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曖昧さ回避 | 独自関数以外については「カテゴリ:Lua」をご覧ください。 |
Aviutlでは、以下の関数が追加されています。
obj.mes(text)
テキストオブジェクトの中で指定のテキストを追加します。テキストオブジェクトのテキスト内のみ使用出来ます。
※obj.を省略してmes()のみでも使用出来ます。例:obj.mes("この文字が挿入されて表示されます")
obj.effect([name,param1,value1,param2,value2,...])
指定のフィルタ効果を実行します。メディアオブジェクトのみ使用出来ます。引数なしで呼ぶとスクリプト以降のフィルタ効果を実行します。
例:obj.effect("色調補正","明るさ",150,"色相",180)
obj.draw([ox,oy,oz,zoom,alpha,rx,ry,rz])
現在のオブジェクトを描画します。メディアオブジェクトのみ使用出来ます。通常何もしなくても最後に描画されますがobj.draw()を使うことによりオブジェクトを複数回描画することが出来ます。
※obj.draw()を使用した場合スクリプト以降のフィルタ効果は実行されません。※obj.effect()を引数なしで呼ぶことで事前にスクリプト以降のフィルタ効果を実行出来ます。例:obj.draw(2,10,0)
obj.drawpoly(x0,y0,z0,x1,y1,z1,x2,y2,z2,x3,y3,z3[,u0,v0,u1,v1,u2,v2,u3,v3,alpha])
現在のオブジェクトの任意部分を任意の四角形で描画します。メディアオブジェクトのみ使用出来ます。
※内角が全て180度以下の平面以外は正しく描画されません。※頂点0から3が時計回りになる面が表面になります。※obj.drawpoly()を使用した場合スクリプト以降のフィルタ効果は実行されません。例:obj.drawpoly(-50,-50,0, 50,-50,0, 50,50,0, -50,50,0, 0,0, obj.w,0, obj.w,obj.h, 0,obj.h)
obj.load([type],...)
現在のオブジェクトの画像を読み込みます。typeを省略した場合は自動的に判別します。
※読み込まれていた画像は破棄されます。obj.load("movie",file[,time,flag])
動画ファイルから指定時間の画像を読み込みます。
例:obj.load("movie","c:\\test.avi")
obj.load("image",file)
画像ファイルを読み込みます。
例:obj.load("image","c:\\test.bmp")
obj.load("text",text[,speed,time])
テキストを読み込みます。色とサイズ、フォントの制御文字が使用出来ます。speed,timeを設定すると表示する文字数を変更出来ます。
※テキストオブジェクトには使用出来ません。例:obj.load("text","この文字が画像として読み込まれます")
obj.load("figure",name[,color,size,line])
図形を読み込みます。
例:obj.load("figure","円",0xffffff,100)
load("framebuffer"[,x,y,w,h])
フレームバッファから読み込みます。
load("tempbuffer"[,x,y,w,h])
仮想バッファから読み込みます。
※仮想バッファはobj.copybuffer(),obj.setoption()で作成することが出来ます。obj.load("layer",no[,effect])
指定のレイヤー上のオブジェクトを読み込みます。
obj.load("before");
直前オブジェクトを読み込みます。カスタムオブジェクトで他のオブジェクトを読み込む前の時のみ使えます。
obj.setfont(name,size[,type,col1,col2])
obj.load()のテキストで使うフォントを指定します。
※スクリプトの呼び出し毎に指定する必要があります。obj.rand(st_num,ed_num[,seed,frame])
乱数を発生させます。通常の乱数と異なり同一時間のフレームで常に同じ値が出るように乱数を発生させます。
※obj.を省略してrand()のみでも使用出来ます。例:obj.rand(10,20)
obj.setoption(name,value)
現在のオブジェクトの各種オプションを設定します。
※スクリプトの呼び出し毎に指定する必要があります。obj.setoption("culling",value)
obj.setoption("billboard",value)
obj.setoption("shadow",value)
obj.setoption("antialias",value)
obj.setoption("blend",value[,option])
フレームバッファへの描画の合成モードは元々の合成モードが通常の場合のみ反映されます。元々が通常以外の場合で反映させるには"force"オプションを指定してください。
obj.setoption("drawtarget","tempbuffer"[,w,h])
描画先を仮想バッファにするとobj.draw(),obj.drawpoly()での描画が仮想バッファに対して行われます。この場合はオブジェクトの持っている座標等の設定は反映せず引数の座標そのままで描画されます。サイズを指定すると仮想バッファを透明色で初期化します。仮想バッファは全てのオブジェクトで共用になります。
obj.setoption("drawtarget","framebuffer")
obj.draw(),obj.drawpoly()の描画先をフレームバッファにします。フレームバッファに対してdraw()等で描画を行っていない場合にはsetoption()で変更しなくてもスクリプト終了後には自動的にフレームバッファに対しての描画となります。
obj.setoption("draw_state",flag)
obj.setoption("focus_mode",value)
obj.setoption("camera_param",cam)
カメラの各種パラメータを設定します。カメラがエディットモードの時は反映されません。
※カメラ効果、スクリプト(カメラ制御)のみ使用可例:cam = obj.getoption("camera_param");
obj.getoption(name,...)現在のオブジェクトの各種オプションを取得します。
obj.getoption("track_mode",value)
obj.getoption("section_num")
obj.getoption("script_name"[,value][,skip])
例:if obj.getoption("script_name") == obj.getoption("script_name",-1) then
※標準で入っているスクリプト名は取得出来ませんobj.getoption("gui")
obj.getoption("camera_mode")
obj.getoption("camera_param")
例:cam = obj.getoption("camera_param");
obj.getoption("multi_object")
obj.getvalue(target[,time,section])
現在のオブジェクトの設定値を取得します。
obj.setanchor(name,num[,option,..])
アンカーポイントを表示します。この関数を呼び出した時にアンカーポイントの表示設定とアンカーが移動していた場合の変数への反映を行います。この関数は呼び出し毎に8回まで呼び出す事が出来ます。呼び出し順序や回数を変更すると正しく反映されない場合があります。
例:obj.setanchor("pos",3)
n = obj.setanchor("track",0,"line")☆trackテンプレートでの実装方法※"track"の場合を除きます。
Dialog | ||||
---|---|---|---|---|
.setanchor | {} |
obj.getaudio(buf,file,type,size)
音声ファイルからオーディオデータを取得します。オブジェクトの時間を基準とした位置のデータを取得します。
例:n = obj.getaudio(buf,"audiobuffer","spectrum",32)
n,rate = obj.getaudio(buf,"c:\\test.wav","pcm",1000)n,rate,buf = obj.getaudio(nil,"c:\\test.wav","pcm",1000)obj.filter(name[,param1,value1,param2,value2,...])
指定のスクリーン全体へのフィルタ(フィルタオブジェクト)を実行します。拡張編集プラグインで追加されたフィルタのみ使用出来ます。引数の指定方法はobj.effect()と同様になります。フィルタによっては正しく使用出来ない場合があります。
※オブジェクトの画像データが壊れる場合があります。例:obj.filter("色調補正","明るさ",150,"色相",180)
obj.copybuffer(dst,src)
画像バッファをコピーします。
※コピー先の画像バッファのサイズはコピー元のサイズに変更されます。キャッシュバッファの名前は全てのオブジェクトで共通となります。キャッシュバッファや仮想バッファは画像データのキャッシュから確保されるので他の画像等をキャッシュ数より読み込むと破棄される場合があります。
※小さい画像等の場合は面積の合計が最大画像サイズ分で一つのキャッシュ分になります。※キャッシュを使う場合はスクリプトの呼び出し毎に完結させた方が無難です。obj.getpixel(x,y[,type])
現在のオブジェクトのピクセル情報を取得します。引数なしで呼ぶとオブジェクトのピクセル数を取得できます。
※ピクセル数はobj.w,obj.hと異なる場合があります。(色々あって分かりづらくなってます…)obj.putpixel(x,y,...)
現在のオブジェクトのピクセル情報を書き換えます。引数なしで呼ぶとオブジェクトのピクセル数を取得できます。受け渡すピクセル情報のタイプはobj.pixeloption("type") で指定したタイプになります。
obj.copypixel(dst_x,dst_y,src_x,src_y)
現在のオブジェクトのピクセル情報をコピーします。
obj.pixeloption(name,value)
obj.getpixel(),obj.putpixel(),obj.copypixel()の処理オプションを設定します。
※スクリプトの呼び出し毎に指定する必要があります。obj.pixeloption("type",value)
obj.pixeloption("get",value)
obj.pixeloption("put",value)
obj.pixeloption("blend",value)
obj.getpixeldata([option,...])
現在のオブジェクトの画像データを読み出します。この関数はDLLを利用して画像処理をする為のものです。画像データは現在のオブジェクト画像の解像度でRGBA(32bit)形式で格納されます。画像データの内容はdraw(),effect()等の描画処理系の関数を使用すると壊れますので必要であれば別の領域にコピーして処理して下さい。
例:data,w,h = obj.getpixeldata()
work = obj.getpixeldata("work")obj.putpixeldata(data)
現在のオブジェクトへ画像データを書き込みます。この関数はDLLを利用して画像処理をする為のものです。getpixeldata()で取得出来る画像データ形式と同じ物を現在のオブジェクトに書き込みます。画像データの解像度はオブジェクトと同じでなけれなばなりません。
例:obj.putpixeldata(data)
obj.getpoint(target[,option])
トラックバーの値を取得します。
obj.getinfo(name,...)
各種環境情報を取得します。
obj.getinfo("script_path")
obj.getinfo("saving")
max_x,max_y = obj.getinfo("image_max")
obj.interpolation(time,x0,y0,z0,x1,y1,z1,x2,y2,z2,x3,y3,z3)
連続した点p0(x0,y0,z0),p1(x1,y1,z1),p2(x2,y2,z2),p3(x3,y3,z3)から時間time(0~1)に応じたp1,p2間の座標を計算します。
※y,z座標は省略することが出来ます。例:x,y,z = obj.interpolation(time,x0,y0,z0,x1,y1,z1,x2,y2,z2,x3,y3,z3)
x,y = obj.interpolation(time,x0,y0,x1,y1,x2,y2,x3,y3)RGB(r,g,b)
色情報(0x000000~0xffffff)と赤(0~255),緑(0~255),青(0~255)各要素の相互変換をします。r,g,bを2つ指定した場合はオブジェクトの時間経過に応じて色を変化させます。
例:col = RGB(r,g,b)
r,g,b = RGB(col)col = RGB(r1,g1,b1,r2,g2,b2)HSV(h,s,v)
色情報(0x000000~0xffffff)と色相(0~360),彩度(0~100),明度(0~100)各要素の相互変換をします。h,s,vを2つ指定した場合はオブジェクトの時間経過に応じて色を変化させます。
例:col = HSV(h,s,v)
h,s,v = HSV(col)col = HSV(h1,s1,v1,h2,s2,v2)OR(a,b) / AND(a,b) / XOR(a,b)
OR,AND,XORのビット演算をします。
例:c = OR(a,b)
SHIFT(a,shift)
算術シフトをします。shiftが正の数だと左シフト、負の数だと右シフトになります。
例:b = SHIFT(a,1)
debug_print(text)
指定の文字をOutputDebugString()に送ります。デバッグ用です。
※スクリプト実行エラーのメッセージは自動的にOutputDebugString()に送られるようになっています。例 : debug_print("デバッグ表示")
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