登録日:2022/04/27 Wed 18:02:56
更新日:2024/06/18 Tue 13:36:40NEW!
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デジモン デジタルモンスター 地獄 七大魔王 デジモン勢力 ダークエリア
『ダークエリア』とは、『デジタルモンスター』に登場する地域。
また、そこに住むデジモン達を総称する勢力名として使用されることもある。
様々なデジモンの解説等から読み解ける部分も多いが、
現在まで、アニメやゲーム等でハッキリと描写されたことはなく、まだまだ謎の多い地域である。
また、複数存在すると言われるデジタルワールド(サーバー)それぞれにダークエリアが存在するとのこと。
ただし、それらの全てで同じ設定が適用されているかどうかは不明である。
【概要】
寿命を迎えたり、戦いに敗れ消滅したデジモンが送られる、いわゆる《冥界》のエリア。
ただ、デジタルワールドの一般的な地域とは異なり、ダークエリアは別のレイヤーに存在していると言われる。
「デビモン」の設定では『デジタルワールドの空間の歪に存在する』と語られている。
そのため、幸か不幸か『プロジェクトアーク』によって散布された“Xプログラム”が行き届かず、生息するデジモンにも大した影響は出なかったという一面もある。
アニメ『デジモンアドベンチャー02』に登場した《ダゴモンの海》のような関係にある地とも推測できる。
とはいえ、普通のデジモンが完全に行き来できない訳ではなく、(封印はされているものの)『門』と呼ばれる場所が存在している。
『デジモンクロニクルX』では、封印されていた悪のデジモン達が混乱に乗じて門を突破しようとしていた。
デジモンの中にもダークエリアに繋がる能力を持つ者がいる。
ケルベロモンは得意技『インフェルノゲート』で大地に描いた「地獄の門」を開けてダークエリアに相手を突き落とすことができる。
ダークエリアの深淵より出でしガルフモンには下半身に全てを飲み込む程の大きな“口”が付いている。
その口はダークエリアの深淵に繋がっていると言われているが、そこに吸い込まれたものは魂とデジコアを粉々に砕かれて、二度と抜け出ることが出来なくなると言われている。
ダークエリアには邪悪なエネルギーも満ちており、バルバモンはそのエネルギーを利用して超高熱爆破する必殺技『パンデモニウムロスト』を持つ。
また、ダークエリアに満ちる怨のデータからは“深怨なる手”が発生し、ピエモンにヴァンデモンを強制吸収させたボルトバウタモンを生み出したりもした。
◆転生
ダークエリアには、ダークエリアを守護・監督するデジモン“アヌビモン”がおり、転送された(要は死亡した)デジモンの善悪を判断する。
そして、善きデジモンのデータはデジタマに還元し、悪しきデータであればダークエリアの永遠の闇に閉じ込めるという。
ベルゼブモン(X抗体)の設定で語られたところによると、ダークエリアには『エル:エヴァンヘーリオ』と呼ばれる意思持つ炎が存在している。
これは自在に形を変える紅蓮の炎で、ダークエリアに墜ちた罪人の魂を裁き、救済するために用いられるという。
邪悪なデジモンはデジコアごと消滅させられてしまう。
◆生息デジモン
一方で、ダークエリアは(死亡を経なくても)“邪悪なデジモンが堕ちる/堕とされる場所”、という《地獄》の側面も持つ。
強さと破壊を追い求め、ダークエリアに堕ちた堕天使型デジモンのなれの果てであるスカルサタモンや、元々は天使型デジモンだったがダークエリアに堕とされたデビモンやデスモン等々…。
また、来歴は不明だがグランドラクモンは古くからダークエリアに城を構えており、ダークエリア自体が生まれる経緯に関係しているとも噂されている。
それ以外にも、通常(?)のデジモンも発生するらしく、イビルモン*1やドラクモン*2、ケルベロモン*3がその手の例である。
デビドラモンも『デビモンにダークエリアより召喚された』という設定があるので、こいつもダークエリア産のデジモンである。
特殊な例ではポキュパモンがいる。
これは元々ダークエリアに生息している種ではなかったが、他種族デジモンに追いやられていった結果、現在はダークエリアに生息するようになった。
なお、身体は邪悪な出で立ちの特殊レザー素材のスーツで覆われており、これは生存競争が激しいダークエリアで生きていくための擬態の効果がある。
<七大魔王>
それぞれが強大な力を持ち、独立して存在している7体の魔王型デジモンの総称。
あまりに強く、凶悪な力と野望を秘めているため、ダークエリアに封印された、という過去を持つ。
「コキュートス」と呼ばれるダークエリア最深部を根城にしており、それぞれでテリトリーを所持している。
ただ、リヴァイアモンは『ダークエリア付近のネットの海底に眠っていると伝えられ~』とされているため、ダークエリアにいない可能性もある。
まあ、書き方は伝聞形式なので、“そう伝えられているが、実態は違った”という可能性の方が高いか。
なお、ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース』にて、とんでもない設定が登場した。
それは、「全ての平行世界に存在する七大魔王は本来の力を等分された封印状態である」というもの。
その上、先に「ダークエリアはデジタルワールドそれぞれに存在する」と書いたが、公式で“「コキュートス」は、各デジタルワールド共通のエリアであり、1つしか存在しない”と明言された。
それらを考え合わせると、七大魔王の本体はコキュートスにのみ存在し、各ワールドの魔王はその分霊のようなもの。
彼らは分霊の状態でしかコキュートスを出れず、一つのワールドで滅ぼされても、その力は本体に還元されるため、他の世界の七大魔王の力が増す。
…ということになるのだろうか?「バンダイの人、そこまで考えてないと思うよ」
グランドラクモンやガルフモンもコキュートスを根城とすると明言されている…?どういうことだってばよ。
なお、コキュートスは“ダークエリアの中心部”とされることもあるので、ダークエリアはすり鉢状の逆円錐のような形をしており、
その頂点が全て重なり合った位置がコキュートスなのかもしれない。
彼らに対しては、ダークエリアの監督者アヌビモンですら手が出せない。
また、七大魔王に葬られたデジモンはアヌビモンの裁きを受けて転生することもできず、直接ここに送り込まれ魔王たちの血肉となるとも言われている。
ゲーム『デジモンワールド Re:Digitize Decode』のシナリオ内ではトレインガレージの電車に乗ることでダークエリアに行くことができる。
時間が経過せず、地図も確認できない暗黒の領域で、シナリオ内ではベルフェモンとリヴァイアモンの城に行くことが可能。
ただ、ここが「コキュートス」なのかは言及されていない。
また、七大魔王に関連する用語として『大罪の門』と呼ばれるものが存在する。
だが、上述した通常のデジタルワールドとの門の一種なのか、はたまたダークエリア内に存在するのか等の詳細は不明。
◆その他エリア
ファスコモンの図鑑では『ダークエリアに広大に広がる黒い森「エビルフォレスト」に生息している』という設定が語られている。
そのため、通常のデジタルワールドのような土地や生態系が構築されている可能性も充分にある。
追記・修正はグランドラクモンに謁見し、ダークエリアの謎をすべて解き明かしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- デジモンカードでは墓地の名前なんだけどその後普通にカードとしても出てくるので子供の頃混乱した -- 名無しさん (2022-04-27 20:08:59)
- ゴスゲのリリスモンは自分でゲート開けれると言っていたし魔王クラスは行き来自由なのかな -- 名無しさん (2023-07-30 13:02:05)
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*2 ダークエリアいちのいたずら好きデジモン
*3 人狼モードの説明で『ダークエリアに棲まい、“地獄の番犬”と呼ばれる』という設定が語られた。
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