Photoshopでのパペットワープの使い方

パペットワープツールは、Photoshopでオブジェクトをまっすぐにしたり、モーフィングしたり、位置を変えたりすることができます。 このWikiHowでは、Adobe Photoshop 6以降でパペットワープを使って画像を操作する方法を紹介します。

その1

作業可能な領域（レイヤー）を作成する

1. Photoshopで画像を開きます。パソコンでPhotoshopを開き、「ファイル」→「開く」をクリックします。フォルダを移動し、編集したい画像を探します。見つけたら、画像ファイルをダブルクリックしてPhotoshopで開きます。
2. 複製レイヤーを作成します。パペットワープを使用するには、画像の複製レイヤーを作成します。こうすることで、元のレイヤーが変更されるのを防ぐことができます。レイヤーパレットで「背景レイヤー」を探します。背景レイヤー」の横にあるロックアイコンを2回クリックして、通常のレイヤーに変換します。

   • レイヤーにするかどうかのダイアログボックスが表示されます。OK」をクリックし、レイヤーを右クリックして「レイヤーを複製」を選択します。これで、レイヤーパレットに表示されているように、元の通常レイヤーと画像の複製レイヤーができました。
3. 作業可能領域を選択します。作業可能領域は、パペットワープツールを使って変更したい領域です。これを選択するには、レイヤーパレットで複製レイヤーを選択したままにしておきます。左ツールバーのマジックワンド（杖のようなアイコン）ツールをクリックし、操作したい領域以外の画像の背景を選択します。選択後、Shift+Ctrl+I（Windows）またはShift+Cmd+I（Mac）を押します。これで画像が変更され、操作したい領域が選択されます。
4. 作業可能領域の透明レイヤーを作成します。作業可能な領域を選択したら、Ctrl（またはCmd）＋Jを押します。これにより、作業可能な領域のみに沿って、背景が透明な新しい透明レイヤーが作成されます。
5. 新しいレイヤーを選択します。レイヤーパレットで新しい透明レイヤーをクリックします。

パート2

パペットワープを使う

1. パペットワープツールを選択します。"編集 "をクリックし、"パペットワープ "を選択します。これで選択範囲にワイヤーメッシュが作成され、画像を操作できるようになります。
2. メッシュをカスタマイズする画像上にメッシュが表示されると、パペットワープのオプションが表示されます："モード"、"密度"、"拡大"、"メッシュの表示"。 これらのオプションは、使い方や好みに応じてカスタマイズできます。

   • Mode "の横の矢印は、3つの異なるオプションを提供します："Rigid"、"Normal"、"Distort "です。Rigidはあまり伸縮しないメッシュ、Distortは非常に伸縮するメッシュ、Normalはその中間に位置するメッシュです。伸縮性の低いメッシュを選ぶと、変形の度合いが低く制限されます。
   • "Density "には3つのオプションがあります："Rigid"、"Normal"、"Distort "です。"Expansion "は、ピクセルの増減によってメッシュを伸縮させるのに使います。Mode "と同様に、"Density "と "Expansion "にも似たような機能があり、似たようなオプションが使えます。
   • メッシュを表示」のチェックを入れたり外したりすることで、画像上にメッシュを表示したり非表示にしたりできます。
3. 他のレイヤーを隠す画像をカスタマイズしたら、透明レイヤーの下にあるオリジナルレイヤーと複製レイヤーの可視性を無効にします。これは、作業の邪魔にならないようにするためです。これを行うには、レイヤー名の横にあるチェックボックスで目のアイコンをチェックします。その後、透明レイヤーを再度選択します。
4. 画像全体にピンをドロップします。操作したい部分をクリックします。これで、その部分の動きが固定されます。

   • 例えば、手を挙げている女性の体を選択し、彼女の腕を少し曲げたいとします。手と肘に沿って操作したい箇所にピンを追加します。
   • ピンを削除したい場合は、ピンをクリックしてBackspaceキーを押します。これでピンが削除されます。
   • ピンを追加したら、Escキーを押してワイヤーメッシュを無効にします。Escを押す前に、すべてのピンが所定の位置にあることを確認してください。その後、トップメニューのEdit → Puppet Warpを再度クリックする以外、ピンを追加することができなくなります。
5. 画像を操作する画像を操作するには、ピンを新しい位置にドラッグする必要があります。一度に複数のピンを選択したい場合は、Shiftキーを押しながらピンをクリックして選択してください。ドラッグではなく、矢印キーを使ってピンを操作することもできます。手の例では、ピンをドラッグすると手の位置が変わります。手を下に下げるには、手の異なる関節でピンを動かします。

   • ピンを回転させるには（例えば肘の関節）、Altを押しながらマウスカーソルをピンの近くまで持っていきますが、ピンの真上には持っていきません。次に、カーソルをドラッグして回転させます。回転の度合いは、上側のインターフェイスに表示されます。
6. 作業を保存する。作業が終わったら、変更を保存するのを忘れないでください。Ctrl (Cmd)+S を押してファイル名を入力し、保存先フォルダを選択して "OK" をクリックするだけです。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 How to Use Puppet Warp in Photoshop 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAで利用可能です。