Microsoft Publisherでカレンダーをデザインする方法

カレンダーは、さまざまなサイズやデザインのものが市販されています。マイクロソフト・パブリッシャーでは、さまざまなデザインの中から自分だけのカレンダーを作ることができ、そこに好きな写真やテキストを加えることができる。お孫さんの写真や、お気に入りのゲーム番組のモデルのピンナップポーズ、お気に入りのスーパーヒーローのアクション画像など、個人的に興味のあるものを取り入れることができます。Microsoft Publisherでカレンダーをデザインする方法を以下に示しますが、これはMicrosoft Publisher 2007向けのものです。

方法1

カレンダーを作成する

1. 新規ファイルを作成し、[出版物の種類]リストから[カレンダー]を選択します。中央のペインに、さまざまなカレンダー・テンプレートのオプションが表示されます。

   • Microsoft Publisher 2003では、このオプションは［人気のテンプレート・カテゴリー］タスク・ペインにあります。(タスクペインとは、よく使うコマンドを表示するウィンドウです）。
2. 作成するカレンダーの種類を選択します。カレンダー」のすぐ下に表示される「フルページ」、「ウォレットサイズ」、「ブランクサイズ」のオプションから選択するか、「クラシックデザイン」（フルページまたはウォレットサイズ）または「ブランクサイズ」（一般的なサイズまたは特殊カレンダー用紙のブランドによるサイズ）にあるカレンダーオプションのいずれかを表示できます。カレンダー・オプションを一度クリックすると、Publisher画面の右上にカレンダー・ページの拡大見本が表示されます。オプションをダブルクリックすると、そのオプションが選択され、作業画面が表示されます。

   • カレンダーはツリー形式で表示され、サブカテゴリは左側にプラス記号またはマイナス記号のボックスで表示されます。カテゴリ名またはボックスをクリックすると、利用可能なオプションの表示/非表示が切り替わります。(オプションが非表示の場合、ボックスにはプラス記号が表示され、表示されている場合はマイナス記号が表示されます)。作成したいカレンダーのオプションをクリックします。
3. カレンダーのフォントと配色を選択します。これらのオプションは、[カスタマイズ] 作業ウィンドウから選択します。(この作業ウィンドウは、メイン・パブリッシャ・ウィンドウの右側と、作業画面の左側にある[パブリケーションの書式設定]ウィンドウに表示されます)。Color Scheme（配色）またはFont Scheme（フォント配色）リストからあらかじめ用意されている配色を選択するか、"Create New（新規作成）"オプションを選択して独自の配色を作成します。

   • 作成するカレンダーがビジネスカレンダーの場合、「ビジネス情報」オプションリストから「新規作成」を選択することで、あなたのビジネス情報をカレンダーに追加することができます。新規ビジネス情報セットの作成" ダイアログのフィールドに情報を入力し、名前を付けて "保存" をクリックします。その後、カレンダーを作成する際に、オプションリストからこの名前を選択することができます。
4. カレンダーのその他のオプションを設定します。オプション]作業ウィンドウ（Publisher 2003では[カレンダー・オプション]と呼ばれます）のオプションを使用して、カレンダーのレイアウトを縦（Portrait）にするか横（Landscape）にするか、12ヶ月すべてを1ページに表示するか各月を独立したページにするか、開始月と終了月を何にするか、カレンダーにイベントのスケジュールを含めるかどうかを決定します。

   • カレンダーに空白のサイズを選択した場合、[オプション] 作業ウィンドウは使用できません。また、カレンダーに空白のサイズを最初に選択した場合、カレンダーを表示するには、作業画面の「書式設定」ペインの「カレンダーオプション」セクションからテンプレートを追加する必要があります。
   • カレンダーのページサイズは、「出版物の書式」ペインの「出版物のオプション」セクションにある「ページサイズの変更」をクリックすることで変更できます。空白のページサイズ」を選択すると、そのページレイアウトでカレンダーがどのように表示されるかが表示されます。(レイアウトでカレンダーがページの両端に重なって表示される場合でも、そのオプションを選択し、カレンダー要素を手動で調整することができます)。

方法2

写真を追加する

1. 写真フレーム "ボタンをクリックします。山越しの太陽の絵が表示されているボタンを探します。このボタンは、Publisher作業画面の左側にある "Objects "ツールバーにあります。
2. 表示される4つのオプションから1つを選択してください。4つのオプションとは、クリップアート、ファイルからの画像、空の画像フレーム、スキャナまたはカメラからの画像です。

   • クリップ・アート]を選択すると、ハード・ドライブからライン・アート画像を挿入できます。その後、クリップアートペインを使用して画像を参照します。
   • ファイルから画像を選択して、ハードドライブから画像ファイルを挿入します。次に、カレンダーにカーソルを移動し、マウスの左ボタンを押したままドラッグしてフレームを作成し、画像の挿入ダイアログから画像を選択します。
   • 空の画像フレームを選択して、画像フレームをトレースします。次に、カレンダーにカーソルを移動し、マウスの左ボタンを押したままドラッグしてフレームを作成します。枠の周りのドットを使って枠を回転させたり、サイズを変更することができます。(実際に写真を挿入する前に、このオプションを使用して写真を配置する場所をブロックします)。
   • コンピュータに接続されたデジタルカメラまたはスキャナから画像イメージを挿入するには、[スキャナまたはカメラから]を選択します。
3. 必要に応じて画像サイズを変更します。画像をクリックすると、その周囲にサイズハンドルのドットが表示されます。カーソルをドットに合わせ、ドットが両頭の矢印に変わるまでドラッグし、マウスの左ボタンを押したままカーソルを矢印の方向にドラッグします。画像の中心に向かって動かすと、その方向に縮小し、遠ざかると、その方向に拡大します。

   • 画像そのものを変更するには、既存の画像をクリックした後、画像ツールバーの「画像の挿入」ボタンをクリックします。新しい画像を選択すると、現在の画像に置き換わります。

方法3

独自のテキストを追加する

1. ワードアートまたはテキストボックスボタンをクリックします。これらのボタンは両方ともオブジェクトツールバーにあります。ワードアート]ボタンは、右側に傾いた大文字のAのペアを表示し、[テキストボックス]ボタンは、左上に大文字の "A "を持つ新聞のページのようなものです。

   • 短い装飾的なテキストには、「ワードアート」オプションを使用します。ワードアートでは、フォント、サイズ、色の変更、太字、斜体のほか、テキストのレイアウトを整えるオプションがあります。
   • 長いテキストには「テキストボックス」オプションを使用します。フォント、サイズ、色を変更したり、太字や斜体にすることはできますが、Word Artのように形やレイアウトを変更することはできません。ただし、テキストが表示されるボックスの色は変更できます。
2. テキストを入力して配置するこの2つのステップを行う順序は、ワードアートを挿入するのか、テキストボックスにテキストを挿入するのかによって異なります。

   • ワードアートを挿入する場合は、ワードアートギャラリーからスタイルオプションのいずれかを選択し、次にフォントオプションを選択してテキストを入力します。OK」をクリックすると、サイズ調整用のハンドルドットに囲まれたテキストが表示されます。カーソルをテキストの上に置き、カーソルポインタが4つの頭を持つ矢印になるようにすると、このテキストを好きな場所に移動できます。マウスを使って、ワードアートのテキストを好きな場所にドラッグします。
   • テキストボックスを挿入する場合は、テキストボックスを置きたい場所にカーソルを移動し、マウスボタンをドラッグして希望のサイズのテキストボックスを作成します。(カーソルを離すと、ボックスがサイズ調整用のハンドルで囲まれて表示されるので、必要に応じてテキストボックスのサイズを変更できます)。カーソルにテキストを入力します。
3. 必要に応じてテキストを編集する。テキストをワードアートまたはテキストボックスに配置したら、まずそのテキストをクリックし、以下の手順に従って外観を自由に変更できます。

   • ワードアートの外観を変更するには、フローティング・ワードアート・ツールバーのオプションを使用して、色、形、書式を変更するか、ワードアートギャラリーから新しいオプションを選択します。
   • テキストボックス内のテキストの外観を変更するには、マウスの右ボタンでボックスをクリックし、フローティングメニューを表示します。テキストの外観を変更するには、[テキストの変更] サブメニューからオプションを選択します。テキストボックスの書式設定］を選択すると、ボックスの塗りつぶし色や枠線の追加など、テキストボックスの外観を変更できます。テキスト自体を変更するには、テキストをクリックしてハイライトし、新しいテキストを入力するか、テキスト内のポイントにカーソルを置いて個々のテキスト文字を挿入または削除します。
   • ワードアートまたはテキストボックスのテキストに変更を加えることはできますが、一方を他方に直接変更することはできません。ただし、「ワードアートテキストの編集」ダイアログでテキストボックスまたはテキストフィールドからテキストを選択し、キーボードのCtrl-Cを押してクリップボードにコピーし、Ctrl-Vを押してもう一方の場所に貼り付けることはできます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Design a Calendar in Microsoft Publisher " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。