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幻想体名 誘惑する桃色の靴
観察レベル 観察レベルなし
本文 うぅん・・・文を書くのは退屈なんですけどね。
あ、でも経験をどこかに書いておくのは良さげな気がし ます。 お爺さんが日記を書けとガミガミ言ってきたときは本当に嫌だったけど、 今はそこまででもない気がします。
だから、 あの幻想体ってものの見た目を記録すれば良いんですよね?
まず・・・ 目が濁ってました。 口から涎も垂らしてた気がします。
瞳の色と涎の色も変でした。 全部桃色だったんですよ。 身体に巻き付けられたあのリボンの同じです。
あ、リボンで思い出したんですけど、 布質がシルクみたいじゃなかったですか?
僕の家に備え付けのシルクにも似た色のものがあった気 がします。 とても高級というわけじゃないですけど・・・ふむ、 でもそれなりに良い値段が付きそうという感じでし た。
そうだ! 弟の誕生日にプレゼント用のリボンで使った気がします!

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