PLACE
生きるための居場所
PLACE<プレイス>は、2大国に居場所がない者たちがそれぞれ支え合って生きる為の組織です。
私たちの最優先目的は常に「それぞれ自身と大切な人の生存」ですが、この厳しい世界では、一人や少人数で生きるよりも互いに助け合う方が生存の可能性が高まる事を知っています。
ですからここでは、他者の生存や財産を脅かさず友好的に振る舞う限り、いかなる者も存在を許容されます。そう、浸食新種さえも。
数は多くありませんが、知性ある浸食新種がそれぞれの役割を持ち、ジンルイのメンバーと共にここで暮らしています。かつてはディザレア汚染による心身の変化に苦しみ、望まぬ破壊と殺戮を尽くしていた者すら居ます。
もちろん、今ではアンセルを応用した沈静化技術で平穏を取り戻し、せめて奪った生命より多くのヒトビトを救おうと最前線で頑張ってくれています。
とはいえ、今の技術や設備では、ヒトビトを守るため危険な浸食新種の討伐を行わざるを得ない場面も多いのが現実です。しかし、将来的には沈静化技術をより向上し、高危険度の浸食新種も含めた安全な沈静化の実現を目指しています。
そう、私たちが描く最終目標は、一般的なジンルイも、ディザレーターも、そして知性ある侵食新種でさえもが支え合い、調和する世界なのです。
PLACE共同代表 ライラ・グレーシャー
メイベル・バーンズ
主な活動内容
- 浸食新種の撃退・捕獲・討伐
- アンセルをはじめとした、ディザレア対策技術の研究
- 浸食新種の沈静化や自我・知性の復元方法の研究および適用
- 中立地帯・紛争地帯を中心とした医療や物品の有償提供
活動理念
- メンバーのそれぞれが、「自分自身や大切な人の生存」を第一に活動する。
- メンバー自身を含め、より多くの人の生存の為に、ディザレーターも、従来のジンルイも、
知性ある侵食新種さえも協力し合い、調和する世界を目指す。 - 浸食新種やディザレーター、従来のジンルイを特別視しない。
- 特別でないからこそ、存在は許容する。
- 友好的な相手には出来る範囲で協力する。
- 生存を脅かす相手には必要なだけ抵抗する。
代表者
ライラ・グレーシャー(左)
PLACE共同代表者、兵務局長官 兼 第1部隊 隊長。
致命的な侵食により身体の大部分が浸食新種化したが、奇跡的に自我の喪失を免れた経歴を持つ。
生物の体に取り込まれたディザレアを吸収する能力を持ち、浸食被害者の救助や浸食新種の沈静化に貢献。
メイベル・バーンズ(右)
PLACE共同代表者、研究局長官
ライラの持つ生体内ディザレア吸収の能力を研究し、同様の効果を発揮する装置を開発。
また、アンセル装置と拘束装置を組み合わせたアンセルアンカーの発案など、様々な装備・設備開発に貢献。
メンバー
メンバー名 | 役職・所属・担当など |
---|---|
ライラ・グレーシャー | 共同代表者 / 兵務局長官 / 兵務局 第1部隊 / 戦闘指揮担当 |
メイベル・バーンズ | 共同代表者 / 研究局長官 / 研究局 第1研究班 / 救護指揮担当 |
ポラリス | 兵務局 第2部隊 / 参謀・戦闘指揮担当 / 攻撃魔術兵 |
サイレンス | 兵務局 第2部隊 /兵務局 特別調査班 班長/ 射撃兵・索敵支援担当 |
ウィルフレッド | 調達局 流通部 / 兵務局 第3部隊(支援メンバー)/ 攻撃魔術兵 |
ティルザ | 兵務局 第1部隊 / 近接攻撃兵・整備担当 |
マーシュ | 調達局 施設運営部 / 調理担当スタッフ |
フィディック | |
ベル=トゥーリア | 研究局 第4研究班 / 医務局 前線医務班(支援メンバー) |
アステール/ルナ | 研究局 第1研究班 / シルベリス皇国 特殊魔導研究班 出向 |
ペルペチュア | 研究局 第2研究班 / 研究主任 / ハーヴィス連合勢力 研究開発班 第九研究室 出向 |
プレジア&ソーニャ | 渉外チーム / 広報キャラクター |
外交・渉外
現在、PLACEはハーヴィス連合勢力及び、シルベリス皇国武装親衛隊と軍事的不干渉の協定を締結しており、現在は比較的安定した関係を維持しています。また、大規模な浸食新種の討伐・撃退作戦の際は随時連携しており、さらに、両国の一部の研究室と協力関係にあります。
両国とPLACEはディザレーターや浸食新種、原初の魔法への立場については一致しない部分もあるものの、協力できる分野での連携を強めることが、PLACEの安定した運営、ひいてはメンバーの生存に有益であると考えています。
組織 | 関係性 |
---|---|
シルベリス皇国武装親衛隊 特殊魔導研究班 | アンセル技術の研究で協力関係。 |
ハーヴィス連合勢力軍 研究開発班第九研究室 | 浸食新種研究で協力関係。 |
浸食新種との関係
PLACEには、知性ある浸食新種が一般のジンルイと同じように所属しており、また、共同代表のライラも浸食新種としての特性を持っています。
アンセルを応用した汚染除去技術および、ディザレア放出防止技術により、浸食新種でも、外部へのディザレア汚染を最低限に抑えつつ活動することが可能となりました。
目下、この技術はコスト面での課題があり、大型や高危険度の浸食新種には適用が困難なため、今後の性能向上が期待されます。
一方で、PLACEは、すべての浸食新種の保護を行う訳ではありません。知性があり、友好的である(あるいはディザレアの除去で鎮静化可能な)浸食新種は可能な限り保護しますが、そうでない場合は、危険度や有用性などに応じて捕獲・討伐・撃退を行います。ただし、あくまで安全確保や素材等での利用が目的であり、浸食新種の根絶は目標とはしていません。
ジンルイは太古から現在まで、危険な生物や有用な生物を狩猟したり、保護したりして来ましたが、これと同様の考え方を浸食新種にも適用し、大きな視点での共存を目標としています。
組織
PLACEには現在、4つの主要事業を担当する「事業局」と、間接的な業務(人事や会計など)や、事業局の区分に当てはまらない特殊な事業を担当する「直轄チーム」の2種類の部門が存在します。
どちらも(共同)代表者によって管理される部門ですが、事業局は独立性が高く、長官の裁量で行動内容の多くを決定できます。
なお、人手不足の為、複数部門の兼任も珍しくありません。
兵務局
浸食新種の討伐や捕獲によって、地域の安全を確保します。地域住民からの有償依頼も受け付けています。2大国との協定により、自衛などの例外を除き原則として対ジンルイ戦闘は行いません。
長期契約メンバーは決して多くはないものの(1部隊200〜100人程度)、浸食新種との戦闘を強く志向した訓練により高い練度を誇ります。一方人手不足を補う為、低危険度の作戦や大規模作戦の後方支援に参加する短期契約メンバーを民間から随時募集しています。
- 第1部隊:通称「防衛部隊」、PLACEの拠点周辺(1日で往復できる程度の範囲)の活動を担当しています。PLACEでは最大の部隊です。
- 第2部隊:通称「遠征部隊」、遠方での依頼や調査にあたります。遠方からわざわざPLACEに依頼が来る案件は、危険度が高い傾向にある為、信頼度の高い経験豊富なメンバーが選出される傾向にあります。
- 第3部隊:通称「輸送部隊」、危険地帯の物資輸送や民間人移送などの支援を担当します。つまり、非戦闘員の保護の為の部隊です。
- 特別調査班:主に高汚染地域での調査や捜索の為に不定期に編成されます。高濃度のディザレアに晒される任務の特性上、メンバーは基本的に浸食新種か、適合度の高いディザレーターから精鋭を選出されます。また、基本的に他部隊や他局との兼任です。
- 特別鎮圧班:例外的に対人戦闘を想定した班です。拠点内・周辺の抗争や、2大国との小規模戦闘が懸念される作戦時に編成されます。可能な限り攻撃対象は殺害せず、非殺傷での無力化を目標とします。その為、メンバーには高い戦闘技術が求められます。こちらも、基本的には他部隊との兼任です。
研究局
浸食新種の研究を行い、沈静化や自我・知性の復元の方策を探求します。また、高度な装備・設備の研究開発も行なっています。
- 第1研究班:通称「アンセル班」、アンセルの性能向上や、応用について研究しています。
また、シルベリス皇国の特殊魔導研究班への出向メンバーや連絡役も所属しています。 - 第2研究班:通称「浸食班」、浸食新種の沈静化・自我・知性の復元、ディザレア汚染の治療などを研究しています。
また、ハーヴィス連合勢力の研究開発班第九研究室への出向メンバーや連絡役も所属しています。 - 第3研究班:通称「設備班」、研究や製造に使う高度な機械・機器の設計や研究を行っています。
- 第4研究班:通称「装備班」、メンバーが利用する武器や防具、武器などの設計・研究を行っています。
人手不足の為、実際は第1・第2研究班は(出向や連絡役のメンバーを除き)ほぼ同じメンバーが兼任しています。第3・第4研究班も同様です。
医務局
PLACE人員の治療が主な業務ですが、キャパシティに余裕がある場合は、民間人の浸食被害者の治療やディザレア除染に加え、一般的な医療の提供も行います。
- 前線医務班:兵務局の任務に同行し、戦闘地帯から最低限の距離を取った拠点で治療を行います(最前線で応急処置を行う衛生兵は兵務局に所属)。兵務局からの護衛も付きますが、念のため自衛も行えるメンバーが優先的に選出されます。
- 拠点医務班:PLACEの拠点で、より専門的な治療を行います。一般的な病院で行える治療の一通りの他、ディザレア被害や浸食被害への治療も行うことができます。
- 民間医療班:いわゆる町の診療所や病院として、民間向けの医療行為を有料で提供しています。
調達局
PLACEで利用される設備や物品の生産が主な業務ですが、このノウハウを生かし、宿泊施設の運営、生活物品の生産・販売を行い、また、雇用の創出による地域住民の生活支援も行なっています。
- 第1製造部:通称「食品工場」、兵務局メンバーや備蓄用の食品を製造しています。また、一部を民間向けの商品としても生産しています。
- 第2製造部:通称「兵器工場」、メンバー用の装備品や弾薬類の製造を行っています。民生品レベルに性能を制限した製品を製造することもあります。
- 流通部:製品の輸送・販売を行う事業者の手配や調整を担当しています。
- 施設運営部:不要になったPLACEの施設を、宿泊施設や文化施設などに改装し、地域住民に有料で開放しています。
その他(直轄チーム)
- 総務チーム:各部門の会計や人事などの取りまとめを担当します。また各部門に総務担当メンバーを配置しています。
- 渉外チーム:他組織との一般的な連絡や、各種広報活動を展開しています。
- 内部監査チーム:内部での問題行為を調査・報告・対処します。
- 外部調査チーム:2大国や外部組織の動向調査を担当します。ただ、潜入調査などリスクが高い行動は必要がある場合にのみ実施されます。
秘匿組織
戦略上の理由により、関係者以外には(PLACEメンバーであっても)秘匿されている組織です。
- 特殊作戦ユニット:PLACEに対する重大な脅威(テロ行為やスパイ活動など)への対処が必要な場合に兵務局メンバーを中心に召集・編成されます。活動内容は敵対者の暗殺や誘拐・尋問です。幸い、今日までに訓練以外で編成されたことはありません。
- 先進研究ユニット:ジンルイが爆心地のような超高濃度ディザレア環境で生存できる為の処置を研究しています。現段階でこの処置の適応をした場合、対象者は侵食新種化し、徐々に自我を喪失してしまう為、まずは処置後も安定した自我と記憶を保持する為の研究が行われています。これは、浸食新種が今まで以上に積極的に排斥されるような事態に備え、最終手段として爆心地への逃避を選択肢とできるようにするための研究です。
経歴
A.Re.57 |
PLACE設立。 サイレンス、ポラリスが加入。 |
---|---|
A.Re.58 |
ライラ、重篤な負傷により4ヶ月間離脱。療養中にメイベルと共にパートナーシップを宣誓。復帰日に合わせて祝賀会が催された。 ハーヴィス連合勢力、シルベリス皇国武装親衛隊と軍事的不干渉の協定を締結。 ティルザ、アステール/ルナが加入。 |
A.Re.59 |
現在の4局体制に移行。 ウィルフレッド、ペルペチュアが加入。 プレジア&ソーニャのコミック初版発行。 |
A.Re.60 |
ライラ、致命的浸食を受け変容。2ヶ月の療養後復帰。 シルベリス皇国武装親衛隊 特殊魔導研究班、ハーヴィス連合勢力軍 研究開発班第九研究室との協力関係成立。 ベル=トゥーリアが加入。 |
参加希望の方へ
どうも、ぷらんと(ppprant)です。このセクションを開いてくれてありがとう。 PLACEの参加について4/5改定 今後の運営をより円滑に進めたいという思いから、参加方法を「ぷらんとによる許可・招待制」に切り替えさせて頂きました 急な変更で申し訳ありませんが、ご理解頂ければと思います。。 お手数ですが、参加希望の場合はTwitter等からご一報ください。 |
作成者 ぷらんと(@ppprant1121)
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