iOSを以前のバージョンに戻す方法

このWikiHowでは、Windows PCのiTunesまたはMacのFinderを使ってiPhoneのiOSをダウングレードする方法を説明します。iOSの旧バージョンを復元する前に、万が一に備えてiCloudまたはコンピュータにデータをバックアップしておくことが重要です。

知っておくべきこと

• iPhoneのダウングレードには、iPhoneを完全に消去し、以前のデータを一切含まない新しいiOSをインストールすることが含まれるため、バックアップがあることを確認してください。
• IPSW.meから希望のiOSバージョンを入手し、iPhoneを接続した状態でiTunesを開く。
• iOSをダウングレードするには、"Shift/Opt "を押し、"復元 "をクリックします。

パート1

ダウングレードの準備

1. 現在のiOSのバージョンを確認します。設定」アプリを開き、「一般」を選択し、「バージョン情報」をタップすると、現在お使いのiOSのバージョンを確認できます。現在のバージョンを知ることで、ダウングレード先の適切なバージョンを見つけることができます。

   • iOSは、Appleが引き続き署名しているバージョンにダウングレードできます。Appleは通常、新しいリリースの約2週間後に以前のバージョンへの署名を停止するため、ダウングレードの選択肢は以前のバージョンのみに限定されます。
   • そのため、ダウングレードできるのは旧バージョンのみとなります。しかし、これらのバージョンはAppleによって署名されていないため、これはお勧めできません。
2. iPhoneをバックアップする。以前のiOSバージョンに移行するには、iPhoneのデータをすべて消去する必要があります。 写真、連絡先、インストールされているアプリなどのデータを失うことはありません。

   • セットアップ中にバックアップを復元するよう促されます。
3. ご希望のiOSバージョンのIPSWファイルを探します。古いバージョンのiOSを手動でインストールするには、iPhoneソフトウェアファイル（IPSW）が必要です。iOSソフトウェアダウンロードの信頼できるソースで試してみてください。そこで希望のバージョンが見つからない場合は、ウェブで希望のiOSバージョンと "IPSW "を検索してください。

   • IPSW.meを使用している場合は、iPhoneをクリックし、利用可能なバージョンを表示するには、モデルを選択します。Signed IPSWs "セクションにあるバージョンは、Appleの署名付きダウンロードです。署名されていないIPSW」セクションにあるバージョンは、最初にiPhoneをroot化する必要があります。
   • 他の場所でIPSWファイルを検索する場合は、お使いのiPhoneのモデルを含めて検索してください。例えば、iOS 14.1をiPhone XRにインストールしたい場合は、「IPSW iOS 14.1 iPhone XR」を検索に含めます。
4. IPSWファイルをコンピュータにダウンロードします。これらのファイルは通常約6GBあるので、ダウンロードにはしばらく時間がかかります。iPhoneへのインストールが終わったら、コンピューターから削除してください。
5. iPhoneを探すを無効にする。iPhoneを復元する前にこの作業を行う必要があります。 この機能を無効にするには

   • iPhoneの「設定」を開きます。
   • 一番上にある自分の名前をタップします。
   • iPhoneを探す」をタップします。
   • iPhoneを探す」をタップします。
   • iPhoneを探す」の横にあるスイッチをタップしてオフにします。

パート2

iPhoneをダウングレードする

1. コンピュータでiTunes（PC）またはFinder（Mac）を開きます。Windowsをお使いの場合は、WindowsのスタートメニューからiTunesを起動します。新しいバージョンのiTunesが利用可能な場合は、アップデートを促されますので、画面の指示に従ってアップグレードしてから次に進みます。Macをお使いの場合は、Dock上のFinderアイコンをクリックしてFinderを開きます。
2. iPhoneをコンピュータに接続します。iPhoneに付属しているUSBケーブル、または互換性のあるケーブルを使用します。
3. iPhoneの電源を切ります。これを行うには、画面にスライダーが表示されるまで電源ボタンを押し続けます。次に、画面に表示されている通りにスライダーをドラッグして、iPhoneの電源を切ります。
4. iPhoneをリカバリーモードにします。iPhoneをリカバリーモードにすると、iTunesまたはFinderがiPhoneを検出します。この手順はiPhoneによって異なります：

   • iPhone 8以降（iPhone SE 2020を含む）：ボリュームアップボタンを押して離し、ボリュームダウンボタンを押して離します。その後、リカバリーモードの画面が表示されるまで上のボタンを押し続けます。
   • iPhone 7/7 Plus：トップボタンまたはサイドボタンとボリュームダウンボタンを同時に長押しし、iPhoneがリカバリーモード画面になったらボタンを放します。
   • iPhone 6s、6、初代iPhone SE: 上部ボタンとホームボタンを "iTunesに接続 "が表示されるまで押し続けます。
5. iTunesまたはFinderでiPhoneをクリックします。iTunesを使っている場合は、アプリの左上にあるiPhoneボタンをクリックします。Macを使っている場合は、左のパネルでiPhoneの名前をクリックします。iPhoneがリカバリーモードになっているというメッセージと、アップデートまたは復元が必要なiPhoneに問題があるというポップアップウィンドウが表示されます。
6. 復元をクリックしながら、⇧ Shift（PC）または⏠ Option（Mac）を押します。このボタンがポップアップウィンドウに表示されます。正しいキーを押しながらボタンをクリックすることで、ダウングレードが可能になります。
7. ダウンロードしたIPSWファイルを選択し、「開く」をクリックします。別のフォルダを選択しなかった場合は、ダウンロードフォルダにあるはずです。ファイルを選択すると、確認メッセージが表示されます。
8. 復元をクリックして確認します。iTunesまたはFinderが現在のソフトウェアを削除し、ダウンロードしたバージョンに置き換えます。復元が完了すると、新規に設定するよう促されます。
9. バックアップしたデータを復元します。iPhoneが再起動した後、初めてセットアップするような画面が表示されます。画面の指示に従って、言語、ワイヤレスネットワーク、その他の設定を選択します。iPhoneをバックアップから復元するよう促されたら、画面の指示に従って復元してください。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Go Back to Previous Version of iOS on an iPhone 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。