ついでにとんちんかん

ページ名:ついでにとんちんかん

『ついでにとんちんかん』は、えんどコイチによる日本の少年向けギャグ漫画作品。また、それを原作にしたテレビアニメ作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年49号・50号に読切として掲載、1985年14号から1989年22号まで連載した。

目次

概要[]

  • 『フレッシュジャンプ』(後にフレッシュジャンプ休刊に伴い『月刊少年ジャンプ』に移籍)にて連載されていた『死神くん』に続いて発表。前後編読切を経て長期連載となったが、『死神くん』より先に終了した。
  • アニメは、『ハイスクール!奇面組』の後番組であり、制作スタッフがそのまま続投した。主題歌、エンディングテーマも当初は『~奇面組』に引き続き「うしろ髪ひかれ隊」の楽曲だった。なお、同ユニットの母体であったおニャン子クラブはアニメ開始の1ヶ月前に解散している。
  • 連載終了から約3年後、『ブイジャンプ』などで『とんちんかん2』という読み切りを経て、『月刊少年ジャンプ』で続編にあたる『ミラクルとんちんかん』を発表している(連載期間2年8ヶ月、全4巻)。
  • 作者であるえんどコイチは連載終了後、『~とんちんかん』のヒットで「コイチはギャグ作家」と認識されるのを快く思っていなかったと明かしている。あくまで「ギャグも描ける作家である」と認識して欲しかったらしく、単行本では何度か、同時に連載していた『死神くん』を宣伝している。なお死神くん自身がゲスト出演した回もある。
  • ファミコンゲームの『ファミコンジャンプ 英雄列伝』にて数多い『ジャンプ』作品の中から主人公の間抜作がプレイヤーと共に戦うヒーロー16人の内の1人に選ばれている。なお、ギャグ漫画の主人公は16人中、抜作と則巻アラレ(『Dr.スランプ』)の2人しかいない。
  • 単行本は全18巻。文庫版は全6巻。文庫版は傑作選形式で収録されている。

あらすじ[]

連載当初は「怪盗とんちんかん」が大富豪の邸宅にあるゴミに等しいものをわざわざ予告状まで出して盗み出すドタバタなギャグストーリーだが、次第に学園もの・クイズ・各キャラクターに焦点を合わせた話などにシフトし、盗みに関する話は少なくなる。そのことを自身でネタにもしている(珍しく盗みの話が連続すると「2週続けて盗みネタが…」と作者が出てきて言ったりした)。

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登場人物[]

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主要キャラ[]

怪盗とんちんかん[]

名前の由来(作中の設定)は実はリーダー以外のメンバーから取ったものではなく、泥棒と間違えられた時に抜作先生が口走ったことからこの名前になったようである。なお、リーダー以外の各メンバーの名字は、麻雀の三元牌(白、發、中)からとっているものと思われる(コードネームから連想される色も牌に刻まれている文字の色に準じている)。

盗みを行う前には予告状を盗み先に送り、予告状の通りに必ず盗みを実行する。

リーダー以外の3人が力を合わせて「へのかっ波」を放つことができる。しかし、対大家のババー戦では『へのかっ波の上をいく、うんこのかっ波』に圧倒されてしまう。

リーダー/間抜作(あいだ ぬけさく)声:吉村ようメンバーが通う礼院棒(れいんぼう)中学の教諭。2年5組の担任。科目はホームルーム、通常の教科は担当していない(但し、落雷を受けた時には、1次と2次を含む連立方程式を教えている)。奇妙キテレツな性格をしていて、世間一般の常識というものが全く通用しない究極の「アホ」。そのため彼の周りでは常に騒動が起きる。まともなことを言うと気絶する時がある。本人はまったくコンプレックスが無いように見える(むしろ、他人から見て美点と思われる事を言われると逆に怒ることすらある)が、実はハゲであることを気にしている。髪型は前述の通りスキンヘッドで、いつも口を空けて間の抜けた顔付きをし、両手を猫かがみに曲げている。頭の中は基本的に空で、脳が入っていない(「抜作vsとんちんかん」の時のみそれらしい中身が入っており、引飛先生が味噌を足していた)。頭の中を自由に見せることができる。中から外を見ると、着ぐるみのようになっており、目を裏から突くと障子のように破ける。肉体は不死身で、体内で1日に1個は命が作られている。ファイヤーダンスの大会で3年連続優勝している。身長48ページ、体重3,829ダース、血液型ホンコンB型。年齢は200億歳とされている。得意のギャグは「いきなり尻見せ」。中盤以降なると石原真理子や斎藤由貴といった当時の人気女性タレントによる女装ネタやSMネタが登場し、後半になるとゴジラ風の怪獣の着ぐるみを着て、巨大化し、大怪獣ぬけゴンとなって町の中を暴れまくる。警察がX線カメラで撮影したところ、X線が強すぎて骨が見えてしまったが、抜作の骨は魚の骨だった。また、顔の骨はそのまま間の抜けた顔つきのような形になっている。抜作のキャラクターは作者の学生時代の落書きから生まれたもので、作者の最初の連載作品『アノアノとんがらし』に『阿呆作(あ ほうさく)』という似たようなプロトタイプキャラクターがいる。レッド/中東風(ちゅん とんぷう)声:塩沢兼人礼院棒中学の学生。転校生で、グリン・シロンと同時期に転入してきた。カンフーの達人。やや長髪。連載が進むにつれ、甘子とラブラブになる。クラス内では密かに女子に人気が高い。性格は面倒臭がり。また、短気でもある。美術が苦手。誕生日は5月5日。身長165cm、体重51kg、血液型B型。家族構成は祖父(中拳法道場を営む。その妻は故人)の存在が明らかになっているが、その他の家族は一切作中に登場しない。グリン/発山珍平(はつやま ちんぺい)声:金丸淳一礼院棒中学の学生。転校生で、レッド・シロンと同時期に転入してきた。発明が得意で自作メカなどでメンバーをサポート。天然パーマ(?)+茶髪がかっている。IQ200だが、得意なのは理系のみ。どんより雲や近所のノラ犬より人気がないのを気にしている(キャラクター人気投票で実際に負けている)。作者がメカを描くのが苦手なためなかなか活躍出来ず、とんちんかんのメンバーを始めさまざまなサブキャラからもポジションを奪われている。作中、私服姿が全く見られず、いつも学生服と学帽を身に着けている(水着・浴衣はあり)。ライバル(?)の怪盗あんぽんたんメンバー・本田ぽんとガールフレンドになった。身長・体重は非公開、血液型O型。家族構成は父・江治損(えじそん)、母・新(しん)、妹・明(あき)。妹も中学生らしい。シロン/白井甘子(しらい かんこ)声:日髙のり子礼院棒中学の学生。転校生で、レッド・グリンと同時期に転入してきた。紅一点。緑髪蒼眼。超能力者。使える能力は、念動・読心術・透視など。ただし、通常では大体80kg以上のものは動かせないが、怒りが爆発するなどした場合に暴走(?)して建物を半壊させるくらいの威力を出す。カエルや蛇・ゲジゲジなど、爬虫類・両生類・昆虫の類が苦手。猫などの動物が好き。焼き芋が好物。普段は頭にカチューシャを付けている。コイチの他の作品(例・『死神くん』の「カーテンコール」というエピソード)に時々カメオ出演している。身長154cm、体重43kg、血液型A型。スリーサイズは「何で私だけそんなこと聞くの?」(本人談)。家族構成は父・母・兄だが、父・母は兄・玉夫に「フレンチ甘々」を任せるシーンのみの登場で、その他の詳細は不明。
  • えんどコイチはアニメ放映時、マンガに彼女役の声優まで後ろ姿で登場させ、途中から急に出番がなくなることが多かった脚本を心配する解説を入れた。もちろんギャグとしてであり、ずっこけた姿での登場ではあったが、この時代は漫画原作者が声優にこのような配慮を示し、脚本に注文をつけるのは大変珍しいことだった。
その他の主要キャラ[]

上記のとんちんかんのメンバーと同様に主役を幾度か張ったキャラ。

天地無用(あまち むよう)声:塩屋翼通称「天地くん」。抜作に勝るとも劣らない「アホ」。元々は警察学校の始まって以来のアホとして問題児扱いされていたが、リーダーとも互角にやりあえる人材として大日本警察署に配属された。顔は元阪神の掛布似。実は抜作のかつての教え子であり、似た者同士の2人は固い絆で結ばれているが、抜作は天地くんの自分を脅かす程の人気振りが内心気に入らない様子。1+1すら分からず、頭を使うと嵐を起こしてしまうという危険な体質。その一方で、普通の人が電卓を使わなければ分からない複雑な計算は一瞬で解いてしまうという不可思議な能力があるものの、作中ではそれが生かされる事はなかった。世田谷の近くにあるという天地県南天地郡大字天地村字天地に住んでいる家族は、両親から兄、飼い犬に至るまで全員彼と同じ顔をしている。また、後に生まれる彼の3人の息子たちも全て同じ顔である。登場からしばらくの間はいつもズボンの股間の中に両手を入れていた(アニメではそのまま中に入れている)。得意のギャグは「いきなり前見せ」。キャラクター人気投票第2位。名なしのゴンベエ声:島田敏空手の達人で東風を凌ぐ腕前の23歳。超が付くほどの貧乏である。また、地元の人々からは知らない人はいないほど有名である。「道場やぶり道場」の道場主。抜作・天地の次に印象の強いキャラで、彼が登場すると抜作以外のとんちかんメンバーが動けなくなってしまい、主役を張ることもある。シリアス的なキャラだが、ゴンベエの貧乏加減は地元の住民達によって抜作のアホ加減と同様に問題視されている。ごみ箱から残飯を漁って食い繋ぐ生活をしているが、近所のおばさん達には嫌がられている。さらには生活費による莫大な借金をしており、いつも家に借金取りが押し入って来る。聴覚が異常に発達していて、他人が落としたコインの音をどんなに遠くからでも聞き付け、これを奪いに来る。当初は普通の金銭感覚の持ち主だったが、中盤以降になると500円を大金、1000円だと大富豪という感覚になってしまい、1万円を目の前にすると気絶してしまう。初登場時に名前が付けられていなかったため、以後周囲から「名なしのゴンベエ」と呼ばれるようになる。本人は登場する時には自分で勝手につけた名前(毎回違う)風林火山、竜、時にはジングルベイ等を名乗るが、やはり「ゴンベエ」呼ばわりされる運命である。本当の苗字は「七志野(ななしの)」らしい(父親の名前から)。アンディの「ぷるぷる」に弱い。ぬけ子声:吉村よう抜作がカツラをかぶり女装したバージョン。作品中盤以降になると、抜作が天地と出会うとなぜかぬけ子になって天地に襲われ、レイプ寸前までいってしまう。後半にはぬけ子をメインとし、会社を舞台とした本作とはパラレル的なエピソードが描かれている。また、ミラクルとんちんかんでは瓜二つのお姫様が登場している。

礼院棒中学[]

怪盗あんぽんたん[]

怪盗とんちんかんと張り合うライバル。ただし中盤以降は急速に出番が無くなる。

アンディ・ジョーンズ声:島津冴子アメリカ出身の天才少女で、13歳(来日時)でありながら巨乳。とんちんかん逮捕のため来日するが捕まえられず。以降、礼院棒中学に転入し、怪盗あんぽんたんを結成するが、中盤以降はただの同級生と化す。得意技は「ぷるぷる(胸を揺らす)」。実は道場やぶり道場唯一の正式な門下生。本田ぽん(ほんだ ぽん)声:松井菜桜子背が低く、ちょこまか動く(が、それだけである)。後に、珍平のガールフレンドになる。『ミラクルとんちんかん』にも出演。口中たん(くちなか たん)声:江森浩子アニメでは「松本丹紅(まつもと たんく)」。アニメ版名前の元ネタは当時の人気女子プロレスラー、ダンプ松本をもじったものである。眼鏡+迫力ある顔+巨体が特徴。脂肪が厚く、レッドのカンフーも跳ね返す。体重が重いため、シロンの念動力も通じない。何を考えているのかよく分からない。密かに東風に思いを寄せていたという描写があった。教諭[]校長声:龍田直樹あまり目立った出演はない。抜作先生のギャグをすべて先読みする能力を持つ。抜作先生を利用して色んなものを調達している。面倒そうな転校生はすぐ抜作先生に押し付ける。明石奴(あかし やつ)声:西村知道教頭。チョーク投げが得意。校長から「赤シャツ教頭」と呼ばれている。吉沢狂子/今日子(アニメ版)(よしざわ きょうこ)声:川浪葉子2年2組の担任教諭。音楽を担当。なぜか抜作先生に一方的に惚れているが、その愛情表現は時として暴走し、周囲を震え上がらせている。美女でありながら、怒るとすさまじい腕力を発揮し、野生の熊を素手でぶっ飛ばしたこともある。森田元作(もりた げんさく)声:池水通洋2年4組の担任教諭。数学を担当。吉沢先生が好きで、そのため抜作先生とそのクラスに対抗意識を燃やしている。バレーボールやコマ回しなどが得意。引飛未司質飛(ひっぴ みししっぴ)2年1組の担任教諭。美術を担当。名の通りヒッピーのような身なりで、美術以外の万事に投げやり。生徒[]

実は、作中で2年生から3年生に進級している。

毒鬼醜憎(どくおに しゅうぞう)声:龍田直樹毒鬼警部の息子。とんちんかんのメンバーと同じく、抜作先生のクラスの生徒。とんちんかんの正体に勘付いており、それを示唆する「あやしい」の一言に命をかけている。だがあまりにもワンパターンなため、中盤では周囲に先に言われ泣いて退場、終盤では「こやしい」と返される。かなりのスケベ。『ミラクルとんちんかん』では未登場。五十嵐ゆみ(ごじゅうあらし ゆみ)声:神代智恵抜作先生のクラスに転入した転校生。転入直後は東風を好きになったと周囲に思われたが、実際には本名(本来、この漢字は「いがらし」と読むことを他の人から突っ込まれるが、「ごじゅうあらし」が本名であると本人が公表した)をきちんと言ってくれた抜作先生を好きになっていた。同じく抜作先生のことを好きな吉沢先生と対立する。呂理子(ろりこ)声:渡辺菜生子姓は不明。車に轢かれそうなところを東風に助けられた後に一目惚れ、そのためストーカー的(連載終了後に登場する語句)な行為をし、中学生らしからぬ大胆な性的行動を取る。そのために東風に嫌がられている。ボディーガードが大量にいる。東風のガールフレンドである甘子と激しく対立している。部活活子(ぶかつ かつこ)声:本多知恵子名前通り、部活一筋の快活美人。しかし、新体操部→漫研→ソーイングクラブの順に抜作先生に潰され、ソフトボール部はいつの間にか雑技団状態になっている。素歩落太(すぷ らった)声:難波圭一怪談話・オカルト研究会・肝試し大会などを主催する怪談好きのように見せかけて、実はギャグに走る。代表ギャグは「歯槽のうりょう(膿漏)」「きみょぅ(奇妙)だめし(=肝試し)」など。顔が大きく、顎が広い。コイチお気に入りのキャラクターで、続編『ミラクルとんちんかん』にも出演していた。虚弱美女子(きょじゃく みなこ)「庭の木の葉が全部落ちるとポックリいってしまう病」「突発性アホ疾患」「海が見たいとダダこねる病」などの奇病に冒されており、登場シーンは必ずベッドに臥せている。母親は母親で「コーフンするとプロレスをしてしまう病」「コーフンすると剣道してしまう病」などのやはり奇病にかかっているが、娘と違い病臥するほど体力を奪われる病ではない。

大日本警察署の人々[]

怪盗とんちんかん逮捕に命をかける警察署、大日本警察署の人たち。天地くんを除き盗みの話が減るにつれて出番がなくなる。

縄間田内蔵(なわまだ ないぞう)声:大竹宏大日本警察署の署長。あまり目立った出演はないが、時々寒いオヤジギャグをかます。『ついでにとんちんかん』では「署長」という呼び名で統一されていたが、『ミラクルとんちんかん』でやっと本名が判明。ハゲ頭に1本だけ残った髪をとても大切にしている。実はシロンの隠れファン。毒鬼悪憎(どくおに あくぞう)声:青野武大日本警察署の警部。名前の通りの悪人面。幼少の頃から抜作を追い続けている、怪盗とんちんかんの永遠のライバル。相棒の天地くんと共にリーダーとまともにやりあえる唯一の男だが、詰めが甘くいつも逮捕出来ない。その他にも何をやっても酷い目に遭う、報われないキャラ。『ミラクルとんちんかん』の最終回では自分自身の身も心も大アホに改造し、メンバーを苦しめたが、後に元に戻ってしまった。キャラクター人気投票第11位。当初の名前の案は「溝出不婆次(どぶでぶばばじ)」。白鳥ひよ子(しらとり ひよこ)声:山本百合子新人の婦警さん。初対面の天地くんを子供だと勘違いした際に、彼から一目惚れされてしまい、その後交際期間を経て結婚することになる。『ついでにとんちんかん』終了後のわずか2年間で、天地にそっくりな3人もの子供を生んでいる。

ついでに町に滞在しているキャラクター[]

とんちんかんのメンバー達が住む地元であり、礼院棒中学の学区内区域である。抜作のアホ加減とゴンベエの貧乏加減に地元の自治体から問題にされている。

アパート久荘[]大家のババア声:片岡富枝抜作先生が住んでいる「アパート久荘(くそう)」の大家。その戦闘力は名なしのゴンベエをも凌ぎ、超能力・ギャグなどもほとんど通用しないなど、この作品で最大最強の人物であり、抜作・ゴンベエの天敵である。高齢のためごくまれに腰痛などを起こす。必殺技は「四連波」「うんこのかっ波」。孫娘を抜作先生と見合いさせた事がある。孫娘の名前が「大矢 孫子」であるところから、苗字は「大矢」だと思われる。後半、とんちんかんのメンバーが全員で互角に対戦出来た。寝田切(ねたきり)アパート久荘の住人。高齢な故に病弱なために寝たきり状態である。大家のババアに家賃が払えないといじめられている。大田(おおた)アパート久荘の住人。長髪で眼鏡をかけた大柄な男。大木凡人のパロディと思われる。極道(ごくどう)声:戸谷公次アパート久荘の住人。名前通り、極道の姿をしている。七志野家[]七志野拳之介(ななしの けんのすけ)ゴンベエの父親。初登場のとき、作者が顔を適当に描いてしまい、以降登場するたびに顔が変わっている。ゴンベエ・とんちんかんのメンバーより戦闘力が上で大家のババアに次ぐ戦闘力を誇る。ゴンベエの母すでに死んでしまっているために姿がない(=幽霊)。その理由は死んだ直後に迎えに来た死神を夫の拳之介が叩きのめしてしまったために道場内で浮遊霊としてさまよっている。たまに死体を借り、仮の姿にしている。白井家[]白井玉夫(しらい たまお)声:広中雅志甘子の兄。両親に任され、喫茶店「フレンチ甘々」を経営する。いつも赤字で困っている。女物の下着を着用する、客が残したものを食べるといった(悪)趣味がある。店の新装開店時に、まつもと泉とパンチパーマ協会から花輪が届いている。『ミラクルとんちんかん』では「フレンチ甘々」は登場するも彼自身は未登場。中家[]じいちゃん声:柴田秀勝東風の祖父。拳法道場を経営している。道場の最高師範。呂満素組[]野々山礼子(ののやま れいこ)声:富沢美智恵貧乏ヤクザ(?)「呂満素組(ろまんすぐみ)」の組員。髪型はポニーテールで、服装は大抵セーラー服を着ている。ヤクザの一員のためか口が悪い。とある筋では要注意人物に指定されているらしい。ゴンベエに恋をする。最終話を見ると、とんちんかんのメンバーと同級生のようにも見えるが、詳細は不明。作者の最初の連載作品『アノアノとんがらし』の主人公『野々亜乃亜』が原型と思われる。組長(くみちょう)声:西村知道礼子の父親。病弱で寝たきり状態である。

地球人以外のキャラ[]

宇宙人(隊長)声:大竹宏ナマズのお化けみたいな色黒の宇宙人。体格は太め。当初は侵略を目的に地球にやって来たが、たまたま最初に出逢った抜作先生と天地君を信用して地球人はアホだと思い込み、自衛隊の戦闘機に喧嘩を売ってあっさり宇宙船を撃墜され、そのまま地球に住み付くはめになった。後にぬけちゃんロボを作る。最低でも月1回は登場しないと忘れ去られるということで、犬役・電柱役・郵便ポスト役などチョイ役で度々現れる。地球では宇宙船を作り直す金を稼ぐために道路工事などのアルバイトをしていて、後にイバちゃん株式会社の社員になる。アニメでは最終回で運動会の賞金を抜作先生&天地君から譲ってもらい、それで船を直して母星に帰って行った。コミック文庫版ではあるエピソードでポスターのチョイ役で登場したが、黒人差別であると指摘されて名無しのゴンベエに描き直された(宇宙人自体は問題なかった。またコミック文庫版や一部重版のものでは、明らかに間違った黒人を意識したものは、大幅に描き直されている)。宇宙人(助手)声:西村知道ナマズのお化けみたいな色黒の宇宙人。体格は細め。前記の宇宙人(隊長)といつも一緒に行動している。ダッコちゃんに似ているため、抜作にギャグにされた。隊長に対して、当初は「隊長」と呼んでいたが、自衛隊の戦闘機に宇宙船を撃墜され、地球に住み付いてからは「アニキ」と呼ぶようになっている。ぬけちゃんロボ声:吉村よう前記の通り抜作先生のおかげでひどい目に遭わされた宇宙人(隊長)によって復讐のために作られた、抜作先生そっくりのロボット。抜作先生同様アホ(なのだが、常識的な回路を装備すると、一転して真面目な性格に変わる)。抜作先生そっくりではあるが、頭からアンテナが生えていたり、下あごに3本目の歯が生えていたりと、細部に違いがある。当初は抜作先生暗殺のために「アホ探知機」と「地球こっぱみじん爆弾」を内蔵して向かったが、抜作先生と天地君とロボ自身の3人のアホパワーで探知機が壊れ不発、以来3人でトリオを組む様になった。最期は別の宇宙人を撃退するために自爆した後、イバちゃん株式会社のメインフレームに頭が合体し、社内システムを混乱の渦に陥れた。近所のノラ犬声:龍田直樹脇役で登場する犬。話には全然絡まないのだが、妙に人気が高い。「ワンワンストーリー」など時々エピソードの主人公になる事も。人気投票でグリンよりも人気が上だった。どんより雲雰囲気が悪くなったときに現れる雲、登場シーンには主に「どんよりどよどよ」の文字がコマに入っている。時折雷を起こす。人気投票でグリンよりも人気が上だった。トン吉声:古谷徹豚であるが、人語をしゃべれる。怪盗とんちんかんに憧れ、抜作の弟子入り志願を果たし、とんちんかんのメンバーとして怪盗の見習いをするが、とんちんかんのメンバーはトン吉を食べ物としてしか思っていなく豚カツにして食べるため、盗んだ包丁をトン吉にむき出し、その怒りで天地率いる警察側に寝返ってしまう。その後、とんちんかんのメンバーに対し、復讐するため他の動物仲間と共に立ち向かった。

編集者をモデルとなったキャラとその家族[]

作者の歴代編集者をモデルにしたキャラが登場する。またコマの端っこで作中の強引な展開やギャグにツッコミを入れていることもある。

作者(さくしゃ えんどコイチ)ストーリーを中断してしばしば登場することがあり、コマの端で出演者達にたいして突っ込むを入れている。意外にも読者に人気が高く、人気投票10位であった。茨木氏(いばらき-し)声:屋良有作通称「イバちゃん」。世界中のガラクタ同然の珍品をコレクションしている大富豪。それらのコレクションは全て怪盗とんちんかんの標的にされている。また、彼が社長を務める「イバちゃん株式会社」は様々な分野に手を出すものの、アルバイトの抜作によって毎回倒産寸前に追いやられている。抜作曰く「種なしカボチャ」。モデルは当作品の第1、3代目担当編集者茨木政彦(後の第8代目編集長・当時は編集者)。尚子夫人(なおこ-ふじん)声:鶴ひろみ茨木氏の奥さん。アニメ版の設定によれば、旧姓は「群馬」で薬剤師免許あり(「サマースペシャル 南の島の大陰謀!!の巻」で「ケロケロバーム」を開発する)。高橋氏(たかはし-し)通称「タカちゃん」。東風達の元クラスメートで下着泥棒のプロ。転校する記念にクラスの女子のパンツを盗んだが、超能力が使える甘子のパンツだけは手に入れ損ねてしまった為、毎回色んなキャラを買収しては甘子の下着を狙っている。ちなみに抜作はその技術に感動して彼に弟子入りした。また、海水浴の際に女性が着用するビキニの下パンツを盗むと言う性犯罪的な行為もやらかしている。元横綱・大乃国に似ている。モデルは第2代目担当編集者の高橋俊昌(後の第7代目編集長・当時は編集者)。コミック文庫版では実際の高橋の死を悼み(コミック文庫版の発売が高橋の逝去の翌年)、高橋の登場する回は一切収録されていない。近藤氏(こんどう-し)通称「コンドーちゃん」。モデルは当作品の第4代目担当編集者近藤裕。コイチへのツッコミのみでキャラクターとしては登場しない。

その他[]

金髪の大男(名前不明)アメリカで30年・中国で30年・インドで30年もの修行を経る。日本へ帰国し全国各地の各道場破りし、ゴンベエに挑み叩きのめした後、中道場へ道場破りに挑んだ。抜作との勝負を挑み、抜作のギャグ攻撃を無傷で耐え、東風曰く「ギャグを無視している」とも言われる。最後は大家のババアにあっさりやられ、大家のババアの軍門に下いてしまう。不気味トリオ(ぶきみとりお)抜作先生の魂・背後霊・エクトプラズム。時々、楽器を持っていたりする。初期は魂だけだったが、中盤からトリオが揃う。抜作先生を苦しめていたり、抜作先生の身代わりになっていたりする。人気投票でグリンよりも人気が上だった。抜作の悪の心抜作が様々な局面を迎え、どうすべきか迷う時に様々な悪事をアドバイスする。顔は抜作で悪魔みたいな格好をしている。抜作の良心抜作に悪事をそそのかす悪の心を蹴散らす。しかし大抵それよりもあくどいアドバイスをする。顔は抜作で天使の格好をしている。たまに他人の心にも入って来て、しゃしゃり出る。アンネナプタンポポホフファイヤーダンスに命を懸けている劇画調の男。ペッチョチョチョチョリゲスと一緒に3回目の登場時に初めて名前が明かされた。リンボーダンス風のファイヤーダンスが得意。3年連続優勝者である抜作先生をマークしている。ペッチョチョチョチョリゲスアンネナプタンポポホフに同じくファイヤーダンスに命を懸けている劇画調の男。1人SM風のファイヤーダンスが得意。3年連続優勝者である抜作先生をマークしている。苦労沢明(くろうさわ あきら)映画監督。ゴンベエを主人公にパロディ映画を撮ろうとする。『ついでにとんちんかん』と『ミラクルとんちんかん』の両方で1回のみ登場という生粋の一発屋。名前のモデルは黒澤明。死神くん(No.413号)別作品からのゲスト出演。死神として抜作を迎えに来て、あの世へ連れて行くが、抜作が地獄をメチャクチャにした為に閻魔大王から「こいつは二度と連れて来るな」と叱られた。アニメでは一般的なイメージの死神(黒衣を着た骸骨)に置き換えられている。恩田みな子人気絶頂のアイドル歌手。モデルは本田美奈子だと思われる。へそ出しルックを披露しながら歌うのが特徴。抜作にコスチュームを気に入られ、怪盗とんちんかんのメンバーに予告状で歌番組の生放送中にコスチュームを盗まれてしまい、下着姿を番組でさらされてしまう。盗んだコスチュームは抜作によってテーブルをふく雑巾にされた。

ギャグ[]

主に抜作先生や天地くんなどから発するもので、下ネタが多く、場の雰囲気を無視したギャグが多い。代表作に「いきなり尻みせ」「いきなり前みせ」(急にズボンを下ろし、尻や股間を見せ付ける)、「頭もっこり」、「頭どっかん」(頭部がクラッカーの様に爆破。『ミラクルとんちんかん』のネタ)など。中期以降になると新たなギャグが増え、ファイヤーダンスやSM、「このカレーはカレー(辛ぇ)」などの物を使ったギャグもある。後期になると抜作が「ゴジラ」をパロディ化した「大怪獣ぬけゴン」(抜作がゴジラの着ぐるみを着て巨大化した物)となって、「アンギャー」と叫びながら、町の中を只管暴れるネタが登場した。

ジョジョの奇妙な冒険』などのジャンプ作品や『ハクション大魔王』などのアニメ、CM、深夜番組のアイチャッチのパロディも時折見せ、楽屋オチのギャグなども多い。中期~後期には明らかに無理矢理な展開などに「うーん無理の無い○○」と作者が自画自賛する自虐的なギャグも幾度となく使われた。

連載当時(1985年~1989年)に小学生だった読者達には理解出来ない過去の人と化した人物(山崎ハコ・美樹克彦・エンタツアチャコなど)によるネタも多いが、本作で知ったと言う読者も多かった。ギャグでは済まない女性下着窃盗ネタ、エイズ患者に対しての中傷したネタ、さらに抜作による黒人原住民ネタもあり、後者については黒人差別をなくす会からもクレームが来た。(安藤健二薯の『封印作品の謎』より)

また作者が新潟県出身であることから、新潟を題材とした話題も度々登場する(例:白根大凧合戦)。

テレビアニメ[]

1987年10月17日から1988年10月1日まで、フジテレビ系列で放送された(放送枠:毎週土曜日19:30~20:00。ただし1987年11月から『ショットガン』設置のため、終了時刻が19:58に)。全43話。

ハイスクール!奇面組』の後番組で、漫画同士では特に似つかなかったが、アニメでは制作スタッフがそのまま続投した為、演出や美術などに共通の作風が見られる。

本放送中の1988年9月19日に昭和天皇が吐血、バラエティやギャグ番組が自粛になったが、この番組も影響を受け、その週だった9月24日の放送は他番組に差し替えられ、第42話は放送されなかった。

1話から22話は次回予告(20秒)が流れ、「次回予告状。『○○』『××』で笑って頂きます。怪盗とんちんかん。ハハハハハ!!」という抜作のナレーションで締めたが、23話以降はCM時間が変更された関係で次回予告がサブタイトル部分のみの表記と「ついでにとんちんかん、次回お楽しみに!」といった抜作のナレーションだけ(5秒)となった。また後期では、放送終了後のヒッチハイクで日本船舶振興会のCMが流れていた。

スタッフ[]

  • 企画:清水賢治(フジテレビ)
  • 原作:えんどコイチ
  • チーフディレクター:山田雄三
  • キャラクターデザイン・総作画監督:金沢比呂司
  • シリーズ構成:小山高生
  • 美術監督:河野次郎
  • 撮影監督:森下成一
  • 音楽:菊池俊輔
  • オーディオディレクター:山崎宏
  • 編集:岡安肇
  • プロデューサー:片岡義朗(NAS)、茂垣弘道(スタジオコメット)
  • 原画:南伸一郎、北尾勝、井沢晴美、小湊昇、津野田勝敏、高橋公、花輪弘昌、粟井重紀、太田まさみ、飯島傑、西村幸男、横溝達男、宇治光夫、田中洋一、原田峯文、小林多加志、村田俊治、久保博志、林千博、清水健一、遠藤邦広、他
  • 動画チェック:東出大、山本実、安部伊知郎、内田守、他
  • 動画:重信和弘、柴崎康子、染谷明利、有本かずみ、安藤浩、原勝徳、斉藤徳明、稲豊孝子、岡田圭一郎、神沢美緒、竹山稔、佐藤絵美、山田崇、薬師丸進、向井勝人、久野晃、永野由美、宮井誠、渡辺伸弘、清水博幸、中満貴裕、大森孝敏、岸沢和江、田中裕也、小倉哲也、小島俊夫、近藤健一、山口昌崇、阿部真弓、李慧鈴、一月祐、大隈孝晴、小原まなみ、菊池まゆ子、河野秀一、他
  • 背景:西川淳一郎、古賀徹、久保田理恵、小林弘和、明石聖子、久保陽彦、梶田敏也(以上、スタジオユニ)、伊藤芳雅、藤江優子、遠山麻理子(以上、スタジオテイクワン)、他
  • 色指定:岸村弘明、鈴木美佐子、金井義和、他
  • 彩色:田中真紀、戸塚由紀子、古田春美、荒井美貴、仲澤久美、蛇川康之、和田志都子、佐々木雅人(以上、スタジオトップガン)、崎山直子、小山尚美、石附裕子、林敬子、川島亜由美(以上、スタジオロビン)、他
  • 特殊効果:義山正夫
  • 撮影:青木孝司、渡辺泰之、太田勝美、鎌田克明、根岸茂夫、川久保孝雄(以上、スタジオトゥインクル)
  • 編集補:小島俊彦、中葉由美子、村井秀明
  • ナレーター:屋良有作
  • 配役協力:青二プロダクション
  • 音響プロデューサー:原田一男
  • 効果:依田安文
  • 調整:村田弘之(テクノサウンド)
  • 録音:ニュージャパンスタジオ
  • 現像:東京現像所
  • オープニングアニメーション・エンディングアニメーション:福富博
  • 制作担当:田島章雄
  • 制作進行:高田晋也、名嘉邦夫、井上隆、小林弘靖、杉浦勉、菊地武司、他
  • 制作事務:小松悦子
  • タイトル:マキ・プロ
  • 広報担当:重岡由美子(フジテレビ)
  • 制作協力:スタジオコメット
  • 制作:フジテレビ、NAS

テレビ主題歌[]

オープニングテーマ[]
  1. 『ごめんねカウボーイ』(歌:うしろ髪ひかれ隊)1話~16話
  2. 『ほらね、春が来た』(歌:うしろ髪ひかれ隊)17話~26話
  3. 『麦わらでダンス』(歌:生稲晃子)27話~最終話

上記3曲とも、作詞は秋元康、作曲・編曲は後藤次利が担当。

エンディングテーマ[]
  1. 『メビウスの恋人』(歌:うしろ髪ひかれ隊)1話~16話
  2. 『誰も知らないブルーエンジェル』(歌:うしろ髪ひかれ隊)17話~26話
  3. 『夢に逢いたい』(歌:生稲晃子)27話~最終話

上記3曲とも、作詞は秋元康、作曲・編曲は後藤次利が担当。

ちなみにオープニングでのレーベル名は、なぜか最終回まで「ポニーキャニオン」ではなく旧社名の「キャニオンレコード」と表記されていた(キャニオンが「ポニー」と合併しポニーキャニオンへと改称したのは第2話放送直前の1987年10月21日で、シングル『メビウスの恋人』が発売されたのは改称後の同年11月11日)。

放送日と放送内容[]

話数放送日サブタイトル脚本コンテ演出作画監督
11987年
10月17日
完全アホ100%!怪盗とんちんかん参上!!小山高生三沢伸金沢比呂司
210月24日集合の合図はバカ笑い高林久弥
由緒ある鐘をねらえ!
310月31日激突 ゴンベエVS東風山田隆司藤川茂佐々木敏子
投げナイフにご用心
411月7日天才少女アンディ登場柳川茂横山広行山崎友正金沢比呂司
恐怖の目覚まし時計
511月14日勝手にあんぽんたん小山高生前園文夫奈須川充
10年に一度のワラ人形湖山禎崇
611月21日ぷるんぷるんアンディ山田隆司三沢伸金沢比呂司
帰って来たアホー鳥一川孝久
711月28日パソコン作戦大混戦柳川茂高林久弥金沢比呂司
抜作先生の授業開始
812月5日ライバル 天地くん登場小山高生藤川茂佐々木敏子
大乱戦!!ミラクル迷路
912月12日吉沢先生のラブラブ騒動柳川茂横山広行山崎友正金沢比呂司
海を夢みる少女
1012月19日出た!!大家のばあさん小山高生三沢伸
カミナリサンタさん一川孝久
1112月26日犯人 捕らえてみれば…!?
山田隆司湖山禎崇奈須川充
東風・甘子の純愛物語前園文夫
121988年
1月16日
アッと驚く新春初仕事柳川茂藤川茂佐々木敏子
東風の修行はツライ!!山田隆司高林久弥金沢比呂司
131月23日ポリスあほデミー柳川茂藤川茂佐々木敏子
雪に消えた抜作先生山田隆司高林久弥金沢比呂司
141月30日ゲゲゲの妖怪屋敷!!小山高生横山広行山崎友正金沢比呂司
校内ウルトラ俳句大会
152月6日恋の嵐を呼ぶ転校生高林久弥
ニセモノはホンモノ!?一川孝久
162月13日恐怖の本気チョコ山田隆司藤川茂金沢比呂司
挑戦!!道場やぶり道場柳川茂三沢伸
172月20日シロン危機一髪!!小山高生藤川茂佐々木敏子
久しぶりのあんぽんたん
182月27日抜作先生の人間ポンプ柳川茂佐々木裕之三沢伸
最後の必殺スキップ山田隆司藤川茂
193月5日ウーパーパーパーを盗め!!柳川茂横山広行山崎友正金沢比呂司
リーダー対殺し屋
203月12日女子プロレスに挑戦!!小山高生前園文夫奈須川充
抜作先生は名医!?湖山禎崇
213月19日毒鬼警部の大逆襲!!山田隆司三沢伸金沢比呂司
どんより雲の悪夢
223月26日天地くんの春柳川茂小島正幸高林久弥
抜作先生と怒りのエンマ大王高林久弥一川孝久
234月9日京都に参上 とんちんかん山田隆司横山広行山崎友正金沢比呂司
激突!!京都夢芝居
244月23日四代目はセーラー服小山高生藤川茂佐々木敏子
怪奇!!ホラー教室
254月30日モテモテ東風くん柳川茂湖山禎崇奈須川充
ニセ物を捕まえろ!!小山高生前園文夫
265月7日よけいなおせわの天地くん柳川茂三沢伸金沢比呂司
お絵かきは嫌い!!小山高生小島正幸三沢伸
275月14日初デート 初キッス山田隆司高林久弥
助けて!!幸福の女神さま高林久弥一川孝久
285月21日愛の奇跡 パワフル吉沢先生柳川茂藤川茂佐々木敏子
世界最強は誰か
295月28日ワンワン・ラブストーリィ小山高生岩田六山崎友正金沢比呂司
ドジな吸血鬼
306月4日あほ忍法みだれとび!!柳川茂湖山禎崇奈須川充
変な外人 おもしろ日本山田隆司前園文夫
316月11日爆笑ファッションショー柳川茂三沢伸金沢比呂司
先生の一日署長小島正幸三沢伸
326月25日あわれな宇宙人小山高生高林久弥
抜作先生のドキドキ大特訓!!柳川茂小島正幸高林久弥一川孝久
337月2日珍平のガールフレンド荒川稔久藤川茂佐々木敏子
アホロボット登場!!小島正幸藤川茂
347月9日パニック!抜作・甘子の珍騒動山田隆司横山広行天羽鷹王金沢比呂司
君の名は…三井秀樹
小山高生
357月23日怪談ユウレイ騒動山田隆司湖山禎崇奈須川充
出た!!なぞなぞバーサン小山高生前園文夫湖山禎崇
367月30日天地くんがいっぱい柳川茂三沢伸金沢比呂司
クラス対抗アホ泳ぎ!!小島正幸高林久弥一川孝久
378月6日サマースペシャル南の島の大陰謀!!三沢伸金沢比呂司
388月13日好きと言えない二人だから川崎裕之藤川茂佐々木敏子
燃えろ毒鬼警部三井秀樹
小山高生
一川孝久
398月27日笑撃!!マツタケ狩り山田隆司小島正幸高林久弥金沢比呂司
青春してソフトボール柳川茂高林久弥
409月3日髪の毛一本秘㊙攻防戦山田隆司湖山禎崇奈須川充
恐怖のお笑いバクダン柳川茂
419月10日すべて見せます華麗なるテクニック!!荒川稔久山田雄三
42--月--日
新メンバー!?トン吉くん柳川茂藤川茂一川孝久
モテモテ抜作先生隅沢克之
小山高生
三沢伸
4310月1日激突!!大運動会山田隆司高林久弥佐々木敏子
とっておきのジ・エンド小山高生三沢伸奈須川充

※42話は1988年9月24日放送予定、昭和天皇重病で中止。一部地域とチャンネルNECOやフジテレビONEでは再放送で放送された模様。

放送局[]

本放送[]

フジテレビ、北海道文化放送、秋田テレビ、仙台放送、山形テレビ(当時FNN/FNS)、福島テレビ、新潟総合テレビ、長野放送、テレビ静岡、東海テレビ放送、富山テレビ放送、石川テレビ放送、福井テレビジョン放送、関西テレビ放送、岡山放送、山陰中央テレビジョン放送、テレビ新広島、テレビ愛媛、テレビ西日本、サガテレビ、テレビ長崎、テレビ熊本、テレビ宮崎、沖縄テレビ放送、(以下遅れネット)青森放送(当時NNN/NNS・ANNクロスネット)、岩手放送(JNN)、テレビ山口(JNN)、テレビ大分(当時FNN/FNS・NNN/NNS・ANNクロスネット)、鹿児島テレビ放送(当時FNN/FNS・NNN/NNSクロスネット)

再放送(フジテレビ系列局を除く)[]

テレビ埼玉、テレビ北海道、広島ホームテレビ、福岡放送
2000年~2001年にかけチャンネルNECOにて(月に4話連続放送)、2009年9月~2010年1月末まで、フジテレビONEにて再放送された。

映像ソフト化[]

2008年6月18日、スーパー・ビジョンからDVD-BOXがDVD-BOX 1、DVD-BOX 2と2つに分けてリリースされた。DVD-BOX 2には、本放送では放送中止になった第42話も特典映像として収録されている。

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