テンプレート:加筆くにおくんシリーズは、テクノスジャパンから発売されたコンピューターゲームシリーズのタイトル。正義の不良・くにおとそのライバル・りきが主人公である(一部りきは脇役としての登場)。
概要[]
くにおくんシリーズは、
- キャラクターは縦約30ドット、横約20ドット、2.5頭身のドット画で表された、親しみの持てるデフォルメキャラである(一部タイトルを除くが、このモデルを採用しているタイトルの方が圧倒的に人気が高い)。しかもたったそれだけのサイズのドット画を用いて、キャラクターそれぞれの豊かな個性がはっきりと表されている。性格も個性豊か。それぞれの名前、ルックス、性格、技、能力的な特徴を一致させて覚えやすい。しかしそのルックス、性格、名前はどこか自分の身の回りにいそうな親近感を覚えさせる。
- 超人的な運動能力を持つ高校生たちが舞台所狭しと暴れまわる、独特の世界観を持つ。しかし、登場する技は、マッハキック、マッハパンチ、爆魔龍神脚、天殺龍神拳、頭突きスペシャル、棒術スペシャルなど主要キャラの主要な必殺技でも、動作だけなら結構少年でも模倣できるものも多い。
- ゲームの内容は殆どがアクションゲームだが、その自由度は非常に高く、プレイするごとにいろんなことをやってみたくなる。アクションも非常に豊富で、前述のデフォルメキャラが実に多くのアクションパターンを持つ。アクション一つ一つを出すのに独特の爽快感がある。
- 操作方法は難しくなく、ゲーム難易度も総じてコツさえ掴めばさほど高くない。
- パーティーゲームとしてのゲームバランスは悪いが、プレイの仕方によってはどんな強いキャラやチームにも勝てる。多彩なアクションを工夫しながら使い分け、強敵に勝つ、といったやりがいや爽快感は相当なものであり、プレイするごとにいろいろな展開が生まれ、むしろパーティーゲームとしての人気は非常に高かった。
以上のような「取っ付きやすくて飽きが来ない」「親しみやすいのに味がある」という魅力を持つ秀逸なゲームタイトルのシリーズであり、また、ハズレがなく、パーティーゲームとしても優秀だったため、コロコロコミックにて盛んに取り上げられ、発売当時の少年たちに絶大な人気があった。現在も中古市場では比較的高価で取引されていることが多い。
殴る蹴るといったゲームで次第に人気が出るも、発売元のテクノスジャパンがこれに偏り、さらにゲーム機の進化に付いていけずに、会社が倒産したと言われている。その後版権は元開発スタッフたちによって設立された企業「ミリオン」に移り、アトラスからシリーズ作品の一つである『ダウンタウン熱血物語』の改良版が発売された。
なお、「くにおくん」の名は当時のテクノスジャパンの社長の名前「滝邦夫(たき くにお)」に由来する。
解説[]
最初は正義の不良(要するに熱血硬派)が悪人を退治するケンカアクションゲームとして登場した。しかし後に主人公のくにおに、スポーツも万能であるという設定を加えることにより、飛躍的に活躍の舞台が広がった。尚且つ本来の不良ケンカアクションの要素を色濃く残し、現実のスポーツなら一発退場もののラフプレイが自由に行える過激な内容となっており、他のスポーツゲームとは一線を画した独自のスタイルを築き上げた。また、りきなどの人気の高い脇役キャラもシリーズに何度も登場し、独自の世界を構築している。なお、これらのキャラ達もくにおと共に多彩なスポーツに参加して抜群の活躍をしており、スポーツ万能なのは実はくにおの専売特許というワケではなくなっている。特に、様々なスポーツにおいても固定キャラ達の個性は損なわれず、くにおが得意のマッハキックを使えるなら、りきもマッハパンチが使え、五代はホッケーのスティックで棒術スペシャルを炸裂し、豪田はヘッドスライディングで頭突きを食らわすといった具合である。くにおくんシリーズのゲーム一覧[]
「くにおくんシリーズ」の中でも『熱血(硬派)シリーズ』と『ダウンタウンシリーズ』に分類が可能で、前者は「熱血硬派」「初代熱血硬派」「くにおたちの挽歌」などで、後者は「熱血行進曲」「時代劇だよ全員集合」「熱血ベースボール物語」などが該当する。違いは登場人物や設定(熱血高校の学ランの色など)、キャラの名前表記(前者は基本的に名前、後者は名字が多い)、製作スタッフの違いなどである。発売元はFC、SFC、GBで発売された作品はテクノスジャパン、PCEはナグザット、MDはパルソフト、WINはメディアカイト、GBAはアトラス、PS2はハムスター、DSはアークシステムワークスである。テクノスジャパン倒産以降は、ほとんどをミリオンが開発している。
予定- 超熱血高校くにおくん ドッジボール部(公式サイト) /DS/2008年3月19日
日本未発売作品また、2005年8月25日を皮切りに2006年2月16日までの間、前述の通りアトラスより「くにおくん熱血コレクション」が3作発売された。
- 1には「熱血高校ドッジボール部」と「ストリートバスケット」
- 2には「熱血行進曲」と「ドッジボール部サッカー編」
- 3には「時代劇だよ全員集合」と「熱血ホッケー」が収録されている。
しかし、ファミコンミニのような完成度の高い移植作品ではなく、見た感じから手抜きという不満も少なくない。特に「時代劇だよ全員集合」は、通常クリアするのに短時間では不可能な作品だが、FC版にあったセーブ機能(セーブ画面はある)が無くなってるため、致命的でかなりの不評だった。
また、平和からパチンコ機種としても登場している[1]。詳細は、熱血硬派くにおくん (パチンコ)を参照。
ほか、各ファミコン版をより発展させようと、『熱っ血格闘伝説』を始めとしたいくつかのクローンゲームが制作されている。
おもな登場人物[]
くにお(声優:堀川りょう(「くにおのおでん」等))フルネームは存在しない(ただ、業務用「ダブルドラゴンIII」で大山兄弟の2Pキャラとして、くにおが特別出演している)。熱血高校3年(1作目「熱血硬派くにおくん」および「初代熱血硬派くにおくん」では2年)。誕生日は11月27日。血液型はAB型。喧嘩がめちゃめちゃ強く、スポーツ万能の熱血漢で正義の不良。ドッジボール部の主将だが、困っている人たちを見捨てられない性格で、様々な運動部に助っ人に行く(時にその実力は正規部員を上回る)。熱血高校のNo.1のみ着用できるという白の学ランを着用(ただし「熱血硬派 - 」の設定では画面上、熱血高校の生徒は全員白ランである)。代表的な必殺技はマッハキック、ナッツシュート。りき(声優:神奈延年)フルネームは鮫島力(さめじま りき)だが、初期のアーケードでは雲雀力(ひばり りき)だった。花園高校3年(1年留年した)で、同高校の番長。誕生日は5月5日。アメリカンフットボール部に所属する。くにおと同じく、様々な運動部に助っ人として登場。お調子者で結構いい加減な言動もあるが、喧嘩の腕や運動神経はくにおと双璧をなし、仲間や後輩からは慕われている。くにおとは、1作目「熱血硬派くにおくん」では1面のボスという完全な対立関係であったが、「ダウンタウン熱血物語」で手を組んで以来は親友で好敵手となった(ただし時空上「熱血物語」より前のストーリーであるはずの「初代熱血硬派くにおくん」では既に手を組んでいるため、必ずしも「熱血物語」がきっかけとは言い難い)。パフェが好物。代表的な必殺技はマッハパンチ、アッパーシュート。
以降、初登場した作品別に登場人物を紹介する。
熱血硬派くにおくん[]
ひろしくにおの友人。プロフィールは二転三転するが喧嘩に弱いのか、基本的にやられ役である。彼が他校の不良グループやチンピラに絡まれて袋叩きにされたり[いじめ|苛め]]にあう度に、いつもくにおが助けに行っていた。そんな熱いハートを持ったくにおに憧れを抱いている。FC版当時、熱血高校2年生(くにおも同級)。熱血高校で一番の優等生。趣味はヤクザ映画鑑賞。くにおとも親友になっている。ACの設定では、昭和44年9月3日生、17歳。登場作品によっては「熱血物語」等に登場する千里台高校の「そのかわ」と同じ顔グラフィックになっている。とおる花園高校の雑魚キャラで、AC版では素手で戦う名無しキャラだった。りきの取り巻きの一人で、後にドッジボール部(FC版)にも花園チームの一員として登場する。あきら花園高校の雑魚キャラで、スキンヘッドが特徴。りきの取り巻きの一人で、AC版では木刀を持った名無しキャラであった。とおる同様ドッジボール部(FC版)に登場する。たけし雑魚キャラ。暴走族・横浜ファンキーのメンバーで、バイク好き。しんじ後ろ回し蹴りを得意とする、暴走族・横浜ファンキー(「くにおたちの挽歌」ではブルーエンペラーに改名)の総長。アフロにも見えるパンチパーマが特徴的。高校中退後、普段は土建屋で働いている。ACの設定では、昭和40年7月23日生、21歳。一作目では2面ボス。「くにおの熱血闘球伝説」ではプレイヤーキャラクターとして登場する。くみこチェーンを使った技が得意なスケ番。見た目は黒髪のセーラー服の少女。明光高校2年生だが、最初は太陽学園の雑魚キャラだった。みすず(声優:山本圭子)女性でありながら、くにおをゆうに越す巨体と力を持つスケ番。彼女の襟首掴みビンタをくにおはとても苦手としている。太陽学園3年生。プロフィール一切不明。一作目では3面ボス、「くにおたちの挽歌」では中ボス、「くにおの熱血闘球伝説」ではプレイヤーキャラクター、クローンゲーム「熱っ血格闘伝説」では隠しボスとして登場する。中でも「熱っ血」では、本来のラスボスであるとらいち・とらじを一撃で倒して登場するといった物になっている。さぶ(声優:岸野幸正)暴力団・三和会の組長。不良とはいえ、学生相手にハジキ(拳銃)を使う危険極まりない人物。ACの設定では、昭和15年8月15日生、46歳。一作目と「くにおたちの挽歌」では最終ボス、「くにおの熱血闘球伝説」ではプレイヤーキャラクターとして登場する。熱血高校ドッジボール部[]
しんいち熱血高校。ドッジボール部に所属するが、スポーツ万能。どのスポーツでも攻撃を得意とするだけあって、性格もかなり攻撃的である。サングラスがトレードマークで球技中も外さない。くにおとよくキャッチボールの練習をしており、そこによくドッジボール以外のスポーツが転がり込んでくる。ひろし熱血高校。ドッジボール部に所属するが、スポーツ万能。どのスポーツでも守備を得意とする。くにおの友人と同一人物。こうじ熱血高校。ドッジボール部に所属するが、スポーツ万能。どのスポーツでも守りの要となる。髪型がワイルド。見かけは派手だが、この中で一番内向的であり、縁の下の力持ちでもある。「初代熱血硬派くにおくん」ではデータの記録をする重要な位置を占めている。みつひろ熱血高校。ドッジボール部に所属するが、スポーツ万能。スポーツによって攻撃が得意だったり、守備が得意だったりする。耳がでかい。グルメ。見かけによらず実は硬派。いちろう熱血高校。スキンヘッドで足が速い特徴的なキャラクターだが、登場するのはドッジボール部のみ。普段は使いづらいシュート設定だが、即落下モズ落としを会得するとかなり強力。特に放課後練習は彼の一人舞台と化す、エキスパート向けキャラである。あきしドッジボール部に所属するが、スポーツ万能。PCドッジのみに登場するキャラ。なりたか花園高校所属。彼は唯一の特殊キャラ。必殺シュートは通常キャラが7に対し3歩。ダッシュジャンプシュート(必殺)も彼だけは普通ジャンプでだせる。そして特筆すべきは外野で必殺シュートを打てる、ただ一人のエリートである。ただしスタミナは無い。へいるまんアイスランドチームのキャプテン。ワープシュートの使い手で、登場キャラ中最大の体力を持つ。後に「時代劇」にも登場する。ダウンタウン熱血物語[]
はせべ(声優:冬馬由美)フルネームは長谷部和美(はせべ かずみ)。冷峰学園3年。誕生日は3月1日。血液型はO型。同高校の生徒副会長。くにお、やまだと同じ中学校の出身で、当時の伝説的なスケ番と同一人物だったという噂も。くにおに好意を持っていて、何かと彼をサポートする。甘党で、クリームと和菓子が好物。やまだ(声優:高木渉)フルネームは山田大樹(やまだ たいき)。冷峰学園3年。同高校の生徒会長だったが、後に明暗高校に転校。文武両道の冷峰学園内でも優秀な生徒で、力もあり、人望も厚い。が、それは仮初の姿で、実力は本物でも、とても腹黒くセコい性格。くにお、はせべと同じ中学校の出身で、当時はくにおとは親友、はせべには好意を抱いていたが、はせべがくにおに想いを寄せていると知ったことが原因で落ち込み、陰湿な性格になり、くにおに憎悪の感情を抱くことになる。そして彼は何者かと接触して怪しい技を身につけ、ダブルドラゴン兄弟を転入させ、彼らを操り、それまでの生徒会長だったおにづかを辞任させて生徒会長に就任、冷峰学園を支配し、近隣の高校を制圧。有名な台詞は「全国のやまださんには申し訳ないが、俺が悪の大ボスのやまだだ!」。代表的な必殺技はやまだのじゅつ。物を浮かせ相手にぶつける技である。まみフルネームは島田真実(しまだ まみ)。花園高校2年。りきの恋人。無邪気で可愛い性格。ダブルドラゴン兄弟にさらわれたこともある。ダブルドラゴン兄弟兄のりゅういち(フルネーム:服部竜一 - はっとり りゅういち)、弟のりゅうじ(フルネーム:服部竜二 - はっとり りゅうじ)からなる双子の兄弟。二人とも冷峰学園3年生だが、以前は父親が理事を務める服部学園という忍者学校に通っていた。謎の拳法を操る格闘の達人。やまだに操られ、近隣の高校をシメる。代表的な必殺技は龍尾嵐風脚(共に使用)爆魔龍神脚(りゅういち)天殺龍神拳(りゅうじ)。「見たことも無い格闘術」と称される彼らの技(名前はりゅうじが考えている)だが、後に「旋風脚」「爆裂キック」「アッパー」として色々なキャラ達が使えるようになり、ちょっと形無しである。基本能力もシリーズを追うごとに低下し、物語では最強クラスの能力値だったのが、行進曲では必殺技以外は平凡、時代劇ではそれぞれ「たついち」、「たつじ」を演じているが弥五郎(五代)と同レベル、新記録に至っては全キャプテン中で最低クラスの能力値になっている。なぜかりゅういちは犬を、りゅうじは猫を恐れている。顔グラフィックは取扱説明書に載っているイラストとは似ていない別物(同社のゲーム『ダブルドラゴン』の主人公・ジミー&ビリーと同じ)だったが、『熱血べーすぼーる物語』でイラストと同様の物に変更される。ごうだフルネームは豪田剛(ごうだ つよし)。宝陵高校3年。誕生日は5月3日。血液型はA型。砂織(さおり)という体が弱くて大人しい妹がいる。妹想いでさおりを庇って強くなったが、その妹想いが原因でやまだの策略にはまり、くにお、りきの前に立ちはだかったこともあった。本当は曲がったことが嫌いな正義漢で、剛直な性格。必殺技は頭突きスペシャル。趣味は折り紙。時代劇では文蔵(ぶんぞう)一家の大親分として登場。ごだい(声優:千葉繁)フルネームは五代奨(ごだい すすむ)。谷花高校3年で、角刈りで木刀命な武器の達人。ハリセンなども使う。(すとりーとバスケット)訳のわからない性格で、キレると手がつけられないほど暴れる。ただし普段からキレているような目つきをしている。ごうだを気に入っている。ダブルドラゴン兄弟に闇討ちにあい、支配されたこともあったが、豪田がくにお、りき側に付くと冷峰をあっさり裏切るというシナリオもある。代表的な必殺技は棒術スペシャル。(時代劇では「どすすぺしゃる」)せんべいが好物で、なぜか数字が苦手。そのインパクト抜群のキャラゆえか、非常に人気の高いキャラで、登場作品はくにお、りきに次いで多い。時代劇では「やごろう」として登場。おにづかフルネームは鬼塚崇(おにづか たかし)。冷峰学園3年。元・冷峰学園生徒会長。顔が怖いが、真面目で正義感、道徳心、規律心、リーダーシップが強い。冷峰四天王を統率する。代表的な必殺技は大車輪投げ、人間ドリル。時代劇では甚六(じんろく)一家の大親分として登場し、へいるまんからは「びーっぐぼす」と呼ばれている。こばやしフルネームは小林政男(こばやし まさお)。冷峰学園3年。冷峰四天王の中でも最強の実力を持ち、学園そのものを牛耳る力もあるが、なぜか一歩引いている。上流階級家庭だったが父の経営会社の倒産の影響で現在は貧困であり、その過酷な環境が今の実力を生んだとも言える。裕福だった時の名残なのか少々キザな性格。代表的な必殺技はマッハチョップ(後のグライドチョップ)。時代劇では「へいしち」として登場しており、もちづき扮するきんすけからは「へいしちのあにき」と呼ばれている。もちづきフルネームは望月駿(もちづき しゅん)。冷峰学園3年で、冷峰四天王の一人。”かっとびのもつ”の異名を持ち、足がめちゃくちゃ速く、喧嘩でも足の速さと動きの速さを武器とする。服部学園に司(つかさ)と言う弟がいる。冷峰の幹部の中では明朗で潔い性格である。代表的な必殺技はニトロアタック。時代劇では甚六一家の一人「韋駄天のきんすけ」として登場する。たいらフルネームは平清文(たいら きよふみ)。冷峰学園3年。冷峰四天王の一人。弱いわけでは無いが、ハッタリを使って精神的に優位に立って喧嘩をする。代表的な必殺技は、ばく転バスター。時代劇では「ためきち」として登場しており、その時の必殺技は、マッハふみふみ。きのしたフルネームは木下忠(きのした ただし)。冷峰学園3年。冷峰四天王の一人。顔つきは恐ろしく、女の子にその顔をバカにされて以来、逆らう者は誰でも容赦しない、凶暴で残忍な性格になってしまった。白鷹工業高校のにしむらを配下に持つ。代表的な必殺技はデビルチェーン。にしむらの台詞を見ずに彼に会わないまま、校門前まで行ってしまうという人も多いらしい。唯一、冷峰四天王で時代劇に登場していない。にしむら(声優:郷里大輔)フルネームは西村成孝(にしむら なりたか)。白鷹工業高校3年。太っていて、メガネで七三分けヘアという不良らしからぬ風貌の持ち主。体力とパワーは凄まじいが動きが遅く、何より肉体的と精神的に打たれ弱い。他に例を見ない、妙な言葉を口走る癖がある(語尾に「ぴゅー」等)。代表的な必殺技は溜めパンチ、はりてスペシャル。時代劇では「ごんさく」として登場する。さわぐちフルネームは沢口靖夫(さわぐち やすお)。白鷹工業高校2年。白鷹のNo.2を自称するがパシリにしか見えない。実際、実力は極めて低い。時代劇では「ぎんぱち」として登場。そのかわフルネームは園川薫(そのかわ かおる)。千里台高校2年。誤解により花園高校を打倒しようとしていたが、くにおに敗れて以来追っかけとなる。趣味は詩を書くこと。代表的な必殺技はびっぐばんぐ。FC版「熱血物語」では名無しキャラの一人だった。時代劇では「つるまつ」を演じている。かみじょう&やまもと上條恒男(かみじょう つねお)と山本憲之(やまもと のりゆき)。ともに影村学園3年。いつもつるんでいる。冷峰に認められようとくにお、りきをねらうが、実力はさほど無い。時代劇では「いちべえ(上条)」、「ろくべえ(山本)」として登場する。ダウンタウン熱血行進曲[]
すがたフルネームは姿三十朗(すがた さんじゅうろう)。熱血高校2年。父と兄が警察官で自身も正義感の塊。無鉄砲な性格ゆえ状況を悪化させることも。くにおを師と仰ぎ、慕っている。『熱血べーすぼーる物語』では主役となり、リーダーとしてくにお不在の熱血チームを引っ張った。代表的な必殺技は爆弾パンチ。ななせフルネームは七瀬遥(ななせ はるか)。熱血高校2年。すがたの良き理解者で、冷静沈着な男の子。癖毛。代表的な必殺技はダブルチョップ。ももぞの(声優:杉本沙織)フルネームは桃園里美(ももぞの さとみ)。熱血高校2年。元気印の女の子。すがたに好意を寄せる。趣味はカラオケ。冷峰学園女子バレー部のもりさわ(フルネーム:森沢博子 - もりさわ ひろこ)とは中学時代の同級生で、タッグを組んでくにおにビーチバレーで立ち向かった事もある。いちじょうフルネームは一条勇人(いちじょう はやと)。熱血高校1年。中学校では典型的な苛められっ子だった。抜け目がなく、『時代劇』では密かに雑魚キャラを演じていたり、『熱血べーすぼーる物語』ではたかみね達を差置いてレギュラーに選ばれている。華奢。たかみねフルネームは鷹峰昇(たかみね のぼる)。熱血高校1年。柔道部員で格闘センスに見込みがある。家はあまり裕福ではない。もりもとフルネームは森本健一(もりもと けんいち)。熱血高校1年。演劇部員。一見すると気が弱く、何の取柄もないようだが…?まえだフルネームは前田亨(まえだ とおる)。花園高校3年。ある程度の力と打たれ強さを持つが、スピードは低い。喧嘩早い性格に似合わず犬好きで金槌。りきとは現在は親友だが、かつて敵対して敗れたことがある。よしのフルネームは吉野光明(よしの みつあき)。花園高校2年。家族は音楽一家で、自身も吹奏楽部に所属して、音楽を愛する。イヤラシ系にも精通しているらしい。足が速く、パワー自慢の花園チームにあって貴重な存在となっている。さおとめフルネームは五月女光(さおとめ ひかる)。花園高校2年。美男子で頭も性格もよい。15歳までは海外で過ごしていた。中国拳法と気功術を使えるが、本来は暴力を嫌う。なぜか(“正義”に関する意見の食違い、という説もあるが)すがたに対抗意識を燃やす。こう見えても女性は苦手。代表的な必殺技はオーラパンチ。わしおフルネームは鷲尾修二(わしお しゅうじ)。花園高校2年。元・野球部員。ある理由で退部してしまったが、『熱血べーすぼーる物語』でりきの説得により復活。代表的な必殺技はマッハ叩き。しみずフルネームは清水浩一(しみず こういち)。花園高校2年。典型的なツッパリで実力はパッとしない。ミーハー。代表的な必殺技はハリケーンクラッシュ。とうどう(声優:緑川光)フルネームは藤堂護(とうどう まもる)。冷峰学園3年。誕生日は3月8日。血液型はA型。大企業藤堂グループの会長の末っ子。キザで、容姿端麗頭脳明晰。女生徒にモテる。不良(特にくにお)が嫌い。他の学校を潰そうと考えている。自ら手を出すことはなく実力不明だが、『時代劇』ではラストボスとして、くに政と直接対決を繰広げている。はやさかフルネームは早坂良麻(はやさか りょうま)。冷峰学園3年。勉学を好む秀才で、もちづきの親友。代表的な必殺技は加速落とし、マッハ叩き。あいはら(声優:白鳥由里)フルネームは藍原静(あいはら しずか)。冷峰学園2年。控えめな性格で、ぼーっとしていることが多いが、怒ると怖い。冷峰のマスコット的存在。おとなしフルネームは音無京助(おとなし きょうすけ)。冷峰学園1年。冷峰の生徒としては珍しく孤独を好む。人見知りではないようで、宗教勧誘からもりもとを救ったこともある。代表的な必殺技は脳天チョップ。きりしまフルネームは霧島裕子(きりしま ゆうこ)。宝陵高校2年。激情家でお祭り好き。気が強く男勝りだが、優しい一面もある。くまだフルネームは熊田重蔵(くまだ じゅうぞう)。スポーツ学校として知られる虎島実業第四高校3年。柔道で世界一を目指す米穀店の息子で、苛めと弱い者を共に嫌う。代表的な必殺技は背負いスペシャル、人間魚雷。はやみフルネームは速水武士(はやみ たけし)。隼商業高校3年。サッカー部で鍛えた脚力以外は謎に包まれた男。バイク好きで変身ができるとかできないとか…。代表的な必殺技はハリケーンクラッシュ。くにおくんの時代劇だよ全員集合[]
まつどフルネームは松戸京介(まつど きょうすけ)。冷峰学園の生徒で、科学部員。変身が得意。ゲームでは仁左衛門を演じている。ねだちフルネームは根立克行(ねだち かつゆき)。白鷹工業高校の生徒。関節技に精通している。ゲームでは半四郎を演じている。びっくり熱血新記録[]
ジョニーオクラホマハイスクールの生徒。高水準の運動能力を持ち、特にスピードはもちづきと並んで最速。とうどうに呼ばれ、熱血新記録のために来日。その後、渡米したくにお、りき、ごだいとストリートバスケットチーム”熱血ダンクヒーローズ”を結成して、スピードを武器にして戦う。しかも頭突き、旋風脚、爆弾パンチ、爆裂キック(?)などいろいろなキャラのステータス技を使える。ラファエルオクラホマハイスクールの生徒。大きな瞳と褐色の肌を持つ。最高レベルのパワーとタフネスを併せ持ち、格闘競技が得意。ジミーオクラホマハイスクールの生徒。竜一・竜二らと同じ顔をしている。『ダブルドラゴン』シリーズの主人公であるジミー・リーと同一人物と思われる。ダウンタウン熱血べーすぼーる物語[]
たちばなフルネームは立花辰巳(たちばな たつみ)。熱血高校3年。野球部主将だったが甲子園に出場できず、一度野球をやめたが、すがたのおせっかいによって救われる。がしかし熱血野球大会後に…?りかフルネームは朝野里佳(あさの りか)。熱血高校2年。野球部マネージャーで、たちばなの彼女。すがたも想いを寄せる。病魔に冒され、医者もあきらめたらしいが…?くにこフルネームは芦野久仁子(あしの くにこ)。熱血高校1年。野球部の代理マネージャー。くにおのファンで追っかけ。バイクを乗りこなす。はせべとも知り合いらしい。にしのフルネームは西野玉絵(にしの たまえ)。花園高校1年。まみの中学時代の後輩。宝陵の監督(フルネーム:西野杏 - にしの あんず)は叔母に当る。れいかフルネームは五条院麗華(ごじょういん れいか)。冷峰学園3年。富豪家の娘でスポーツ観戦好き。高飛車だがごうだには弱い。むらさきフルネームは紫小次郎(むらさき こじろう)。宝陵高校3年。剣の達人。紫色の髪と「美しき剣術家」の異名を持つ。ごうだの妹さおりに惚れる。代表的な必殺技は疾風斬り。両手投両打。ふぶきフルネームは桜沢吹雪(さくらざわ ふぶき)。宝陵高校3年。「ガッツだよ!」が口癖の姐御肌。かざおかフルネームは風丘四郎(かざおか しろう)。霧雨実業高校3年。卑怯な性格で風を使いこなせる能力を持つらしい。「熱血物語ex」では同校のボスで、透亀商業を支配している。つげフルネームは柘植雷児(つげ らいじ)。服部学園3年。むらさきが服部の生徒からさおりを救ってからか、彼を意識している。つかさフルネームは望月司(もちづき つかさ)。服部学園1年。冷峰のもちづきの弟。走力は兄にも負けない。熱血高校ドッジボール部サッカー編[]
みさこ熱血高校サッカー部マネージャー。たかしと一緒にドッジボール部員に助けを求めに行く。「優勝したらみんなに ♡ {\displaystyle \heartsuit } {\displaystyle \heartsuit } ♡ {\displaystyle \heartsuit } ♡ {\displaystyle \heartsuit } {\displaystyle \heartsuit } ♡ {\displaystyle \heartsuit } してあげちゃう」ことを条件にした途端、くにお以外の部員も燃え出す。軽い性格。たかし熱血高校サッカー部。ポジションはキーパー。全国大会を前に部員のほとんどが食中毒に冒された中、ただ一人中毒をまぬがれた。部の危機にドッジボール部に助けを求める。まさ熱血高校サッカー部主将。弱小だった熱血サッカー部が悲願の全国大会のキップを手にしたことを祝って寿司パーティーに行き、食中毒になり、全国大会緒戦を見送ることになる。余談だが、彼とげんえい、あつし、すすむ、こうじ、しんいち、そして堀々学園のキャプテンである「ほりばた」の顔グラフィックは元々「熱血物語」に登場する各高校の雑魚キャラの顔を流用したものである。(後に発売された「時代劇」「SFCドッジ」にも彼等の顔グラフィックは流用されている)げんえい熱血高校サッカー部のゴールキーパー。「虹をもつかむ」と言われる熱血の守護神だが、悲願の全国大会出場を祝って寿司パーティーに行って食中毒をもらってくる。全国大会ではたった1試合の出場だったが、くにおとともにテクノスジャパンカップの日本代表にも選ばれる。彼の顔グラフィックも雑魚キャラの顔を流用したもの。いけいけ熱血ホッケー部[]
よういち熱血高校ホッケー部キャプテン。廃部の危機にさらされるが、くにおのいつものおせっかいによって救われる。才能はあるが、いかんせん押しが弱い。熱血格闘伝説[]
ダブルタイガー兄弟兄・とらいち、弟・とらじからなる格闘家兄弟。虎のマスクとプロレスラー風のリングコスチュームを着用。日本一の高校生を決めるため、格闘大会を開催。ステータスは最高で、あらゆる必殺技が使える。そのうえフィニッシュ攻撃、ダッシュ攻撃、ダッシュジャンプ攻撃、組み投げであるスクリューパイルが恐ろしいほどの性能、威力を持つ。初代熱血硬派くにおくん[]
よしひろ大阪からの転校生で、熱血高校2年生。ひろしと仲良くなったきっかけで、くにおの仲間になる。喧嘩はめっぽう強いようだが、後に真相が…。新・熱血硬派くにおたちの挽歌[]
みさこ熱血高校の生徒で、くにおのパートナー。「ドッジボール部サッカー編」のサッカー部マネージャーと同一人物かは不明。きょうこ花園高校の生徒で、りきのパートナー。ケンくにおと瓜二つの容姿を持つ男。事故を起こし、くにおが冤罪を受けるハメとなる。その正体は…?ダウンタウン熱血物語ex[]
さおりフルネームは豪田沙織(ごうださおり)。清金女子高校1年。ごうだの妹で、彼が唯一逆らえない存在。日頃から病弱でいつもいじめられるのをごうだに助けられる(そのため何かと兄を頼る妹萌えの典型)。メガネとコンタクトを併用。今回の騒動でくにおに助けられるも、本人は状況をよく理解していない。ひまだフルネームは火間田翔(ひまだしょう)。虎島実業第四高校3年。応援団所属で典型的なド根性人間。くまだの応援の帰りに現れる。(本編には出ないが、設定に出てくる人達)
藤原雄介(ふじわらゆうすけ)沼丘工業高校ボス。望月の部下を自称する。榎田知治(えのきだともはる)星草農業高校3年生ボス。不良に絡まれていた女子高生を助けるが、その間に高校が襲撃に遭うも五代に助けられ失脚する。しかし、その後で反五代グループを結成した。篠塚準次郎(しのづかじゅんじろう)又川工業高校3年生でボス。剣技、武術に優れ無口。ダブドラ兄弟に敗れ行方不明に。梶十郎(かじじゅうろう)紫苑山学園3年生で元ボス。木城に敗れナンバー2に降格。木城(きしろ(名前は不明。))紫苑山のボス。真の四天王と呼ばれる内の一人。野元茂樹(のもとしげき)星の丘西高校3年生でボス格。鶴岡伸二(つるおかしんじ)透亀商業高校3年生でボス。風岡に反発する。備考[]
くにおの設定年齢とりきとの仲から、「熱血硬派くにおくん」→(くにおとりきが敵対から良きライバルに)→「初代熱血硬派くにおくん」→(くにおが進級して3年生に)→「ダウンタウン熱血物語」→(冷峰学園の生徒会長が交代)→「ダウンタウン熱血行進曲」→(くにおがとうどうの野望を阻止)→「びっくり熱血新記録」→(くにおとジョニーが親友に)→「熱血すとりーとバスケット」の順番にストーリーがつながっているといえる。ただし上記以外のくにおくんシリーズのソフトにおいては、全体的に時代設定と設定年齢はあいまいである。
また、デザイナーの趣向かキャラクターの指は4本で描かれていたが、ミリオンから出されたシリーズ以降は5本に戻されている。
関連項目[]
- テクノスジャパン
- おれは男だ! くにおくん - くにおくんシリーズを題材にした漫画。
- 魔人探偵脳噛ネウロ - 一部キャラクター名が、くにおくんシリーズのキャラからとられている。
外部リンク[]
zh:熱血系列
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