登録日：2021/08/10 Tue 05:32:16
更新日：2024/06/03 Mon 13:33:47NEW!
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セールスじゃ…ない…？
サナモリは『淫獄団地』の登場人物。
CV：優木かな(プロモーションビデオ)
●目次
人物
団地の4号棟の住人。一見子供にしか見えないような小柄な体型をしているが、一応人妻。
普段着も子供っぽい印象を与える可愛らしいもので、パンツに至ってはウサギ柄だったりと小柄を通り越して合法ロリ的な属性を備えている。ただし毛は生えている。
気弱でおどおどした性格の持ち主。外が怖いため引き篭もりがちで、配達物も置き配にしてマジックハンドで受け取るほど。
普段はクローゼットを自室代わりにしており、布団やPCや本棚を設置してその中で過ごしている。
カタギリ曰く「まとも」だったらしく危険度ランキングにも入れられていない*1が、
何故かセールスを異常に恐れ、玄関に大量に張り紙をしたり火災報知器の点検業者にまで居留守を使ったりと極端な行動に出るようになってしまっており…
その秘めたる欲望（？）
あわわ！早く！
隠れなきゃ！隠れなきゃ！
使用リビドークロス：ローリー・ポーリー*2(引き籠り魔)
特色／力：ダンゴムシ型の外装に身を隠す
| レアリティ | B |
| 属性 | 防御タイプ |
| 攻撃力 | ★ |
| 防御力 | ★★★★★ |
| スピード | ★ |
| 射程 | ★ |
| 拘束力 | ★★★ |
ヨシダたちが部屋を訪ねた時、なんとサナモリは既にリビドークロスを身につけていた。本人曰く玄関先に置かれていたらしい。
彼女のリビドークロスはその名の通りダンゴムシの甲殻を模した巨大な外装が背中に備え付けられているもの。
それだけなら可愛らしいとも言えそうだが、布地部分は細いバンドのようなもので辛うじて乳首や股間を隠しているだけと極端に露出が多く、
腕輪や外装には♂・♀のマークがあちこちにあしらわれているなど、全体的には過去登場したリビドークロスに負けず劣らず「卑猥で異常」なデザイン。
恒例のギミックは至ってシンプルで、本物のダンゴムシのように外装を球状に変形させてその中に身を隠すことができる。
サナモリの性格上基本的に身を守る以外の用途には使われていないが、一応丸まった状態で転がって突進することで攻撃も可能らしい。
少し強めに迫られただけで知り合いのはずのカタギリを「セールスの仲間」と認識して拒絶してしまうなど、ベクトルは違えどやはり正気を失ってしまってはいるようだが、
他の人妻たちとは違い「セールスから隠れたい、身を守りたい」という内向きな欲望が強められているせいか、基本的に怯えて隠れたがっているだけであり積極的に他人を襲うことはない。
怯えさえさせなければ会話への受け答えもまともにでき、ヨシダに向かって「私は変態なんかじゃありません」とムッとしながら言い返す一幕も。だったらそんなわけのわからん服を着るな。
どうやらセールス恐怖症になってしまったのはAランク人妻の押し売り魔・カンザキに目をつけられたせいらしく、部屋の中は彼女に押し売りされたものと思しき絵画や壺などのガラクタだらけになっている。
同じくカンザキのターゲットにされてしまったヨシダに救いの手を差し伸べ、彼を外装の中へ匿うが……
解き放たれた欲望
ようこそ…♡
私の超安心安全ドスケベ領域へ♡
やっぱりサナモリも狂っていた。
彼女は閉所性交性愛（クラストロフィリア）*3という性癖の持ち主であり、リビドークロスは「超安心安全ドスケベ領域」と称した領域展開外装に男を閉じ込めてコトに及ぶために作られたものであった。
サナモリが持ち込んだのかリビドークロスそのものの装備なのかは不明だが、外装の中には大量の電マが仕込まれているのが確認できる。固有結界・無限の電マ製。
初対面の段階から狙っていたのか、あるいは助けた際に魔が差したのか、ヨシダとともに外装に閉じこもったサナモリは本性を表して彼に手を出そうとする。
だがその前にカンザキに見つかってしまい、どうしてもヨシダに商品を売りつけようとする彼女と戦闘に発展。
自分の領域を侵させるまいと必死に抵抗するものの、さすがにカンザキのバケモノじみた膂力には耐えきれずバールで外装をこじ開けられ、
さらに弱点となる共振石を破壊され、意識を失ってしまった。
その後は再び団地での生活に戻ったものの、他の変態人妻達同様リビドークロスを復元されバニシング排斥婦人会の監視下に置かれてしまっているようで、
イチノセ達が勝手に淫行に走ったことで連帯責任を問われ、制裁を受けている。
イチノセの勧誘を受けて変態人妻達の自助会にも参加しているが、かなり常人寄りな感性をしていることもあり他のメンバーに怯えてしまっている。
余談
ちなみに、単行本特典*4によると夫婦仲は良好で、夫とはオンラインゲームで知り合ったとのこと。
小太り体型の温厚で優しい男であるらしく、くっついていると自分の部屋のように心が落ち着くらしい。
単行本2巻のおまけでは小柄で線の細いサナモリとは対照的に大柄な姿で描かれており、サナモリからは「クマさん」とあだ名で呼ばれている。
妻の嗜好にも理解があり、普段の夫婦の営みは布団を敷き詰めたクローゼットの中で行っている。シキジョウのターゲットにされなかったのは不幸中の幸い。
…以上のことをまとめれば早い話、他のB〜B+ランクの人妻達とは違い自分の性癖にも折り合いをつけて平穏に暮らしていたのに、カンザキの押し売りとリビドークロスに全て台無しにされてしまったということで、変態人妻達の中ではかなり同情に値する人物。
住んでる場所が悪かった、というのがサナモリの最大の悲劇と言えるだろう。最悪A級人妻達に団地を追い出された方がまだ幸せまであるかも。
反面、他の人妻達とは違い自分の性癖を理解し尊重して愛してくれる理想的な夫という得難いものを得ておきながら、その夫を裏切ってヨシダに手を出しかけるというかなり業の深い不貞を働いてもいる。
またヌマジリの言を信じるなら「ダンゴムシみたいな格好で夜な夜なコロコロ転がって」いたらしく、実際単行本のおまけではリビドークロスを着て外装に閉じこもり屋外でオナニーに耽っていたところをハセガワに目撃されてしまっているなど、他の人妻よりは遥かに無害*5とはいえ一切潔白というわけでもない。
リビドークロスに影響された上での行動でもあるため致し方のない面はあるのだが、彼女がその件について内心どう思っているのかは今のところ不明。
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▷ コメント欄
- 街自体がヤバくて他の団地も似たような状態だからどこに引っ越しても同じ何て事はないだろうな… -- 名無しさん (2021-08-10 06:08:17)
- これ乱立してるけどまとめられんのか -- 名無しさん (2021-08-10 06:55:01)
- イチノセと違って旦那とはいい仲なのにヨシダのこと襲おうとしたんだよな… -- 名無しさん (2021-08-10 07:17:16)
- リビドークロスそのものに着用者の欲求を増幅する効果があるのかもしれない（元々アレなやつが多すぎて今までフィーチャーされなかったのかもしれんが） -- 名無しさん (2021-08-10 13:33:50)
- まだあの団地だと無害な方だよな -- 名無しさん (2021-08-10 14:15:18)
- ↑2 単行本のリビドークロス図鑑には実際「装着者の○○欲を増幅」という解説がされている。ショウダによれば共振石で性欲の増減ができるらしい。 -- 名無しさん (2021-08-15 00:05:31)
- リビドークロス自体が思ってたよりヤバい物っぽいからな… -- 名無しさん (2021-08-22 04:32:54)
- 仲間になったらメイン盾として活躍しそう -- 名無しさん (2021-12-03 00:56:26)
- 彼女のリビドークロスって、他の人といっしょに入るの難しそうだよな。ヨシダは小柄だから入れたけど、夫のクマさんはまず無理だよね。 -- 名無しさん (2021-12-03 19:45:41)
#comment(striction)
*2 英語で「ダンゴムシ」を意味する俗語
*3 claustrophiliaの日本語表記は定まっていないものの、作中では「クラストロフィリア」で統一されているので本項もそれを踏襲する。
*4 アニメイト限定4pリーフレットの短編小説『サナモリ、狭いの大好き！』。
*5 ヨシダの一件を除けば他人を巻き込んだり団地そのものを汚損するようなことはしでかしていない
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