電子機器の廃棄方法

古い携帯電話やパソコン、タブレットを処分するのは、ただゴミ箱に捨てるほど簡単ではない。実際、多くの州では、古い電子機器を捨てることは違法である。電子機器には鉛や水銀などの有害物質が含まれているため、適切に処分する必要があります。 古い電子機器がまだ使える場合は、慈善団体やコミュニティセンターに寄付しましょう。使えなくなった電子機器は、地域のリサイクル・プログラムや電子機器メーカーを通じてリサイクルし、プラスチックや金属などの材料を再利用できるようにしましょう。

方法1

不要な電子機器を寄付する

1. 電子機器が寄付できる状態かどうかを判断する。 電子機器がまだ機能しており、5年以内であれば、寄付しても問題ありません。大がかりな修理や部品交換が必要かどうかもチェックしましょう。ほとんどの非営利団体は、それらの修理をする余裕はないでしょう。

   • そのような条件を満たさない電子機器は、リサイクルに出しましょう。
2. 電子機器に保存されているデータは、寄付する前にすべて破棄しましょう。電子機器に保存しておきたいコンテンツがある場合は、まず外付けハードディスクドライブに保存してください。データが暗号化されていることを確認してください（iPhoneは自動的に暗号化されますが、アンドロイドの場合は、設定メニューから手動で暗号化する必要があります）。その後、ファクトリーリセットで電子デバイスを元の工場出荷時の設定に戻します。

   • 携帯電話やタブレットで工場出荷時リセットを行うには、設定メニューに入ります。iPhoneまたはiPadの場合、"一般 "をタップし、"リセット "をタップする。アンドロイドの場合は、"セキュリティ"、"セキュリティワイプ "の順にタップするか（ブラックベリーの場合）、"バージョン情報"、"リセット "の順にタップする（ウィンドウズフォンの場合）。
   • SIMカードやSDカードを取り外すことも、個人情報盗難に対抗するための一歩です。ファクトリーリセット後もデータが残っていることがあるので、デバイスから取り出して破棄する。
3. デバイスを学校、高齢者センター、コミュニティセンターに持ち込む。帯域幅や高度な技術を必要としない地元の学校やセンターの多くは、中古の電子機器を受け入れている。自宅では電子機器にアクセスできない生徒や、技術の使い方を学ぶ高齢者のために、電子機器を使ってくれます。どのような電子機器を探しているのか、どのように寄贈すればよいのか、事前に電話で問い合わせてみよう。

   • National Cristina Foundationは、中古の電子機器の寄付を希望する人々と、電子機器を必要としている学校をつなぐ活動を行っている。ウェブサイトでは、あなたの近くの学校を検索することができます。
4. 電子機器を非営利団体に寄付する。団体を探すには、Electronics Industry Alliance（電子機器産業連盟）のウェブサイトを訪れ、電子機器の寄付を受け付けている全国の団体のリストを入手しよう。

   • 特定の機器に特化した非営利団体もある。例えば、Computers with Causesはコンピューターとコンピューター・アクセサリーを集めており、Secure the Callは携帯電話を集めている。
   • 年末の確定申告で寄付金を控除できるよう、領収書を発行してもらおう。

方法2

電子機器をリサイクルする

1. リサイクルする前に、機器の個人データをすべて消去する。パソコンやノートパソコンをリサイクルする場合は、「設定」や「スタート」メニューにある「セキュア・ワイプ」または「リセット」を行います。電話、タブレット、ゲーム機の場合は、「設定」メニューにある工場出荷時のリセットを行います。

   • 電子機器からデータを消去するだけでは十分ではありません。個人情報窃盗犯は、消去された情報を復元するデータ復元プログラムにアクセスできる。
   • デバイスを消去してくれる安価な（場合によっては無料の）ソフトウェアをダウンロードしよう。
   • リサイクル・センターがデータ破壊サービスを提供しているかどうかを確認する。自分でやる必要がないように、代わりにやってくれるところも多い。
2. デバイスからバッテリーを取り外して、別々にリサイクルする。お住まいの地域のリサイクル・サービスに問い合わせるか、近くの家庭用有害廃棄物回収施設に行って、古い電池をどこに持ち込めばよいかを調べましょう。 Call2Recycleは、家庭用電池を無料でリサイクルできる全国的なプログラムで、ウェブサイトには各州の電池リサイクル・サイトも掲載されています。
3. 電子機器は、お住まいの地域の回収サイトまたはリサイクルセンターに持ち込みましょう。お住まいの地域の廃棄物処理業者や公共事業局に問い合わせると、電子機器のリサイクル・スポットのリストが入手できます。 リサイクルに行く前に、どのような電子機器を引き取ってくれるのか（引き取ってくれないのか）聞いておきましょう。National Center for Electronics Recycling（全米電子機器リサイクルセンター）にも、全国の電子機器リサイクル業者のデータベースがあり、無料で検索できます。

   • 電子機器のリサイクルには、少額の料金を支払わなければならない場合があります。例えばカリフォルニア州では、テレビのリサイクル料金は5～7ドルです。
   • 市や州によっては、特別な回収イベントやカーブサイド回収、eリサイクル・プログラムを実施しているところもあります。
4. メーカーに、引き取りプログラムがあるかどうか聞いてみましょう。ブランド（Apple、Sprint、Dellなど）に直接連絡し、古い電子機器のリサイクル・サービスについて確認しましょう。発送に関する詳細や、デバイスを郵送するための送料や容器を無料で提供しているかどうかを尋ねてみましょう。また、多くのメーカーが、そのメーカーを通じてデバイスをリサイクルすると、割引や特典を提供しています。

   • お住まいの地域の家電量販店（Best BuyやRadioShackなど）に、家電リサイクルプログラムがあるかどうか尋ねてみましょう。また、電子機器をメーカーに送り返す手伝いをしてくれる場合もあります。
   • ニューヨーク州のように、電子機器メーカーがリサイクルするために製品を無料で引き取ることを義務づける法律を定めている州もあります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Dispose of Electronics 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。