登録日:2023/05/25 Thu 00:01:30
更新日:2024/07/05 Fri 13:29:03NEW!
所要時間:え~っと…だいたい 26 分かな?
▽タグ一覧
ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー 差しウマ ビート板勢 太り気味モデル実装組 お好み焼き ミラクルおじさん ステイヤー 激ズブ トレセン学園高等部 栗東寮 カナヅチ 春天の壁 平凡で目立たず、どこにでもいる一般ウマ娘 普通 クラシック有馬チャレンジ 自称・一般ウマ娘 トレーナー狂人勢 ふとましい ぽっちゃり 長期ファン稼ぎ勢 お前のような没個性がいるか 角田晃一 ヒシ軍団 高校生 ヒシミラクル ビート板勢→やっぱり “奇跡”はロングスパートから 奇跡ではなく ズブい ミラ子 自称セミプロ エビイカホタテ、ズワイガニ 鬼!悪魔!英語の先生! bang☆ミラクるわせ! みらくるめ~くあっぷ! hishi miracle 太い方のミラクル さてはシロウトだな? \カンカンカンカン/ 小さな癒し見つけ隊 重い方のミラクル←どっちもだろ? 平凡、時にミラクル ヒシナマケル 春日さくら
え~っと…ふつ~のウマ娘です!
どこにでもいる感じの~…
ヒシミラクルとは『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:春日さくら
モチーフ元である競走馬『ヒシミラクル』は当該項目を参照。
◆プロフィール
キャッチコピー:まったりウマ娘。今日もふつ~に平常運転
誕生日:3月31日
身長:156cm
体重:普通
スリーサイズ:B85・W62・H88
靴のサイズ:左右ともに22.0cm
学年:高等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:森林浴スポット探し、授業中の指名回避
苦手なこと:泳ぎが…………
耳のこと:寝起きから、ピンと立つまで時間がかかる
尻尾のこと:染めてみるか…と思ったことだけはある
家族のこと:学園の願書は、親に先に出されてしまった
ヒミツ:①電車は絶対各駅派(座れるから) / ②輪っか型のスナックが指から抜けなくて困ったことがある
自己紹介:はい、ヒシミラクルです。そこはかとなく?いい感じで、がんばっていけたらいいなぁ、と思うので、よろしくお願いします~
キャラクターソング:平凡、時にミラクル
担当トレーナーの呼び方:トレーナーさん
奇跡ではなく
強情な人々は ありえないことだと 顔をしかめるだろう
だが幸運を生かせずに 消えていく者が多い中で 君は確かにやり遂げた
さあ、ここからの仕事は 彼らを黙らせることだ
君が見せたその輝きを 奇跡とは呼ばせるな
URA「名ウマ娘の肖像」2019年「宝塚記念」ヒシミラクル
◆概要
とにかくズブくて未勝利戦を9度も負け続け、競走馬としての運命も危うかったが、ここ一番での勝負強さで幾度となくミラクルを起こし、2002年の菊花賞、2003年の天皇賞(春)、宝塚記念を制した競走馬「ヒシミラクル」がモチーフのウマ娘。
2周年の生放送「ぱかライブTV」にて新規発表となった。その後、ネオユニヴァースの育成シナリオ実装と同時に詳細なプロフィール及び春日さくら氏が声を担当することが発表された。
このヒシミラクルの実装によって「ヒシ」冠名のGⅠホースはヒシアマゾン、ヒシアケボノと(2023年時点の)全頭がウマ娘として実装されることになった。
銀髪のボブカットで、見た目は本当にどこにでもいる普通の女子学生を体現したかのような姿である。…それこそ、ぶっちゃけて言ってしまえば「モブのウマ娘」と言われても違和感がないくらいに。
両親以外の周りから「ミラ子」と呼ばれており、これは実馬の愛称に「ミラコー」という呼び名があったことからきている。
ちなみに両親からは「クーちゃん」と呼ばれているらしい。
性格は非常にゆったりおっとりとしており、自分の行動を決める信念とか信条、あるいは大目標だなどと言われるような「確固たる芯」になるものが特にないというのが特徴。
そのため周りの意見とか空気にちょっと流されやすい部分があり、煽てられたり褒められたりするとやる気になったり、緩い空気になるとちょっと楽な方に流されてしまったりする。
加えて、当のミラ子自身は競争意識ややる気が低い、いわゆる「激ズブ」タイプ。
そもそもトレセン学園への願書すら親が出したもので、入学後のモチベーションも「将来スポーツ関係の大学進学や就職への箔付けになればいい」という程度のもの。
ふつーの学生としては至極まっとうな理由だが、アスリートとしてはそのまま有名になることもなく学生生活を終えるつもりだったと思われる。
さらに同期のシンボリクリスエス、タニノギムレットといった競争力の高いウマ娘がいるものの、彼女達を「別世界にいるウマ娘」として捉えており*1、自分とは舞台が違い、遠く及ばないものとも思っている。
アスリートの側面を抜きに周りを見ても寡黙な留学生はまだしも重度の中二病・ガチの王族・武将風(ノーリーズン)・騎士風(デュランダル)と、自分が目立たない存在と思うには十分な状況である(他が濃すぎるだけとも言う)。
このような事情から本人は「普通」を自称しているが、その素質は隠れながらも十分に高い。
特に後半でのスパートは目を見張るものがあるのだが、いかんせんそのエンジンが掛かるのが遅すぎるせいか、周りに気づかれることはない。
そんな彼女がトレーナーと出会ったことにより「モブ」から抜け出し、「ヒシミラクル」としてのストーリーが始まる。
ところで、元馬のヒシミラクル号を知っているアニヲタ諸兄ならもうわかると思うが……
ガボガボ……ブハッ!
ゴボゴボ……ブヘッ!
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー ヒシミラクル スタミナトレーニング失敗
© Cygames・JRA
この娘、重度のカナヅチである。
ビート板がなければ泳げないのはもちろん、育成イベントで発生する「水泳実技テスト」では、ヤエノムテキ、バンブーメモリーが見守る中なんと半ば漂流するような形で25mを泳ぎ切るというボロボロっぷりを見せつけてくる。ウマ娘の運動神経の平均的な高さを考えると、彼女は特にずば抜けて泳ぎが苦手なようだ。
夏合宿でもクラシック級で発生する選択肢で下を選ぶとあの有名な缶で追い立てられながら無理やり泳がされるという、悲惨な目に合わされることも。カンカンカンカン
それでいて本人も泳ぐこと自体が嫌いであるため、何とかして泳ぐのを回避したいと思っている。
史実で純ステイヤーなのに水泳がスタミナトレーニングであるアプリゲームで大丈夫なのか、と心配するトレーナーが多々見受けられたが、そこはさすがにしっかり泳いでくれるのでご安心を。中には失敗版が見たいがために、撮影スタジオが実装されたにもかかわらずわざわざミラ子を溺れさせる鬼畜極まりないトレーナーもいたが
また、勝利したレースが3歳未勝利戦以外全てが関西での開催だったのが影響してか、時々ちゃうちゃう~と関西弁のような口調になるほか、お好み焼きを作るのが得意かつ好物。
特に好きな味は「エビイカホタテ、ズワイガニ」の全部乗せと言っており、海鮮系のお好み焼きが好きなようだ。
小さいころ両親とよく食べに行ってたらしく、みんなとわいわい言いながら食べるのが最高だとか。
「自称セミプロ」らしく、それなりに自信があるのか、とあるイベントでは自ら焼こうとするなど普段とは打って変わって自信満々。
コッテコテの関西ウマ娘であるタマモクロスとも一緒に作って食べるイベントがあるなど、ミラ子のキャラクターを印象付けている。
ただし関西出身が明言されたわけではない所が、関西弁ネイティブのタマとは大きく異なる。
実はこのお好み焼き関連にはしっかりとした元ネタがあり、2014年のJRA宝塚記念CMで2003年宝塚記念がクローズアップされた際、竹野内豊氏が宝塚記念のオールスター具合を「お好み焼き全部乗せ」に例えており、「エビイカホタテ、ズワイガニ」という具も順番まで含めて当該CMと同じである。
他にも食べ物の言及があるイベントもあったり、ホーム画面で配置してないキャラが通り過ぎる際に大食いして腹を晒す太り気味モデルもしっかり持っていたりする。
……そのせいか156cmとそこまで高くない身長に対して、ウエストが62もある。そもそもウエストが60台のキャラは100人を超えるウマ娘の中でキングヘイロー・ダンツフレーム(60)、スーパークリーク・ビワハヤヒデ・メイショウドトウ(61)、ジェンティルドンナ(63)、ヒシアケボノ(64)しかいない。
その上トップのヒシアケボノは身長180cmとそもそも体格がデカすぎ、ジェンティルドンナも身長167cmな上に規格外のゴリラパワーで筋肉質体型を示唆されている。61cm組の3人は一番体格が小さいドトウでも身長164cm、60cmのダンツフレームも163cmと実は高身長揃い。
そのため、体格差を考慮した場合割と抜けたトップのウエストの可能性すらあるサイズなのである。
また、60cmのキングはキングとほぼスリーサイズ同じなのにやたら勝負服モデルがむっちりして見える子実装の際に「他は多少サバ読んでてもキングだけは性格的にガチ」とトレーナー間で言及されてしまったせいで、そのキング以上ということは……という風評被害の犠牲にもなっていたり。
結果として「体重:普通」も疑われがち。実馬の馬体重なら450-460kg前後なので実際普通なのだが……。*2セイウンスカイは「申告漏れ」になっていることから体重を詐称して申告した疑惑も浮上プール行こうか
好意的に解釈するならアスリート体形ではないだけ、といえなくもないが。
何気に、アプリリリース後に追加されたウマ娘達の中で初めて登場した芦毛でもある*3。
◆アニメ版での活躍
劇場版『新時代の扉』
同室のダンツフレームが主役の一人であることからか、あるいはジャングルポケットと鞍上が同じ角田晃一である縁からか、カメオ出演のような形で複数カットに登場。作中で台詞も貰えているため、エンディングのうまぴょい伝説にも名を連ねていた。
そしてその出番は「レース場でレースを観戦しながらピザ」「教室から他人の練習を見ながらポテチ」「夏合宿初日のビーチで大量のお好み焼き」と出演するたびに何かしらの食べ物をパクついているという、ある意味らしい出番であった。
もうすぐデビューを迎える時期*4でのその姿は、オグリキャップとはまた違った大食いキャラとして新時代の扉を開いたような気がしないでもない……。
ちなみにそんな主戦の角田氏、本作が公開される一か月ほど前に全国の映画館で本作の大型バナーが掲出されるというお知らせポストに息子の角田大和騎手が父と見に行きたいという引用ポストで反応。これがきっかけで競馬メディアのnetkeibaが主催で東宝の試写室をお借りしての弟の角田大河騎手を含めた親子三人での上映会を実施。この時にウマ娘を全く知らなかった晃一氏は「こいつヒシミラクルか?」と発言。大和騎手を大いに驚かせたと回想している。*5
◆アプリ版での活躍
性能
バ場 | 芝:A | ダート:G | ||
距離 | 短距離:G | マイル:G | 中距離:A | 長距離:A |
脚質 | 逃げ:G | 先行:C | 差し:A | 追込:B |
2023年5月10日の新規育成ウマ娘☆3「みらくるめ~くあっぷ!」として登場。
webアニメ『ROAD TO THE TOP』の完結直後だったためナリタトップロードが来るだろうと思っていた世間の予想斜め上をゆくタイミング、というなんともヒシミラクルらしい実装となった。確かにサッカーボーイ産駒で菊花賞馬のウマ娘ではあるが
ステータスは中・長距離の差しを得意とする完全ステイヤー型。
距離適性はアプリリリース当初から存在するスーパークリーク以来の距離適性である。短距離、マイルはGと初期段階でAにすることは不可能となっている。
それもそのはず、元馬がマイルが主体の新馬、未勝利戦をことごとく負け続けていることからマイル、短距離はからっきし適性がないのである。
同じく激ズブであるが、多少マイル適性があるメジロブライトよりも極端な適性になっている。
脚質適正も差しがA、追込がBと後方でゆっくり待機し、スパートをかけることを前提としている。とはいえ先行もCはあるので、育成時に事故が怖い場合は先行を取ってもいいが、やはりスキル構成を考えると差し、追込での育成が望ましい。
[みらくるめ~くあっぷ!]
嬉しいような畏れ多いような…
わ~なんだこの気持ち。
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[みらくるめ~くあっぷ!]ヒシミラクル」勝負服
© Cygames・JRA
勝負服は阿部雅一郎氏が所有していた「ヒシ」冠名の勝負服、「白、青二本輪」をモチーフにした、左胸に青の一本筋が通った袖なしの白いドレス。
肩を避けるように2本のひもがかかっている他、ダボっとしたアームカバー、腰を隠すように青いリボンをかけつつ長めの水色のサロン(腰布)を巻いている。足元は灰色のタイツに加え、元馬の毛色を反映して左足が白、右足が黒のショートブーツを履いている。ヒシ冠名の特徴である青二本輪はミラ子が普段からつけている耳カバーで表現されている。
実はベルトはゴム素材でできており、ゆったり着られるそうだ。ゆるふわとしたミラ子のキャラクター性を表したかのような衣装となっている。だから太り気味モデルがあるのかと思うのは邪推だろうか
成長率はアグネスデジタル以来の4種のステータスに成長補正があるパターン。
スピード、パワーに+8%、スタミナ、根性に+7%と、史実でのズブズブのステイヤーという評価からは意外にもバランスの取れたものとなっている。その結果、このパターンが普通を表すのか変態を表すのかが分からなくなったが
初期ステータスもそれなりにバランスが整っており、賢さに補正こそないものの、それを考慮しても根性育成も視野に入るほか、スタミナやパワーサポカでの恩恵も大きく、サポカデッキ構成やトレーナーの育成方針によってどう成長するかが大きく変わりやすい。
スキルは差しや長距離を意識したものが揃っており、覚醒スキルでは「京都レース場〇」「差し直線〇」を覚える他、覚醒lv3で「リラックス(「小休憩」上位スキル)」、lv5で「千里の道(「一歩から」上位スキル)」を覚える。
千里の道はヒシミラクルで初めて登場したスキルで、「レース中盤に中団にいるとしばらくの間速度が少し上がる」という差し脚質指定のスキル。
ヒーロー列伝のキャッチフレーズにもある「“奇跡”は、ロングスパートから」という言葉の通り、ゆっくりゆっくり進出していくヒシミラクル号を体現したモノとなっている。
進化スキルでは、「リラックス」が「焦らず、気負わず」に、「千里の道」が「ちょっといいこと、集めて」に進化し、それぞれ効果が上昇する。
更に2024年5月には「リラックス」の分岐進化として、回復量を落とした代わりに速度上昇効果との複合スキルとなった「できる範囲でがんばろ~!」が追加されている。
文武両道、クラスの人気者~…とは程遠い、
ふつ~の子だけど…
んんん、
がんばるぞ~!
画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[みらくるめ~くあっぷ!]ヒシミラクル 固有スキル発動」
© Cygames・JRA
固有スキルは「Bang☆ミラクるわせ!」。効果は「最終コーナー後半で中団にいると速度を少し上げ続ける、さらに長距離レースで人気が低い場合すごく上げ続ける」となっている。
差し、追込ではほぼ確実に発動するものとなっており、実挙動は少し異なるが体感としては通常ゴールドシップを彷彿とさせるものとなっている。
人気が低い場合は効果上昇がすごくに変わり、菊花賞、天皇賞(春)で見せた奇跡のロングスパートを体現したような走りが見られるだろう。
育成では大抵1番人気になりがちなため、それらを生かすことは難しいが、チャンピオンズミーティングのような同格戦では上位になりにくいため、番狂わせな走りが期待できるかもしれない。
そして(これまたヒシミラクルらしく)デフォルトでヒントレベルを覚えている「伏兵〇」と組み合わせるとより効果が高まり、その時にはアッと驚く末脚が見られるだろう。
演出はヒシミラクル号が活躍した2000年代によく見られたドラマのオープニングっぽい。
勝った!?ウソ!?
や…やったぁ~!
固有二つ名は「のんびり癒しウマ娘」。取得条件は「菊花賞、天皇賞(春)、シニア級の宝塚記念を勝利し、7回以上お休みし、「夜ふかし気味」を持たない状態で育成完了」。
取得条件になっている3つのレースはどれも史実の勝ち鞍で全て目標入りしている。そのためしっかり育成さえできていれば勝ちきって条件を満たすことができる。
また「夜ふかし気味」回避条件は「道中かかっても最終ターン終了時に持っていなければいい」ので回避は容易。
唯一見落としやすいのが「7回以上お休みする」こと。友人やグループ、賢さが充実したデッキの場合意外と「お休み」をしないため、気が付くと取得条件を満たせないまま育成が完了してしまう。
特にシナリオリンクサポカは基本友人やグループサポカなため、その効果を全て生かそうとするとお休みしている暇がない、という悩ましいものとなっている。
しかし、「リラックス」のスキルの進化条件にも「7回以上お休みする」が含まれているので、これを意識するならばおのずと取得できるだろう。
グランドマスターズシナリオやUAFシナリオのように、お休みコマンド自体に何か利点があるシナリオであれば積極的に休みを選んでもいい。
サポートカード
2024年4月30日に共通のRと共に、SSR【わーく・あ・みらくる!】が実装された。
SSR【わーく・あ・みらくる!】
得意練習はスタミナ。泳げないのにスタミナ……? と思いがちだが、サポカ実装時最新環境のUAFシナリオではヘルスイムシュート/プッシュザロック/ハングクライムの3つがスタミナ練習に相当。
プッシュザロックとハングクライムは陸上競技、ヘルスイムシュートでは失敗しないと出演すらせず、失敗してもサポート役は水に入らないで終わる。
つまりカナヅチでも問題なくサポートできる環境であった。他シナリオは知らない
固有効果含めた友情ボーナスややる気効果アップに加え、完凸時にはスタミナボーナスが+2も付くことから、スタミナを伸ばすという点においてはトップクラスの出力を持つ。
スタミナ以外の練習に出張した際のブースト能力はトレーニング効果ボーナスがないことから低く、スタミナ特化のカードとなっている。
スキル面では長距離用「ロックオン」「深呼吸」「スタミナイーター」、差し用「差し切り体勢」「小休憩」「進出開始」、長距離差し用「大急ぎ」を所持。
スキルPtボーナス1とヒントレベルボーナス3を併せ持つため、長距離差し向きスキルを取りやすい構成になっている。
レアスキルは「一発必中(ロックオン上位)」が取得可能で、連続イベントの2回目で打ち切ってもレアヒントを貰える仕様になっている。
以上の特徴から「長距離差しに特化したスペシャリスト」という特性のカードと言える。
イラストは実装時のシナリオイベント「下剋上、兵どもが鬨の声」でイベントスチルとしても使われたイメージカットで、本陣を守護する足軽ミラ子が刀を抜き放とうとする図。
普通に見れば格好いいカットなのだが、トレーナー間の話題と視線は特に普段の勝負服では隠されているお腹に集中。
他のウマ娘と比べるとぽっちゃ…太っ…ややサイズが大きいW60のミラ子のお腹がくびれて見えることが「この撮影のために絞ってきた?」などと強く話題となった。
育成シナリオ
仕事の参考にと、トレセン学園の生徒たちのトレーニング風景を映した動画を見ていたトレーナーだが、有力株であるシンボリクリスエスとナリタトップロードの並走……ではなく、何気なく映してたウマ娘たちの雑談風景、その中でも銀髪ののんびりしたウマ娘に注目していた。
他のウマ娘と比べてもちょっと遅れ気味なだけで、それ以外はどこにでもいるような「普通のウマ娘」でしかない。…それこそ、ゲームでいう「モブ」といっても差支えのない印象だった。しかし……
……なぜ、こんなにも気になるのだろう?
何かが引っかかって気になって仕方がないトレーナーは後日、その銀髪のウマ娘を探すことに。
そのウマ娘はちょうど併走トレーニングをしていたが、やはり他のウマ娘に遅れ始める。
ところが、併走を終えてからそのウマ娘だけが再び走り始めると、先ほどとは打って変わって軽やかな足取りでコースをかける。トレーナー以外誰も見ていないのが残念なほどに。
トレーナーは走り終えたそのウマ娘に声をかけた。
あの、すみません!
……。
あのー!
……? …………あ、わたし!?
声かける相手、合ってます?
わたし、ヒシアマゾンちゃんでもケイエスミラクルちゃんでもなく、
ヒシミラクルですけども~。
そのウマ娘、ヒシミラクルは呼びかけを自分のものとは思ってなかったのか、最初は返事をしなかったが、こちらを認識するとようやく気付いた。
あれからトレーナーはというとヒシミラクルの戦績を調べており、「10敗記録」にリーチがかかったことも認知していた。練習やウマ娘同士での併走の10敗ではない。選抜レースや模擬、種目別競技大会など、それこそ「本気の実力」が問われる大会で。
しかし、当のヒシミラクルは全く気にしておらず、走りよりも学生としての本分である勉強などを気にするばかり。
結局その日はそれだけに留まってしまったが、何度も足を運んで観察するうちにわかったことがあった。
他のウマ娘がペースアップして早々とトレーニングを終えるのに対し、ヒシミラクルはゆっくりと、マイペースを維持する。しかし、先行組がゴールし始めた頃にヒシミラクルは伸び始め、目を見張るペースを見せる。
その後のストレッチや筋トレなどもあくまでのんびりと、マイペースを維持しながら。時間内に終わらなくても、焦らず、ゆっくりと。
しかし、それらが負荷が徐々に上がるようになっていることを見抜いたトレーナーは確信した。
エンジンがかかるのが周りよりも遅いだけ…いわゆる「超ズブい」タイプである、と。
本当に『素質は』素晴らしい……!
そう言われてヒシミラクルは少し照れる。これで勝てたらいいとは言うが、このままでは結局出遅れてしまい、また負けてしまうだろう。だからこそトレーナーはヒシミラクルに言う。
丁寧に作戦を考えれば、きっと勝てる!
勝てる……。勝てる、かぁ。ふふ、なんか普通にうれし~な。
トレーナーの引っかかったことは「ヒシミラクルの素質とレーススタイルの不一致」なのだろう。ならば、それを生かせるものに変えればヒシミラクルはきっと勝てる。
これを逃したくないトレーナーは大きくヒシミラクルに踏み込む。
よければ専属契約を結びたい!
い、いつの間に話が大きくなってません!?
急にそんなこと言われても現実味がないっていうか~!
君に『期待』してるから
期待……。
……期待、ですか~……。そっか、んんん、それじゃあ……。
あ、でも! あくまで『勝てたら』でお願いします!
次の選抜レースで勝てたら契約──
勝てなかったら……この話はナシで。……それじゃ!
一度は『期待』という言葉に反応するが、結局この場ではヒシミラクルと契約することはできなかった。
後日、ヒシミラクルとトレーニングを進めていると、遠くで歓声が上がっていた。どうやらこれからナリタトップロードが走るようだ。
ヒシミラクルも、トップロードとは同学年であり会話をすることもあるのだが、自分とは違う「別世界の住人」みたいだという。
ウマ娘にもいろいろある。トップロードやタニノギムレット、シンボリクリスエスといったトゥインクル・シリーズで勝つことを目標とするウマ娘もいれば、地方に行ったり、進学し、就職するウマ娘もいる。ヒシミラクルも、いくつか大学のパンフレットを寮の自室に置いてあり、進学を検討している真っ最中だ。
ヒシミラクルが契約に条件を付けたのは、勝てなければデビュー自体を白紙に戻すことができるからだった。
「レース一本だけでやっていけるのか」という不安から一歩踏み出せず、安定した道を選ぶのは間違ってはいない。しかし、決して「勝ちたい」という気持ちがないわけではない。
ヒシミラクルだってその一人のはずだ。自分はそんな大舞台に立つ資格はないとは言っていたが、『勝てる』と伝えた時、確かに喜んでいたはずなのだ。
と、トップロードが観衆に呼びかける。どうやら併走の相手を探しているようだ。
あの!!この子が走りますっ!!
……え?
急遽、トップロードの併走相手となったヒシミラクル。
当然、本人は弱気だった。相手は雲の上のような存在。圧倒的な差を見せつけられるに違いない。しかし、トレーナーは強気に押す。
ちょっとトレーナーさんっ……!
なんで恥を晒させるようなことするんですかぁ……!
君なら大丈夫!
な、なにを根拠に……!
君と彼女は、同じ世界に住んでる
……え~?
……んなわけ、なくないですか~……。
そうして始まったトップロードとの併走。
トレーナーは考えていた秘策をヒシミラクルに実行する。
ヒシミラクルに足りないのは『自信を持つこと』。ならば無理やりにでもそれを引き出すために、必死にヒシミラクルを大声でおだてる。──つまり。
(期待を、伝えること!!)
序盤からおだてられて照れながらも、ペースを上げるヒシミラクル。気が付けばトップロードのすぐ後ろにつけていた。
もう1回、スパートかけて!!
(も、もう1回……!?)
ヒシミラクルなら、できる!!
(あ~もう、しょうがないなぁ~っ……!!)
しかし、ヒシミラクルの考えとは裏腹に、結果としてトップロードに食らいつくことができた。
ヒシミラクルは必死に謙遜しているが、それは彼女自身が努力をしてきたからこそ出来たものである。
だからこそ、トレーナーは期待をヒシミラクルに伝える。
ヒシミラクルなら勝てると信じているから。
そして迎えた選抜レース。
まだ迷いはある。これで本当に勝ったら、今度こそ後には引けない。「普通」には戻れなくなる。勉強して、進学して、就職して安定した暮らしをすることを考えていた。
自分がトゥインクル・シリーズに行くことになったら、全てをレースに注ぎ込まなければならない。そんなのムリだと思っていた。
でも、もし、そんな自分に期待を寄せてくれる人がいるなら。
もし、自分がその舞台に立つ資格があるなら。
あれこれ考えながら、ヒシミラクルはスタートした。
(今日も、トレーナーさんが合図を出してくれるはず……)
ヒシミラクル!!今だ!!
(だから早いって……!今スタートしたばっか!)
いける!やれる!期待の新人!
(うお~、きたきた……!これやっぱはずかしいな~!でも──)
絶対勝てる!君が最強!
(やる気、出たかも!)
周りが普段と違う様子のヒシミラクルに驚愕する。
でも、一番驚いているのはヒシミラクル自身だった。
今までの自分からは絶対に考えられない、選抜レースで勝つということ。
あのトレーナーだって、どうして自分に必死になってくれるのか、わからない。
でも、一つだけわかったことがある。
君の実力、そんなもんじゃないだろ!!
(……あー、わたしに)
期待してくれてるからか……っ!!
(…あんまり考えなくてもいっかな。今、なんか、幸せだし)
(あの人の期待のぶんだけさ、もうちょっと……)
(がんばってみるかぁ!)
結果、ヒシミラクルは1着をもぎ取った。
周囲がどよめく中、真っ先にヒシミラクルの元へとトレーナーが駆け寄る。
これでっ……本契約だよな!!
……ふ。ふふ……あはは!そんなに急がなくたって、逃げないですよ、わたし。
……ね、トレーナーさん。わたしねぇ、やっぱりそこまでレースに人生懸けられません。
だから、『期待されたぶんだけ』がんばります。
……それでも、いいですか?
わたしが走り続けられるように、ず~っと……
期待の言葉で、ハッパかけてくださいよ。
もちろん。G1だって勝ちまくろう!
あはは、おーきく出すぎですって~。
そんなの、奇跡でも起きなきゃ──
君の名前は『ミラクル』だ
……言うじゃ~ないですか。
(あーあ、今わたし、空気と勢いに流されてるなぁ。でも──)
……そこまで言うなら、よろしくお願いします、ね!
(まあ……いいかな)
後日、寮の自室の整理をし、保存していた大学のパンフレットを資源ごみとして紐で括る。
自分に向けられた期待に応え続ける、「普通」ではない、「ヒシミラクル」としての新たな一歩が始まるのだった。
よし、と。
じゃあ今日も……トレーニング、やったるかぁ~!
育成シナリオではデビュー戦からかなり長い期間のファン数獲得目標が設定されている。
その期間、実に28ターン、クラシック級5月後半まで。なにせ史実では日本ダービーでタニノギムレット号が勝利した裏でようやく初勝利を挙げており、それに合わせられている。
しかもその後の目標も9月後半の神戸新聞杯(史実での初重賞)とかなり余裕がある。
そのおかげで他と比べるとかなり練習に打ち込めるので、うまく上振れすればいつの間にかクラシック級終盤のステータスで目標達成していることもしばしば。
バランスの取れたステータス成長率を生かせばミラクルどころか、常勝ウマ娘へと育て上げられるだろう。
また、メジロマックイーン、ライスシャワー、ナリタブライアン、メジロブライトに次ぐ「天皇賞(春)で一着」が要求されるウマ娘でもある。そのため、初心者には少々辛い目標となっている。
しかし、初心者を卒業してからレースをよく見ると「ネームドライバルが一人もいないので事故りにくい」という特性があり、初心者卒業後なら春天レイ回収役になれるポテンシャルを秘めている。
隠しイベントとして、その日本ダービーを勝利すると「十万バリキ」、さらにクラシック級の有馬記念では勝利すると「脇目も振らず」のスキルヒントを得られる。
しかし日本ダービーはライバル補正のかかったタニノギムレットとシンボリクリスエス、有馬記念では同様のシンボリクリスエスが脅威となって立ちはだかる。
特に有馬クリスエスはステータスが平均で600以上、スピードは700を超えており、加えて「弧線のプロフェッサー」「潜伏体勢」「無我夢中」の金スキルを所持しているなど、全く隙のないスキル構成。
初心者が安易に挑もうものなら、完膚なきまでに蹴散らされてしまうし、並の仕上がりでは食らいつくことも難しいほどの差が付けられるだろう。
このクリスエスに勝つには、正しく奇跡が起きるのを信じる必要があるかもしれない。そうでないなら、手持ちファン人数なども考慮しつつ回避も一つの選択肢として考えたほうがよい。
実装後、環境の出力インフレに伴って実装直後よりは難易度が下がっているが、それでも高難易度イベントであることは変わっていない。
そしてこのクラシックの有馬記念を含めたさらなる隠しイベントも存在する。
それは、シンボリクリスエスが出走した7つのG1レース全て(日本ダービー、ジャパンカップ連覇、有馬記念連覇、シニア級天皇賞(秋)、シニア級宝塚記念)に勝利することで、スピード、スタミナ、パワーが大きく上昇し、さらに「位置取り押し上げ」「がむしゃら」「進出開始」と差し向けのスキルヒントを獲得できる。
単純な難易度の高さもさることながら、上記二つの高難易度レースの他クラシック級ジャパンカップも目標外。このジャパンカップは高難易度有馬に気が急いて忘れがちなので、しっかり予約しておこう。
特殊実況はシニア級宝塚記念に設定されているが、それまでに菊花賞、天皇賞(春)を制覇していることが条件となっている。
まさに史実再現となるため、聞きたいと思うなら目標上は1着必須ではない菊花賞をしっかり勝てるように育て上げておこう。
またまたミラクルだ~!阪神レース場!
天皇賞も菊花賞も伊達ではない!
勝ったのは天皇賞、菊花賞ウマ娘のヒシミラクル!
元ネタ:2003年第44回宝塚記念 杉本清(フリーアナウンサー・関西テレビ出演)
◆関連キャラクター
- [[シンボリクリスエス>シンボリクリスエス(ウマ娘 プリティーダービー)]]
(口下手なだけだが)クールで寡黙な外国からの留学生ウマ娘。クラスメイトでもある。
ミラ子が本気になるまでは「別世界のウマ娘」と思っていたが、トゥインクル・シリーズでは数々のレースでライバルとして立ちはだかるウマ娘の中では一際格が違う。
しかし、同級生であり会話をすることもあるので普段から全く接点がないわけではない。
にらめっこはミラ子の全敗らしい。
史実では02年世代での同期。神戸新聞杯、02年有馬記念、03年宝塚記念を同時出走し、2勝1敗とシンボリクリスエス号が勝ち越している(ちなみに3レース全てどちらかが1着)。
このような関係なので、本来ならクリスエスのシナリオにも出て然るべき同期のはずなのだがクリスエスのシナリオには出演していない。
しかも、ミラ子と同時に発表されたタップダンスシチーとネオユニヴァースはしっかり出演しているにも関わらず、である。
この点についてはトレーナー間では「ズブいからウマ娘化したことに気付かず出遅れた」などと言われている。
- [[タニノギムレット>タニノギムレット(ウマ娘 プリティーダービー)]]
厨二にして破壊神、破天荒なウマ娘。
こちらもクリスエス同様クラスメイトで、会話やトレーニングをするなどの交流はあるが、スクールカーストを感じるのか、遠い世界のウマ娘だと思っている。
しかし、とあるイベントではそのスクールカーストでの世渡りを生かし、一緒にトレーニングをするなど、思わぬ意外性を発揮する。
こちらも史実では同期だが対戦経験はない。ただ、前述の通り「2002年5月26日の同日に勝ち星を挙げた馬」という共通点はある。
もっともヒシミラクル号は中京2R、タニノギムレット号は東京11Rと競馬場から違うのだが。
- [[ファインモーション>ファインモーション(ウマ娘 プリティーダービー)]]
ラーメン大好き、アイルランドからの留学生にしてガチお姫様ウマ娘。ミラ子の周りは非常に個性豊かなメンバーで溢れている。
とはいえ、殿下を特別扱いしているような感じはないため、上記の二人と比べると割と普通な会話をしている。
殿下もサッカーに関心が強いため時々サッカーをするのだが、その際SPの方たちのディフェンスが凄まじいらしい。無茶しないでくださいお姫様
史実では02年有馬記念で対戦経験があり、ファインが先着している(ファイン5着、ヒシミラクル11着)。古馬以降はあちらがマイル寄りに舵を切ったため会う機会がなかった。
生真面目で優等生、「すごい」ウマ娘。
ミラ子自身は別世界の存在だと言っているが、トップロードはそうは思わず、ミラ子の才能を評価しており、草サッカーで助っ人に誘ったりするなど、関係は良好。
実際、キャラストーリーでの併走でもミラ子のことを高く評価していた。
史実ではトプロの引退レースとなった02年有馬記念にて対戦経験があり、トプロが4着で先着。
その他にも同じサッカーボーイ産駒にして菊花賞を制したステイヤーと、他のウマ娘と比べると強い共通点がある。
- [[バンブーメモリー>バンブーメモリー(ウマ娘 プリティーダービー)]]、[[ヤエノムテキ>ヤエノムテキ(ウマ娘 プリティーダービー)]]
熱血風紀委員ウマ娘と金剛八重垣流の武人ウマ娘。やはりどちらもクラスメイトである。これだけ個性の強いクラスにいるミラ子は気が気じゃないだろう。
泳ぎが苦手なミラ子をどうにかして水泳実技テスト*6に参加させるため、二人でミラ子を追い回す大捕り物となった。そして案の定、ミラ子は溺れながら泳がされた。
史実での繋がりは実馬同士は世代が違い過ぎることもあり当然繋がりは無い。
しかしヤエノは「クラシックレース(皐月賞)で賞金不足から3枠しかない抽選枠に回されるも、その抽選を突破して当該レースを制覇」という境遇面での共通点がある。
バンブーに関しては「ヒシミラクルの同期で同じレース(菊花賞)を走り重賞馬になったバンブー冠の馬がいる(バンブーユベントス号)」という辺りからの起用だろうか。
また、2頭ともヒシミラクルの父サッカーボーイと同期であるという共通点はある。
薄幸なおれっ子系王子様ウマ娘にして、細い方のミラクル。
二人で「小さな癒し見つけ隊」として学園内を散歩して、ちょっと癒されるスポットを探す活動をしているのだが、その先々で図らずも奇跡を振りまいているらしく、学園内での噂になってるそうな。
史実では当然ながら対戦経験は無いが、二人で登場するイベント内容でわかる通り「ミラクル」という名前繋がりでの縁。なおレースに対する考え方も運命もミラ子とは全く真逆である。でも2人並べてミラクルとミラクルとか言うのはやめろ
上記のケイエスミラクルのイベントで登場する。ネオユニは自販機で間違って買った飲み物がちょうど同じく買い間違えたクリスエスと互い違いだったので交換成立。
デジタルは失くしたと思って三日三晩泣きわめいた推しグッズが見つかるなど、さっそく奇跡に遭遇した。
タップもその噂を聞いてそれにあやかろうとしていた。しかし、クリスエスとネオユニの飲み物交換はともかく、そのあとに出てきたデジタルはお前なにしてるんだ状態。しかもそのグッズって…?
この3人とは03年宝塚記念で相まみえており、加えてタップダンスシチー号は翌年の覇者である。さらに、ネオユニヴァース号とアグネスデジタル号には奇妙な接点があり……。
これに関してはモチーフ元の記事の「ミラクルおじさん」を参照のこと。
- [[ヒシアケボノ>ヒシアケボノ(ウマ娘 プリティーダービー)]]、[[ヒシアマゾン>ヒシアマゾン(ウマ娘 プリティーダービー)]]
全てがビッグサイズな横綱級ウマ娘と美浦寮寮長の肝っ玉姉さんウマ娘。
初詣イベントの選択肢次第で、3人で日曜大工をするイベントが見られる。
3ヒシそろって、トンテンカンー!!
史実では上で言及した通り、この3頭で2023年時点での「ヒシ」冠名のGⅠ勝利馬勢ぞろいである。
日曜大工である理由は馬主である阿部雅一郎氏の経営していた株式会社アベキャピタル*7と、前身の阿部木材工業からだろう。ちなみにボーノは太り気味モデルが存在するというアプリ版での共通点もある。アマ姐さんはアニメでだが焼きそばを文字通りお腹いっぱい食べていた
- 朗らかなウマ娘、シニカルなウマ娘
キャラストーリーでミラ子と一緒に登場。モブキャラがキャラストーリーに出てくること自体はグラスワンダーのシナリオなどごく一部では既にあったが、ここまで堂々と出るケースは初。
ともに行動することが多く、ミラ子が「モブの中の一人だった」ということを強調するという点では、ある意味重要な役割を担っている。
シナリオ中では名前に言及がなく、モデル流用の可能性もあるので、レースに出てくる二人イコールシナリオの友人とは言い切れないが、レース時には同じモデルの子が出走している。
この場合、朗らかなウマ娘が「ハートリーレター」、シニカルなウマ娘が「ビロンギングス」という名前である。
ちなみにどちらも芝中距離レースに参戦することがあり、ミラ子と彼女たちが同じレースに出走することも。
- ダンツフレーム
2024年5月10日実装のSRサポカ【ぬりぬりシェイプアップ!】ダンツフレームで寮の同室と判明したウマ娘。
レースデビューはダンツが先だが学年はミラ子のほうが先輩らしく「ミラ子先輩」と呼んでくる相手で、二人で一緒にスキンケアに取り組んでいたりと仲は良好。
一方ダンツはいくら鍛えても肉付きがいいままという体質に多少のコンプレックスを持っており、ミラ子に頬をつつかれたことで自分が太っているのではと悩んでしまう場面も。
なおミラ子はダンツをつついたことに対して「癒し効果ばつぐん」と感想を言っており、全く太ったなどとは考えていなかった。他人の事を言った瞬間自分に返ってくるのは確定的に明らか
史実では2002年にダンツ、03年にミラクルが宝塚記念を制している宝塚記念繋がり。
また「1,2勝はするだろうがそれ以上勝ったら『ミラクル』」という理由で名前が付いたヒシミラクル、「決して格好のいい馬ではなかった」と生産者評があるダンツフレームと、どちらも「幼駒時代の評価が芳しくない」という共通点がある。
- 観客のおじさん
シニア級宝塚記念で登場する、正しく観客のおじさん。周りが超豪華なメンツに圧倒される中で、ミラ子を応援する。
勝てないかもしれないと言われても「──夢、見たいじゃねぇか」とその考えは変わらなかった。
シニア級ジャパンカップでも登場し、「また夢、見させてくれよなー!!」とミラ子に声をかけたことによって、本来なら予定になかったシニア級有馬記念への出走を決めるなど、ミラ子へ少なからず影響を与えている。
元ネタはもちろん「ヒシミラクルおじさん」。
詳細はモチーフ元の記事に記載されているが、ヒシミラクル号、ひいてはギャンブルとしての競馬を語る上で絶対に外せない有名な存在である。
そのためこのおじさんだけでなく、ミラ子に全てを賭けるトレーナー、メールが何故かおじさん構文のミラ子などシナリオの随所にミラクルおじさん因子が継承されている。
◆余談
アプリのチームレースにおいて、チームリーダーに特定のメンバーを配置すると特殊な掛け合いが発生するというものがあるのだが、どういうわけかヒシミラクルは現状、その特殊掛け合いが唯一1個も存在しないウマ娘となっている。
同世代のライバルやウマ娘における学園寮のルームメイトなど、どのようなウマ娘であれ最低一つ以上は特殊掛け合いが存在しているのに、何故ヒシミラクルだけが皆無なのかその理由は謎である。
ああ~…なんだかとっても追記・修正したい気分。
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▷ コメント欄
- 画像とかは後々入れる予定。でも待てないって人は各自編集してください。 -- 名無しさん (2023-05-25 00:02:14)
- 実馬のプール調教時に発したブモーブモーという呻き声から、ゼットン二代目を想像した人もいた模様 -- 名無しさん (2023-05-25 00:20:00)
- ホントにトプロが来るだろうタイミングでまさかのヒシミラクルってのはある種の史実再現とか言われたのには笑った。 -- 名無しさん (2023-05-25 06:07:13)
- シナリオのテーマは決断かな?流されやすい性格の子の要所要所での決断 -- 名無しさん (2023-05-25 09:32:07)
- ↑2 トプロが主役のアニメが放送されてたのでトプロが来るだろうと予想してた人達がいたからヒシミラクル実装には色々な意見が飛びかってたね -- 名無しさん (2023-05-25 10:20:10)
- ↑3 育成ウマ娘ガチャ発表時にほぼノータイムで実馬の紹介をツイートするnetkeibaさんですら不意打ち食らってコンセ不発の1分出遅れ起こしたぐらいだからねぇ… -- 名無しさん (2023-05-25 11:28:02)
- 何気にアニメ1期以降に追加されたウマ娘群のなかで初めての芦毛だよね -- 名無しさん (2023-05-25 21:53:51)
- ウエストについて書かれているが、ヒト娘の場合のウエストの標準は、身長×0.43なのでそれに比べれば細い。 -- 名無しさん (2023-05-26 04:56:38)
- 有馬クリスエス、ミラ子をスピード850近く、スタミナ500、パワー650くらいで覚醒スキル全部乗せしても勝てなかった。(アタマ差には出来た)いや強いって -- 名無しさん (2023-05-26 09:52:07)
- この子だけ一重まぶたなのも中々にモブ感出てるよね -- 名無しさん (2023-05-26 17:37:47)
- ストライカさんをトプロ・ミラ子ちゃんが慕っている可能性があるという血筋知らなきゃ(知ってても)色々な意味で信じ難い光景 -- 名無しさん (2023-05-26 18:54:54)
- ↑3 あれミラ子云々よりクリスエスが事故る運ゲーじゃねーかな。初回育成でなんでか知らん勝てたけど、どう考えてもそれより上振れてた回は普通に負けたし -- 名無しさん (2023-05-27 03:22:02)
- 実装NTRしたことで一部からヘイトもらったの可哀想 実馬のこと知らない人からしたら史実再現とか言われてもは?ってなるのは当たり前だけど -- 名無しさん (2023-05-27 11:51:36)
- シンボリクリエス、アグネスデジタル、ネオユニヴァース、タップダンスシチーなんてクッソ豪華なメンツ相手に、模擬レース9連敗の私才能ないので〜なんて言ってた子がぶっちぎるのめちゃくちゃ熱くない? -- 名無しさん (2023-05-27 19:24:18)
- 思考は本当に普通のウマ娘だよね..。 -- 名無しさん (2023-05-28 20:07:43)
- ゲームでの実装順はネオユニヴァースの次、その後がタニノギムレットと同世代・近い世代で固まっているので実は言うほど場違いでもないのだ -- 名無しさん (2023-07-09 17:03:34)
- すっかり太い方のミラクルで定着してしまったなぁ ケイエスミラクルと身長がおんなじだから並べると余計に... -- 名無しさん (2023-09-21 08:40:58)
- ↑比較するなというのが無理なくらいには体型も性格も正反対だからねぇ。 -- 名無しさん (2023-09-21 08:59:31)
- 太いね♡ -- 名無しさん (2023-09-21 09:20:52)
- 良い感じに柔らかそうな汎用服イラストが公開されて間もなくだからインパクトがね… -- 名無しさん (2023-09-21 10:11:57)
- 小さな癒し見つけ隊のイベントもそうだけど、ケイエスの方のミラクルとも普通に仲良しではある。 -- 名無しさん (2023-09-22 18:38:02)
- 実装してからあっという間に馴染んだよなこのウマ娘。普通といいつつトレセン基準では普通でないところとか、キャラが濃くて面白い -- 名無しさん (2023-09-30 18:04:11)
- この子も言うなら自称普通勢なのだがみんな上手く差別化されているものである -- 名無しさん (2023-10-01 03:15:12)
- ↑チヨちゃんやマチタンは自称普通でも練習量や精神性に関しては他上位勢と変わらないストイックだったけど、ミラ子は精神性については本当に普通の女学生で他に無いタイプ。合宿でだらけ気味だから逆に追い込むタイプのトレーナーも他にいなかったし。 -- 名無しさん (2023-10-01 20:01:31)
- どこにでもいる感じのふつ〜のウマ娘(どこにでもいるとは言っていない) -- 名無しさん (2023-10-20 13:36:59)
- 某ゴルシ風雲録のミラ子好き。奇跡を起こすが誰にも奇跡と認識されない程度の能力。 -- 名無しさん (2024-01-02 20:37:55)
- ミラ子のルームメイト、もしかしたらディープインパクトだったりして -- 名無しさん (2024-01-09 11:45:48)
- 実は元ネタはスレンダーな方でデブっていたのはアケボノ方なんだよね -- 名無しさん (2024-01-23 14:07:13)
- ↑2 特殊掛け合いが存在しない理由ってやはりディープインパクトのウマ娘化待ちだったりして…? -- 名無しさん (2024-02-03 01:25:22)
- この子普通ってよりただ怠け者なだけなのでは?w -- 名無しさん (2024-02-21 23:06:16)
- ノーリーズン追加でそりゃ普通を自称するよなという説得力が増すことに。 -- 名無しさん (2024-02-24 21:26:17)
- UAFでトプロとのツーショット追加。やっぱり面白いわ、この子 -- 名無しさん (2024-02-24 21:35:17)
- ヒ「また私何かやっちゃいました?」 -- 名無しさん (2024-03-27 22:20:34)
- SSRサポカ実装おめ -- 名無しさん (2024-04-28 22:19:28)
- 同室がダンツフレームとな -- 名無しさん (2024-05-09 16:21:23)
- 一年違いでの宝塚記念馬の組み合わせか。…あれ、これ6月にダンツフレームくるな -- 名無しさん (2024-05-09 17:22:28)
- SSRヒシミラクルを貶す文章はあまりにも主観的かつ私怨(無料ガチャでナリタタイシンが出なかったと思われる)の混じった文章につきCO。復旧しても事実と乖離した記述として削除します。 -- 名無しさん (2024-05-10 21:30:55)
- ↑いやそんなつもりはないんですけど…性能面の評価がおかしく思えたのなら編集して頂くのは構わないですし、そもそもカナヅチなのに? の一言は自分が書いたものでもない。編集履歴のバックアップが何かおかしくないか? -- 名無しさん (2024-05-10 21:35:10)
- ログインしてなかった。↑2改めて、性能面の記載修正は構わないんですが、主観的なのはともかくサポカ引けなかった私怨ってのは流石に言いがかりなんですけど。 -- 名無しさん (2024-05-10 21:37:17)
- ダンツフレームとの同室は割と相性いいけど、双方の史実を考えると割と暗いときがあったよなと想像できるのが何とも。 -- 名無しさん (2024-05-12 20:42:59)
- 一応「現実の女子校生」の身長、ウエストと比べてみると「(ちょっと太いよりだけれど)概ね平均ぐらい」に落ち着いたりはする。周りが「アイドル兼アスリート」な方々ばかりなので相対的に太く見えるのは分かるが。 -- 名無しさん (2024-05-26 22:14:17)
- 映画に出てると思ったらずっと食べてばっかり、後でプールトレな -- 名無しさん (2024-05-28 18:19:53)
- えっ、ウエスト60は太くないよ… -- 名無しさん (2024-06-26 20:42:18)
#comment(striction)
*2 ただし、史実でヒシミラクルよりも大きいはずのトウカイテイオー(470kg前後)がウマ娘ではヒシミラクルよりも小柄になっている
*3 リリース時点でウマ娘化していた芦毛の競争馬はタマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、セイウンスカイ、カレンチャン、ゴールドシップの7頭。なお、髪色から勘違いされやすいがワンダーアキュートは芦毛ではなく鹿毛。
*4 ジャンポケ世代は2001年クラシック、ヒシミラクルは2002年クラシックと1歳違い、デビュー戦は01年8月。
*5 尤もヒシの勝負服カラーの耳当てをしている葦毛のウマ娘と言うわかりやすいヒントはある
*6 しかもこれを受けないと補講を受けさせられ、トレーニングができなくなるかもしれない程の重要な課題。
*7 雅一郎氏は死去しているが企業自体は息子の雅英氏が馬主共々相続し、現存している。
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