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『テイルズ オブ シンフォニア - ラタトスクの騎士 - 』(テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクのきし - TALES OF SYMPHONIA: Knight of Ratatosk)は、2008年6月26日にバンダイナムコゲームス(ナムコレーベル)から発売されたWii用のRPG。国外では『TALES OF SYMPHONIA: Dawn of the New World』(テイルズ オブ シンフォニア: ドーン オブ ザ ニュー ワールド)というタイトルで発売されている。
ニンテンドーゲームキューブ用(後にプレイステーション2にも移植された)ソフト『テイルズ オブ シンフォニア』の続編。前作から2年後の世界が舞台。略称は「TOS-R」「ラタトスクの騎士(ラタトスク)」。テイルズ独特の固有ジャンル名は「響き合う心を信じるRPG」。ワールドマップは存在せず、フィールド上の拠点をポインタで選んで移動する。主人公などは一新されるが、前作のキャラも一部サポートメンバーとして登場。街やダンジョンの多くは前作のモデリングが流用(テクスチャの貼り替えやスケールの変更)されている。ラタトスク・コアをめぐる戦いが本作のテーマ。2010年2月25日には、みんなのおすすめセレクションとして廉価版が発売された。
ロイド達の活躍によって、世界があるべき姿を取り戻し、新たな大樹が蘇って2年。平和を取り戻したかに見えた世界には、統合で発生した異常気象や環境の変化、文明レベルの違い等から衝突や差別などが起こり、一部のシルヴァラント人は次第に世界統合を行った再生の神子・コレットや彼女を取り巻くマーテル教会、テセアラ人を憎む様になっていた。やがて、シルヴァラント人を守る為のレジスタンス運動組織ヴァンガードが結成される。ある日、血の粛清と呼ばれる、ヴァンガードとマーテル教会との衝突で多くの人々が殺される事件が起きた。その事件で両親を殺されたエミルは、リヒターやマルタ、テネブラエと出会い、首謀者とされているロイドの真意そして、ラタトスク・コアをめぐる戦いに巻き込まれる。
こちらも参照。
==== エミル・キャスタニエ (Emil Castagnier) ====16歳・身長169cm・体重60kg 闇属性 一人称・僕声 - 下野紘主人公。金髪、褐色の肌、緑色の瞳の剣士。目上の人には敬意で接する素直な若者だが、気弱な臆病者で、自己判断が苦手。周りに責められるとすぐ下を向いて謝罪する。ロイドを騙る者に「血の粛清」で両親を殺された事から彼を憎んでいた。両親亡き後は、ルイン在住の母の妹フロルに引き取られたが、ルインはロイド達が復興した町で、ロイドを憎むエミルは目の敵にされていた。リヒターとは、町の子供達に苛められていた所を助けられた時に出会った。「勇気は夢を叶える魔法」という言葉も彼に教えて貰った言葉で、恩人の彼には非情になれない面がある。リヒターと対峙していたマルタを守りに契約を交わし、ラタトスクの騎士となる。旅に出てからは、自分の意見や感情を素直に表現出来るまでに成長。ロイドへの憎しみは、後に真相を知った事で彼に謝罪。後のサブイベントで、叔母夫婦と和解し、町の人間にも認めてもらえた。ラタトスクの力が覚醒すると(この状態は「ラタトスクモード」と呼ばれる)瞳の色が赤に、性格も粗暴で好戦的となり、一人称も「俺」に変わる。ラタトスクモードのエミルは大人しい主人格のエミルを嫌い、目的の為に手段を選ばなくなるが、マルタへの想いは主人格と同様。実は、エミルの正体は精霊ラタトスク。パルマコスタで起きた「血の粛清」の時、コアの状態であったラタトスクはマルタの呼びかけに反応するかの様に目覚め、かつて自分が殺したアステルの姿を借りた。本物の「エミル・キャスタニエ」は「血の粛清」で死亡しており、ラタトスクが放心状態のまま炎に包まれた街を歩いていた所を、絶命寸前だった本物のエミルの母と遭遇し、目が見えなかった彼女に息子エミルと勘違いされて呼び掛けられた事で、ラタトスクはエミルの母親の話を元に「エミル・キャスタニエ」という疑人格を作り上げた。ラタトスクモードこそが、本来のラタトスクの人格。料理上手で、大根から白鳥、南瓜から亀を作る等の細かい飾り切りも得意。テネブラエ曰く「芸術品」。ラタトスクモードの場合、味は普段のエミルと変わらないが盛りつけ方が雑になる。勉強は出来ない。「スケベ大魔王」の称号を得る羽目に陥る等、悲惨な目に遭う事も。TPは低いものの、ゲーム中では唯一空中でコンボを決められる為、反撃されずに戦えるが、上昇斬りをガードされると途端に弱くなる。スキルによっては無限コンボも可能で、手に入れたセンチュリオン・コアの力を使って全属性の技を使う事も可能。彼の辿る運命と結末はルートで変わる。年齢は16歳になっているが、これはラタトスクが出会った当時のアステルの年齢で、ラタトスク自身は1万年以上前から存在している。特典DVDから同様に内気でお調子者な『テイルズ オブ イノセンス|TOI』のルカとは気が合う模様。==== マルタ・ルアルディ (Marta Lualdi) ====16歳・身長153cm・体重43kg 光属性 一人称・私声 - 釘宮理恵ヒロイン。栗色の長髪で、頭の左右に母の形見の白い造花の髪飾りをつけている。勝気で物事をはっきりさせたがる性格。「血の粛清」の時にエミルらしき人物に助けられた過去があり、惚れ込んだエミルとの再会後は彼に度重なるアプローチをしているが、癖の強い女性陣の中では至って普通の少女。父はヴァンガードの総帥ブルートで、ソルムのセンチュリオン・コアで豹変した父を元に戻す為、ラタトスク・コアを奪って逃走。その為、ラタトスク・コアを狙うヴァンガードから追われる。彼女の額にはラタトスク・コアが宿っており、それが奪われる事は彼女の死を意味している。エミルと再会した後、彼を自分を守る為の「ラタトスクの騎士」として契約させた。エミルが普段臆病なのは実力を隠しているだけ、と考える等、思い込みが激しい。冷静に物事を判断出来る型だが、大切な仲間や自分達の騒動に巻き込まれた罪もない人の事になると周りが見えなくなり、何も考えずに1人で突進する傾向も。自分のスタイルを気にしており、着やせだと言い張る。料理の腕は下手だが、物語終盤では本人の味見の効果から奇跡の成長を遂げた。勉強を苦手とするものの、地理には詳しい。乗り物酔いの激しさから乗り物は全般的に苦手。実は彼女の額に宿るラタトスク・コアは、「血の粛清」の時に目覚めたラタトスク(エミル)が、自分を狙う者達を欺きに彼女の額に植え付けた「偽物」。エミルを「ラタトスクの騎士」にした契約は、本物のラタトスクを目覚めさせる為にテネブラエが「契約」と偽った行為であり、マルタこそが本当の「ラタトスクの騎士」。「血の粛清」の時に追い詰められたマルタを助けたのはエミルではなく本物のロイドであったが、気を失っていた彼女はそれに気付かず、目覚めた時に目の前にいたエミル(アステルの姿を借りたラタトスク)が自分を助けたと思い込んでしまっていた。ウエストバッグの表に『TOA』のトクナガのワッペン、左サイドに同作のキャラ・ミュウのキーホルダーをつけている。回転刃スピナーを武器とした格闘戦の他、額に寄生したラタトスク・コア(の偽物)の力で純粋な人間でありながら魔術や治癒術を使える。『マイソロ3』に出演が決定。前作のパーティーキャラクター[]クラトスを除き、一部のイベントでパーティーとして加入する(ただし経験値は入らず、装備の付け替えも不可能。最高レベルは終盤に50で固定)。また、一部キャラの身長・体重こそ変化はあるが、ポリゴンは前作のまま。詳細は前作を参照。テンプレート:See also
ロイド・アーヴィング (Lloyd Irving)19歳・身長178cm・体重63kg 火属性声 - 小西克幸前作の主人公。コレット・ブルーネル (Collet Brunel)18歳・身長158cm・体重44kg 光属性声 - 水樹奈々前作のヒロイン。ジーニアス・セイジ (Genius Sage)14歳・身長151cm・体重40kg 氷属性声 - 折笠愛ロイドの親友のハーフエルフ。リフィル・セイジ (Refill Sage)25歳・身長166cm・体重49kg 水属性声 - 冬馬由美ハーフエルフの教師で、ジーニアスの姉。藤林しいな (Shihna Fujibayashi)21歳・身長164cm・体重48kg 風属性声 - 岡村明美ミズホの里の符術士で、現在の里の頭領。ゼロス・ワイルダー (Zelos Wilder)24歳・身長179cm・体重68kg 雷属性声 - 小野坂昌也テセアラの神子。プレセア・コンバティール (Presea Combatir)14歳(外見年齢。実年齢は30歳)・身長150cm・体重38kg 地属性声 - 桑島法子オゼットで木こりとして働いていた少女。リーガル・ブライアン (Regal Bryant)35歳・身長189cm・体重85kg 水属性声 - 大塚明夫レザレノカンパニーの会長。クラトス・アウリオン (Kratos Aurion)28歳(外見年齢。実年齢は4000歳以上)声 - 立木文彦元クルシスの四大天使でロイドの実父。テネブラエとソルム以外の名前には、それぞれの属性のラテン語が用いられている。
テネブラエ (Tenebrae)声 - 大塚芳忠マルタに付き従う闇のセンチュリオン。5本指の手のような長い尾に、燕尾服を纏った黒豹に近い姿。エミルにラタトスクの騎士としての契約を迫った。旅の途中では、前作との違いやダンジョン攻略のヒント等、色々な情報やアドバイスを授けてくれる。ラタトスクとの契約時に変わったエミルの服の作り手であり、防水・防菌性やデザイン等の説明を延々続けようとしていた。性格は生真面目で、毒舌でウィットに富んだ喋り方を好む。パーティメンバーにはしょっちゅうからかわられ、いじけたり上機嫌になったりしたりジョークも飛ばしたり等、お茶目な性格で、コレット達のせいで話が空回りさせられる等、センチュリオンなのにどこか人間臭い憎めない性格。パーティキャラからは老け振りを指摘され、周りからつけられるあだ名を嫌がる。嗅覚はあったり船酔いしたりはするが寒さは感じないらしく、感覚について聞かれた時は暗さ以外に何も感じない様な返答をしていた。闇のセンチュリオンとして、闇の良さをエミル達にわかってもらおうと努めているが、あまり報われてはいない。色々な姿への変化が可能で、釣り竿や美女(セルシウス似)等にもなれる。メルトキオにて、ヒュプノスで操られた魔物からエミルと町を庇ってコア化。その後闇の神殿でリヒターにコアを狙われるが、エミル達の尽力の末復活。マルタとは彼女がヴァンガードを抜け出した時から既に面識がある。マルタに宿るコアが偽物である事を知っていたが、本物のラタトスク(エミル)を守る為の囮としてその事実を隠し、エミル(ラタトスク)とマルタのセンチュリオン・コアを巡る旅を仕組んだが、二人と旅をしていくうちに徐々に保護者としての情を抱く様になり、エミルとマルタに待ち受ける運命を思って歯がゆい思いを抱いている。『マイソロ2』では、Tシャツの模様に描かれている。アクア (Aqua)声 - 本多陽子リヒターに付き従う水のセンチュリオン。長髪の先端が魚類の尾に似ており、空中を泳いで移動する。女性の姿。活発な性格で二面性が激しい。アステルの死の間接的な原因を作ってしまった事に負い目を感じ、そしてリヒターを愛する様になったため、彼の望みを叶える為に主であるラタトスクのもとを離反。リヒターの野望の真相を承知の上で、成就させる為にエミル達の邪魔をする。センチュリオンとしての役目を放棄している為、世界各地では水に関する災害が頻繁に起きている。根本的に生真面目なテネブラエとは相性が悪い。以下は名前とコアのみ登場。
ルーメン光のセンチュリオン。ウェントス風のセンチュリオン。イグニス火のセンチュリオン。特定の条件を満たすと入手不可となり、EDに影響。グラキエス氷のセンチュリオン。トニトルス雷のセンチュリオン。特定の条件を満たすと入手不可となり、EDに影響。ソルム地のセンチュリオン。幻惑の力を持つ。シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
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