InDesignで背景を作成する方法

Adobe InDesignドキュメントに背景を追加すると、印刷プロジェクト全体にメリットをもたらします。背景は視覚的なインパクトを与え、ページ上の個々のデザイン要素を強調します。既存の背景色を変更する場合でも、画像を背景として使用する場合でも、カスタム背景を作成するのは簡単です。このWikiHowでは、Adobe InDesignプロジェクトにクリエイティブな背景を追加する3つの簡単な方法をご紹介します。

知っておくべきこと

• テキストやその他のオブジェクトの下にある別のレイヤーに画像を配置することで、画像の背景を追加できます。
• また、シェイプツールを使って背景を描いたり、背景色を変更することもできます。
• テキストが読みにくい場合は、背景の不透明度を下げてください。

方法1

画像を背景として使用する

1. InDesignで新規ドキュメントを作成します。そのためには、InDesignを開きます。 次に、左側の「新規作成」をクリックします。 ドキュメントの高さと幅を入力するか、ドキュメントテンプレートのいずれかを選択します。 次に「作成」をクリックします。

   • 上部のメニューバーで「ファイル」をクリックし、次に「新規作成」をクリックすると、いつでも新しいドキュメントを作成できます。
   • Adobe InDesignをダウンロードしてインストールするには、Adobe InDesignまたはCreative Cloudのサブスクリプションが必要です。 Adobe InDesignの無料トライアルは以下からお試しいただけます。
2. 新規レイヤーを作成します。 InDesignで作業する場合、背景、テキスト、追加画像用に別のレイヤーを用意することをお勧めします。 背景用のレイヤーを作成します。 そのためには、レイヤーパネルを開きます。 次に、レイヤーパネルの一番下にある、角を折った紙のようなアイコンをクリックします。

   • レイヤーパネルが右側に表示されていない場合は、上部のメニューバーで「ウィンドウ」をクリックし、次に「レイヤー」をクリックします。
3. 背景画像を配置します。 そのためには、上部のメニューバーで「ファイル」をクリックします。 次に「配置」をクリックします。 背景として使用したい画像を選択します。 次に、ページ全体または背景領域上をクリックしてドラッグし、画像を配置します。

   • 選択した画像の解像度がページのサイズに十分合っていることを確認してください。 または、.NET Frameworkで背景画像をデザインすることもできます。
4. 画像の枠を調整します。 画像がページ全体よりも大きい場合は、画像フレームの端をクリックして内側にドラッグすることで、画像を切り抜くことができます。 次にダイレクト選択ツールをクリックします。 ツールバーの白いマウスカーソルのようなアイコンです。 次に画像をクリックしてドラッグし、フレーム内の画像位置を調整します。

   • ダイレクト選択ツールを選択するキーボードショートカットは "A "です。
5. 画像の不透明度を下げる（オプション）。 画像背景の上に配置されたテキストは読みにくいことがあります。 画像の不透明度を下げると読みやすくなります。 画像の不透明度を下げるには、ツールバーの選択ツールをクリックし、画像フレームをクリックします。 次に「効果」メニューを開き、不透明度を50％以下に下げます。

   • 効果]パネルを開くには、上部のメニューバーで[ウィンドウ]をクリックします。 次に「効果」をクリックします。 右上の「不透明度」の隣にあるボックスを使って不透明度を下げます。

方法2

画像に背景色を追加する

1. InDesignで新規ドキュメントを作成します。そのためには、InDesignを開きます。 次に、左側の「新規作成」をクリックします。 ドキュメントの高さと幅を入力するか、ドキュメントテンプレートのいずれかを選択します。 次に「作成」をクリックします。

   • ファイル] の後に [新規作成] をクリックすると、いつでも新規ドキュメントを作成できます。
2. 新規レイヤーを作成します。 InDesignで作業する場合、背景、テキスト、追加画像用に別のレイヤーを用意することをお勧めします。 先に進み、背景用のレイヤーを作成します。 そのためには、レイヤーパネルを開きます。 次に、レイヤーパネルの一番下にある、角を折った紙のようなアイコンをクリックします。

   • レイヤーパネルが右側に表示されていない場合は、上部のメニューバーで「ウィンドウ」をクリックし、次に「レイヤー」をクリックします。
3. 画像を配置します。これを行うには、上部にあるメニューバーの[ファイル]をクリックします。 次に「配置」をクリックします。インポートしたいファイルに移動し、ファイル名をダブルクリックします。画像を配置したい場所にカーソルを移動し、マウスをクリックします。これで画像がページに配置されます。

   • 画像を特定のサイズに配置するには、画像を配置する際に希望するサイズのボックスをクリックしてドラッグします。 選択ツール（"V "キーを押して選択ツールを選択）で画像を選択し、Control + Shiftキー（MacではCommand + Shift）を押しながら画像枠のいずれかの角をドラッグすることで、サイズを調整できます。これにより、グラフィックのサイズが比例して調整されます。
4. グラフィックフレームを拡大します。これを行うには、Shift + Altキー（MacではShift + Option）を押しながら、イメージの角をクリックしてドラッグします。 これにより、イメージのサイズを調整することなく、イメージを囲むフレームのサイズが拡大されます。
5. スウォッチパネルを開きます。スウォッチパネルには、右側のメニューにある6つの斜線の四角に似たアイコンがあります。 スウォッチ]アイコンをクリックして、[スウォッチ]メニューを開きます。

   • スウォッチ」アイコンが表示されていない場合は、上部のメニューバーで「ウィンドウ」をクリックします。 カラー」にカーソルを合わせ、「スウォッチ」をクリックします。 F5キーを押してスウォッチ・パネルを開くこともできます。
6. 塗りつぶしカラーボックスを選択します。 スウォッチ・パネルの右上に2つのボックスが表示されます。 ひとつは無地のボックスで、もうひとつは境界線のあるボックスです。 塗りつぶしの色を選択するには、無地のボックスをクリックします。
7. 枠線のあるボックスはストローク・カラー・ボックスです。 このボックスを使用して、画像フレームの周りに輪郭を追加することができます。
8. 画像の背景として使用する新しい色を作成します。 これを行うには、[スウォッチ] メニューの右上隅にある4本の水平線が描かれたアイコンをクリックします。 次に、フライアウト・メニューの[新しいカラー・スウォッチ]をクリックします。 CMYKスライダーバーを使ってスウォッチの色を調整し、Okをクリックします。

   • または、スポイトツールを選択することもできます（"I "を押します）。 次にAlt（Macの場合はOption）を押しながら画像内の色をクリックし、その色を背景として選択します。 これにより、画像を引き立てる色を見つけることができます。
9. スウォッチカラーをイメージフレームに適用します。 これを行うには、キーボードの "V "を押して選択ツールを選択し、画像フレームをクリックします。 次にスウォッチ・パネルで色見本をクリックし、色を適用します。

方法3

図形ツールを使って背景を描く

1. InDesignで新規ドキュメントを作成します。そのためには、InDesignを開きます。 次に、左側の「新規作成」をクリックします。 ドキュメントの高さと幅を入力するか、ドキュメントテンプレートのいずれかを選択します。 次に「作成」をクリックします。

   • ファイル] の後に [新規作成] をクリックすると、いつでも新規ドキュメントを作成できます。
2. 新規レイヤーを作成します。 InDesignで作業する場合、背景、テキスト、追加画像用に別のレイヤーを用意することをお勧めします。 先に進み、背景用のレイヤーを作成します。 そのためには、レイヤーパネルを開きます。 次に、レイヤーパネルの一番下にある、角を折った紙のようなアイコンをクリックします。

   • レイヤーパネルが右側に表示されていない場合は、上部のメニューバーで「ウィンドウ」をクリックし、続いて「レイヤー」をクリックします。
3. オブジェクトツールを選択します。これを行うには、ツールバーの右側にある矩形ツールをクリックしたままにします。 次に、矩形ツール、楕円ツール、または多角形ツールを選択します。

   • または、M キーを押して矩形ツールを選択するか、L キーを押して楕円ツールを選択することもできます。
4. マウスをクリックしてドラッグし、希望の背景形状を描きます。背景シェイプのサイズを調整するには、選択ツールでシェイプのハンドルのいずれかをクリックし、シェイプが適切なサイズになるまでドラッグします。

   • 選択ツールには、左側のツールバーに黒いマウスカーソルのようなアイコンがあります。 キーボードの "V "を押して選択ツールを選択することもできます。
   • 背景色を変えるだけなら、矩形ツールを使ってページ全体を覆う矩形を作ります。
5. スウォッチ・パネルを開きます。 スウォッチ・パネルには、右のメニューにある6つの斜線の四角に似たアイコンがあります。 スウォッチ・アイコンをクリックしてスウォッチ・メニューを開きます。

   • スウォッチ」アイコンが表示されていない場合は、上部のメニューバーで「ウィンドウ」をクリックします。 カラー」にカーソルを合わせ、「スウォッチ」をクリックします。 F5キーを押してスウォッチ・パネルを開くこともできます。
6. 塗りつぶしカラーボックスを選択します。 スウォッチ・パネルの右上に2つのボックスが表示されます。 ひとつは無地のボックスで、もうひとつは境界線のあるボックスです。 塗りつぶしの色を選択するには、無地のボックスをクリックします。

   • 枠線のあるボックスはストローク・カラー・ボックスです。 このボックスを使用して、画像フレームの周囲にアウトラインを追加することができます。
7. 新しい色見本を作成します。 これを行うには、[スウォッチ] メニューの右上隅にある 4 本の水平線が描かれたアイコンをクリックします。 次に、フライアウト・メニューの[新しい色見本]をクリックします。 CMYKスライダー・バーを使ってスウォッチの色を調整し、Okをクリックします。 スウォッチ・カラーは必要な数だけ作成できます。

   • 出版物の大部分が単一の背景色を使用する場合は、各ページの背景色を印刷する代わりに、色付きのストック用紙に印刷することを検討するとよいでしょう。 InDesignで用紙の色をシミュレートするには、「用紙」スウォッチを使用できます。 用紙」スウォッチは印刷可能なスウォッチではありません。 スウォッチパネルで「用紙」スウォッチをダブルクリックし、CMYKスライダーバーを使用して「用紙」スウォッチの色を調整します。
8. 図形に色を適用します。 背景の図形に色を適用するには、まず選択ツールをクリックします。 色を適用したい図形をクリックします。 次に、スウォッチ・パネルの色見本をクリックして、その色をシェイプに適用します。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 InDesignで背景を作成する方法 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。