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悪魔城ドラキュラ 闇の呪印(あくまじょうどらきゅら やみのじゅいん、日本国外名:Castlevania: Curse of Darkness)はコナミコンピュータエンタテインメント東京(現コナミデジタルエンタテインメント)から2005年11月24日に発売された探索型アクションRPGソフト。悪魔城ドラキュラのシリーズの中ではハードがPS2であるキャッスルヴァニアに続く二代目3Dアクションとなっている。
IGAプロデュース作品の中では6作目にあたる。
3D作品であるキャッスルヴァニアから要望が高かったレベル制を採用し、またムチではなく剣や斧といった幅広いバリエーションの武器を使用できるという悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲の流れを濃く受け継いでいる。カメラワークは前作と違い、主人公の後方に位置する視点となっていて、自由に変更することも出来る。
今作はやり込めるシステムが多い。売りであるイノセントデビル(以下IDと略)システム。これは自分だけに従うIDを作り出し、戦闘を有利に運んだり、通常進めないような場所も行けるようになるというもので、勿論彼らにもレベルがあり進化もする。レベルによって覚えられる技も変わり、またプレイヤーが使用する武器にも影響するので一風変わった育成ゲームを味わうことができる。また武器・防具は、敵を倒した時に手に入る「素材」などからプレイヤー自ら生成できるシステムもプレイヤーを熱くさせた。敵からアイテムを盗むアイテムスティールという要素もあり、ボス等からアイテムを盗むのは困難を極めることが多いが、これによって完成する武器の中にはとても強力なものや一風変わったもある。
さらに恒例のアナザープレイヤーによるおまけでは、物語の登場人物であるラルフを主人公に3D作品では前作にあたるキャッスルヴァニアのような鞭アクションゲームが展開される。(ただし前作のように鞭を引っ掛け高いところに上る等の要素はなく、IDを使わないと先に進めないような場所では魔法陣が出現し、これを使って移動する。)「蒼月」ユリウスモードのようにストーリー等の変化はないものの、鞭と5種類のサブウェポンを使った戦闘スタイルはへクターのそれとは異なり、本編クリア後も楽しむことができる。また、3D作品で正統「ベルモンド」と「ドラキュラ」が対決するのは、このアナザープレイが初となっていることも見逃せない。
しかしながら、マップに関しては似たような場所を通ることが多く、主人公の移動スピードも遅いという欠点があった。これが多くのプレイヤーにとってはストレスになってしまったようだ。
1479年、ラルフ・C・ベルモンドとその仲間たちが魔王ドラキュラを倒してから三年の月日が流れた。だが、当時のヨーロッパは混乱していた。伝染病が蔓延り、経済は不安定になった。略奪や社会的弱者の排除が平然と行なわれる……それらはすべてドラキュラの呪いが原因だった。
かつて、ドラキュラと人間たちが対立していた時、ドラキュラ軍最強の悪魔精錬士だった男がいた。男の名はヘクター。彼は、人間でありながら自分だけに従う悪魔を作り出す秘術「悪魔精錬術」を会得した者だった。そして、死神と同等でもあるその力を使い、多くの人間を殺してきた。しかし、次第にその自分の在り方に疑問を持った彼はドラキュラを裏切り、去ったのだった。そうしてヘクターが去った年、ドラキュラはこの世から消えたのである。
ドラキュラの配下で悪魔精錬士アイザックはヘクターとは違い主人に忠実だった。彼はドラキュラが敗れ去ったのはへクターが主人の下を去り、戦力が減ったためだと考えていた。そして、アイザックはそんなへクターに復讐するために、ある行動を起こした。それは、ヘクターが人間たちと普通の生活に身を置いていた時、彼が愛していた女性を魔女裁判に突き出すことだった。そして、彼の計画通り、裁判によってヘクターの恋人は死んでしまった。
一方、最愛の人を失ったへクターはその裏に、アイザックがいることを知り復讐の鬼と化した。そして、アイザックに導かれるままに、廃墟となった城にたどり着いた……。
テンプレート:ネタバレ
ヘクター24歳。ドラキュラの部下であり、悪魔精錬士だった男。ドラキュラの人類殺戮に疑問を持ち、彼の下を去る。人間たちの日常生活に溶け込むため自身の能力は封印した。最愛の女性の命をアイザックに奪われたため、復讐の鬼と化す。武器などを練成できることから、錬金術も習得している上、さまざまな武器を使いこなすなど自身の戦闘力も高い。アイザック26歳。ドラキュラの部下であり、悪魔精錬士である男。ドラキュラを裏切ったへクターを恨み、復讐する。好戦的な性格で、ドラキュラを甦らすためにある計画を立てている。血塗られた魔人の槍「ショヴスリ」を愛用している。だがなぜか最終決戦では光の剣でヘクターに挑んでくる。ジュリア・ラフォレーゼ20歳。魔女裁判から逃れるために人知れない場所に身を置く魔女。ヘクターに薬品やアイテムを売ってくれる。またIDを引き取ってくれたりもする。実はアイザックの妹である。ラルフ・C・ベルモンド23歳。三年前、ドラキュラを倒したヴァンパイアハンター。へクターが悪魔精錬士だと知り敵対することになる。サンジェルマン年齢不詳。サーベルを携えた謎の紳士。時間を自由に操る能力を持ち、また自身も時間を自由に行き来することが出来るという能力を持つ。モデルはサンジェルマン伯爵。ゼアド年齢不詳。トランシルヴァニアの地に残るドラキュラの呪いを調査しにやってきた神父だが・・・・・・。ドラキュラ伯爵414歳。夜の一族を統べるヴァンパイア。人間を破滅へと追い込んだ魔王。ある事件が起こるまで人間達とは敵対していなかった。むしろ、魔道を志すものにとってはカリスマ的存在であった。が、その事件以降人間に宣戦布告し、自らをヴァンパイアであると宣言する。こうして伯爵の人類虐殺が始まったが、ラルフらに滅ぼされることになる。強大な魔力をもち、自らの闇の力を爆発させることにより現れる真の姿はあまりにも強大。今作の売りでもある多彩な武器たちを紹介していく。
ブロードソードなどの片手剣。扱いやすく、また攻撃力もそこそこあるので初心者にはお勧めできる武器。最終形態はレーザーブレード。
ツヴァイハンダーなどの両手使用の大剣。攻撃力は大きいが、その分スキが出来る。また、終盤になれば、スキという点で変わらず、かつ攻撃力が大きい斧に取って代われるので、あまり使わないことになるだろう。最終形態はフェザーソード。
レイピアなどの突きを重視した片手剣。スキの無い素早い攻撃ができ、またヒット数も多いが、いささか攻撃力に欠けるところがある。最終形態はエストック。
ザグナルなどの片手斧からバトルアックスなどの両手使用の大斧まで幅広い種類がある。序盤に登場する片手斧は威力が高いながらも、攻撃範囲が狭く、あまり役に立たない。しかし、そこから派生する大斧は後半において絶大な威力を発揮するだろう。最終形態は死神の鎌。
ランスなどの大槍。デッキブラシなどもある。スキは多少大きいもののリーチはかなり長く攻撃力もそこそこあるためなかなか扱いやすい。最終形態はアイザックも愛用しているショヴスリ。
メリケンサックなどがある。すばやい連続攻撃ができる分威力は並でリーチはもっとも短い。最終形態はパワーグラブ。
爆弾や火炎瓶、果てはエレキギターなどかなり特殊な武器。作るのが難しいものが多く、お遊び的な要素も含まれる。
アナザープレイにのみ登場する。アナザープレイの主人公ラルフが使用する聖なる鞭ヴァンパイアキラー。攻撃力が高くしかも扱いやすい。だがスキが若干大きいのが難点である。魔石を装着して属性攻撃をすることも可能。最終形態は先端にプラチナを装着したスクウェア・トップ。
アナザープレイにのみ登場。ナイフ、斧、十字架、聖水、時計の5つ。シリーズおなじみの武器。アイテムクラッシュをすることでさらに強力になる。
執筆の途中です | この「悪魔城ドラキュラ 闇の呪印」はコンピュータゲームに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
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