登録日:2022/01/04 Wed 00:13:42
更新日:2024/06/28 Fri 13:37:07NEW!
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ちゃおホラー ちゃお 坂元勲 セキグチさん セキグチさんの日に建てられた項目
『セキグチさん』はちゃおデラックスホラー2014年3月号に掲載されたホラー短編。
作者はコミカライズ版『闇芝居』の坂元勲。ちゃおらしからぬ固い絵柄で描く人である(それでも近年は相当少女漫画っぽくなったが)。
作風としては露伴シリーズっぽい都市伝説・伝承ものが多い。
とある街に現れる「セキグチさん」という怪異の物語。
引っ越してきたばかりの主人公。そこには「セキグチさんの日」に現れる「セキグチさん」が存在することを知る。
セキグチさんの出自も「セキグチさんの日」が来るタイミングも不明。そんな意味不明なセキグチさんに主人公は振り回されていく。
「お前だけ世界観ちゃおじゃなくてSCPになってないか?」と言いたくなる不気味なセキグチさんが魅力。
怪異が出てくるものの、本質的には「人間がいちばん怖い」タイプのホラー作品。
見方によってはセキグチさんより街の住民の方がよっぽど怖い。
もっと言うと、あの街が存在していることそのものがめちゃくちゃ怖い。
現在は単行本「いちばんこわい話」と買えば簡単に読める。電子書籍化もしている。
【ストーリー】
中学生の美由はこの街に引っ越してきたばかり。
とは言っても大きな問題はなく新しい学校にも慣れて友達もできていた。
だが美由にはひとつだけ不思議に思っていることがあった。この街にはなぜか土日祝日以外にも休日があるのだ。
その日が来るのは週に一度という以外はバラバラ。特に何か行事があるわけでもない。
なぜ休みなのかと美由の疑問はどんどん大きくなっていった。
そうしてその休みの日が来た。外は天気がいいということで美由は友達を誘って遊びに行こうとする。
だが電話をかけると「冗談でしょ?」と信じられないことを言っているかのように扱われてしまう。
今日はセキグチさんの日なんだよ?
セキグチさんに会っちゃったらどうすんの?
「セキグチさん」という言葉を聞くのは初めてだった。この街特有の言葉であるらしい。
友だちは説明するのが面倒くさくなったらしく、「とにかく外出禁止なの」と適当に会話を切り上げると電話を切る。
せっかくの休みなのにわけの分からない理由で家にいるのはもったいないと思った美由。
友人の言葉を気にせず外に散歩に出かけるのだった。
そして外に出ると町は明らかに異常であった。町に誰もいないのである。
誰も歩いておらず、車も通らず、店のシャッターは閉まっている。まるで街の人間が全て消えたかのよう。
先ほどの「外出禁止」という言葉がどうしても思い出されてしまう。
仕方がないので帰ろうとしていた美由だが、そこでようやく人影を見つける。
その人の近くまで行こうとする美由だが……近づくとその男は、なんと血まみれになっていたのである。
虫の息で美由に助けを求めるも、力尽きたように倒れてしまうのだった。
あまりの事態に驚く美由。そんな彼女に何かが近づきつつあった。
それは全身が真っ白で大きな口だけが真っ赤な怪物。
この怪物が先ほどの男を殺したのだと気が付いた美由は悲鳴を上げて逃げる。
なんとか交番の前までたどり着いた美由は中のお巡りさんに助けを求める。
交番の中に入るも、追ってきた怪物は何度も戸を叩き入ろうとする。……だがしばらくすると怪物は諦めたのかどこかに去っていくのだった。
もしかしたら殺されていたかもしれないと美由はパニックになる。
だがおまわりさんの反応は意外と淡白であった。軽く叱責して「これからは気を付けるように」と言うだけ。
おまわりさんに家に送ってもらったが内心「殺されそうになったかもしれないのにそれだけ?」と不満だった。
次の日、クラスで美由は話題の中心となっていた。
あの怪物……セキグチさんから逃げ切った珍しい人間であると。
「セキグチさんから逃げ切るなんてすごい」「やっぱり怖かったの?」と口々に言うクラスメイト達。
人が殺されているというのに、やはりあのおまわりさんと同じようにみんな落ち着いていた。
疑問に思った美由は「なんでみんなそんな普通に話せるの?」と聞く。
だがクラスメイト達は、美由が何故そんなことを言うのか分からない、と言いたげな顔をするのだった。
何言ってんの美由
セキグチさんの日は外に出ちゃダメって決まってるんだよ?
おとなしく家にいれば害はないのにさ
わざわざ外に出るほうが悪いでしょ
美由が今までセキグチさんについて教えてくれなかったことを咎めるも、友人たちは笑って軽く謝るだけだった。
まるでセキグチさんが当たり前すぎて忘れており、そして教えていなかったとしても謝れば済む問題だと思っているかのように……。
そうして美由はようやくセキグチさんのルールを教えてもらう。
- セキグチさんの日はきちんと決まっている
- その日は絶対に外出してはいけない
- 建物の中に入ってくることはないので屋内にいること
- ただし正午から1時間はセキグチさんの休けい時間なので安全である
- そしてこの日だけはセキグチさんの話をしたり調べたりしてはいけない。セキグチさんは自分のうわさをされるのが大好きなので聞き耳たてにやってきて侵入してくる*1
美由は一番肝心なこととしてセキグチさんが何者なのかを聞く。
だが誰もそれに答えられなかった。何者か考えたことすらないという者もいた。
セキグチさんは生まれた時からあるものであり、この街の日常なのである。
人が殺されるかもしれないセキグチさんが日常になっていることに恐怖を感じる美由。
ひょっとして…みんなにとっては当たり前のことなの?
日曜日が休みなのを疑問に思わないのと同じように
ごく日常の休日だって――
そんな時クラスの男子が「セキグチゲーム」をやろうと言い出す。
ゲームのルールは「セキグチさんの日の正午だけみんなで外に出て、最後まで外にいられた人が勝ち」というもの。スリルあるゲームとしてクラスの間で流行っていた。
街ではセキグチさんが子どもの遊びになるほど、当たり前になってしまっていた。
美由は嫌々であったが、「みんなが一緒にいるなら」と参加することに。
そうして始まったセキグチゲーム。美由は友人たちと一緒に街を歩いていた。
だがふと今歩いているのがこの前セキグチさんと出会ってしまった場所だと気が付く。
恐怖にかられセキグチさんの幻影を見た美由は、取り乱して逃げ出してしまう。
走っていた美由だがいきなり知らない男に声をかけられる。美由に用があるらしい。
彼は人探しをしていた。兄が仕事でこの街に来ているはずなのだが、一週間も連絡が取れない。それで何かあったと思い彼もこの街に来た。
そして探しているその兄とは、前回のセキグチさんの日に美由の目の前で殺されたあの男だった。
震えながらも答えようとする美由。だが背後にセキグチさんがいるのを見つけてしまう。
すでに正午は終わっていたのだ。
慌ててセキグチさんから逃げる美由。後ろから聞こえる男の悲鳴をなるべく聞かないようにして……。
家に戻った美由は友人たちに連絡をする。また人が殺されたことを話そうとするが相手は興味なさげであり、「今日は噂をしてはいけない」というルールで電話を切られてしまう。
こうして美由は2人もセキグチさんの犠牲者になる光景を間近で見てしまった。それがこの街の当たり前とはどうしても思えない。
「セキグチさんの日はきちんと決まっている」というルールを思い出した美由はなんとなくカレンダーを見ていた。
そこでカレンダーに「赤口」と書かれていることに気が付く。
「大安」や「仏滅」などのいわゆる六曜。そのなかのひとつに「赤口」とあったのである。
「赤口」というのは「セキグチ」と読むこともできる。
セキグチさんには赤い大きな口がある。そして赤口の日は必ずセキグチさんの日になっている……。
不思議なつながりを感じた美由。彼女はパソコンで赤口について調べようとする。
……だがそううまくはいかなかった。調べていると窓の外から何かをひっかくような奇妙な音が聴こえたのである。
美由はこの瞬間まで忘れていたが「セキグチさんの日に調べてはいけない」というルールがあった。
おそるおそるカーテンを開けるが、そこには誰もいない……。
と思いきや、窓を開け無理矢理入ってこようとするセキグチさんの姿があった。既に首まで部屋の中に侵入している。
美由は驚いて窓を閉める。だが閉めたことによりセキグチさんの首がちぎれ、首だけが部屋の中に入ってしまう。そして首からどんどん再生していく。
恐怖にかられ手元の目覚まし時計を投げつける美由。だがセキグチさんはそれを意に介す様子は見せなかった。
大きな赤い口を開けると、美由に襲いかかるのだった……。
美由が目を覚ますと朝だった。絶対に殺されたと思っていた美由だが何故か生きていたのである。
疑問に思うが、目覚まし時計を見たことでようやくその理由に気が付く。
目覚まし時計はセキグチさんにぶつかったことで壊れて止まっていた。針は午前0時を指している。
ちょうどあの時セキグチさんの日が終わったことで美由は助かったのだった。
そしてパソコンは、あの日以来「かまって」という羅列で埋まり使い物にならなくなった。
……それから美由は考え方を変えた。この町にとってセキグチさんは日常であり、別に気にする必要はないのである。
そうやって生活をするのがこの町にとって正しいというだけ……。
月日が流れ美由は中三の受験シーズンになっていた。
第一志望の受験日がちょうどセキグチさんの日と重なっていることに気が付く。
それに対し美由は「しょうがない」と受け入れた。それがこの街の当たり前なのだから。
また月日が流れ美由は高校生になっていた。
彼女は地元の高校に通っている。となり町からここまで通う生徒もいた。そんな生徒は当然セキグチさんのことは知らない。
自分が引っ越してきたばかりのあの日のように、美由はなぜ平日なのに休みなのかと聞かれる。
説明するも、その生徒は納得できず美由の話を信じようともしない。
美由はそんな彼女を見て「この子とは今日でお別れだろうな」と感じていた。
実際セキグチさんの日の次の日。その子はセキグチさんに殺されていた。
だが美由はなんの感慨も無く「ほらね」とひとことつぶやくだけだった。
セキグチさんの日のルールを守ることが正しい生き方。死んだのなら守らない方が悪い。
街の外から来る生徒が増えたためかセキグチさんの犠牲者はどんどん増えていった。
美由たち地元組は、なんで忠告聞かないのかと雑談を繰り広げている。
「セキグチさん大忙しだろうね」という美由のジョークに周囲は大笑いするのだった。
これからも美由たちはここで暮らし続けるだろう。
セキグチさんがいるだけの、とても平和なこの街で……。
赤口
凶日。正午のみよい。
そんな日らしいけど意味なんてどうでもいいのです
赤い口のセキグチさんの日 それだけわかっていればいいのです
そして私は今日もこの街で平和に過ごしています
【登場人物】
◆セキグチさん
赤口の日に登場する謎の怪異。
クラスメイトが「生まれる前からある」と言っているので相当長い歴史があるようだ。
正午や赤口のキーワードから考えるに、赤口の日に関係しているのは間違いなさそうだが、それ以上は不明。やっぱこいつだけ世界観がSCPか岸辺露伴なんだよなあ……。
「自分の噂をされるのが大好き」というルールや、実際に美由のパソコンが「かまって」で埋まるという描写がある。それらから考えるに、セキグチさんには何らかのバッグボーンがあるのかもしれない。
ただ、街の住人全員がそんなバックボーンを「どうでもいいのです」と考えている。
ちなみに赤口は六曜の中で仏滅に次いで悪い日。お祝い事に関しては仏滅よりも酷いとされる。
◆この街の住人
本作最大のホラー要素。やっぱりセキグチさん並みに怖い。
順当に考えて死が間近にあるこの街には誰も住みたがらないはずである。普通の人間なら信じずセキグチさんに殺されるか、恐れをなして引っ越す。
だがこの街の住人はセキグチさんを当たり前だと思っているため普通に暮らせている。作中の描写だけでも、セキグチさんのことをうっかり説明し忘れ、そのことも軽く謝るだけで済まし、セキグチさん中心に生活があり、セキグチさんをゲームにし、セキグチさんの正体について考えたこともなく、セキグチさんの犠牲者が出たら「死んだ方が悪い」と割り切り、その上犠牲者を笑いの種にする。これくらいあの街ではセキグチさんが日常になっている。というか住民はセキグチさんが当たり前だと思えるほどに染まっている。
そんな人間が一定数存在するため、それでもこの街はちゃんと機能が廻っているのである。
多分坂元勲作品では『あけまして、ご愁傷様です』に並んで住みたくない街*2。
ただ、ある視点を以て彼らを見ると文字通り『自然の摂理』とも思える事になる。
それは町の住民にとってセキグチさんは『自然現象』の一つであり、雷が降る事と同じ当たり前の事象であると同時に『雷が鳴っている時に外に出て雷に打たれて死ぬ事』と『セキグチさんと出会ってしまい死ぬ事』が完全に=なのである。
寧ろセキグチさんの方が会敵してしまったら死ぬ確率が高いので、猶更『セキグチさんの日に外に出れば死んでしまって当然』と思っているのである
セキグチさんの日に外に出ないのは『砂漠の民が脱水死しない様に常に水を蓄えている』のと同列で、セキグチさんの日に外に出て死んでしまった人を笑い話にするのは『冬山の奥深くにて山地に碌な装備もなく飛び込んだ愚かな登山客に苦笑する』のと同列なのである。
あくまでこの街の住民は『セキグチさんがいる』という事を『自然環境そのものがそのものである事』と同列に感じているだけであり、別に『他の町の来訪者を贄に捧げている』わけでも『犠牲者を見物にしている』わけではない。ただ『自然現象が自然現象である事をわざわざ言及しないからつい同じ様に外からやってきた者に説明をしなかった』のと『死にかねない環境下で外出した者に苦笑を漏らしている』だけなのだ。
故に美由は『狂気に染まった』のではなく『自然環境に適応した』という事になる。
繰り返すが、セキグチさんが当たり前でない我々の視点ではこんな街住みたくは無いだろうが、彼らからすればセキグチさんは別に贄を寄こせと言ったりはせず『セキグチさんの日に外出』さえしなければ害は無く、その他の日には干渉してこないからそうしているだけで、苦痛とも思っていないだけである。
◆美由
セキグチさんを除くと本作唯一のネームドキャラ。
序盤こそこの街をおかしいと言っていたが、最終的には慣れてしまった。
……クラスメイトは「物心ついてからの常識」であるから当たり前に思えている。
だが美由はよそ者であるにもかかわらず数か月で慣れてしまった。
意外とセキグチさんの才能があったのかもしれない……というか会敵してしまったらほぼ高確率で死亡するのに三度もセキグチさんに襲われてその恐ろしさを身を以て味わい、それでも『運良く』生き残ったら『次は無いな』と達観するしかないであろう。
◆他の街から来た兄弟
セキグチさんを知らなかったため美由の目の前で殺された者たち。
この街の者ではないためセキグチさんを知らないのは当然のこと。
それでもこの街の住人は「死んだのなら自己責任」と考えるのである。
冬山に碌な装備も持たずにくれば遭難死するのと同じ……下手すればそれよりも可能性が高い『環境下』において、それでも来たから死んでしまってもおかしくないと『嘲笑』でなく『苦笑』を以て笑いながら。
セキグチさんは「かまって」と言っていた。対して街の住民はセキグチさんに無関心を貫いている。
……なんだかとても皮肉な話。
出典:いちばんこわい話、小学館、坂元勲他、14年10月1日発売
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- ホラーってレベルじゃねーぞオイ! -- 名無しさん (2023-01-04 00:38:56)
- SCPって言葉で「せきみちくん」思いだしたわ -- 名無しさん (2023-01-04 01:17:01)
- 「セキグチさん」が「赤口さん」と明かされるシーンが完全に岸部露伴は動かないのクライマックスシーン -- 名無しさん (2023-01-04 02:29:31)
- まるで他人事みたいに言うけど、学校で教えられることと全く違うことを主張する人がいたら怪訝な目を向けるだろう。例え、それが将来証明される真実だったとしても。それに、赤信号の道路ど真ん中に突っ立っている人が轢かれたらどう思う?細かい感情はさておき、「それは当然だろ」って思うはず。描かれてる状況は、日常に怪異を混ぜてるだけだと思う。 -- 名無しさん (2023-01-04 04:57:18)
- 赤口っていうのが絶妙に気づきにくくていい -- 名無しさん (2023-01-04 07:18:58)
- ↑×2 分かる。街の住民が一番怖いのはそのとおりだと思うが、それって「街の連中が頭おかしいサイコだから」じゃなくてむしろ「まともな人間達の普通の反応と対応だから」だよね。 -- 名無しさん (2023-01-04 08:58:28)
- そもそもそれがどんなにおかしなことだろうと生まれた時からそうと教えられてりゃそれが常識になるからね -- 名無しさん (2023-01-04 09:35:20)
- ちゃんとルールさえ守っていれば害はないならそこまで怖くないような…「郷に入っては郷に従え」という誰もがやっていることを際立たせて表現しているだけのように見える。 -- 名無しさん (2023-01-04 19:14:53)
- まあ田舎ってその土地で当たり前に守るべき決まりをロクに教えてくれないくせに守れなかったら怒って、教えなかった落ち度に対してはスマンスマンですませがち。 -- 名無しさん (2023-01-04 19:23:08)
- 内容についてどうこう言う気はあまりないけど、ちょっと太字・赤文字が多すぎない? -- 名無しさん (2023-01-04 20:25:30)
- セキグチさんが求めていることからすると、この街の当たり前のモノとして存在を大して意識しないことが重要そうではある -- 名無しさん (2023-01-05 16:26:20)
- 「(という作中作「セキグチさん」を読んで)うっわ~何この漫画の街の奴らマジ頭おかしいわw常識とかないんかwカルトかwww……さってと遊び行ってきま~す!」「ちょっと!今日はブツメツさんの日なんだから出かける前には全裸で三べん回ってワンって鳴かないと!アンタほんと忘れっぽいんだから!」「いっけね!」 -- 名無しさん (2023-01-05 21:57:39)
- ↑続き みたいな、それまで奇妙な常識に困惑してたり嫌悪してた読者目線のはずの人物が最後に別の異様な常識を当たり前に思ってるとこ見せて終わるみたいなパターンもわりと定番。世にも奇妙な物語で見たし星新一ではもう一捻りしてあった -- 名無しさん (2023-01-05 22:00:09)
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*2 年を越すと同時にランダムで人が血を吐いて死ぬ呪いにかかっている街
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