FFmpegでメディアを変換する方法

このWikiHowでは、FFmpegを使用して、コンピュータのコマンドプロンプト（Windows）またはターミナル（Mac、Linux）からビデオとオーディオを変換する方法を説明します。

方法1

Windowsを使う

1. まだインストールされていない場合WindowsコンピュータにFFmpegを無料でインストールできますが、インストールプロセス自体にコツがあります。

   • FFmpegをインストールするには管理者アカウントが必要です。
2. 変換したい動画や曲を探すFFmpegを使用して、ビデオと曲の両方を異なる互換性のある形式に変更することができます（つまり、ビデオを別のビデオ形式に変更したり、オーディオファイルを別のオーディオ形式に変更したりすることができます）。

   • また、FFmpegを使って動画ファイルを音声ファイルにすることもできます。
3. ビデオまたは曲をコピーします。曲を選択し、Ctrl+Cキーを押します。

   • こうすることで、何か問題が発生した場合に備えて、元のファイルのバックアップコピーを取っておくことができます。
4. ビデオまたは曲をデスクトップに置く。コンピュータのデスクトップに移動し、Ctrl+Vを押します。

   • こうすることで、ファイルを変換する際に、簡単にアクセスできる場所に置くことができます。
5. ファイルの現在のフォーマットを確認します。ファイルを右クリックし、プロパティをクリックして、「ファイルの種類」の見出しの横にある括弧内の形式を確認します。

   • どのファイルを変換するかをFFmpegに伝えるために、ファイルの現在の形式を知る必要があります。
6. ファイルを何に変換したいかを考えましょう。以下のフォーマットを使用して、ビデオからビデオ、ビデオからオーディオ、オーディオからオーディオに変換できます：

   • ビデオ - MP4、MOV、WEBM、FLV、AIFF、AVIは、FFmpegでサポートされているすべての一般的なビデオフォーマットです。
   • オーディオ - MP3、WAV、WMA、M4A、AAC、OGGは、FFmpegでサポートされているすべての一般的なオーディオフォーマットです。
7. ファイル名をメモしてください。ファイルをクリックすると、ファイル名が表示されます。ファイルのフルネームをFFmpegに入力する必要があります。

   • 変換プロセスを簡単にするために、ファイル名を一語名に変更することを検討してください。これを行うには、ファイルを右クリックし、名前の変更をクリックし、新しい名前を入力します。
8. コマンドプロンプトを開く。コマンドプロンプトは、すべてのWindowsコンピュータにインストールされています。これを開くには、次のようにします：

   • スタート
     をクリックします。
   • コマンドプロンプトと入力する。
   • コマンドプロンプト をクリックします。
9. コマンドラインをデスクトップに切り替える。cd Desktopと入力し、↵ Enterキーを押します。これでコマンドプロンプトに、Desktopフォルダにあるファイルを探すように指示します。
10. 変換コマンドを入力します。変換コマンドはffmpeg -iで始まり、ファイルの現在の名前とファイルタイプ、変換後のファイル名とファイルタイプを指定します。

    • 例えば、"Kitties "というMP4ビデオを "Cats "というWAVファイルに変換するには、ffmpeg -i Kitties.mp4 Cats.wavと入力します。
    • ファイル名は必ずそのままで入力してください（例えば、ファイル名に大文字が使われている場合は、コマンドラインでも大文字で入力してください）。
    • ファイル名にスペースが使われている場合は、ビデオ名と拡張子を引用符で囲んでください。例えば、YouTube Drama.mp4は、"YouTube Drama.mp4 "となります（アンダースコアがタイトルに含まれていない場合、アンダースコアを配置しても機能しません）。
11. Enter ↵ を押します。変換先のファイルが有効な形式であり、元のファイル名が正しければ、ファイルの変換が開始されます。

    • ファイル（特にビデオ）の変換には、大量の時間がかかることがあります。大きなビデオファイルやオーディオファイルを変換する場合は、"C:◆UsersName◆Desktop>"という行が表示されるまでコマンドプロンプトを開いておいてください。
12. 変換したファイルを見る。ファイルの変換が完了したら、デスクトップに入力した名前で表示されます。

方法2

Macを使用する

1. FFmpegがインストールされていることを確認してください。Windowsコンピュータとは異なり、FFmpegはHomebrewパッケージマネージャの一部としてインストールするのが最も簡単です：

   • ブラウザで次のページにアクセスする。
   • Install Homebrew "の見出しの下にあるコードを選択し、⌘Command+Cを押してコピーする。
   • Spotlight
     を開き、ターミナルと入力してターミナルをダブルクリックします。
   • コピーしたコードを ⌘ Command+V を押して貼り付けます。
   • Return を押し、インストールが完了するまで待ちます。
   • brew install ffmpegと入力し、⏎ Returnを押します。
2. 変換したい動画や曲を探す。FFmpegを使用して、ビデオと曲の両方を異なる互換性のあるフォーマットに変更することができます（つまり、ビデオを別のビデオフォーマットに変更したり、オーディオファイルを別のオーディオフォーマットに変更したりすることができます）。
3. ビデオまたは曲をコピーします。ファイルを選択し、⌘Command+Cでコピーします。

   • こうすることで、何か問題が発生した場合に備えて、元のファイルのバックアップコピーを取っておくことができます。
4. ビデオまたは曲をデスクトップに配置します。コンピュータのデスクトップに移動し、⌘Command+Vを押します。ファイルがここに表示されるはずです。

   • こうすることで、ファイルを変換する際にアクセスしやすい場所に置くことができます。
5. ファイルの現在のフォーマットを確認します。ファイルをクリックして選択し、[ファイル]をクリックして[情報を取得]をクリックし、ファイル名の末尾にある拡張子を確認します（例：".mp4"）。
6. ターゲット形式を決定します。以下のフォーマットを使用して、ビデオからビデオ、ビデオからオーディオ、オーディオからオーディオに変換できます：

   • ビデオ - MP4、MOV、WEBM、FLV、AIFF、AVIは、FFmpegがサポートしているすべての一般的なビデオフォーマットです。
   • オーディオ - MP3、WAV、WMA、M4A、AAC、OGGは、FFmpegがサポートするすべての一般的なオーディオフォーマットです。
7. ファイル名をメモしてください。ファイルをクリックすると、ファイル名が表示されます。ファイルのフルネームをFFmpegに入力する必要があります。
8. ターミナルを開きます。FFmpegをインストールした後にターミナルを閉じてしまった場合は、Spotlight

   をクリックし、ターミナルと入力し、

   ターミナルをダブルクリックすることで、ターミナルを再度開くことができます。
9. コマンドラインをデスクトップに切り替えます。cd desktop と入力し、⏎ Return を押します。これで、Desktop フォルダにあるファイルを探すように Terminal に指示します。
10. 変換コマンドを入力します。変換コマンドはffmpeg -iで始まり、ファイルの現在の名前とファイルタイプ、変換後のファイル名とファイルタイプを指定します。

    • 例えば、"Kitties "というMP4ビデオを "Cats "というWAVファイルに変換するには、ffmpeg -i Kitties.mp4 Cats.wavと入力します。
    • ファイル名は必ずそのままで入力してください（例えば、ファイル名に大文字が使われている場合は、コマンドラインでも大文字で入力してください）。
    • ファイル名にスペースが使われている場合は、ビデオ名と拡張子を引用符で囲んでください。例えば、YouTube Drama.mp4は、"YouTube Drama.mp4 "となります（アンダースコアがタイトルに含まれていない場合、アンダースコアを配置しても機能しません）。
11. ⏎ Returnを押します。フォーマットに互換性があり、元のファイルのファイル名が正しければ、FFmpegはファイルの変換を開始します。

    • ファイル（特に動画）を変換するには、大量の時間がかかることがあります。大きなビデオファイルやオーディオファイルを変換する場合は、下に新しい空白行が表示されるまでターミナルを開いておいてください。
12. 変換したファイルを見るファイルの変換が完了したら、デスクトップに入力した名前で表示されます。

方法3

Linuxを使う

1. ターミナルを開きます。この方法はLinuxディストリビューションによって異なりますが、通常は暗い画面に明るい文字がアイコンとして表示されているプログラムを見つける必要があります。通常、"Terminal "や "Console "などと表示されている。

   • いくつかのシステムでは、Ctrl+Alt+Tで開くことができます。
2. FFmpegがインストールされていることを確認してください。インストールされているかどうかわからない場合は、ターミナルに「ffmpeg -version」と入力してください。これでエラーが出る場合は、FFmpegがインストールされていない。その場合、最も簡単な方法は、パッケージマネージャを使ってインストールすることです。

   • Debian、Ubuntu、その他APTを使うシステムでは、sudo apt-get install ffmpegと入力する。
3. ターゲットフォーマットを決める。以下のフォーマットを使って、ビデオからビデオ、ビデオからオーディオ、オーディオからオーディオに変換できる：

   • ビデオ - MP4、MOV、WEBM、FLV、AIFF、AVIは、FFmpegがサポートしている一般的なビデオフォーマットです。
   • オーディオ - MP3、WAV、WMA、M4A、AAC、OGGは、FFmpegでサポートされているすべての一般的なオーディオフォーマットです。
4. 変換したいファイルを探します。どこにあるか大体わかっている場合は、ディレクトリに移動するにはcd dir_nameを、カレントディレクトリの内容を一覧表示するにはlsを使用します。
5. 変換コマンドを入力する。変換コマンドは、ffmpeg -i source_file target_fileの書式に従う。特に長い動画や高画質の動画を変換する場合は、長い時間待つ覚悟をしてください。

   • たとえば、「Kitties」というMP4動画を「Cats」というOGG動画に変換するには、ffmpeg -i Kitties.mp4 Cats.oggと入力します。
   • 動画を音声に変換したい場合は、-vnオプションを追加して、FFmpegに動画が必要ないことを伝えます。オーディオ品質の低下を避けるために、-acodec copyオプションも追加してみてください。たとえば、「Kitties」というMP4動画を「Kitty-sounds」というWAV音声ファイルに変換するには、ffmpeg -i Kitties.mp4 -vn -acodec copy Kitty-sounds.wavと入力します。
   • デフォルトでは、FFmpegは変換中に多くのテキストを出力します。それを見たくない場合は、-loglevel panicオプションを追加して、FFmpegに重大なエラーや質問だけを表示するように指示できます。
   • ファイル名は必ずそのままにしてください（たとえば、ファイル名に大文字が使われている場合は、コマンドラインでも大文字で入力してください）。Linuxターミナルは大文字と小文字を区別するので、そうしないとファイルを開きません。ファイル名にスペースが使われている場合は、ビデオの名前と拡張子を引用符で囲みます。例えば、YouTube Drama.mp4は、"YouTube Drama.mp4 "になります（アンダースコアを入れても、タイトルにない場合は機能しません）。
6. 変換したファイルを見る。

   • 新しいファイルをターミナルから開くには、mpv file_name、vlc file_name、totem file_nameを試す。これらはLinux用の一般的なビデオプレーヤーですが、インストールされていない可能性もあります。ターミナルから他のビデオプレーヤーを開く方法を知っていれば、それを使うこともできます。
   • ファイルマネージャーを開き、元のファイルと変換後のファイルがあるディレクトリに移動し、変換後のファイルをダブルクリックすることもできます。これで、システムのデフォルトのビデオプレーヤーで開くことができます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Convert Media with FFmpeg 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。