登録日:2022/10/10 Mon 15:20:22
更新日:2024/06/27 Thu 10:40:58NEW!
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デジモン デジタルモンスター playstation4 ps4 switch デジモンサヴァイブ nintendo_switch アドベンチャー シミュレーションrpg ゲーム 鬱展開 ギスギスシーン多し 蠅の王 ホラー 異色作 鬱展開の嵐 アナザーデジアド
異世界に迷い込んだ僕は不思議なモンスターと出会った。
僕たちは知らなかった、何気ない日常が、
とても儚く脆い事を…
2022年7月28日に発売されたゲーム。ジャンルはテキストアドベンチャー+タクティクスバトル(要するにシミュレーションRPG)。
デジモンゲームシリーズの一作となる。
あらすじはざっくりいうと「合同課外キャンプに参加した子供たちが異世界・デジタルワールドへと誘われる」というアニメ『デジモンアドベンチャー』を強く意識したもの。
ではあるのだが、
- 劇中で「デジモン」「デジタルワールド」という単語がほぼ全く出てこなく、代わりにデジモンは「ケモノガミ」「モンスター」、デジタルワールドは単に「異世界」と呼称されている。
- ↑これに伴い、「ワクチン・データ・ウィルス」がそれぞれ「道義・調和・激情」に言い換えられる等、デジタルを彷彿とさせる要素は
進化用アイテムを除いてほぼ廃されている。 - デジヴァイスに相当するアイテムが出てこない(スマホが代わりのポジションと言えなくはないが)。
- 民族神話を絡めた伝承など、全体的に神秘的かつ陰鬱な雰囲気が強く出ており、会話においても人物間の対立など不穏な場面が多く描かれている。
など、『デジアド』とは似て非なる独特の作風となっている。
こうした点は発売前にもインタビューなどで「『デジモンアドベンチャー』が『十五少年漂流記』なら本作は『蠅の王』*1です」と発言があり、実際に『デジアド』を大人向けに換骨奪胎させたものと捉えるファンも多い。
また、これらの設定全般や、選択肢のうち道義、調和、激情のいずれを重視するかによって分岐する進化とシナリオ、会話によって味方に加えられるフリーデジモン等は、どちらかと言えば真・女神転生シリーズに近いものとも言われている。
【あらすじ】
学校の課外キャンプに参加した中学生の少年・百束タクマは仲間たちと共に外に出かけた際に「ケモノガミ」が祀られる神社へ足を踏み入れる。
直後に霧が立ち込め、さらに見たこともない怪物たちが現れ逃げ惑ううちに土砂崩れが起き意識を失ってしまう。
次に目が覚めた瞬間、タクマが目にしたのは見たことない光景であり、異世界へと誘われていた事を知るのだった。
【登場キャラクター】
子供達などはアニメシリーズのキャラクターたちを彷彿とさせる造詣となっているが、皮肉のような一面も見られている。
デジモン達はアグモンを除けば成熟期はストーリー中のイベントで、完全体・究極体は信頼度を一定以上にする事で出現するイベントで進化が解禁される。
また特定のルートをクリアすることで特殊な究極進化が解禁されるようになることもある。
ちなみに各パートナーデジモン達は進化する事によって性格にも違いが出てきている。
また、パートナーデジモンはそれぞれ子供たちの意識を反映した存在となっており、通常のデジモンシリーズと比べて良くも悪くも心の結びつきが強い。
パートナーデジモンたちは、戦闘開始時は成長期で、任意で解禁されている進化形態への進化が可能。
その際、「○○モン、進化―!」というアニメでおなじみのセリフとともに進化する、という全体的にアニメ版に寄せたシステムを採用している。
- 百束タクマ(声:天﨑滉平)
主人公。歴史研究の課外キャンプに参加した中学二年生のごく普通の少年。
デジタルワールドへ転移してからは一行の意見の調整役となる。
シリーズ主人公伝統のゴーグルと名前の「タ」の字は健在。
- アグモン(声:坂本千夏)
タクマのパートナーデジモン。性格はアドベンチャー準拠。
本作では選択肢によって上昇する「カルマ値」のうち「道義」「調和」「激情」のいずれかの高さによって進化先が変わっていく。
なお、途中で最も高いカルマ値が変わった場合、そのカルマ値に従った形態に進化する。
ただし究極体のみは終盤で選択したルートに沿った形態が選ばれる。
グレイモン以外の姿にもなるため、おなじみの声で喋るあのデジモンやらこのデジモンやらと珍しいものが見られる。
- 日向ミノル(声:阿部敦)
タクマの親友であり、楽観的なお調子者。
軽口や冗談で場を和ますムードメーカーだが、それ故にトラブルを招きがち。
争いごとが苦手な性格で軽口を言うのもそのためのようだ。
- ファルコモン(声:宮崎寛務)
ミノルのパートナーデジモン。『セイバーズ』でお馴染みの紫色の忍者衣装ではない。*2
ミノルとは対照的なしっかり者で真面目な性格だが、時折感情的で突飛な行動を取ることも。
おそらくはミノルの「ヒーロー願望」が元となっている。
- 渋谷アオイ(声:本渡楓)
タクマとは違う学校に通う中学三年生の少女。
クラス委員を務めるなど真面目で大人しい性格だが、怒らせるとそれまで喧嘩していた東雲カイト&加山シュウジが速攻で黙るくらい怖い。また、それ故に周りの不満や無理難題にも合わせがち。
料理が得意であり、母性的な一面がある。
- ラブラモン(声:藤井ゆきよ)
アオイのパートナーデジモン。控えめなアオイとは異なりハッキリと物事を言う性格。
アオイの事を第一に想い、互いに肯定し合うなど良好な仲を築いている。
おそらくはアオイの「自己肯定願望」が元となっている。
ドーベルモン→ケルベロモン→アヌビモン
激情ルートクリア後解禁:プルートモン
真実ルート9章後解禁:バイフーモン
- 富永リョウ(声:阿座上洋平)
中学三年生の少年で悪ぶっているが根は寂しがり屋で臆病。マザコン。
デジタルワールドへ転移してからは弱い面が目立つようになる。
また他の子どもたちと異なり、パートナーであるクネモンにも心をなかなか開こうとしない。外見が『オレゴラッソ』の幡場正巳もしくは『U19』の安室拳に似ている
- クネモン(声:新井良平)
リョウのパートナーデジモン。
パートナーの中で唯一人語を喋る事が出来ないが、言葉は理解できる様子。
健気にリョウをサポートしようとするが、前述のリョウの態度もあってなかなか上手く行かない。
おそらくはリョウの「幼児性」が元となっている。
- 君島サキ(声:高橋ミナミ)
言いたいことをハッキリ言う自由奔放で気分屋な性格の中学一年生の少女。
ミノル同様に楽観的な面があるが、どこか本心を隠しているようにも。
- フローラモン(声:下地紫野)
サキのパートナーデジモン。
サキ同様に言いたいことをハッキリ言うさっぱりとした性格でサキとの相性は良く、良好な関係を築いている。ただし、究極体以外の進化形態は不評。
おそらくはサキの「対等な関係の願望」が元となっている。
ベジーモン→ブロッサモン→ケレスモンメディウム
真実ルート10章後解禁:シェンウーモン
- 加山シュウジ(声:広瀬裕也)
子供たちの中では最年長の高校1年生。最年長という事もあり責任感のあるしっかり者な性格で、タクマ達からも頼りにされている。
しかし、デジタルワールドへ転移してからは「自分こそがしっかりしなければ」と気負うあまり、行動が空回りする事が多くなっていく。
もっとも、あまりに安全を意識するあまり、妥協案や代替案も出さず現状を進めようとする意見さえ否定する有様なので、空回りというよりは自爆に近い。
安全重視とはいえ、自分だけ拠点に残るなどの真性チキンムーブはしておらず、出先でもメンバーの安全を気に掛けるなどリーダーとしての意識自体は本物である。
追い込まれた果てに、デジモンシリーズにおいて前代未聞の末路を迎えてしまった人物。
- ロップモン(声:大空直美)
シュウジのパートナーデジモン。
無邪気で大人しい性格だが、それ故にシュウジから邪険にされており、やがて罵声を浴びていくようになり…
勘のいいシリーズファンならロップモンがパートナーになったという時点で展開を予想できた人もいるはず。
他のメンツと違い、寄りにもよってコンプレックス・トラウマ・ストレス原因たる要素が元となってしまっている。
結果、何をするにしてもシュウジの不興を買うという不毛な関係となった。
- 東雲カイト(声:高梨謙吾)
キャンプが行われている校舎の周辺に住む少年。
無断で外出した妹のミウを探しに行ったところでタクマたちと出会い同行する。
見た目通り喧嘩っ早い性格だが、仲間想いで不器用な一面もある。
ミウに対しては過保護で、他人にあまり頼ろうとせず一人で抱え込みがち。
しかし、その気遣い方があまりにも過剰であり、転じてミウに対して何も知らない・信じることができない・何の役にも立たないと罵るのと同レベルであることに気付いていない。
- ドラクモン(声:根本幸多)
カイトのパートナーデジモン。
暴走しがちなカイトを上手く諫める事が多く、さながら悪友のような関係を維持している。
おそらくはカイトの「状況を収めようとする気質」が元となっている。
- 東雲ミウ(声:和多田美咲)
カイトの妹で、呪いの話で周りを怖がらせようとするなどで引っ掻き回す不思議ちゃん。
カイトの過保護さを鬱陶しく思っているが、本気で嫌っているわけでもない。
- シャコモン(声:高野麻美)
ミウのパートナーデジモン。
ミウとは異なり常識的かつ現実的な性格だが大の仲良し。
おそらくはミウの「自立願望」と「自閉気質」が元となっている。
- 教授(声:山路和弘)
デジタルワールドへと迷い込んだ唯一の大人。
地方の私大の准教授で民俗学を教えている。
現実世界における超常現象の謎を解くカギが各地の伝説―「ケモノガミ伝承」にあると思い、
キャンプが行われている土地を訪れ、祠を調査。
タクマたちと出会い、デジタルワールドへと転移する。声が『デジモンゴーストゲーム』におけるピエモンと同じだが、たぶん偶然だろう。
- ハル(声:鈴木真二)
デジタルワールドへと迷い込んだ少年で廃墟の校舎に身を隠していた。
物静かで大人しい一方でミユキを強く想う一面もある他、大人びた事を言う事もある。
冒頭ではミユキと共にデジモンから必死に逃げていたが…?
- ミユキ(声:小原好美)
同じくデジタルワールドへ迷い込んだ少女でハルの姉。
異様に物静かでハルのいう事に対してオウム返しのような反応ばかりしているが、ハル曰く怖い目に遭った影響らしい。
歌をうたう事が趣味らしく、歌声も綺麗。
- ジジモン(声:島田敏)
廃墟の遊園地で成長期デジモンたちと暮らす友好的なデジモン。
子供たちにデジタルワールドの事を詳しく教えてくれる。
- ガルルモン(声:山口眞弓)
子供たちを生贄にしようとする敵デジモン集団の一員。
人間を嫌っているが、卑怯なやり口を嫌い正々堂々とした姿勢を好むなど根は真面目。
珍しいライバル関係にあるガルルモン。ルートによっては後半から行方をくらましてしまう事も。
- レナモン(声:?)
子供たちの前に時折表れる成長期デジモン。
一応協力者ではあるが、子供たちがデジタルワールドへ誘われた事を快くも思っていない。
敵デジモン集団の一員で子供たちを罠に掛けようとする策士。
残忍な性格で自身の策を弄して子供たちを精神的に追い詰めていく。
『02』とかを見たプレイヤーの中には、一目見て「あ、こいつアルケニモンだな」と気づけるレベルで怪しい変装を決めてくる。
というか当時と声優さんが同じ。
- フードのモンスター(声:大塚明夫)
敵デジモン集団の黒幕。
デジタルワールドの異変の原因を人間の子どもたちであると考え、
崇拝している「主」に生贄として捧げようとする。
手足から推測できるその正体は…
【評価】
久々の完全新作となるデジモンゲームだが、評価は賛否割れている。
上述の通り、会話では子供たちやパートナーデジモン間でいがみ合いが多く描かれる他、
キャラの容赦ない死亡シーンまで描かれていくために「デジモンでこういう重い話は見たくない」という声が多く出ており、『ギスモン』なるあだ名を付けられてしまっている。
中には「選ばれし子供たちのメンタルの強さを再確認できた」なんて意見も見られている。
また、バトル部分は単純に出来が甘い。
ダメージ数値が異様に高く、一、二撃で敵味方双方ともに沈むことがしばしば。
戦闘終了後は一括で経験値が入る事もあり、無理に敵デジモンすべてを倒す必要も無い。
とりあえず成熟期以降まで進化しておけばまず負けないなどで、バランス面はお世辞にも良いとは言えない。
というよりも、作中で大量に入手できる育成アイテムが投与制限皆無なあたり、最初からゲームバランス取りは放棄してると見ていい。
幸いオート戦闘があるのでかったるさはある程度緩和はできるが。
他にも、デジモンゲームとしては珍しく育成要素がほぼ全くない事を寂しがる意見も見られている。
もっとも、本来デジモンは接し方によって進化の方向性が変化し、それに応じた強さになるというものなので、後から強化できる方がイレギュラーであるが。
もちろん評価されている部分もあり、これまでにない基軸のストーリーや良くも悪くも等身大で人間臭いキャラクターたちを高評価する声も見られている。
特にパートナーデジモンは進化系を含め意図的にこれまでスポットの当たる事が少なかったデジモンを中心に選出されており、その事を喜ぶファンも多い。
例えばアグモン以外だとロップモン、ラブラモン、ドラクモンがサブキャラや映画ゲストキャラのパートナー経験があったくらいだが
ドラクモンは出番が少なく、ラブラモンは映画と進化ルートが異なっている。ファルコモンも前述の通りアニメに出演したのは亜種の方である。
またデジモンアドベンチャーを意識した演出・設定も多く、キャスティングも共通したものが多い。*3
【余談】
- 初報は2018年の5月と発売から4年以上も前に報じられた。その後、開発が難航して一旦環境の見直しが図られたりその間にコロナが流行って大変な事になったりと様々な出来事が起きたが何とか無事に発売。ゲームシリーズとしては異例の難産タイトルとなった。
初報があの悪名高い『デジモンアドベンチャー tri.』の6章公開直後という事もあり、ブランドイメージを何とか良い方向に保つためにロクに出来ていない状況で急いで報じたなんて邪推もされている。結果として『tri.』とは別方向で悪趣味な要素が目立つストーリーとなってしまったが… - 結果的にだが、怪奇性を押し出し死人も出るハードな作風は『デジモンゴーストゲーム』に先駆けられてしまっている。あちらはキャラクター関係は比較的良好ではあるが。
僕たちは知らなかった、何気ない追記・修正がとても儚く脆い事を…
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▷ コメント欄
- アニメのノリで入ると痛い目を見る作品 -- 名無しさん (2022-10-10 20:51:39)
- 割りと好きだが育成がないのはやっぱり寂しい -- 名無しさん (2022-10-10 23:03:41)
- デビルサバイバー辺りだと思ってプレイした方が良い -- 名無しさん (2022-10-11 00:19:46)
- 始めたばかりだけどギスギスし過ぎて草。サイバートゥルースが若干年齢層高めだと思ったけど、さらに高い印象 -- 名無しさん (2022-10-11 01:42:48)
- ゲームシステムはお世辞にもよく出来てるとは言えないけど、シナリオや登場人物はかなり攻めてたし頑張ってたと思う。こういう挑戦的な作風の作品は今後も作ってほしいな -- 名無しさん (2022-10-11 01:59:12)
- 正直、4年待った割には…という印象がついちゃってね。19年あたりに出てればもうちょい評価上がったような。 -- 名無しさん (2022-10-11 02:01:12)
- ゲームシステムが残念なのがね…そこにしょうがないとはいえ賛否が出やすい攻めたシナリオがドンだ -- 名無しさん (2022-10-11 21:44:57)
- 2週目でリョウを助けられてこれで暗い雰囲気から解放されると思ったらシュウジの流れが変わらなかったから軽くビクついてたけど、助かったリョウが助けてくれたのは良かった -- 名無しさん (2022-10-11 22:06:48)
- また似たような作風で作っては欲しい。でも女の子のパートナーデジモンにウンチ投げさせるような挑戦はやめた方がいいと思う -- 名無しさん (2022-10-12 06:00:49)
- ↑よりにもよってベジーモンへ進化させるチョイスは苦笑しかせんわってね…; -- 名無しさん (2022-10-12 06:53:05)
- 周回しなきゃいけないゲームなのに戦闘が苦痛レベルでシナリオコンプできる人ほとんどいなかったんじゃないか。ダメージのバランスはさておき段差有りのマップなのにカメラが一定角度ずつしか回せずに透過もあまかったり、エフェクトもショボくて一部SEに至っては不快(虫系デジモンの羽音が何故か陳腐な蚊かハエの如し、水棲系はドチャッドチャッっと腐ったトマトを投げつけるような音)。4年かけてFEの出来損ないというか簡易演出しかないGジェネというかな代物作ってたのかよ -- 名無しさん (2022-10-13 13:08:22)
- デジモンである必要が無かった。 -- 名無しさん (2022-10-16 11:57:09)
- デジモンであえてこれをやるって発想自体は好き。ただ令和に出した、それもそれなりのブランド力あるデジモンでこのゲームクオリティってのが問題だった。これならゲームじゃなくて漫画とか深夜アニメとかシナリオだけを楽しめる方向で見たかったな -- 名無しさん (2022-10-16 12:05:06)
- アオイさんとカイトの死亡なんか完全にまどかマギカの魔女化だわな -- 名無しさん (2023-08-11 01:56:00)
- タクマやミノル以外全員死ぬルートあるんだよね。特にリョウやシュウジさんは真実ルート以外のルート全てで死ぬし -- 名無しさん (2023-08-31 19:18:36)
- シュウジさんはマジでストレスハンパなかった -- 名無しさん (2023-09-07 20:34:03)
- スーツェーモンの祠の場所はまさに灯台もと暗しだった -- 名無しさん (2023-09-26 21:41:41)
- ⬆️2、カイトもね。あいつが言ってるのって「お前は俺の言うこと聞いてろ!」って言ってるのと同じだぞ。そら反発されるわ -- 名無しさん (2023-10-13 20:39:24)
#comment(striction)
*2 というより本作のファルコモンは『デジモンアクセル』が初出であり、『セイバーズ』のファルコモンはその亜種という設定である。
*3 レナモンに関してはテイマーズ時代に担当していた今井由香氏が声優業を引退している
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