Blenderで動画を編集する方法

安価で、簡単に学べて、素早くビデオを編集する方法をお探しなら、Blenderの使用を検討してみてはいかがでしょうか。Blenderはモデリングとアニメーションの機能でよく知られていますが、ビデオエディタも内蔵しています。ほとんどのツール、設定、エフェクトは単純な動画編集には必要ないので、動画編集に使うのは一見したほど敷居が高くありません。このwikiHowの記事では、基本的なテクニックのいくつかを説明します。

パート1

Blenderの準備

1. Blenderをまだお持ちでない場合は、こちらから無料でダウンロードしてください。青い "Download Blender "ボタンをクリックした後、Blenderウィザードの指示に従ってインストールを完了します。デスクトップのアイコンを使ってBlenderを開きます。

   • ここに表示されているBlenderのバージョンとは違うかもしれません。機能は同じですが、場所が少し違うだけです。
2. Blenderのビデオエディタを開きます。メイン画面から、一番上のタスクバーにある「ファイル」を見つけます。File >> New >> Video Editingを選択します。これでビデオエディタが開きます。

   • あるいは、Blenderを開いてすぐにポップアップするスプラッシュ画面から、新規ファイル >> ビデオ編集を選択することもできます。
3. ビデオファイルをインポートします。左上の検索ボックスを使って、ファイルを保存しているフォルダのファイルパスを入力します。次にファイルを選択し、Blender画面の下にあるシーケンサーにドラッグします。

   • 最初のトラック（青）には、ビデオのビジュアルフッテージが入っています。
   • 2番目のトラック（緑）には、ビデオのオーディオが入っています。
   • 両方のトラックを一緒に移動するには、片方を選択し、⇧ Shiftを押し、もう片方を選択してからドラッグします。
4. 必要に応じて保存設定を変更します。右上メニューのOutputで、Blenderの自動保存設定が必要なものであることを確認します。

   • 最初のボックスに、完成したビデオを保存するファイルパスを入力します。
   • 2番目のボックスでは、フォーマットを "FFmpeg Video" に設定します。
   • 3番目のボックスでは、オーディオを "AAC "に設定する。
   • 残りの設定はデフォルトのままでいいですが、Blenderの使い方に慣れてきたら、自分の目的に最適なものを見つけるためにいろいろ試してみてください。
5. シーケンサーでビデオの位置を合わせます。右側の 'Time' ドロップダウンメニューで、ビジュアルとオーディオトラックの両方の Start に "0" を入力します。これでシーケンサーの開始値が設定されます。右下には再生開始と終了のオプションがあります。開始」に「0」 を入力し、「終了」をビデオトラックの終了時刻に設定することで、再生がビデオ全体に及ぶようにします。

   • シーケンサーの青いスライダーは、再生中にトラックを移動します。また、スライダーをドラッグして動画の任意のポイントに移動することもできます。
   • 動画を再生または一時停止するには、スペースバーを押します。

パート 2

ビデオの編集

1. 動画にテキストを追加します。シーケンサーの '追加' ドロップダウンメニューから、'テキスト' を選択します。これでシーケンサーに紫のテキストトラックが追加されます。右側に表示されるテキストボックスで、必要に応じてテキスト設定を変更します。

   • Effect Strip' で、黒いボックスに表示したいテキストを入力します。
   • スタイル」の下で、必要なフォント効果を選択します。フォント設定には、スタイル、サイズ、色、太字、斜体が含まれます。
   • Layout」で、XとYの数字を入力し、テキストを表示する場所を指定します。Xはビデオの左側から、Yはビデオの上側からテキストを表示する距離を表します。
   • 時間」では、動画の途中でテキストを表示したり消したりするタイミングに合わせて、「開始」と「継続時間」の数値を調整します。
2. ビデオに音楽トラックを追加します。左上の検索ボックスに、音楽が保存されているフォルダのファイルパスを入力します。このフォルダから音楽ファイルを選択し、シーケンサーにドラッグします。シーケンサーの右側で、音楽トラックの音量や速度などの設定を調整できます。
3. シーケンサーでトラックを分割します。トラックの一部を削除したい場合、青いスライダーを分割を開始したい場所に移動し、分割したいトラックを選択し、K キーを押します。次に、分割されたトラック部分を移動または削除します。
4. ビデオに画像を追加します。検索ボックスを使って画像を探し、シーケンサーにドラッグします。右側の設定で、'開始' と '継続時間' の数字を変更して、ビデオの好きな場所に画像を配置し、好きなだけ長く続くようにします。

   • このプロセスは、プロジェクトに他のビデオを追加するときにも機能します。
5. トラック間にトランジションエフェクトを追加します。2つのトラックを選択し、重なるようにサイズを調整し、[追加] >> [トランジション]を選択します。次に、必要なトランジションの種類を選択し、右側に表示されるメニューでその設定を編集します。

   • サウンドクロスフェードは 2 つのオーディオトラック間でボリュームフェード を作成します。
   • クロス］は 2 つのビジュアルトラック間を滑らかにフェードします。
   • ガンマクロスはカラー補正を伴うクロス トランジションです。
   • ワイプはビジュアルトラック間の特徴的なトランジションを作成します。トランジションタイプにはシングル、ダブル、アイリス、クロックがあります。
6. トラックにフェードエフェクトを加えます。フェードエフェクトはビジュアルとオーディオの両方のトラックを開始、終了、 トランジションさせるのに適した方法です。トラックをフェードするには、トラックを選択し、追加 >> フェード を選択します。次に使用するフェードオプションを選択します。

   • フェードインとフェードアウトは、選択したトラックの最初と最後にフェード を作成します。
   • フェードインはトラックの最初にフェードを作成します。
   • フェードアウトはトラックの終わりにフェードを作成します。
   • 現在のフレームから］は、青いスライダがある場所から始まるフェードを作成します。
   • 現在のフレームへ］は、青いスライダがある場所で終わるフェードを作成します。

パート 3

ビデオをファイナライズする

1. ビデオをレンダリングします。Blenderの画面上部で、Render >> Render Animationを選択します。新しいウィンドウが表示されたら、ビデオ全体を再生させます。

   • レンダリングによって、Blenderはビデオを完全なファイルに合成します。
   • レンダリングが完了したら、設定で指定した場所に動画を見つけることができます。
   • レンダリングに音声が含まれていなくても心配しないでください。レンダリングはオーディオを再生しませんが、完成したビデオは再生されます。
2. 動画を再生する保存した場所にあるビデオを見つけて見てください。これで動画は完成です！

この記事は CC BY-NC-SA で公開されている " How to Edit Videos in Blender" を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAで利用可能です。