テイルズ_オブ_シンフォニア_ラタトスクの騎士

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『テイルズ オブ シンフォニア - ラタトスクの騎士 - 』(テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクのきし - TALES OF SYMPHONIA: Knight of Ratatosk)は、2008年6月26日にバンダイナムコゲームス(ナムコレーベル)から発売されたWii用のRPG。国外では『TALES OF SYMPHONIA: Dawn of the New World』(テイルズ オブ シンフォニア: ドーン オブ ザ ニュー ワールド)というタイトルで発売されている。

目次

概要[]

ニンテンドーゲームキューブ用(後にプレイステーション2にも移植された)ソフト『テイルズ オブ シンフォニア』の続編。前作から2年後の世界が舞台。略称は「TOS-R」「ラタトスクの騎士(ラタトスク)」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「響き合う心を信じるRPG」。ワールドマップは存在せず、フィールド上の拠点をポインタで選んで移動する。主人公などは一新されるが、前作のキャラも一部サポートメンバーとして登場。街やダンジョンの多くは前作のモデリングが流用(テクスチャの貼り替えやスケールの変更)されている。ラタトスク・コアをめぐる戦いが本作のテーマ。2010年2月25日には、みんなのおすすめセレクションとして廉価版が発売された。

物語[]

ロイド達の活躍によって、世界があるべき姿を取り戻し、新たな大樹が蘇って2年。平和を取り戻したかに見えた世界には、統合で発生した異常気象や環境の変化、文明レベルの違い等から衝突や差別などが起こり、一部のシルヴァラント人は次第に世界統合を行った再生の神子・コレットや彼女を取り巻くマーテル教会、テセアラ人を憎む様になっていた。やがて、シルヴァラント人を守る為のレジスタンス運動組織ヴァンガードが結成される。ある日、血の粛清と呼ばれる、ヴァンガードとマーテル教会との衝突で多くの人々が殺される事件が起きた。その事件で両親を殺されたエミルは、リヒターやマルタ、テネブラエと出会い、首謀者とされているロイドの真意そして、ラタトスク・コアをめぐる戦いに巻き込まれる。

システム[]

前作や『TOA』同様、本作も敵が画面上で一定のシンボルとして徘徊、接触すると戦闘に入るシンボルエンカウント方式を採用。接触した時の両者の方向関係で戦闘開始時の展開が変化する(敵に背を向けた状態で接触した時は、一定時間行動不能などになり敵からの先制攻撃を受けやすくなる。但し、その逆もある)。新要素として、敵モンスターを仲間にして育て、パーティーに加える事が可能。魔物(敵モンスター)は料理を食べさせる事でステータスアップや進化させられる(料理を食べさせる前に一定のアイテムが必要な場合がある)。「FR:EE-LMBS」今作の戦闘システムであり、正式名称はフレックスレンジ:エレメント エンハンスト リニアモーションバトルシステム(通称フリーリムス)。『TOA』に搭載された「FR-LMBS」を基に新要素として戦闘フィールド上の属性を示すエレメントグリッドを追加、前作に存在したユニゾン・アタックも引き継がれている。

用語[]

精霊ラタトスク魔物の王にして大樹カーラーンの精霊。センチュリオンに命じて世界のマナのバランスを保つ世界の守護者。現在は、球の形をした宝石の様なコアの状態で眠っている。センチュリオン達を通じて魔物たちのネットワークを持ち、その情報網は新たな大樹の場以外の全ての場所に及ぶ。大樹カーラーンを滅ぼしたヒト(=人間とエルフ)とハーフエルフを憎んでいる。昔信頼したハーフエルフ(作中の会話からミトスと思われる)にデリスエンブレムを渡し、裏切られた事で、ギンヌンガ・ガップにデリスエンブレムの持ち主を排除する為の罠を仕掛けた。後にヒトに対する憎しみが消え、リヒター達との和解後は、ギンヌンガ・ガップに敷く新たな封印の為に、リヒターが封印の人柱になっている間に全ての生命からマナを切り離し、そのマナでギンヌンガ・ガップを封印する事にした。この作業には1000年かかり、そして1000年後には世界のあらゆる生命はマナ無しで生きられる様になった。エイト・センチュリオンラタトスクに付き従う、精霊でも動物でもない孤高の生命体。世界の属性を司る。魔物と縁を結び配下にする事で力をつける。孵化している状態ではラタトスクのコアと同じく宝石状態だが、生物状態の者もあり、双方とも人語を話せる。孵化していない蕾の様な形のセンチュリオン・コアに通常の人間が長時間触れていると、自我を失って暴走する。大気中のマナを吸収して活動するため食事は不要。魔界ニブルヘイム魔族が住む世界。ヒトが住む世界とはギンヌンガ・ガップで繋がっている。ギンヌンガ・ガップ精霊ラタトスクが作った、ニブルヘイムとヒトが住む世界を分ける扉。鍵となるのはエイト・センチュリオンとラタトスク。この扉はラタトスクでなければ封印できない為、ロイドはラタトスクをコア状態のまま扉に封印しようと思っていた。ヴァンガード統一された世界で、文明の進んだテセアラ人とマーテル教団の仕打ちからシルヴァラント人を守る為、パルマコスタの住人達を中核に結成された戦闘集団。血の粛清マーテル教会が「神子への反逆罪」の名目により、パルマコスタで集会を開いていたヴァンガードを武力制圧した事件。首謀者はロイドとされていたが、実はヴァンガードの自作自演。シルヴァラント王朝800年程前に滅亡したといわれる王朝。パルマコスタの近く等に遺跡が残っている。ヴァンガードの目的はこの王朝の復興であった。滅亡の時期がレネゲードの活動開始と一致するが関連性の有無は不明。大樹かつて「大いなる実り」と呼ばれていた大樹カーラーンの種子で、生命の源であるマナを生み出している大樹。かつて救いの塔があった場所に存在している。ちゃんとした名前が存在するものの(名付け親はロイド)、まだ若樹である為に外部からの脅威に脆く、大樹の身を守る為にロイド達は名前を外部に口外しない様にしている。マーテル詳細は前作に記載。マーテル教で女神として崇められている女性。

登場人物[]

パーティーキャラクター[]

こちらも参照。

==== エミル・キャスタニエ (Emil Castagnier) ====16歳・身長169cm・体重60kg 闇属性 一人称・僕声 - 下野紘主人公。金髪、褐色の肌、緑色の瞳の剣士。目上の人には敬意で接する素直な若者だが、気弱な臆病者で、自己判断が苦手。周りに責められるとすぐ下を向いて謝罪する。ロイドを騙る者に「血の粛清」で両親を殺された事から彼を憎んでいた。両親亡き後は、ルイン在住の母の妹フロルに引き取られたが、ルインはロイド達が復興した町で、ロイドを憎むエミルは目の敵にされていた。リヒターとは、町の子供達に苛められていた所を助けられた時に出会った。「勇気は夢を叶える魔法」という言葉も彼に教えて貰った言葉で、恩人の彼には非情になれない面がある。リヒターと対峙していたマルタを守りに契約を交わし、ラタトスクの騎士となる。旅に出てからは、自分の意見や感情を素直に表現出来るまでに成長。ロイドへの憎しみは、後に真相を知った事で彼に謝罪。後のサブイベントで、叔母夫婦と和解し、町の人間にも認めてもらえた。ラタトスクの力が覚醒すると(この状態は「ラタトスクモード」と呼ばれる)瞳の色が赤に、性格も粗暴で好戦的となり、一人称も「俺」に変わる。ラタトスクモードのエミルは大人しい主人格のエミルを嫌い、目的の為に手段を選ばなくなるが、マルタへの想いは主人格と同様。実は、エミルの正体は精霊ラタトスク。パルマコスタで起きた「血の粛清」の時、コアの状態であったラタトスクはマルタの呼びかけに反応するかの様に目覚め、かつて自分が殺したアステルの姿を借りた。本物の「エミル・キャスタニエ」は「血の粛清」で死亡しており、ラタトスクが放心状態のまま炎に包まれた街を歩いていた所を、絶命寸前だった本物のエミルの母と遭遇し、目が見えなかった彼女に息子エミルと勘違いされて呼び掛けられた事で、ラタトスクはエミルの母親の話を元に「エミル・キャスタニエ」という疑人格を作り上げた。ラタトスクモードこそが、本来のラタトスクの人格。料理上手で、大根から白鳥、南瓜から亀を作る等の細かい飾り切りも得意。テネブラエ曰く「芸術品」。ラタトスクモードの場合、味は普段のエミルと変わらないが盛りつけ方が雑になる。勉強は出来ない。「スケベ大魔王」の称号を得る羽目に陥る等、悲惨な目に遭う事も。TPは低いものの、ゲーム中では唯一空中でコンボを決められる為、反撃されずに戦えるが、上昇斬りをガードされると途端に弱くなる。スキルによっては無限コンボも可能で、手に入れたセンチュリオン・コアの力を使って全属性の技を使う事も可能。彼の辿る運命と結末はルートで変わる。年齢は16歳になっているが、これはラタトスクが出会った当時のアステルの年齢で、ラタトスク自身は1万年以上前から存在している。特典DVDから同様に内気でお調子者な『テイルズ オブ イノセンス|TOI』のルカとは気が合う模様。==== マルタ・ルアルディ (Marta Lualdi) ====16歳・身長153cm・体重43kg 光属性 一人称・私声 - 釘宮理恵ヒロイン。栗色の長髪で、頭の左右に母の形見の白い造花の髪飾りをつけている。勝気で物事をはっきりさせたがる性格。「血の粛清」の時にエミルらしき人物に助けられた過去があり、惚れ込んだエミルとの再会後は彼に度重なるアプローチをしているが、癖の強い女性陣の中では至って普通の少女。父はヴァンガードの総帥ブルートで、ソルムのセンチュリオン・コアで豹変した父を元に戻す為、ラタトスク・コアを奪って逃走。その為、ラタトスク・コアを狙うヴァンガードから追われる。彼女の額にはラタトスク・コアが宿っており、それが奪われる事は彼女の死を意味している。エミルと再会した後、彼を自分を守る為の「ラタトスクの騎士」として契約させた。エミルが普段臆病なのは実力を隠しているだけ、と考える等、思い込みが激しい。冷静に物事を判断出来る型だが、大切な仲間や自分達の騒動に巻き込まれた罪もない人の事になると周りが見えなくなり、何も考えずに1人で突進する傾向も。自分のスタイルを気にしており、着やせだと言い張る。料理の腕は下手だが、物語終盤では本人の味見の効果から奇跡の成長を遂げた。勉強を苦手とするものの、地理には詳しい。乗り物酔いの激しさから乗り物は全般的に苦手。実は彼女の額に宿るラタトスク・コアは、「血の粛清」の時に目覚めたラタトスク(エミル)が、自分を狙う者達を欺きに彼女の額に植え付けた「偽物」。エミルを「ラタトスクの騎士」にした契約は、本物のラタトスクを目覚めさせる為にテネブラエが「契約」と偽った行為であり、マルタこそが本当の「ラタトスクの騎士」。「血の粛清」の時に追い詰められたマルタを助けたのはエミルではなく本物のロイドであったが、気を失っていた彼女はそれに気付かず、目覚めた時に目の前にいたエミル(アステルの姿を借りたラタトスク)が自分を助けたと思い込んでしまっていた。ウエストバッグの表に『TOA』のトクナガのワッペン、左サイドに同作のキャラ・ミュウのキーホルダーをつけている。回転刃スピナーを武器とした格闘戦の他、額に寄生したラタトスク・コア(の偽物)の力で純粋な人間でありながら魔術や治癒術を使える。『マイソロ3』に出演が決定。前作のパーティーキャラクター[]

クラトスを除き、一部のイベントでパーティーとして加入する(ただし経験値は入らず、装備の付け替えも不可能。最高レベルは終盤に50で固定)。また、一部キャラの身長・体重こそ変化はあるが、ポリゴンは前作のまま。詳細は前作を参照。テンプレート:See also

ロイド・アーヴィング (Lloyd Irving)19歳・身長178cm・体重63kg 火属性声 - 小西克幸前作の主人公。コレット・ブルーネル (Collet Brunel)18歳・身長158cm・体重44kg 光属性声 - 水樹奈々前作のヒロイン。ジーニアス・セイジ (Genius Sage)14歳・身長151cm・体重40kg 氷属性声 - 折笠愛ロイドの親友のハーフエルフ。リフィル・セイジ (Refill Sage)25歳・身長166cm・体重49kg 水属性声 - 冬馬由美ハーフエルフの教師で、ジーニアスの姉。藤林しいな (Shihna Fujibayashi)21歳・身長164cm・体重48kg 風属性声 - 岡村明美ミズホの里の符術士で、現在の里の頭領。ゼロス・ワイルダー (Zelos Wilder)24歳・身長179cm・体重68kg 雷属性声 - 小野坂昌也テセアラの神子。プレセア・コンバティール (Presea Combatir)14歳(外見年齢。実年齢は30歳)・身長150cm・体重38kg 地属性声 - 桑島法子オゼットで木こりとして働いていた少女。リーガル・ブライアン (Regal Bryant)35歳・身長189cm・体重85kg 水属性声 - 大塚明夫レザレノカンパニーの会長。クラトス・アウリオン (Kratos Aurion)28歳(外見年齢。実年齢は4000歳以上)声 - 立木文彦元クルシスの四大天使でロイドの実父。

ヴァンガード[]

リヒター・アーベント (Richter Abend)20歳・身長180cm・体重75kg 水属性(最終戦時は風貌が変わり火属性となる) 一人称・俺声 - 浜田賢二神子の輝石を捜し求める青年。今作のラスボス。元はサイバックの学術研究員。苛烈な性格で、ハーフエルフという種族ゆえに虐げられた生い立ちから、差別や迫害を行う者を憎み、その状況に行動を起こさない被虐側の者も憎んでいる。ルインに来た際、苛められていたエミルに昔の自分を重ね、「勇気は夢を叶える魔法」という言葉を教えて以降、何かと気遣う様になる。調理した経験がなかった為、料理は下手(自覚済み)で、食べたエミルが死んだ母の幻を見ながら気絶した事がある。剣と斧の二刀流で戦い、魔術も扱う。エミルに注目していた真の理由は、ラタトスクに殺害された親友・アステルという青年とエミルが酷似していた為。ラタトスク消滅を企んだのも、親友の仇討ちの為。その後、ラタトスク(エミル)の優しさに触れた事で、復讐を断念。パーティキャラ達に同行するラスボスは過去のシリーズにも存在したが、パーティキャラとして参加するラスボスは初となる。小説版では、エルフの父と人間の母と共に人里離れた土地で暮らしていたが、無理を言って町に出た結果ハーフエルフである事を知られ、庇おうとした両親を喪う。その後高い知能を買われて研究員として軟禁され、アステルと出会う。『TOVS』に、ラタトスク勢(シンフォニア勢は除く)から唯一登場。シグルスではないが、目的成就の為に他シグルスと接触を図る。『TOV』では、ジュディスのコスチュームに彼の衣装がある。アリス (Alice)18歳(自称)・身長160cm・体重48kg 氷属性 一人称・アリス、アリスちゃん、私声 - 金月真美ヴァンガード戦闘班の班長。外見は清純そうな美少女だが、腹黒でサディスティック。実はハーフエルフ。魔物をヒュプノスと呼ばれる機械で操って使役し、自らは鞭と魔術を扱う。マルタには魔術を使える理由を、「魔物と契約したから」と話していた模様。気に入った男性は「くん」付けで呼び、危険信号を伴う女性は「ちゃん」付けで呼ぶ。デクスには呼び捨てや蔑称で毛嫌いして見せるが、それはハーフエルフとして迫害されてきた経緯から彼の心変わりを疑っていたのが原因で、内心では愛している。両親は彼女が幼い頃にマーテル教会の巡業に出され、道中で魔物に襲われて死亡。力がなかった事で死亡した両親の様にはなりたくないと思い、以来力に固執する様に。それからはハイマの孤児院に引き取られたが、ハーフエルフだった為に差別されていた。後に同じ孤児院にいた孤児で、無実の罪で殺されかけていたデクスを救う為に、魔族と契約しており絶大な力を手にし、自分たちがいた孤児院を壊滅させたが、前作でロイドらが禁書を燃やす事でその魔族も死に絶え、力を失った。現在の魔物を操る力は機械頼みになっているが、ハーフエルフならではの魔力も持っている為、ヴァンガード戦闘班リーダーの実力は本物。特典DVDではお色気キャラ(?)担当となり、本編とは逆に前編の敵役マグニスに罵倒されて喜ぶマゾヒスト風な台詞が出た。デクス (Decus)24歳・身長178cm・体重70kg 火属性 一人称・オレ声 - 陶山章央ヴァンガード工作班の班長。センチュリオン・コアの力でロイドに化け、「血の粛清」や他の虐殺事件を実行していた。アリスを溺愛。彼女からは3K(キモい・キショイ・クサイの略)で呼ばれ、鬱陶しがられているが、本人は「クール、かっこいい、輝いてる!」の3Kと誤解(因みに「クール」はC)。彼女の為なら何でもするほど一途で、虐殺行為を繰り返せたのも、アリスに好かれたいとの思いから。彼女に付き添っていたのは、ハイマの孤児院にいた頃に無実の罪で殺されかけた所を、彼女に救われた事で、余生を彼女に捧げると決意した為。通販が趣味で、愛用のメロメロコウという香水も通販で取り寄せて気に入ったもの。ただ、その悪臭は凄まじく、直接瓶から嗅ぐとソルムのコアの暴走で凶暴化した精神でさえ一時的に元に戻らせる程、公害級の威力を放っており、テネブラエのコアを感じる能力ですらもこの臭いで狂わされる。武器は、通販で買ったアイアンメイデンに収めた大剣で、名前は暗黒邪神剣ゴールデンドーン。どれもアリスの好意を得る為に買ったものだが、報われず、彼女から愛されていた事も最後まで知る事が出来なかった。ブルート (Brute)45歳・身長182cm・体重78kg 地属性声 - 西凛太朗ヴァンガード総帥で、マルタの父。風貌はスキンヘッドの辮髪で、頭部にソルムのコアの紋様が浮かんでいる。巨大な杖を持ち、センチュリオン・コアの力で強力な魔術を使う。センチュリオン・コア集めは趣味。ソルムのセンチュリオン・コアの暴走で残忍な性格と化していたが、本来は心優しく、不味いマルタの料理を「おいしい」と笑顔で食べる娘思いの親。本人曰くシルヴァラント王家の末裔らしく、それをリヒターに付け込まれ利用されてしまう。アルタミラにてシルヴァラント王朝復活の計画を遂行しようとするが、エミルらに阻まれ、ソルムのコアの影響で狂ったデクスに重傷を負わされるが、リフィルの治療の甲斐もあって生存した。ホーク (Hawk)38歳・身長174cm・体重68kg 風属性声 - 岸祐二ヴァンガード戦闘班の副班長。小心者。アリスからは「ホーくん」と呼ばれる。武器は両手に装備する鉤爪型の籠手。昔は班長だったが、当時のアリスに座を奪われた際、背中に恥ずかしい文字に見える傷を残され、以来アリスへの反逆は不可能となった。部下達からは慕われている。マルタを捕らえつつも、エミル達と共に脱獄され、起爆装置を奪われた事でエミル達と戦うも敗れ、その後現れたブルートに失態は晒せないとエミルに向かうも、逆に彼にブルートの凶刃の盾とされた。EDにより、マーグナーと共に入院している。マーグナー (Magner)40歳・身長180cm・体重100kg 地属性声 - 茶風林マーテル教会騎士団の団長を偽る、高慢な男。部下からの信頼は低い。武器は巨大な槍。アリスから「マーくん」と呼ばれたがっている。アルテスタの家に隠れたマルタを見つけ、一行と戦うも敗れ、アルテスタに捕らえられた後、ホークと共に入院生活を送る。

センチュリオン[]

テネブラエとソルム以外の名前には、それぞれの属性のラテン語が用いられている。

テネブラエ (Tenebrae)声 - 大塚芳忠マルタに付き従う闇のセンチュリオン。5本指の手のような長い尾に、燕尾服を纏った黒豹に近い姿。エミルにラタトスクの騎士としての契約を迫った。旅の途中では、前作との違いやダンジョン攻略のヒント等、色々な情報やアドバイスを授けてくれる。ラタトスクとの契約時に変わったエミルの服の作り手であり、防水・防菌性やデザイン等の説明を延々続けようとしていた。性格は生真面目で、毒舌でウィットに富んだ喋り方を好む。パーティメンバーにはしょっちゅうからかわられ、いじけたり上機嫌になったりしたりジョークも飛ばしたり等、お茶目な性格で、コレット達のせいで話が空回りさせられる等、センチュリオンなのにどこか人間臭い憎めない性格。パーティキャラからは老け振りを指摘され、周りからつけられるあだ名を嫌がる。嗅覚はあったり船酔いしたりはするが寒さは感じないらしく、感覚について聞かれた時は暗さ以外に何も感じない様な返答をしていた。闇のセンチュリオンとして、闇の良さをエミル達にわかってもらおうと努めているが、あまり報われてはいない。色々な姿への変化が可能で、釣り竿や美女(セルシウス似)等にもなれる。メルトキオにて、ヒュプノスで操られた魔物からエミルと町を庇ってコア化。その後闇の神殿でリヒターにコアを狙われるが、エミル達の尽力の末復活。マルタとは彼女がヴァンガードを抜け出した時から既に面識がある。マルタに宿るコアが偽物である事を知っていたが、本物のラタトスク(エミル)を守る為の囮としてその事実を隠し、エミル(ラタトスク)とマルタのセンチュリオン・コアを巡る旅を仕組んだが、二人と旅をしていくうちに徐々に保護者としての情を抱く様になり、エミルとマルタに待ち受ける運命を思って歯がゆい思いを抱いている。『マイソロ2』では、Tシャツの模様に描かれている。アクア (Aqua)声 - 本多陽子リヒターに付き従う水のセンチュリオン。長髪の先端が魚類の尾に似ており、空中を泳いで移動する。女性の姿。活発な性格で二面性が激しい。アステルの死の間接的な原因を作ってしまった事に負い目を感じ、そしてリヒターを愛する様になったため、彼の望みを叶える為に主であるラタトスクのもとを離反。リヒターの野望の真相を承知の上で、成就させる為にエミル達の邪魔をする。センチュリオンとしての役目を放棄している為、世界各地では水に関する災害が頻繁に起きている。根本的に生真面目なテネブラエとは相性が悪い。

以下は名前とコアのみ登場。

ルーメン光のセンチュリオン。ウェントス風のセンチュリオン。イグニス火のセンチュリオン。特定の条件を満たすと入手不可となり、EDに影響。グラキエス氷のセンチュリオン。トニトルス雷のセンチュリオン。特定の条件を満たすと入手不可となり、EDに影響。ソルム地のセンチュリオン。幻惑の力を持つ。

その他のキャラクター[]

レイソル & ラナ声 - 加瀬康之(レイソル)・引田有美(ラナ)パルマコスタに在住し、血の粛清で亡くなった「エミル」の実の両親。アルバ & フロル声 - 千葉繁(アルバ)・堀越真己(フロル)エミルを引き取った、ルインに住む夫婦。フロルはエミルの母・ラナの妹。ロイドを憎むエミルを嫌い、「厄病神」と罵った。本物の「エミル」に生前会った事がなかった為、エミルと名乗った主人公をラナの息子だと思い込んだ。終盤で和解。ジダ & モルルインに住む双子の兄弟。ロイドを憎むエミルを化け物呼ばわりし、苛めていた。終盤のサブイベントで和解。トマスパルマコスタの漁師でエミルの隣人。海が荒れた原因を探りにシラカミ山地の王朝跡に向かった日以来、失踪。小説版では気前のいい青年で、エミルを弟のように可愛がっていた。ユアン・カーフェイ声 - 森川智之新たな「世界樹」の守り人。詳細は前作を参照。セレス・ワイルダー声 - 今野宏美ゼロスの異母妹。詳細は前作を参照。ヴェリウス声 - くじらコリンの転生した姿。詳細は前作を参照。ダイク声 - 佐藤正治ロイドの義父。詳細は前作を参照。アルテスタ声 - 竹本英史かつてクルシスに協力していたドワーフ。詳細は前作を参照。アイーシャ声 - 福圓美里イズールド出身の女性。精霊を呼ぶ儀式を行える。アステル声 - 下野紘エミルのモデルとなった人間。ハーフエルフと間違えられるほど頭脳明晰で、9歳の頃から研究員として働いていた。リヒターと意気投合し親友になる。乱れるマナの流れを安定させるようラタトスクに頼んだが、当時のラタトスクは世界を壊し続ける人とハーフエルフを信じず、滅ぼそうとしていた。それを止めようとした為、ラタトスクに殺される。16歳没。テセアラ王声 - 掛川裕彦メリッサ&クリストファー前作に登場したニセ神子一行のうちの二人。詳細は前作を参照。

主題歌[]

小説[]

矢島さら著・ファミ通文庫

  • テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- 世界(とき)の願い
    1. (2008年9月1日発売) ISBN 978-4-7577-4373-1
    2. (2008年10月30日発売) ISBN 978-4-7577-4486-8
    3. (2008年12月26日発売) ISBN 978-4-7577-4584-1
  • テイルズ オブ シンフォニア −ラタトスクの騎士− 果てない想い上. (2010年3月29日発売)下. (2010年5月29日発売)

関連商品[]

攻略本[]

  • テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- 精霊の書 ISBN 978-4-08-779465-6
  • テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- 公式コンプリートガイド ISBN 978-4-902372-18-2
  • テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- パーフェクトガイド ISBN 978-4-7577-4472-1

サウンドトラック[]

  • テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- オリジナルサウンドトラック

外部リンク[]

  • 公式サイト

関連項目[]



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