登録日:2025/10/13 Mon 16:39:52
更新日:2026/06/06 Sat 20:38:35NEW!
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おっちょこちょい かわいい アニメ化 インパクト極大 キモい キモカワイイ コメント欄ログ化項目 ポケットモンスター ポンデリング マスコットキャラクター レッドヒーロー 人気者 土着神 変形 変身 多眼 愛されキャラ 様付け 細胞 賛否両論 赤と青 2025年大阪・関西万博 はーい!ミャクミャクです コロシテ君 ミャクミャク ミャクミャクハウス ミャクミャク様 万博 万博最終日に立った項目 万国博覧会 令和のせんとくん 公式キャラクター 山下浩平 流行語大賞top10入り 脈々 赤い人気者
ミャクミャクとは、2025年4月13日から同年10月13日まで日本国・大阪府で開催された大阪・関西万国博覧会(以下単に「万博」といい、また同語は本稿中において断りの無い限り2025年に開催された分を指すものとする)における公式マスコットキャラクターである。
なお、本項目ではアニメ化作品や関連キャラクターについても述べる。
誕生のいきさつと生みの親
デザインは2021年に募集が開始され、約1800通の中から審査を経て2022年に山下浩平氏による案が選出された。
愛称についても、デザイン決定の同年に約33000通の中から川勝未悠氏・作田陽向氏両名から寄せられた全く同じ名称の案が採用され、万博開催まで残り1000日となった日にそのことのPRも兼ねて発表された。
プロフィール
公式サイトより引用。
「ミャクミャク」について
細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。
赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。
青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。
外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。
開幕前から自分のことを皆さんに知ってもらい、2025年に開催される大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ています。
出生地
関西のどこかにある小さな湧水地。
性格
人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする。
特技
色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること。
好きなこと
あらゆる生き物や物事と触れ合うこと。
外見
(出典:項目作成者piyokko撮影。1枚目は東ゲート、2枚目は西ゲート)
体型や口の位置は人間と同じ。手の指はミトンをはめた時のように親指だけが独立している。鼻、耳、足指は無い。頭部と胴体全体は青色で、肘の部分から液のような雫が垂れている。なおグッズによっては公式イラストからカラーリングや色の濃淡が変わったり、本来は無地だが模様が入ったりすることもある。
……だが、何と言っても目を惹くのはポンデリングのような万博ロゴマーク(通称「いのちの輝きくん」)に囲まれた5つの目玉が埋め込まれた頭部だろう。またお尻にも赤い目玉のようなしっぽ*1が生えている。
受容
ファーストインプレッションは微妙?
ほぼ赤と青の2色で構成されたインパクト大の見た目は、発表当時賛否両論を巻き起こした。
人間を模倣しようとする怪異に似た存在として捉え、畏敬も込めてか「ミャクミャク様」との呼び名も自然発生的に起こったが、「気持ち悪い」「怪物のよう」と否定的な意見も少なくなかった(好き好きの問題なのでそのような受け止めを非難するものではない、念のため)。
でも次第に……
好き嫌いの分かれやすそうなビジュアルに、会場や運営が抱えていた諸問題*2が喧伝される時期が続いたせいでイメージの低下が影響してしまったのか、好意的に迎えられてのデビューとは言い難いところだった。
それでもミャクミャクは、開幕前から日本各地や海外の日本紹介イベントなどを訪れ地道に万博のPRに努めた。万博のテーマ曲『この地球の続きを』のPV後半にも登場し、同曲を歌唱したコブクロとも共演している。
万博会場内には東西のゲートを入って間もなくの地点にミャクミャクの像が飾られ、また外国のパビリオンが出展を辞退した跡地を活用するべく、ミャクミャクをフィーチャーしたパビリオン「ミャクミャクハウス」もオープンした。
すると、開幕を迎えSNS・メディアを通じてミャクミャクの像やグリーティングの様子が拡散されるようになるうち、単純接触効果も手伝ってか関心や愛着を持つ人々が増え始め「立体になったらぽてっとしたフォルムをしていることに気が付いて可愛いと思えて来た」という好意的な反応が優勢になり人気を博していく。
それを裏付けるようにミャクミャクハウスは(予約なしで入れたのも拍車をかけ)大盛況になり、ミャクミャクをあしらった公式グッズの売れ行きも好調に。万博会場や各地のデパートなどにあるグッズ取扱店には連日人だかりができ、ミャクミャクのキーホルダー、ぬいぐるみ、カチューシャ、Tシャツといったグッズを身に着けて万博を楽しむのが一種のトレンドとなり、そしてそんな人々が会場の外でも多数見られるようにもなったのだ。
コラボレーションも盛り上がり、スポーツ用品メーカー・ミズノをはじめサンリオのキャラクターに駅弁「ひっぱりだこめし」に中国発のキャラクターである「ラブブ」、果ては宝塚歌劇団などなど、様々な企業と提携した商品が多数発売されている。頭の部分をコラボ先のキャラクターに被せれば一丁あがりな上にわかりやすい、というのがウケた……かは不明。何でもポンデリング付けりゃいいってもんじゃあねえぞ!
さらに閉幕が迫ってくると、ミャクミャクとの別れが惜しくなり「ミャクミャクロス(ミャクロス)」に陥る人もいたとか。
こうして紆余曲折あったものの、ゆるキャラやマスコットといった立ち位置を確かなものにし、大阪・関西万博を象徴するキャラクターとしての地位を確固たるものにした。
この人気を受けたのか万博閉幕後もグッズ販売を継続し、知的財産権の期間も延長することが発表された。
万博閉幕後も関西関係のイベントに引き続き登場しているほか、万博の2年後に神奈川県横浜市で開催が予定されている「国際園芸博覧会」のマスコットキャラクター・トゥンクトゥンクとのコラボグッズが発売&横浜でイベント開催、更には2026年にはマスコットでは異例となるファンミーティングの開催が決まり、沖縄ロケを実施したグラビア写真集が発売されるなどまだまだ人気に衰えが見えない。
2005年の愛・地球博のモリゾーとキッコロや2010年の平城遷都1300年記念事業のせんとくんのように、イベント終了後も長く愛されるキャラクターになる……かもしれない。
テレビアニメ『はーい!ミャクミャクです』
NHKのEテレにおいて2025年3月3日から2話ずつ4夜連続で放送。制作はファンワークス。
全8話かつ各話2分前後のショートアニメなので15分もあれば完走できる。
- ミャクミャク
CV:水野なみ
主人公。いのちや未来について誰かと話したくなり、とある町にやってきた。
一人称は「ミャクミャク」。ちなみに「いいよ」「喜んで」といった意味合いの返事や、歩くときのオノマトペ(?)としても口にする場面がある。
いわく、生き物とはみんな友達。また全ての言葉が解って過去も未来も見えるので、カメムシ語の通訳だっておっちゃんの未来を見るのだってお手の物。なおエピソードが進むうちに言動がオカンのそれと化していく。
- おっちゃん
CV:宝亀克寿
フルネームは不明。自称も他称も「おっちゃん」。
読んで字のごとく中年の男性でタクシー運転手をしている。下がり眉に鼻ヒゲと大きな赤い眼鏡が特徴。誰にも気付いてもらえず寂しい思いをしていたミャクミャクを自分のアパートに連れ帰り、同居生活を始める。
最初はミャクミャクの語る地球の未来について、関心があるからではなく「(よくわからなくて)眠れるから」という理由で話をしてほしいと頼んでいたが、ミャクミャクと交流する中で次第に意識が変わっていくような、やっぱりそうでもないような……?
- ナオヤ
CV:戸谷菊之介
苗字は不明。
髪を薄いブルーグレーに染めて耳にピアスを付けているイマドキな陽キャ青年。
ある日ミャクミャクを見かけ一目惚れ。また、初対面でも一緒に自撮りをしようと臆さず持ち掛けるコミュ力と、おっちゃんのアパートを突き止めてのける行動力を持つ。
- ナレーター
CV:ほたかける
状況説明などを担う天の声。なお登場しない回もある。
関連キャラクター
レネ(RENE)
チェコ共和国パビリオンのマスコットキャラクター。ミャクミャクに負けないほどの名状しがたいインパクト抜群の見た目をしている。お陰様で同時期に発表された正統派なデザインであったイタリアパビリオンのマスコットキャラクターのイタリアちゃんが発表当初は却って浮いてる様に見られた。
出身地はチェコ共和国のクリスタル渓谷で、本人もガラスの身体を持つケイ素生命体。
ミャクミャクの「お友達」として一緒にいる様子を同パビリオンの公式SNSアカウントが発信していた。
こみゃく(ID)
(出典:項目作成者piyokko撮影)
一つ目が付いた細胞を思わせるキャラクター。案は引地耕太氏による。
基本は赤色、青色、薄灰色で丸型をしているが、それ以外の色も多数存在し、また姿かたちを自在に変えることもできる。ちなみに当の引地氏も
「色も自由でいいです(中略)セル(目玉)さえ入っていればすべてのものはこみゃくになります。」
としている。
万博会場のシンボル「大屋根リング」をはじめとした会場各所は、様々なことに興じるカラフルなこみゃくたちのイラストやモニュメントやフラッグに彩られ、彼らをできるだけ多く見つけること、いわば「こみゃくハント」を目的にする来場者もいるなど盛り上げに一役買うこととなった。
実は正式名称は「ID」といい、当初はデザインエレメント*3として誕生したものだった。
また実はミャクミャクとこみゃくは互いに上下・因果関係が無い。いずれもあくまで公式ロゴを元にしたのであって、こみゃくがミャクミャクから生み出されたキャラクターというわけでもなく逆もまたしかり(現にデザイナーは別人である)。
だが、SNSで「ミャクミャクの子供みたいだから」ということで「ミャクミャクの子」→「こみゃく」という非公式の愛称が定着し、ついには公式の「EXPO WORLDs」プロジェクトにおいてもこの名前が用いられるに至った。
引地氏も前述のムーブメントは把握していて肯定的な感想を述べている。なお、氏としてはこみゃくの「こ」に「Co-Creation(「共創」)」や「個」の意味合いも持たせたい模様。
余談
- ミャクミャクの頭部を囲んでいる万博ロゴマーク(通称「いのちの輝きくん」)の選考委員会には漫画『ジョジョの奇妙な冒険』などで有名な荒木飛呂彦氏も参加している。
「まるで『岸辺露伴は動かない』に出てくる怪異みたいなヤツだッ!」などとネタにされつつも、『ジョジョ』ファンからは「荒木センセが認めるなら、まぁ……」と受け入れに一役買ったのは回り回ってミャクミャクにも恩恵があったと言えるだろう。
関連して、この万博ロゴマークは一部で「コロシテ君」などとも呼ばれていたことがある。「悪意を持った細胞が人間に憑り付き侵食していき、怪物と化した犠牲者が最期の力を振り絞り『いっそ殺して』と懇願している声が聞こえてくるかのようだ」という発想からか。
このロゴマークも、発表時は奇抜すぎて否定意見が多かったが、次第に「他の候補と比べて、独自性や視認性が高い」など肯定的な評価も多くなった。 - 大阪ヘルスケアパビリオンにて、ミャクミャクの赤い部分を培養肉、口の白い部分を培養脂肪で象った
あまりにもおぞましい展示が行われていた。
もちろんネタや悪ふざけなどではたぶんなく、世界的な食糧危機とそれへの対策として培養肉研究の成果をアピールするためという至極真っ当な理由である。 - 第101代内閣総理大臣の石破茂お気に入りだったようで、首相官邸に飾られた喋るミャクミャク人形と楽しそうに話しているところに、次の予定のため秘書官に移動を促される様子をテレビカメラに抜かれたことがある。
ミャクミャク様に洗脳されて実権を握られていた説
万博閉幕日である2025年10月13日には、「個性的で愛くるしい姿で博覧会を成功に導いた」として内閣総理大臣感謝状が授与された。キャラクターへの授与は史上初であるという。そして、万博閉幕から1週間後の翌週21日に石破内閣は総辞職。その日に首相官邸を後にする氏に渡されたのはミャクミャクカラーの花束だった。 - ミャクミャク関連の公式ライセンス商品の売り上げは凄まじく、8月末時点で約800億円の総売り上げとなっている。万博の建設・運営費用の合計は3500億ちょっとなので、コストの1/5をグッズ販売で稼いだ事になる。
- 万博会場最寄り駅であるOsaka Metro中央線夢洲駅の通路に設置された大型ビジョンには定期的にミャクミャクを映した映像が流れるのだが、その内容が「ミャクミャクが踊りながらものすごい圧でグッズを買うよう促してくる」というものだったため話題となった。
案の定ネタにされつつも、ネット上でのミャクミャクの設定に「少々圧が強い」という点が追加されるなど販促だけでなく本人(?)の人気向上にも一役買った模様。
万博閉幕直前には内容が閉幕を強調したものに変更され、「終わっちゃうのはさみしいな」のセリフに心を動かされミャクミャクとの別れを惜しむ者も現れた。でもその直後に「だからグッズ買って」と宣うなど、やはり商人根性はそのままだった
追記・修正は、ミャクミャクを忘れない方がお願いします。
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*2 会場建設費の予想以上の高騰や下請けへの未払い、メタンガス爆発のリスク、チケット販売不振など。
*3 デザインの統一要素。万博会場全体に青・赤・灰色を基調としたこみゃくや、こみゃくに類似したカラーリングが用いられることで会場全体に統一感を与えることができる。
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