登録日:2011/11/13(日) 21:28:33
更新日:2023/08/10 Thu 15:12:14NEW!
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北欧神話 ヨルムンガンド 架空の生物 ロキの子 武器商人 毒蛇 幻獣 神殺し 最強 ミドガルズオルム ミズガルズ蛇 終末の大蛇 神話の幻獣 ヨルムンガルド
北欧神話に登場する幻獣の一体。
別名ミドガルズオルム、ミズガルズ蛇、世界蛇とも。
無限の象徴ウロボロスと同一視される。
表記揺れで「ヨルムンガルド」とも。
ロキが女巨人アンクルボザとの間にもうけた三体の内一体(残り2体はフェンリル&ヘル)。
名前は「巨大な杖」の意で、事実兄弟の中でも飛び抜けて大きい。
最初はヨトゥンヘイム(霜と丘の巨人の国)で育てられていたが、その存在を知ったオーディンにミドガルズ(人間界)の海に捨てられてしまう。
しかし、ヨルムンガンドの方はそのまま海底で成長を続け、遂にはミドガルズをぐるりと取り囲んで有り余るまでに巨大化し、自身の尻尾をくわえる。
そしてラグナロクの訪れに応じて目覚め、陸に這い上がり神々と戦う。
最後はトールのミョルニルに頭をかち割られるが、毒でトールを殺し実質相打ちに持ち込む。
ちなみに、ヨルムンガンドは普段海底で静かに過ごしているがトールとはしょっちゅうすったもんだしている。
二人(?)の初邂逅はトールが巨人ヒュミルに「釣りにでも行こう」と誘われた時。
釣竿に大物の気配を感じ、引き揚げたらそれは魚ではなく巨大な毒蛇。
ミョルニルで殺そうとするも、その一撃を耐え、舟を壊されてはかなわんとヒュミルが釣り糸を切り、事なきを得る。
次に会うのは、巨人王ウートガルザ・ロキの宮殿
スクリューミルの一件の後、今度はロキや従者のシアールフィ、レスクヴァを引き連れて戻ってきたトールに対し「そこの猫を持ち上げて、脚を地面から離してみなよ」と言うウートガルザ・ロキ。
トールが猫を持ち上げてみると……猫の胴が伸びて持ち上げることができなかった。
実は猫はヨルムンガンドで、幻術によって化けた姿で、最初から持ち上げるなど到底不可能だった。
三回目は上述した、ラグナロクにおける最終戦争。
こうして考えると、オーディンに捨てられ、トールに振り回され、結構不遇な生涯だったと言えなくもない。ただトールという北欧のゼウス・最強の神を殺した最強の幻獣といえる。
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▷ コメント欄
- 自分の尻尾をくわえるとかウロボロスと同じところあるんだよな。 -- カニ (2013-03-20 22:25:23)
- ヨルムンガンド(猫) -- 名無しさん (2013-10-21 17:06:09)
- 何故か遊戯王ではヨルムンガンドモチーフのモンスターは揃いも揃ってあまり強くないありがたくないジンクスがある。フェンリルは強すぎてやらかしたのがいるけど……。 -- 名無しさん (2023-08-09 18:00:11)
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