WindowsにUSBフラッシュディスクを検出させる方法

USBフラッシュディスクを使用すると、重要な文書やその他の情報をポータブル記憶媒体で便利に持ち運ぶことができます。Windowsはプラグ＆プレイ方式を採用しており、必要なドライバをインストールすることで、どのコンピュータでもUSBドライブを実行することができます。ドライバまたはフラッシュ・ディスク自体の問題により、USBデバイスがWindowsによって検出されない状況に遭遇することがあります。ドライバのインストールを確認し、USBフラッシュディスクを他のコンピュータで試して、デバイスが正常に動作していることを確認してください。

方法1

ドライバのインストールとUSBデバイスの確認

1. USBフラッシュディスクのプラグを抜いてから差し込みます。デバイスを抜いて5秒待ってから、再びデバイスを差し込みます。こうすることで、デバイスを一定期間抜いていた場合、Windowsがデバイスの再読み込みを試みます。

   • デバイスが外部電源のないUSBハブに接続されている場合は、ハブなしでデバイスを接続してみてください。USBハブには、デバイスを処理するのに十分な電力がない可能性があります。デバイスに外部電源が搭載されている場合は、ハブの交換が必要な場合があります。
2. USBフラッシュディスクを別のUSBポートに接続してください。お使いのコンピュータがUSBデバイスを現在のポートで認識できない場合は、コンピュータの別のポートで試すか、別のコンピュータで試すことができます。

   • デバイスを別のポートに差し込むと、Windowsがインストールプロセスを開始しようとします。
   • コンピュータがデバイスを認識できない場合は、USBフラッシュディスクを別のコンピュータに接続してみて、デバイスが壊れていないことを確認してください。
   • グループに属するUSBポートは、1つの電源を共有します。USB接続のハードドライブやUSB接続のプリンターなど、大量の電力を消費するデバイスの隣にUSBフラッシュディスクを接続すると、USBフラッシュディスクが正しく機能しない場合があります。
3. デバイスマネージャからUSBデバイスをアンインストールします。Win+Rキーを押してデバイスマネージャを開き、実行コマンドを表示します。「devmgmt.msc」と入力し、↵ Enterキーを押します。接続されているデバイスのリストが表示されます。USBフラッシュディスクの名前を見つけ、右クリックして「アンインストール」を選択し、コンピュータからデバイスをアンインストールします。コンピュータを再起動し、USBフラッシュディスクとそのドライバの再インストールを試みます。

   • ドライバのインストールに失敗したことを示す感嘆符がデバイスの横に表示される場合があります。破損したドライバをアンインストールし、コンピュータを再起動してから、ドライバをデバイスに再インストールしてください。
4. ディスク・マネージャでUSBフラッシュ・ディスク・ストレージの整合性を確認します。ディスクマネージャーはWindowsの診断ツールで、接続されているすべてのストレージソリューションのアクティビティを監視します。ディスクマネージャーを実行するには、ȩ Win+Rを押して実行コマンドを表示し、"diskgmt.msc "と入力して↵ Enterを押します。診断ツールが新しいウィンドウで開き、ドライブのリストが表示されます。USBフラッシュディスクが表示されるかどうかを確認し、以下の兆候がないかチェックしてください。

   • デバイスがディスク・マネージャーには表示されるが、Windowsエクスプローラーには表示されないことを確認する。どちらにも表示されない場合は、USBポートに問題がある可能性があります。USBデバイスが動作するのに十分な電力があることを確認し、そうでなければ別のUSBポートを試してください。
   • USBフラッシュ・ディスクの横にあるパーティション・ステータスを確認してください。ステータスが健全でドライブレターが表示されていない場合、フラッシュディスクに破損の兆候があるため、修復またはフォーマットする必要があります。
5. USBフラッシュディスクを修復します。ストレージデバイスが破損している場合は、データ復旧ツールをオンラインで検索するか、ディスクマネージャまたはファイルエクスプローラでUSBフラッシュディスクを右クリックし、「フォーマット」をクリックしてドライブをフォーマットすると、ドライブ上のすべてのデータが削除され、ストレージが使用可能になります。

方法2

ドライバのインストール

1. デバイスに付属の説明書をお読みください。デバイスを初めて接続する前に従うべき特定の指示が記載されている場合があります。
2. USBフラッシュディスクをインストールします。USBフラッシュディスクをコンピュータの開いているUSBポートに差し込みます。Windowsは、USBフラッシュディスクが正常に動作するために完了すべき次の手順について通知します。

   • インストールが完了すると、Windowsがタスクバーの通知領域に表示します。
3. 同梱のディスクからドライバをインストールする。USBフラッシュディスクには、ドライバを自動的にインストールするPlug & Playオプションが搭載されている場合がありますが、Windowsは、お使いのデバイスにドライバを手動でインストールする必要があることを促す場合があります。デバイスにディスクが付属している場合は、ディスクを挿入し、Windowsが表示する指示に従ってドライバをインストールしてください。ファイルマネージャー」プログラムでディスクドライブを開き、ディスク上のインストーラーソフトウェアを見つけることで、手動でインストールプロセスを開始することができます。
4. ドライバをオンラインで検索し、ダウンロードする。USBデバイスのドライバを含むディスクをお持ちでない場合、またはドライバが古い場合は、USBフラッシュディスクの製造元のウェブサイトをオンラインで検索し、ドライバをダウンロードすることができます。ダウンロードしたファイルをコンピュータで開き、ドライバ・ソフトウェアを手動で実行します。

   • ドライバをデスクトップにダウンロードしておくと、ドライバを見つけやすくなります。
   • この方法で、お使いのデバイスに対応する最新のドライバーを入手できます。この方法は、特定のハードウェアとの互換性がない場合や、Windowsのリビジョンが遅い場合に必要になることがあります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Make Windows Detect a USB Flash Disk 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。