GH球

Aviutl GH球

• anm

種類

使用種別

アニメーション効果

動作種別

３Ｄ絵画

外部情報

作者

金の髭

公開日

2011/8/31

GH球とは、anm拡張子のAviutlスクリプトの１つである。

■作成者：金の髭

概要(GH多角柱と共通)[]

AviUtlの拡張編集プラグインで多角柱や球を描くアニメーション効果です。anmファイルの中身はLuaスクリプトなのでメモ帳などで開けばスクリプトの内容を見たり、書き換えたりすることが可能です。

• 使用したAviUtlのバージョン
  • 0.99j
• 使用した拡張編集プラグインのバージョン
  • 0.89e

使い方(GH多角柱と共通)[]

同梱の「@GH多角柱.anm」と「@GH球.anm」を、AviUtlのscriptフォルダに入れて下さい。

アニメーション効果フィルタの左下の選択欄に

• 多角柱(Obj基準)
• 多角柱(サイズ指定)
• 中抜き多角柱カット(Obj基準)
• 中抜き多角柱カット(サイズ指定)
• 球体(GH改)
• 中抜き球カット

の６つが追加されます。

球体(GH改)[]

トラック	最小値	最大値	初期値	刻み単位
半径	0	2000	150
軸回転	-7200	7200	0
拡散	-2000	2000	0
極径下限	0	2000	0
Dialog
縦分割(2-120)	12
横分割(3-120)	24
アンチエイリアス	1

★exedit.anmの「球体(カメラ制御)」を改造。

• 描画開始位置を-180度ずらした
  • （デフォルトでオブジェクト中央が手前にくるように）
• 軸回転のパラメータをつけた
• 拡散のパラメータをつけた
• 横と縦の分割数を設定できるようにした。
• アンチエイリアスのON/OFFをダイアログに追加
• 両極周辺でポリゴンの頂点が重複して三角形になり、ポリゴンの表裏判断ができなくなるのを防ぐために「極径下限」(minR)というパラメータを作って半径の下限制御を行い、微妙に頂点をずらして台形として描くようにした。
  • 三角形問題に対処するため最小値は強制的に0.1とするが極径下限を大きくすれば「球⇔多角柱」の変形になるのでそれはそれで面白いと思い、パラメータとして操作できるようにした。
    • 使い道があるかどうかはわからない。

中抜き球カット[]

トラック	最小値	最大値	初期値	刻み単位
外側半径	0	2000	150
内半径率	0	100	50
軸回転	-7200	7200	0
拡散	-2000	2000	0
Dialog
縦分割数(2-120),divH	12
横分割数(3-120),divW	24
縦開始	0
縦終了	12
横開始	0
横終了	24
切り口の模様	0
切り口の色	0xffff00
内側の模様	0

内側をくりぬいた球の、指定した部分だけを描画する。

• 内半径率　外側半径の何パーセントの地点を内側半径とするかを指定する。
  • 100近くにすると外面と内面が重なって色が混ざることがあるので適宜調整を。
• 開始・終了
  • 指定した分割数で分割した球を、どこからどこまで描くかという指定。
  • 縦（緯度）と横（経度）について、それぞれ開始番号と終了番号を指定する。
    • 縦はオブジェクトの一番上が１番、一番下がdivH番。
    • 横はオブジェクトの一番左が１番、一番右がdivW番。
  • 横については１番とdivW番をまたいで表示したいこともあると思うので、終了番号は１～divW*2の範囲で指定できる。例えば開始divW、divW+1とするとオブジェクトの一番右と一番左に相当する部分が表示される。
    • なお、開始番号に０を指定した場合、カットは行なわない。
    • また、開始番号≦終了番号
    • の関係を守って指定する必要がある。
• 切り口の模様
  • 0:オブジェクトの端を使う
  • 1:「切り口の色」で指定した色にあわせる
• 内側の模様
  • 0:オブジェクトそのものを使う
  • 1:「切り口の色」で指定した色にあわせる

実演集[]

関連項目[]

• GH多角柱

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