユーザーをクリックして選択します。
16. 選択したユーザーの権限を設定します。以下の各オプションの「許可」または「拒否」にチェックを入れます：

    • フルコントロール：フルコントロール：このフォルダ内のファイルの読み取り、削除、編集を許可します。また、このユーザーにはフォルダのパーミッションを変更する権限も付与されます。
    • 変更：変更： このフォルダ内のファイルの読み取り、削除、編集を許可しますが、パーミッションの変更は許可しません。
    • 読み取り：読み取り：フォルダー内のファイルの表示とプログラムの実行を許可します。このオプションしか許可されていない場合、ユーザーはフォルダ内のファイルを変更できません。
17. OK」をクリックして変更を保存します。これでフォルダが共有されました。

方法2

Windows 8.1

1. Win+S を押して、Windows Search を起動します。Windows 8.1コンピュータから他のローカルネットワークとファイルを共有する前に、コンピュータを "検出可能 "にする必要があります。
2. PC設定」と入力し、↵ Enterキーを押します。PC設定画面が表示されます。
3. Network "リンクをクリックします。右側のパネルにネットワークのリストが表示されます。
4. 接続しているネットワーク名をクリックします。複数のネットワークが表示されている場合は、名前の下に「接続中」と表示されているものを使用します。
5. デバイスとコンテンツの検索」スイッチをオンに切り替える。そうすると、コンピュータがネットワーク上で検出可能になり、ネットワーク上の他のユーザーが、あなたが共有するフォルダを見つけることができるようになります。
6. Win+S を押して、Windows Search を起動します。これで最初のフォルダを共有する準備ができました。
7. Explorer」と入力し、↵ Enterキーを押します。Windowsのファイルエクスプローラーが起動します。
8. 共有したいフォルダに移動します。左側のサイドバーを使って、ネットワーク上の他のユーザーと共有したいフォルダが見つかるまで、フォルダ構造をナビゲートします。
9. 共有したいフォルダをクリックしてハイライトします。ダブルクリックはしないでください。
10. エクスプローラーの上部にある「共有」タブをクリックします。このタブの上部にいくつかの共有オプションが表示されます。
11. 共有先 "エリアの "特定の人... "をクリックします。ファイル共有」ダイアログが表示されます。
12. ボックスに "Everyone "と入力し、"Add "をクリックします。これでネットワーク上のすべての人がこのフォルダにアクセスできるようになります。どのタイプのアクセス権を持っているかは、すぐに定義できます。
13. 共有 "をクリックしてフォルダを共有します。これでフォルダはネットワークのメンバーと共有されます。ファイルを見るには、ファイルエクスプローラーを開き、「ネットワーク」アイコンをクリックします。
14. 共有フォルダを右クリックし、"プロパティ "を選択します。ここで、"Everyone "が持つアクセスの種類を決めます。フォルダのプロパティ画面が表示されます。
15. セキュリティ」タブをクリックします。このダイアログには、フォルダのすべてのセキュリティ設定が表示されます。
16. 編集」ボタンをクリックします。フォルダ]のアクセス許可」画面が表示されます。
17. グループまたはユーザー名 "のリストから "Everyone "を選択します。Everyone "が表示されていない場合は、"Add "をクリックします：

    • "追加 "をクリックします。
    • 空欄に "Everyone "と入力します。
    • 追加]をクリックします。
18. 選択したユーザーの権限を設定します。(Everyone)へのアクセス許可 "の下で、どのようなアクセスを提供したいかを決めます：

    • フルコントロール：フルコントロール: このフォルダ内のファイルの読み取り、削除、編集を許可します。また、このユーザーはフォルダのパーミッションを変更することができます。
    • 変更：このフォルダー内のファイルの読み取り、削除、編集を許可しますが、パーミッションの変更は許可しません。
    • 読み取りと実行：フォルダー内のファイルの表示とプログラムの実行を許可します。このオプションのみが選択されている場合、ユーザーはフォルダ内のファイルを変更できません。
    • フォルダの内容を一覧表示します：ユーザーがフォルダ内のファイルの一覧を表示できるようにします。
19. OK "をクリックして、パーミッションを保存します。これで、ネットワークに接続しているユーザーがファイルにアクセスできるようになります。

方法3

macOS

1. Appleメニューを開き、"システム環境設定 "を選択します。macOSシステムのファイルをローカルネットワーク上の他のユーザーと共有することができます（たとえそのユーザーがWindowsを使っていても）。まず、ファイル共有を有効にします。

   • この方法を使うには、以下の手順が必要です。
2. 共有 "ペインをクリックします。ここで、システム上のユーザーの共有オプションとセキュリティ権限を変更できます。
3. "ファイル共有 "の隣にあるボックスにチェックを入れます。このボックスにチェックが入ると、"ファイル共有 "と表示されます：メインペインに「オン」と表示されます。
4. システム環境設定に戻り、"ユーザーとグループ "を選択します。ネットワーク上のWindowsユーザーとフォルダを共有できるようにするには、ユーザー用の特別アカウントを作成する必要があります。
5. 南京錠をクリックして管理者としてログインします。これで、システムに新しいアカウントを追加する権限が与えられます。
6. 新しいユーザーアカウントを作成します。ここでは、そのアカウントが共有のみに使用されるように設定する方法を説明します：

   • をクリックして新しいアカウントを追加します。
   • 新規アカウント "メニューから "共有のみ "を選択する。
   • クラウドオプションではなく、「個別のパスワードを使用」を選択する。
   • アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
   • "ユーザーを作成 "をクリックする。Windowsユーザーが共有フォルダにアクセスする際、このユーザー名とパスワードを使ってログインする必要がある。
7. システム環境設定に戻り、"共有 "を選択する。ここで共有するフォルダを決めます。
8. "共有フォルダ "の下にある（＋）アイコンをクリックする。ナビゲーションウィンドウが表示されます。
9. 共有したいフォルダを選択し、"追加 "をクリックします。"共有フォルダ "の下にフォルダ名が表示されます。
10. 共有フォルダを選択し、"オプション... "ボタンをクリックします。ファイル共有プロトコルのオプションが表示されます。
11. "AFPを使ってファイルを共有する "にチェックを入れる。AFP（アップル・ファイリング・プロトコル）を使ってファイルを共有します。
12. Windowsコンピュータと共有したい場合は、「SMBを使ってファイルを共有する」にチェックを入れます。ネットワーク上のWindowsコンピュータと共有する必要がない場合は、この手順を省略できます。
13. "完了 "をクリックします。共有画面に戻ります。
14. ユーザー」ボックスの下にある「+」をクリックします。ユーザーアカウントとグループのリストが表示されます。
15. 特別なWindowsユーザーアカウントにアクセス許可を設定します。先ほど作成したユーザーアカウントを選択し、右側のリストから「読み取り」「読み取りと書き込み」「書き込み」のいずれかを選択します。

    • Windowsユーザーにこのフォルダ内のアイテムの読み取り、編集、削除を許可したい場合は、"読み取りと書き込み "を選択します。
    • このフォルダを「ドロップボックス」として使用することはできるが、ファイルの編集や削除はできないようにしたい場合は、「書き込み」を選択します。
    • または、"読み取り "のままにして、他の誰もこのフォルダを変更できないようにすることもできます。
16. ネットワーク上のすべてのユーザーのアクセス許可を設定します。デフォルトでは、ネットワーク上のすべてのユーザー（"Everyone "グループ）は、読み取りアクセス権を持っています。これは、共有フォルダ内のファイルを見ることはできるが、変更を加えることはできないことを意味します。これを変更するには

    • ユーザーリストで「Everyone」をクリックして選択します。
    • ネットワーク上のユーザーにこのフォルダ内のファイルを閲覧、編集、削除させたい場合は、右側のパネルから「読み取りと書き込み」を選択します。
    • Write "を選択すると、このフォルダを "ドロップボックス "として使用することができます。
    • また、「読み取り」のままにしておけば、誰もこのフォルダを変更することはできません。
17. ネットワーク上の別のMacから共有フォルダにアクセスします。フォルダが共有されたので、ネットワーク上のどのユーザーもFinderの "共有 "の下にフォルダを見つけることができるはずです。

    • フォルダが "共有 "の下に表示されない場合は、"すべて... "をダブルクリックしてネットワークをブラウズすると、フォルダが表示されるはずです。
18. Windowsユーザー用の共有アドレスを見つける。Windowsユーザー用のSMBを有効にした場合、接続先のアドレスを見つける方法は以下の通りです：

    • システム環境設定を開く
    • 共有ペインを開く。
    • smb "で始まるIPアドレス（例：smb://172.1.1.1）をメモする。
    • Windowsユーザーはこのアドレスに接続し、先ほど作成したアカウントでログインします。ログインに成功すると、そのユーザーと共有されているファイルを閲覧できるようになります。

方法4

Windows 7

1. 共有するフォルダを右クリックし、"プロパティ "を選択します。システムのプロパティパネルが開きます。
2. 共有」タブをクリックします。"ネットワークファイルとフォルダの共有 "と "詳細な共有 "が表示されます。
3. "高度な共有... "ボタンをクリックします。詳細共有プロパティパネルが開きます。
4. "このフォルダを共有する "にチェックを入れます。これで、このフォルダの共有パラメータを設定できるようになります。
5. 共有名」フィールドにフォルダの名前を入力します。このフォルダがネットワーク上で共有されると、この名前が他の人に表示されます。
6. "アクセス許可 "をクリックします。これで、誰がフォルダを見たり変更したりできるかを決めることができます。
7. 追加 "をクリックし、フォルダを共有したいユーザーを選択します。Windowsネットワーク内のすべての人とフォルダを共有したい場合は、"Everyone "を選択します。これは、ローカルネットワーク上の基本的なファイル共有のために一般的です。
8. 選択したユーザーのアクセス許可を設定します。(Everyone)へのアクセス許可」で、アクセス許可を設定します：

   • フルコントロール：フルコントロール： このフォルダー内のファイルの読み取り、削除、編集を許可します。また、このユーザーにはフォルダのパーミッションを変更する権限も付与されます。
   • 変更：このフォルダのファイルの読み取り、削除、編集を許可しますが、パーミッションの変更は許可しません。
   • 読み取り：フォルダー内のすべてのファイルの読み取りを許可しますが、変更は許可しません。
9. OK "をクリックします。ここで、Everyoneユーザーグループに簡単な修正を加える必要があります。
10. 共有するフォルダを右クリックし、"プロパティ "を選択します。これは先ほど共有したフォルダと同じはずです。
11. セキュリティ "タブをクリックします。このタブは、先ほどクリックした "共有 "タブのすぐ隣にあります。
12. 編集 "ボタンをクリックします。ユーザー権限画面が表示されます。
13. 追加...」ボタンをクリックします。このボタンは "グループまたはユーザー名 "ボックスのすぐ下に表示されます。
14. 空欄に "Everyone "と入力し、"OK "をクリックします。ユーザー権限画面に戻ります。
15. もう一度 "OK "をクリックして変更を保存します。クリックする "OK "ボタンがなくなるまで、"OK "ボタンをクリックし続けます。
16. 別のフォルダを右クリックし、"共有 "を選択します。これで、さらにフォルダを共有したいときに、"Everyone "グループをすぐに追加できるようになります。別のフォルダでそれを行う方法は次のとおりです。
17. ファイルを共有したいユーザーを選択します。Everyone "を選択し、Everyoneの権限を設定します。
18. Everyoneの権限を設定し、"OK "をクリックします。先ほどと同じように、Everyoneにフォルダへのアクセス権をフルコントロール、変更、読み込みのどれにするかを決めます。この設定は、今後どのフォルダでもできるようになります。

方法5

Windows Vista

1. コンピュータをネットワークに接続します。Windows Vistaコンピュータでファイル共有を有効にすると、同じワークグループ内の他のユーザが任意のファイルやフォルダにアクセスできるようになります。 ファイル共有を行うネットワークにコンピュータを接続します。
2. スタート] メニューをクリックし、[コントロール パネル] を選択します。ファイルを共有する前に、ネットワークと共有センターでいくつかの変更を行う必要があります。
3. ネットワークと共有センター」をクリックします。画面上部にコンピュータ名が表示され、その下にネットワーク情報が表示されます。
4. ネットワーク接続の管理」リンクをクリックします。ネットワークと共有センターの左上にこのリンクがあります。
5. ネットワーク接続のアイコンを右クリックし、"プロパティ "を選択します。接続のプロパティ画面が開きます。

   • Windowsから管理者パスワードの入力や変更の承認を求められたら、今すぐ（そしてこの方法の他のどの時点でも）入力することができます。
6. "File and Printer Sharing for Microsoft Networks "の横にチェックマークを付ける。ネットワーク上でファイルを共有するには、このサービスをアクティブにする必要があります。
7. OK "をクリックして変更を承認する。ウィンドウが閉じ、ネットワークと共有センターに戻ります。
8. ネットワーク検出をオンにします。Network Discovery（ネットワーク検出）」の横に緑色の丸と「On（オン）」という文字が表示されている場合は、次の手順に進んでください。そうでない場合は、"ネットワーク検出 "の隣にある下向き矢印をクリックし、"ネットワーク検出をオンにする "をクリックします。
9. "ファイル共有 "の隣にある下向きの矢印をクリックします。ファイル共有の設定パネルが開きます。
10. "ファイル共有をオンにする "を選択します。ファイル共有 "の横の丸が緑色に変わります。
11. "適用 "をクリックします。パスワードの入力を求められたら入力してください。
12. コントロールパネルの「フォルダオプション」をダブルクリックします。ダイアログボックスに、チェックボックスの付いたオプションが表示されます。

    • このアイコンが表示されていない場合は、左メニューの「クラシック表示」リンクをクリックしてクラシック表示に切り替えます。
13. 共有ウィザードを使用する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。これにより、ファイルやフォルダを右クリックするだけで、簡単にネットワーク上でファイルを共有できるようになります。
14. ファイルやフォルダを共有するファイルやフォルダをネットワークで共有する準備ができたら、そのファイルを右クリックして「共有」をクリックするだけで、共有ウィザードが開きます。
15. ファイルを共有するユーザーを選択します。ファイルやフォルダを共有したいユーザーを選択し、"共有 "をクリックします。これでファイルがそのユーザーと共有されます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 ファイル共有を有効にする方法 」を修正して作成されました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。