アフォンソ1世

アフォンソ1世はポルトガルの貴族。初代ブラガンサ公(1442年 - 1461年)かつ第8代バルセロス伯(1401年 - 1461年)。同母妹にベアトリスがいる。

1377年　ヴェイロスでアヴィス朝初代のポルトガル王ジョアン1世と愛人イネス・ピレスとの間に生まれる。
1401年[24歳]　ヌーノ・アルヴァレス・ペレイラの娘ベアトリス・ペレイラ・デ・アルヴィムと結婚し、2男1女をもうけた(子女一覧は下段へ)。
1410年[33歳]　聖地巡礼の旅に出て、ポルトガルに地理的知識をもたらした。
義父のペレイラが修道院に隠棲した後、アフォンソは彼の財産とともに王権に対して挑戦的な新興貴族の指導者的地位を継承する。
1415年[38歳]　セウタ攻略戦に居合わせた。
1420年[43歳]　カスティーリャ王エンリケ2世の庶子アルフォンソの娘コンスタンサと再婚したが、子供は生まれていない。
1437年[60歳]　異母弟のエンリケ航海王子と同じく、アフォンソはモロッコでの征服地を拡大する主戦派に属し、ドゥアルテ1世が6歳のアフォンソ5世を残して没した後は摂政である王母レオノールを支持した。
1438年[61歳]　異母弟コインブラ公ペドロとジョアンらがレオノールに対して反乱を起こし、ペドロがアフォンソにブラガンサ公位を授爵し、いくつかの特権を与えることを条件に和解が成立し、1441年まで続いた反乱は収束した。ポルトガルの貴族たちは特にアフォンソ周辺の人々を好んだ一方、ペドロの政治政策には疑問を感じていた。成年に達したアフォンソ5世はブラガンサ公アフォンソの意見を受け入れるようになり、かつてコインブラ公ペドロとの争いに敗れた一派が再び宮廷内で力を持ち始める。
1449年[72歳]　アルファルロベイラの戦いでコインブラ公ペドロが敗死。アフォンソ5世は叔父のアフォンソに新たな権力を与え、9年後にアフリカに向けて出発した際は彼を摂政に委任した。
1461年[84歳]　ポルトガル王国のチャベスで亡くなった。

＝子女一覧＝

• アフォンソ（1400年 - 1460年）
• イザベル（1402年 - 1465年）
• フェルナンド（1403年 - 1478年）