メディアオブジェクト

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Aviutl12
メディアオブジェクトは、AVIやWAVファイル、テキスト等を現在の画像や音声に重ね合わせて表示することが出来ます。設定ダイアログの右クリックメニューのフィルタ効果の追加や[+]ボタンからオブジェクトを加工してから表示することもできます。[E]キー(標準設定)でメニューを表示してフィルタ効果の追加をすることも出来ます。

目次

映像オブジェクト[]

標準描画[]

◇X,Y,Z[]

表示座標を指定します。AviUtlのメインウィンドウでの操作で移動することも出来ます。

※ドラッグで上下左右の移動が出来ます。ドラッグ中にカーソルキーで微調整が出来ます。

Ctrl+ドラッグで選択中のオブジェクト全てが移動します。Alt+ドラッグで拡大率の変更が出来ます。テンキーの[2][4][6][8]で移動、[/][*]で回転、[-][+]で拡大率が変更できます。

◇拡大率[]

拡大率を指定します。

◇透明度[]

透明度を指定します。

◇回転[]

拡張描画のZ軸回転に相当する画像の回転角度を指定します。

◇合成モード[]

画像の合成方法を指定します。

動画ファイル[]

指定したAVIファイルや連番BMP,PNG,JPGファイルを読み込みます。AVIファイル以外でもAviUtlで読み込める動画ファイルは読み込むことが出来ます。AviUtlの最大画像サイズを超えるファイルは読み込めません。AVIファイルをレイヤーにD&Dすることでもオブジェクトを追加できます。

※入力プラグインによっては複数ファイルを同時に読み込めない可能性があります。◇再生位置[]

動画の再生開始フレームを指定します。再生位置を変化させている場合は再生速度の設定を無視して再生位置が表示されます。ループ再生時はループの範囲になります。

◇再生速度[]

動画の表示速度を指定します。マイナス値を設定すると逆再生になります。再生速度を変化させた場合は中間点のみで速度が変更され終了点の設定は無視されます。

◇ループ再生[]

読み込んだ動画をループして再生させます。再生位置の中間点は無視されます。

◇アルファチャンネルを読み込む[]

アルファチャンネルを有効にして読み込みます。RGBA32bitで展開できないファイルは読み込めなくなります。

※「AVI/AVI2 File Reader」以外の入力プラグインでは読み込めない可能性が高いです。◇参照ファイル[]

読み込むAVIファイルを指定します。AVIファイルを設定ダイアログにD&Dすることでも変更できます。

画像ファイル[]

指定した画像ファイルを読み込みます。GDI+で扱えるフォーマット(BMP,PNG,JPG等)の画像ファイルが読み込めます。32Bit色ではアルファ値が有効になります。

Susieのプラグイン(.spi)をこのexedit.aufと同じフォルダに入れると対応する画像フォーマットのファイルも読み込めるようになります。拡張編集の最大画像サイズを超えるファイルはクリッピングされます。

BMP,PNG,JPGファイルをレイヤーにD&Dすることでもオブジェクトを追加できます。

◇参照ファイル[]

読み込む画像ファイルを指定します。画像ファイルを設定ダイアログにD&Dすることでも変更できます。

テキスト[]

テキストを表示します。長いのでここからどうぞ。

図形[]

単色の背景や簡単な図形を作成します。図形を定義したモノクロのPNGファイルをexedit.aufと同じ階層のfigureフォルダに入れると図形の種類を追加できます。

※黒と白のどちらが透明色側かは自動で判定されます。◇サイズ[]

図形のサイズを指定します。

◇縦横比[]

図形の縦横の比率を指定します。

◇ライン幅[]

図形を描画するラインの幅を指定します。

※図形ファイルの場合は無効になります。◇図形の種類[]

ドロップダウンリストから図形の種類を選択します。

フレームバッファ[]

現在の描画バッファのデータを取り込みます。

◇フレームバッファのクリア[]

取り込んだ後に描画バッファをクリアします。

音声波形表示[]

指定の音声ファイルや編集している音声の波形を表示します。

※圧縮された音声ファイルは正しく表示出来ない場合があります。◇横幅、高さ[]

表示サイズを指定します。

◇音量[]

表示する波形の音量を調節します。

◇再生位置[]

音声ファイルの開始となる時間を指定します。

◇波形の種類[]

ドロップダウンリストから波形の種類を選択します。設定ボタンから細かい調整をする事が出来ます。

◇波形の色[]

波形の色を指定します。

◇参照ファイル[]

読み込む音声ファイルを指定します。

◇編集全体の音声を元にする[]

音声ファイルを読み込まずに編集全体の音声を元にして波形を表示します。

直前オブジェクト[]

上位のレイヤーで直前に描画されたメディアオブジェクトの描画データを取り込みます。

カスタムオブジェクト[]

各種特殊なメディアオブジェクトを読み込みます。カスタムオブジェクトを定義したスクリプトファイル(.obj)をexedit.aufと同じ階層のscriptフォルダ(及び一つ下のフォルダ)に入れるとカスタムオブジェクトの種類を追加できます。

※同名のスクリプトファイルはフォルダが違っていても複数入れることは出来ません。※スクリプトの詳細についてはlua.txtを参照してください。

映像拡張出力[]

パーティクル出力[]

無数の画像を出力します。長いのでここからどうぞ。

拡張描画[]

標準描画より細かな描画設定か出来ます。

◇縦横比[]

縦横の比率を指定します。

◇X軸回転,Y軸回転,Z軸回転[]

回転角度を指定します。

◇中心X,中心Y,中心Z[]

回転の中心位置を指定します。

◇裏面を表示しない[]

画像が裏返った時に表示しないようにします。

シーン[]

指定したシーンの映像を読み込みます。自分自身やルートシーンを読み込む事は出来ません。シーンの中でシーンを呼び出す場合は正しく反映出来ない場合があります。シーンの中でカメラ制御を使用したものにカメラ制御を使うと正しく反映されない場合があります。

◇再生位置[]

シーンの再生開始フレームを指定します。再生位置を変化させている場合は再生速度の設定を無視して再生位置が表示されます。ループ再生時はループの範囲になります。

◇再生速度[]

シーンの表示速度を指定します。マイナス値を設定すると逆再生になります。再生速度を変化させた場合は中間点のみで速度が変更され終了点の設定は無視されます。

◇ループ再生[]

読み込んだシーンをループして再生させます。再生位置の中間点は無視されます。

◇シーンの選択[]

読み込むシーンを指定します。

音声オブジェクト[]

音声ファイル[]

指定したWAVファイルを読み込みます。WAVファイル以外でもAviUtlで読み込める音声ファイルは読み込むことが出来ます。WAVファイルをレイヤーにD&Dすることでもオブジェクトを追加できます。

◇音量[]

音量を調整します。

◇左右[]

左右のバランスを変更します。

◇再生位置[]

再生開始時間を指定します。再生位置を変化させている場合は再生速度の設定を無視して再生位置の範囲が再生するように速度を計算します。ループ再生時はループの範囲になります。

◇再生速度[]

再生速度を指定します。速度を変化させた場合は中間点のみで速度が変更され終了点の設定は無視されます。

◇ループ再生[]

ループして再生させます。再生位置の中間点は無視されます。

◇動画ファイルと連携[]

上位のレイヤーにある開始フレームが同一の動画ファイルオブジェクトの音声を自動的に読み込みます。再生位置や再生速度も反映されますが再生位置の変化やループ再生、再生速度が10.0未満のものは再生されません。

◇参照ファイル[]

読み込む音声ファイルを指定します。音声ファイルを設定ダイアログにD&Dすることでも変更できます。

シーン(音声)[]

指定したシーンの音声を読み込みます。

拡張制御[]

グループ制御[]

下位のレイヤーにあるメディアオブジェクトの描画座標を制御します。フィルタ効果の追加で対象のメディアオブジェクト全てにフィルタ効果を適用することが出来ます。

※グループ制御を利用して極端な座標や拡大率にするとオブジェクトが正しく表示されない場合があります。◇X,Y,Z[]

グループの基準座標を指定します。AviUtlのメインウィンドウでの操作で移動することも出来ます。

◇拡大率[]

グループの拡大率を指定します。

◇X軸回転,Y軸回転,Z軸回転[]

グループの回転角度を指定します。

◇対象レイヤー数[]

グループ制御の対象とする下位レイヤーの範囲を指定します。

◇上位グループ制御の影響を受ける[]

上位レイヤーにあるグループ制御の影響を受けるようにします。

◇同じグループのオブジェクトを対象にする[]

同じグループのオブジェクトをグループ制御の対象にします。グループ化されていない場合はグループ化されていないオブジェクトが対象になります。

カメラ制御[]

下位のレイヤーにあるカメラ制御の対象オブジェクトをカメラの座標と目標点の方向にあわせて描画します。

※上のオブジェクトでクリッピングと同時に使用出来ません。◇X,Y,Z[]

カメラの座標を指定します。AviUtlのメインウィンドウでの操作で移動することも出来ます。

※右ボタンの左右のドラッグで左右回転、上下のドラッグで上下回転(目標点がカメラの場合は移動)、Ctrl+上下のドラッグで前後へ移動します。終了点が設定されている場合は開始終了点のみ操作が出来ます。◇目標X,目標Y,目標Z[]

目標レイヤの基準点にこの値を加えた座標がカメラの目標点の座標になります。

◇目標レイヤ[]

目標点の基準になるオブジェクトのレイヤーを指定します。

  • 0を指定すると原点が目標点になります。
  • カメラのあるレイヤーを指定するとカメラの位置が目標点になります。
  • 変化方法に直線移動や加減速移動を指定すると基準オブジェクト間で補間移動します。
◇傾き[]

カメラの傾きを指定します。

◇深度ぼけ[]

被写界深度によるぼけの強さを指定します。

※画像の境界はぼけません。◇視野角[]

カメラの視野角を指定します。

0を指定するとデフォルト値になります。◇Zバッファ/シャドウマップを有効にする[]

カメラ制御での描画時にZバッファとシャドウマップを有効にします。Zバッファを有効にすると対象オブジェクトはカメラ制御のあるレイヤーで描画されます。

※オフスクリーン描画するオブジェクトは正しく描画出来ない場合があります。◇カメラの表示モード[]

[カメラ][エディット][前][後][左][右][上][下]ボタンからカメラの表示モードを切り替えます。

[カメラ]が選択されている時は実際のカメラからの視点で表示します。[エディット]が選択されている時はカメラからの視点とは別の編集用の視点で表示します。方向のボタンはカメラやオブジェクトを目標として前後左右上下からの編集用の視点で表示します。編集用の視点の時はカメラ制御の対象オブジェクトの設定ダイアログが表示されている時も編集用の視点を操作することが出来ます。◇対象レイヤー数[]

カメラ制御の対象とする下位レイヤーの範囲を指定します。

カメラ効果[]

各種カメラ効果を付けます。カメラ制御の下位のレイヤーに配置してください。カメラ効果を定義したスクリプトファイル(.cam)をexedit.aufと同じ階層のscriptフォルダ(及び一つ下のフォルダ)に入れるとカメラ効果の種類を追加できます。

※同名のスクリプトファイルはフォルダが違っていても複数入れることは出来ません。※スクリプトの詳細についてはlua.txtを参照してください。

シャドー(カメラ制御)[]

カメラ制御での描画時に影を付けます。カメラ制御の下位のレイヤーに配置してください。

※計算精度が低いので角度によっては正しく描画されないことがあります。◇光源X,光源Y,光源Z[]

平行光源の方向を指定します。

◇濃さ[]

影の濃さを指定します。

◇精度[]

影の精度を指定します。精度を上げると影の輪郭等が綺麗になりますが影が描画される範囲が狭くなります。環境変数でシャドウマップのサイズを変更することが出来ます。

カメラ制御オプション[]

カメラ制御のオプションを指定します。

◇カメラの方を向く[]

オブジェクトをカメラの方向に向けます。

◇カメラの方を向く(縦横方向のみ)[]

縦横方向のみオブジェクトをカメラの方向に向けます。

◇カメラの方を向く(横方向のみ)[]

横方向のみオブジェクトをカメラの方向に向けます。

◇シャドーの対象から外す[]

シャドー(カメラ制御)の対象とならないようにします。

時間制御[]

下位のレイヤーにあるオブジェクトの表示時間軸を制御します。フィルタの種類によっては反映されない場合があります。

※音声オブジェクトには対応していません。◇位置[]

表示する時間位置を指定します。

◇繰り返し[]

同じ内容を繰り返し再生するようにします。

◇コマ落ち[]

コマ落ちしているように再生します。

◇フレーム番号指定[]

位置を割合ではなくフレーム番号で指定するようにします。

◇対象レイヤー数[]

時間制御の対象とする下位レイヤーの範囲を指定します。

関連項目[]



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