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幻想体名 這い回る異端審問官
観察レベル 観察レベルなし
本文 あれよりもおぞましくて怖いものは沢山ありますが、それでもこれだけははっきりさせておきます。
あれはおぞましい見た目をしています。
遠くからみればただの獣に勘違いするかも知れません
が、近付くにつれて嫌悪にも迫ることになります。 外郭の近くを彷徨くものたちのようにです。
筋繊維の束が外に飛び出したのか、獣の毛のようにそれが全身から生えていて、 肋骨も反対にひっくり返って突 き出ていて、 背中全体が穴だらけです。
腕・・・いや、 足というべきでしょうね。 その四つの足はきっと人間のものではあるけど、人間のように動きはしませんでした。
ええ、そうです。 それは獣のようでした。
→外郭には本当にああいう者どもが存在するのか!? →ああいうのはいません。
えぇ・・・ではなぜあんな風に書いたのだ?
→それよりももっと酷いものがありました。

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