OL進化論

ページ名:OL進化論

主人公のジュン

『OL進化論』のロゴマーク

OL進化論(おーえるしんかろん)とは、秋月りすの4コマ漫画作品。長期連載漫画のために「モーニングのサザエさん」とも呼ばれる場合がある。当初は「ギャグターミナル」のショート特集の一本であり、あまりに好評であったために、1回の掲載で連載が決定された[1]

目次

概要[]

1989年11月9日のドイツの『ベルリンの壁崩壊』とほぼ同時期の『週刊モーニング』(講談社)50号から連載開始し、2019年秋に30周年を迎えた[1]。単行本は既刊42巻(2020年10月現在)。2020年の7月~10月の4ヶ月連続で39巻~42巻刊行済み[2][3]

『週刊モーニング』の2010年50号に連載1000回、2013年33号に連載1111回[4]、2015年38号に連載1200回、2016年29号に連載1234回[4]、2018年19号に連載1300回に、2021年25号に1400回を達成した。

また、2001年~2002年にかけて『イブニング』では課長を主人公とする『中年ポルカ[5]が掲載されていた。

ここ近年は、秋月の年齢による更年期障害の体調不良、あるいはネタ切れによるスランプ状態に陥ったり、または親の過酷な介護などが要因で、1年ごとに10~11回ほどの不定期的な予告なしの休載が多い傾向があり[6][7]、30周年記念で秋月は「ズボラな私をいい意味でほっといてくれたモーニング編集部の方々と、支えていただいた読者の皆さんに多謝します」とコメントした[1][3]

しかし、上記の要因が重なったこともあって、ついに2021年8号から秋月の「諸事情」で長期休載をしたが、17号から2ヶ月ぶりに連載再開された[8]。しかし、同年30号から三再度の「諸事情」による無期限の長期休載中である。

あらすじ[]

会社に関わる人々の日常に起こるエピソードを楽しく愛情を持って紹介する4コマ漫画である。

1980年代後半のバブル景気以降続く長期連載のため、現在では不景気を基にした就職難・経費節減などの時代を反映した話題が掲載されることも多い。連載初期はいわゆる「不条理」的な要素があった。しかし、時代の流れとともに徐々にほのぼのとした作風に変貌し、同時に絵柄も微妙に変化していった(最近は初期を彷彿する絵柄が多い)。また、衣類も「DCブランド系」や「高級海外ブランド系」などが溢れたバブル時代から現在の「ファストファッション系」の衣類に描写を徐々に変化させている[9]。携帯電話もアナログの「ガラケー」からデジタルの「スマートフォン(スマホ)」として描写を変化させている[10]

この作品は基本的に時代背景や季節感を反映してはいるものの、ジュンや美奈子たちレギュラーキャラクターたちは成長せず[11]、課長夫妻と田中とジュンの両親は年を取らず[12][13][14]、いちろう・さつき兄妹はいつまでも学生のままである[15]

美奈子(右)&ジュン(左)

シリーズ編[]

初期には「社長秘書 令子」が多く見られたが、1998年後期(単行本の14巻)を境に「35歳で独身で」が急増し、2006年当時(単行本25巻あたり)には406話に及んでいる。小シリーズとしては他に「のっぽの気持ち」などがあった。

登場人物[]

現在の登場人物[]

美奈子連載当初の主人公だった。「主人公の美奈子さん」と紹介されていたことがある。当時は現在のキャラクターと違い、やや小悪魔的な性格をしていた。タバコを喫煙し[16]、彼氏がいたことがあるが、渡すつもりだった手編みのセーターが完成する前に自然な形で彼氏が登場しなくなった。小さなミス・コンテストでの優勝経験もある。意外と些細なことを気にするところがあり、自分の思い通りにならないとふれくされて、開き直るところがある(特に田中の業務依頼など)。同時に近眼でコンタクトレンズを使用している。2012年以後の登場人物紹介では「みなちゃん」と表記され、いつの間からかジュンのフォロー役&ツッコミ役になるしっかり者のキャラクターとなり、ジュン・けいこ・ひろみたちと行動することが多い。彼女の家族は連載当初は、登場したらしいが次第に少なくなり、現在はほとんど登場しない(最初は実家暮らしで、いつの間にかひとり暮らしとなっている)。梅雨の季節は、くせ毛がモサモサして、天気を当てる勘が冴えた。それに感心したジュンから「お天気お姉さん」として、社内に噂を広めれらて、困惑した。衣類に関して、特にダウンコートは個人的に好みでなかったり、毎日着用していると、「特にこの毎日着ているダウンコート見飽きたわー、新しいの買おうかしら」と愚痴をこぼすなど、割と飽きっぽいところがある。ジュン現在の主人公。当初は美奈子の同僚の一人というポジションだったが、話を重ねるごとに登場が増えた。連載当初と現在のキャラクターは異なって、第1話では長髪だったが、喫煙しライターの火が髪に引火したため、おかっぱ頭にし、タバコも一切やめた。森下という高校時代からの恋人がいる。おっちょこちょいで大雑把なOL。食べることが大好きで、食べ物に関しては恐ろしく機転が利く。しかし味の評価には安定性がない。課長いわく「100のすいませんを使い分ける達人」とのことで、課長と同じ魚座。天真爛漫でサボり好きでドジが多いが、憎めない性格。夏に赤いタンクトップを着ると、美奈子たちから「金太郎」みたいだと、揶揄されてイジられている。また、ストールを巻くと、同様に美奈子たちから「どしたの?風邪でもひいたの?」と言われて、「これは私に似合ってないってことだな…」と少し僻むことがある。少女時代はツインテールであり、現在と同じくドジであるが、ジュンの両親は「当時のジュンはかわいかった…」と述べていた。モデルは作者の秋月の小・中学生の同級生という。課長本名不明。ジュンたちの上司。総務二課の課長[17]。40代。魚座。母親似[18](いちろう・さつき兄妹から見たら祖母)。中間管理職の鑑で、女性の立場を理解する穏やかな人。ポーカーフェイスで、部下への注意は感情的でなく、要点を言うだけの叱り方をする。部下のOLのずるさをよく見抜く。凝り性で、息子と同様に神経系の下痢になりやすく、猫舌でもある。田舎に新築の家を建てた兄と姉[19]がいる。過去に子供たちのおやつによる兄妹喧嘩に巻き込まれ、頭にフォークが刺さった傷跡がある。勤務中に盲腸を起こし、入院した経験あり。また、弁当を忘れたため、妻が娘のさつきと一緒に弁当を渡しに会社に訪問したこともある。同時にいつでもどこでもオナラをできる特技があり、家族にサービスを披露している(子供たちによると、物凄く臭いとのこと)。ホームセンターでウィンドウショッピングすることが趣味であり、プロの業者用の工具・金具などを見たり触れたりすることに夢中になる。連載当初はOLたちにイヤミをくどくど言う典型的な管理職者で、ジュンや美奈子らに煙たがられていた。課長が眠っている最中に、ジュンたちによって爪をマニキュアで塗らされたり、休日はおフロに入るのが少なく[20]、そのためにあせもができたり、タバコでコートやスーツを焦がしたりするなど[16]、現在のキャラクターとは異なっていた。課長の奥さん本名不明。専業主婦で40代。夏生まれ。明るく元気があり、体力は40代女性としてはかなりのもの。意外とおっちょこちょいだが家事の要領がよく、時々料理の手抜きをすることがある。また自分だけお菓子やアイスをたくさん食べるために、体重が増えてテンションが下がることがあり、そのことを息子のいちろうに突っ込まれることがある。性格は意外と息子似。ゲームの技術の知識に造詣が深いようで、いちろうより先にゲームをクリアし、さらに、マニアックな批評をしていたことがある。いちろう課長夫妻の息子。高校1年生。父親似。初めは“一郎”と呼ばれた。9月後半生まれの天秤座[21]。料理が得意で、工夫の仕方は母親に才能を感じさせるほど。父親と同様にアイスコーヒーを飲むと必ず下痢になるために、真夏でもホットコーヒーと烏龍茶を飲む。通称は“お兄ちゃん”。男子高校生らしいデリケートな一面がある。時々、母親に反抗心を見せることがあるが、基本的には自分から折れて妥協することが多い。さつき課長夫妻の娘。中学2年生。母親似。兄とは異なりしっかり者だが、たまに母親と喧嘩する。登場時から名前で呼ばれることが少ない。クールなところもあるが、年頃の割に父親への配慮がある。くせ毛で自分用シャンプーのサラサラ効果が父にのみ出たときは立腹していた。けいこジュンたちと同僚の準レギュラー。ストレートのロングでリボン頭。射手座。「しっかり者のけいこ」と紹介されていたこともあったが、特別にしっかりしているわけでもない。デートの相手の男は常に別人を演じることがある。芸能人に惹かれやすい。いわゆる「ワル」な危険な男を好きになることも多く、好きな人に痴漢されてショックを受けたこともあった。また、花粉症の持病を持っている。実家で両親と祖母と暮らしており、まれに両親が登場する。クッキー作りを得意とする。姪と甥やアメリカ在住の親戚の女性がいる。ひろみ眼鏡の社内報係。現在もけいこと準レギュラーとして活躍。アフレコが好きで人を喰った企画をしたり、記事を書くことが多い。自立した意見や見解を持つ。同時に人間観察が好きで、正月とゴールデンウィークと夏休みには風呂も入らないなど自堕落な生活を過ごしている。将来は自動販売機を経営し、金を儲けるのが夢らしい。ある企業の部長からスカウトを打診されたことがある(近況によると、これは秋月自身が若い頃に経験があったとのこと)。恋人なし。独り暮らしで、まれに実家の母親が登場することもある。ホラーの映画鑑賞(映画観賞)が好き。田中課長の部下。35歳独身。「いい人」。郷里に両親が健在し、兄弟が多い。部屋の掃除が好き。友人夫婦に「独身なのに“いい夫・いい父親”として完成されている」と評され、家事ができて子供の面倒を見るいい夫になれそうだが、相手がいない。しばしば課長に相手がいないことや繊細すぎるところをからかわれている。母親から“お兄ちゃん”と呼ばれている。友人も多い。冬季あたりに、時々ジュンの部署に風邪を流行らせることがある(名づけて「田中A型」)。また、風邪をひいても無理して出社するので、課長から休むように諭されたり、周りのことを考えて、マスクを常用するように指摘されることが多い。森下ジュンの彼氏。高校時代からの付き合い。5月生まれ。眼鏡をかけている。温和な性格でジュンと喧嘩もするが、基本的には彼女を温かく見守っている。ジュンのわがままに振り回されることが多い。料理も上手で、デートにお弁当を作ることもある。時々、ジュンの微妙な気持ち読み取れない鈍感なところがある。ジュンには「彼はフォロー下手で、たいていは墓穴を掘る」と評されている。一度、母親が登場しており、息子同様に眼鏡をかけている。ジュンの父本名不明。部長を務めている50代。兄と弟がいる(ジュンの従弟も登場する)。頑固でわがままでおっちょこちょい。ジュンへの小言が多いが、父としての愛情も感じられる。時々ジュンと口論をすることもある。最近は、白髪が増えてジュンのプレゼントにお礼を言うなど良き父となっている。妻から「ジュンはお父さんに似たのよ」といわれて、ある意味ショックを受ける場面がある。ジュンの恋人の森下に対しては「目の敵」のような目つきをすることもある。ジュンの母本名不明。主婦。50代。お淑やかな性格で、わがままな夫と娘を支える。フラメンコを習い始めてから別人のように弾けている。その反面、民宿などで酒に酔うと生活面の愚痴をこぼすことがあり、このときばかりは愚痴に関わりたくない夫やジュンから避けられている。ジュンが履き古したジーパンを履いたり、夫の「地雷を踏んだ」フォローに不機嫌になることが多い。ジュンの要求を巧みにかわすこともうまい。ジュンの彼氏である森下のことを気にかけている。意外と物事をはっきり言うところがあり、ジュンいわく「お母さんって、意外とブラック」とのこと。お酒が飲めない下戸の持ち主で、お花見による宴会を毛嫌いしている。田中の母田舎に夫と子供夫妻と孫たちと暮らす。息子同様に眼鏡を愛用し、明るい性格で同時にお節介でもある。時々、一人暮らしの息子に電話をよくかける。息子に対しては「お兄ちゃん」と呼び、たまにいきなり息子が暮らしているマンションに押しかけることがある。定食屋のおじさん美奈子とジュンの行きつけの定食屋のご主人。新メニュー開発の鬼で、例として「運だめし定食」と称し、山と積まれたフライの中から好きな物を3つを選ぶなどのアイディアを出している。ボーナス時期には「まぁ!ボーナス(マーボー茄子)定食」など、オヤジギャグが好き。「関西風おでん定食」の翌日に「関東風おでん定食」、そのまた翌日に「味噌おでん定食」を出して、ジュンと美奈子に使い回し疑惑をかけられたこともある。その反面、日本でワールドカップが開かれた際は、テレビを見ながら食べやすい物としてカレーライスを出すなど、客への気遣いも忘れない。最初は妻も登場したが次第に出番が少なくなった。また、父が臨時的に定食屋に手伝ったり、さらに兄などの親戚が結構多く、ほとんどの親戚は顔がそっくりだが、甥っ子だけはイケメン。舞台となる会社の50周年記念パーティーに変装して出没して店の宣伝をしたり、会社に合わせて定休日が多いことを揶揄されると社員旅行だとして長期休暇にしたり、新メニューが不評の場合「不評のために打ち切り!」と張り紙を張るなど、したたかで意地っ張りな面もある。趣味はカラオケと草野球やクルーザーでのトローリングなどである。ここ最近は出番が減少しつつある。

過去の登場人物[]

絵美バイリンギャルOL。温和な性格だが、英語は下町訛りで、そのために来日した欧米人によく誤解される。前半のレギュラー。愛ブランド好きOL。セレブ志向。絵美と同様に前期のレギュラー。「派手めの愛ちゃん」と紹介されている。「自分がスチュワーデス採用試験に落ち」、「嫌いだった同級生がスチュワーデスになり」、「彼氏をスチュワーデスに盗られた」ことからスチュワーデスが大嫌い。めぐみ新人OL。お茶菓子を自分一人で食べてしまう、入社面接で派手に転倒するなどおっちょこちょいなところがあり、ジュンを髣髴とさせる。りんごちゃん本名不明の体育会系新人OL。ショートカットで、林檎を片手で握り潰せるのがあだ名の由来。瓦割りができるが、社員旅行の余興で行った際は(持ち帰る都合もあって)「板にすればよかった」とも。受付嬢ジュンたちの会社の受付嬢。外側に跳ねた黒のロングヘアにリボン。弁当を届けに来た課長の奥さんが、さつきに受付嬢のマイナスイメージ(冷え性や痔になるなど)を話しているところを聞いてしまい、落ち込む。神宮寺社長ジュンたちの会社の社長。穏やかな人柄で、自分と容貌が似ている父親の跡を継いだ。社長室に豪華なキッチンを作ったが、妻が居着いてしまい戸惑っている。令子前半の人気シリーズ「社長秘書令子」の主人公。美人で優秀で、有能なスーパー社長秘書。陰ながらジュンたちをサポートすることもしばしば。役員フロアからエレベーターより速く地上階に移動できるなど、体力・知性共に常人離れしている。その気になれば色気も出せる。同時に英語に堪能でもあり、会社に押しかけてきた暴力団(ヤクザ)に対して、「おまわりさんっ!」と、大声を出して追い返した武勇伝?も持っている。容貌は課長の奥さんの若いころにやや似ており、取引先の欧米企業の役員から評価され、中国は香港の富豪から、豪華なプレゼントをされてプロポーズをされるが、要領よく断った。社長夫人と組んで、夫人の意向を添えるように社長にすすめて見事に成功させる手腕を発揮して、社長夫人から報酬を受け取ったこともある。リカ神宮寺社長の孫娘。「秘書」が社長を殺すTVドラマを見て以来、令子に敵愾心を持っている。神宮寺夫人神宮寺社長の奥さんで、リカの祖母。令子と仲がいい。山本院長(先生)神宮寺社長の親友で、学生時代からの付き合い。口ヒゲをたくわえて、いたずら好きだが、医師としては優秀。課長の盲腸炎を手術したり、神宮寺社長の健康診断を催促している。同時に令子に惚れている場面がある。河合総務部の部長。妻はブティックを営み、繁栄しているために自分の給料をお小遣いとして優雅に生活している。いわゆるダンディーで、部下のOLに飲食費をおごっており、そのために人気があった。大久保課長の近所に住む中年男。課長の言動を「かっこいい」と感じ、憧れている50代。頭髪が薄いのが特徴。173cmのOL(のっぽの気持ちバージョン)「のっぽの気持ち」で主役を張り続ける。自称・身長173cmのサラリーマンの嘘を暴くためのものさし代わりに使われた。背は高いが靴の大きさは24cmで、アンバランスなためよく転ぶ。173cmのOL(少女趣味バージョン)モデル体型のクールな美人。服装は少女趣味。本人も「全然似合わない」と自覚しているが、着続ける。29歳のOL「35歳で独身で」シリーズが始まるまで、ハイミスの悲喜劇を描いたシリーズの主役。「35歳で独身で」が様々な主役を使うのに対し、こちらはセミショートの女性一人限定。35歳のOL・サラリーマン「35歳で独身で」のシリーズの主役。毎回人が代わり、田中や彼の友人も主役になる。29歳→35歳の変化は、晩婚化の世相や晩婚者・高齢独身者が増えつつあることを反映している。最近は35歳独身も珍しくなくなり、シリーズのタイトルが減少したため、出番がなくなりつつある。

中間管理職刑事[]

『中間管理職刑事』(ちゅうかんかんりしょくデカ)は、秋月りすによる日本の漫画。『まんがライフオリジナル増刊号秋月りすスペシャル』→『まんがライフセレクション秋月りすスペシャル』(竹書房)および『メフィスト』(講談社)に連載されていた。「バンブーコミックス」として竹書房より単行本が発行されている。

『OL進化論』主要登場人物の幾人かをスピンオフとして用いて別人の刑事とし、その活躍?を描いたギャグ4コマ漫画である。

単行本あとがきにある作者の秋月のコメントによると、『刑事コロンボ』にインスパイアした作品で、登場人物は日本人風であるが、舞台はアメリカのようである[22]

登場人物[]

警部『OL進化論』の課長そっくりの中年男性私服警察官。業務上、不規則であり数日間は帰宅できないこともある。警部の部下『OL進化論』の田中そっくりの独身刑事。おせっかいで、よく警部から注意される。警部の奥さん『OL進化論』の課長の奥さんそっくりの主婦。結婚して10年。ゴシップ好きで、警部との間に子供はいないようである。ベティおばさん私立探偵。「B&B探偵事務所」の所長。『ミス・マープル』にインスパイアされているという。お金に敏感で結構したたかである。ベティの助手若い女性。周りからは「割と可愛い娘」と見られているが、本人はふてくされている。かなりのドジで所持している銃を誤射して、上司のベティに没収されている。ジュンとけいこを合わせたタイプである。

脚注[]

  1. 1.01.11.2 『週刊モーニング』2019年50号より。
  2. 38巻の帯付の裏面より。
  3. 3.03.1 その要因は著者の秋月が著者近況の欄にて「今年の夏には、なんと『OL進化論』の単行本が4ヶ月連続刊行だそうですが、日々のお箸休めにいかがでしょうか?なぜそのようになったかというと、実は私が今まで仕事をサボったからですが、そのツケを払うときが来ました。おはずかしい。でも、よろしくです」とコメントしている(『週刊モーニング』2020年15号より)。
  4. 4.04.1 著者の秋月は著者近況の欄にて「『OL進化論』が2000回および、2222回までの連載継続の可能性はわかりませんが、1234回なら十分可能だと思います(上記にある2016年29号に達成した)。それまで、私は無理せずに連載を続けたいと思います」とコメントしている。
  5. 正式には『OL進化論出張版 中年ポルカ』のタイトル。
  6. その際は、前者のはるな檸檬の『ZUCCA×ZUCA』(連載終了)と後者の荒井瑞貴の『girl's-talk』(連載終了)などが、原稿を「落とした」『OL進化論』の代行として掲載されることが多かった。
  7. 秋月が最悪の場合になった際に、『OL進化論』の掲載を続けられることが不可能になった場合には、秋月の影響を受けたというおなじ4コマ漫画家の新田朋子が「ポスト秋月りす」として挙げられ、彼女が秋月の後釜として『週刊モーニング』にて『ウチのげんき予報』を連載開始して活動する可能性が出てくる見方もある。
  8. このときの秋月のコメントは「ご無沙汰しました(お久しぶりです)。戻って参りました。(これからも)よろしくお願いします」であった。
  9. これは、へアスタイルも同様である。
  10. これは、テレビやパソコンも同様である。
  11. 彼女たちは「バブル世代」とされ、現実としては50代前後と思われる。
  12. 課長夫妻は「団塊世代」とされ、現実としては70代前半と思われる。
  13. ジュンの両親は「戦前世代」とされ、現実としては80代近くと思われる。
  14. 田中は「新人類世代」とされ、現実としては50代半ば前後と思われる。
  15. いちろう・さつき兄妹は「団塊ジュニア世代」とされ、現実としては40代半ば前後と思われる。
  16. 16.016.1 現在は、おそらく禁煙していると推測される。
  17. 単行本2巻42頁を参照。
  18. 単行本36巻44頁を参照。
  19. 名のみ、単行本1巻96頁を参照。
  20. 現在も、その傾向は変わらない場面がある。
  21. 単行本41巻36頁を参照。
  22. 金額はドル($)であり、アメリカンフードなどの洋食が出ており、円(¥)や和食などは、いっさい出ない。

関連書籍[]

  • 『中間管理職刑事』(竹書房(バンブーコミックス))/2011年) ISBN 978-4-8124-7599-7
  • 『クリティカル進化(シンカー)論 - 「『OL進化論』で学ぶ思考の技法」』(道田泰司・宮元博章/北大路書房/1999年) ISBN 978-4762821394

関連項目[]

関連リンク[]

  • OL進化論|モーニング公式サイト - 講談社
  • OL進化論 (@OL_shinkaron) - Twitter : 『モーニング』編集部による公式のツイッター。


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