「……なに?」「あ、さっきの授業の配布物ね……ごめんなさい……」 |
名前:垣津 冬華
年齢:16
身長:156cm
性別:女
瞳の色:橙
髪の色:金髪
外見・服装:(派手過ぎない)私服
職業:学生(高校1年生)
専門:英語
好きなもの:読書、(人のいない場所で)歌うこと
苦手なもの:人と話すこと、びっくりすること、暴力、銃、血、怖いもの、歌声を聴かれること
一人称:「私」
詳細な設定:
エルドラド学園の1年生女子。帰宅部。留学経験があるが、それがきっかけで怖い思いをした経緯がある。
来歴
海外の文化に興味があり、中学時代から英語の勉強に勤しむ。留学を積極的に行っているというエル学の話を聞き、実力で入学した。
(ふふっ、どんなものが見られるのかしら)-中学時代の垣津冬華
入学後しばらくして留学に出るも、その直後に治安が悪化。不審者に追い掛け回されたりデモに巻き込まれたりして日に日に心が消耗していき、目の前で銃の乱射事件が起きたのをきっかけに人間不信を発症。これ以上の滞在は危険だとして帰国することになる。
……。-帰国前の垣津冬華
現在も留学中に受けた恐怖の後遺症がいくつか残っており、友達も作れないまま学生生活を送っている。
銃の乱射事件の詳細
犯人は垣津が留学先で仲良くなった現地人。たまに会っては話すくらいの仲だったが、ある日垣津が買い物に行った帰りに、その人が突然持っていた銃を乱射した。駆け付けた警察によって犯人は射殺されるが、そのせいでなぜその人が暴れ出したのかは謎のままになってしまった。
飛び散る血とその臭い、動かなくなった人々に、逃げ惑う人と傷付いた人の叫び声。そして、つい先日まで仲良く話していた人の豹変と、その人が殺害される瞬間。あまりにもショックな光景を見てしまったことによって、垣津の中の何かがぷつん、と切れてしまう。
それ以来、垣津は誰のことも心から信頼することができなくなってしまった。
……怖いの。信頼した人が、いつ壊れるか分からないのが。-垣津冬華
だって、闇を抱えてる人って、外からじゃ分からないから……。-垣津冬華
性格
留学前と留学後で変化している。
留学前:
読書が好きで、物静かだが好奇心旺盛。あまり口数が多い方ではないが、人と話すことに特に抵抗はなかった。
留学後:
留学中に受けた恐怖の影響で、元々寡黙気味だったのに加えて愛想まで悪化。また、不審者が寄って来ないように怖い顔をずっとしていたら戻し方が分からなくなってしまい、目付きもかなり悪くなる。その結果、普通の人すらあまり寄って来なくなってしまった。
人と関わりたくないわけではなく、襲われたりするのが怖くなっただけで、信頼に足ると思った人相手なら多少態度も柔らかくなる。その信頼のハードルも大分上がってしまっているが……
そんなわけで普段は冷たい態度が目立つが、警戒心の高さゆえにめちゃくちゃビビり。おどかされると悲鳴を上げながら吹き飛んでしまう。朝の挨拶は耳栓+全力で耳を塞ぐで対処しているが、廊下で会長に出くわすと死を覚悟する。
また、それなりに留学先に長く留まっていたこともあり、日本と留学先の文化がごっちゃになり混乱することがある。
窮地に陥った際、自分一人のときは、危険な状況になったら迷わず逃げる選択をする。ただ、退路を断たれたときや、傷ついてほしくない人が近くにいたときは別。「目の前で人が傷付く」のをもう見たくないため、留学中に独学で鍛えた護身術で(怖いと思いながら)立ち向かう。
+技能について-技能について
一部抜粋。
【キック】、【杖】:護身用。留学中に危険を感じることが多かったので身に着けた。
【聞き耳】:警戒心が高まった結果。常に周りを警戒しているため割と地獄耳。聞こえたくないことも聞こえてしまうので参っている。
【忍び歩き】、【跳躍】:危険な状況になったときの逃走用。
【芸術(歌唱)】:趣味でカラオケに行くことが多く、元々才能もあったこともありかなり歌は上手い。垣津の数少ないストレス発散手段の一つ。他人に聴かれるのは恥ずかしいので、周りには内緒で一人で行く。
あれ、垣津……さん?-たまたまカラオケの廊下で会ったクラスメイト
あ……あ……-半泣きの垣津冬華
【英語】:留学に行くために必死に勉強した。英語の本や論文も直接読むことができる。
クトゥルフ神話事象について:
『とりっく・おあ・とりいと(蜘蛛の一件)』:
街を徘徊する不審者を目撃したことと、教室で発狂していた生徒がいたことから、その原因の調査をする。同じ調査をしていた入間先生、汐入七緒とともに、その原因の"蜘蛛"の擬似餌を破壊し、存在を忘れるためにバーで出会った少年に記憶を消してもらった。
……というわけでなんも覚えてない。気が付いたら入間先生、クラスメイトと一緒に夜の街にいて、よく分からないまま帰宅した。
翌日まったく記憶にない写真が貼り出され、入間先生と汐入共々怒られた。何のことか分からないしめちゃくちゃ怖かった。
わ、私、ほんとに知らな……知らないのに……-垣津冬華
『存在証明』:
独りぼっちで白い部屋にぶち込まれて、自分自身が存在することを証明しろという難題を押し付けられた。なんとか脱出することには成功したものの、いつ消えるか分からない恐怖で終始びくびくしていた。
現実に帰ってから大きく変わったところはないが、話しかけられたときの反応が少し柔らかくなり、ちょっとだけ話に食いついてくるようになった(垣津本人にこれらの自覚はないが)。
人間関係
入間透
(呼び方:「入間先生」)
倫理の先生。帰国後に何度か話を聞いてもらっており、垣津にとって数少ない安心して話せる人の一人。2年生になったら選択授業は倫理を取るつもりらしいが、そのきっかけは9割くらい先生。
生徒を守るために前に出る姿は頼りになるものの、もっと自分のことも大事にしてほしいと蜘蛛の一件では思っていた。記憶が飛んだので今は覚えていないが。
汐入七緒
(呼び方:「汐入さん」)
クラスメイト。なんかたまに話しかけてくる。印象としては「不思議な人」で「よく分からない」。でも悪い人じゃないだろうなとは思っているし、ちょっと興味はある。なんで飴持ち歩いてるんだろう。
蜘蛛の一件で擬似餌を破壊した際にめちゃくちゃ動揺していたのを見て、「……何か、あったのかな」と感じ取ってはいた。記憶が飛んだので(以下略)。
刻野美乃瑠
(呼び方:「刻野さん」※本編では呼んでいない)
クラスメイト。自分と同じく読書が好きな人なので、話せば仲良くなれるかも……?と思っている。だが「本を読んでいる最中は話しかけちゃダメよね……」と思っており、話しかける機会を逸し続けている。
質問/偏見寄稿所
Q.友達いなくて寂しくないの?
A.失礼ね。別に一人でも本読んでたら寂しくはないわ……欲しいとは思うけど。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧