淫獄団地

ページ名:淫獄団地

登録日:2021/02/05 Fri 10:59:39
更新日:2024/05/24 Fri 13:44:58NEW!
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───変態人妻の脅威から団地の平和を守れ、新米管理人ヨシダ───!


『淫獄団地』とは、ニコニコ静画の『ドラドラしゃーぷ#』にて2021年1月8日から連載中の全年齢向け漫画である。
作画は丈山雄為、原作は搾精研究所。
現在、「ドラゴンコミックスエイジ」から5巻まで発売されている。


【概要】

ニッチ層向けの18禁同人CG集でありながら、濃すぎるキャラクターとキレッキレの台詞回し、
そしてぶっ飛んでいながら妙に練られたストーリー展開で話題を呼んだ『搾精病棟』の作者による、まさかの全年齢向け商業作品


ジャンルを「人妻エロティックサスペンス」と称し、その名の通り青年漫画相当以上の過激な性描写*1の頻出する作品ではあるが、
そこは搾精研究所作品、当然普通のお色気漫画で終わるわけがなく、「頭のおかしい住人がウジャウジャいる」団地を舞台に、
謎の衣装・リビドークロスの力を得て暴れ回り、団地住民に危害を加える変態人妻達に新人管理人が立ち向かうという、
さながら少年漫画や特撮ヒーロー番組を連想させるようなストーリーが展開される。
ヒロインというよりは怪人の類いにしか見えない人妻達の暴れぶりや妙にスタイリッシュでかっこいいリビドークロスのガジェット、
それに無力ながらどうにか立ち向かおうとする主人公・ヨシダの姿など、例によってエロ以外の部分にも変な見どころは多い。
というより、今回はあくまで全年齢向けなのでそっちがメインと言っても過言ではない。
もちろん旧作譲りのハイセンスかつハイテンションな台詞回しも健在。
今回は作画担当が別についている*2ため、画力はFランではなくなったものの、
あまりに台詞回しが特徴的すぎて作画の向こうに例の絵柄で暴れ回る変態人妻を幻視してしまう読者も多発した。*3


なお、ニコニコ静画版では黒海苔黒いブロックで乳首などの局部やきわどい部分は隠されていたが、コミックス版では当然の如くそれらは外されている。




【あらすじ】


体を壊して入院してしまった父に代わり、とある団地の管理人を務めることになった青年・ヨシダ。
だが、彼は父からある気掛かりな言葉を聞かされていた。
「あの団地は本当に頭のおかしい住人がウジャウジャいる… 夜は絶対気をつけろよ… 特に人妻には…
不安に思いながらも迎えた団地での初めての夜、彼は早速その言葉の意味を知ることになる。
欲望をむき出しにさせ狂気を発症させる謎の衣装・リビドークロスを身にまとい、次々に襲いくる変態人妻達。
彼女達の脅威からヨシダは団地を守れるのか? 彼女達にリビドークロスを与えているのは何者なのか?
謎と戦慄に満ちた、ヨシダの「地獄の管理人生活」が幕を開ける……




【用語】


  • 団地

主人公・ヨシダが管理人として働くことになった団地。
美人の人妻やその子供達が多く住む一見何の変哲もない団地だが、「卑猥な服を着た女の変質者が多数出没し、若い男が被害に遭っている」という不穏な噂があり、
実際に団地の近くには『変質者注意』の看板が多数設置されている辺り、少なくとも根も葉もない噂というわけではない様子。
前任の管理人であるヨシダの父親は「本当に頭のおかしい住人がウジャウジャいる」「特に人妻には気をつけろ」と忠告しており、
ヨシダが管理人になる前からリビドークロスによる犯罪が起きていたのではないかという疑惑もある。
続々登場するヤバい人妻たちを見るに、リビドークロスとは関係なしに異常者達が暴れ回っていただけという可能性も十二分に考えられるが。


  • 人妻危険度ランク

カタギリが仲のいいママ友と共有している、読んで字の如く関わり合いになりたくない厄介な人妻をランク付けした表。
B・A・Sランクの3段階で評価されており

  • 危険度B……犯罪兆候のある人妻どう考えてもそうは思えないが接し方を誤らなければ無害。
  • 危険度A……団地を支配する凶悪ママ友集団。カタギリ曰く「半端ない」イジメを行うらしく、彼女達によって強制退去に追い込まれた家庭が何世帯もあるらしい。
  • 危険度S…… 未確認反社会人妻。正体不明だが関わったら死ぬと言われている。

という基準で分類されている。さらにB+とこと細かく分類されていることもある。
また、ランクの高い人妻は何故か身体能力や戦闘能力も高くなる傾向にあり、Aランクのショウダやアンドウはリビドークロスを着たB級人妻を生身のままほぼ一方的に倒してしまうほどの力を見せつけている。
S級人妻となればA級人妻単体がフルパワーで対応しても相手にならず、後述の組織関係者は今のところ全員S級相当で、フルパワーで挑んできたA級人妻をほぼ無傷で完封している。
ちなみに3話までに登場した3人の変態人妻は全員Bランク、かつ(少なくともワタナベ以外の2人は)リビドークロスによる暴走抜きでの評価となっている。
このランク付けに対し「あんなやべー女たちが危険度B止まりなのか…」という困惑を抱くとともに、同じくトップがSクラスのランク付けでB相当と評された戸愚呂(弟)を想起した読者も多かった様子。
一方でA級人妻のハセガワには「情報スッカスカアフィ広告貼りまくりのクソWiki」呼ばわりされており、そのせいで情報の信頼性とカタギリの人間性を疑う声も浮上しつつある。
一応あくまでハセガワが言っているだけのこと……だったのだが、のちにサイトがアフィだらけであることと情報の正確さに欠けていることは事実として描写されてしまった。


  • リビドークロス

人に言えない欲望を秘め、世間への不満を蓄積させた人妻のもとに贈られる謎のスーツ。
いずれも極端に露出の多いボンデージ風のデザインであり、ヨシダ曰く「卑猥で異常な服」。各スーツの固有名が刻印されたアタッシュケースに入れられて届けられる。
各スーツにはそれぞれ着用者の欲望を満たすための強力なガジェットが備わっているほか、着用者の理性を奪い欲望を増幅させる効果があるらしく、
着用した人妻は狂気を発症(原文ママ)し、欲望の赴くまま暴れ回るようになってしまう。
また身体能力を強化する機能もあるらしく、カンザキやゴウダなど一部の例外を除いて生身の人間が着用者を正面から相手取るのは難しい様子。
首元には共通して「共振石」という濁ったソウルジェム黒い結晶体が吊り下げられているが、これは弱点でもありメモリブレイク破壊されると着用者は意識を失う。なお、これを開発したのはヨシダの母である。
A級人妻のショウダによるとリビドークロスの欲望を増幅する機能のコアとなっているのがこの共振石のようで、
オナ禁コントローラーなる装置を使うことで逆に着用者の性欲を抑制し無力化してしまうこともできる。
また微妙にWに接続される要素が増えてしまった



製造元については未だに不明だが、バニシング排斥婦人会に変態人妻達の情報提供を依頼しているようで、
その報酬としてハセガワ宅の反社トンネル*4を経由してリビドークロスと非課税の現ナマ(人妻一人あたり500万円)を送っている。
共振石はハセガワから提供された狂気脳波パターンに合わせて各着用者ごとにチューニングされており、一度でも着用してしまえば麻薬のように依存させられて自分の意志で手放すことはできなくなる。
仮に共振石を破壊したとしても容易に複製が可能で、婦人会と結託している刑事・ハイバラが秘密裏に再生したクロスを渡してくるため支配からは一時的にしか逃れられない。
実態としてはバニシング排斥婦人会が変態人妻達を支配下に置くための拘束具であり、支配体制を突き崩さない限りは変態人妻が団地内に増え続けていくだけという状況になっている。


婦人会も上位タイプの「プレミアムリビドークロス」を所有。こちらは性欲を代償に「性癖第二解放」とさらにパワーアップできるが、複製が簡単ではない難点がある。


なお、上記の通り装着者は今のところ全員人妻だが、何故人妻でなければならないのかは現時点で全く不明*5


さらに別種(あるいは上位種)の「オメガリビドークロス」も存在することが判明。S級人妻用とのことで、S級人妻のライコウが開発していることがわかっている。
こちらは婚姻歴なしのハイバラが所持している他下記の人物が…


なお、単行本のオマケページには詳細なパラメータが記載されている。


  • “組織”

ハイバラから度々言及される謎の存在。
ハイバラ、シラカゲの本来の所属先。以前はカンザキも所属していたようだが、退職届を出して既に離反している。
ハイバラの言動からリビドークロスを製造し、バニシング排斥婦人会を通じて団地にばら撒いている存在らしく、事実上の本作の黒幕と言える。
離反したメンバーに対して「粛清」といった単語が飛び出してくるなど、明らかに堅気の存在ではないことが窺える。
構成員も今のところはS級人妻相当のヤツばかりと実態のヤバさも段違いである。


  • ドジうさポロリ

作中で放送されている子供向け番組。「搾精学級」「搾精病棟 全年齢版」にも登場している。
ヨシダ曰く「老若男女に人気の作品」とのことだが、その内容は可愛らしいキャラクターが下ネタや社会風刺をかましまくる物と中々に尖っており、目の敵にする保護者もいる。
ただヨシダの幼少期から放送されている長寿番組であること、コンビニとコラボを行っていること、実際に子供たちが主人公・ポロリの真似をしたり人形で遊んだりしていることなどを見ると、「老若男女に人気」というのもあながち嘘ではないようだ。
ヨシダも子供の頃からのファンであり、現在はネト〇リで視聴しているが、地上波放送もしている模様。
なお、「下ネタやブラックジョークが多い」「多くの保護者に目の敵にされる」「それでいてかなりの長寿番組かつ国民的人気作品」等の要素から、現実でポジション的に近い(と言うか恐らく元ネタ)はこれだと思われる。


  • ペシミズム厭世病院

団地の近隣にあるらしい例によってろくでもないネーミングの病院。A級人妻・母性魔アイゼンの勤務先でありヨシダの父親の入院先でもある。
その名の通り「潔く散れ!」というスローガンを掲げたり「生命維持装置ぶっこ抜き週間」「ピンピンコロリ*6大会」等の行事があるらしかったりと相当にパンクな病院である様子。
また、時折モブとして目つきと態度の悪い金髪のナースや気弱そうな栗色セミロングのナースなどどこかで見たような人物が顔を出すため、一部では「あの」病院なのではないかとも疑われていたが、
なんと「搾精病棟 全年齢版」において実際ペシミズム厭世病院が舞台であったことが明言されてしまった
パラレルワールド等でなかったとすれば時系列的に淫獄団地は搾精病棟完結後の出来事である可能性が高いのだが、だとすればお局達の支配を脱してもこの病院はこんな感じということで、ちょっと救いのない話ではある。





【登場人物】

■ 管理人サイド

主人公の管理人ヨシダと、彼に協力的な団地の住人達。
変態人妻達が引き起こす怪事件にいつも振り回されており、団地住民達の平穏な生活を守るために苦闘を強いられている。
なお現状協力者達も全員が人妻であるため、彼女達がヨシダにとってどこまで信用の置ける存在であるかはやや怪しいところ。



(嫌だぁ… 変質者が出没する団地を夜間警備なんてしたくない…)


この漫画の主人公。目にかかるほどの長いおかっぱ頭が特徴の、小柄で童顔な青年。
就職に失敗し高校卒業後引きこもっていたところ、倒れて入院した父に代わり彼の管理していた団地を任されることになった。
一見頼りなさそうだが芯は強く、責任感を持って管理人の仕事を務めようとするものの、毎度変態人妻の凶行に巻き込まれて大変な目に遭わされている。
詳細は項目参照。



  • カタギリ

どういう事なの…

一体何なのよこの団地…!?


団地の2号棟の住人。ニットのセーターを着たポニーテールの女性。
そのセーターというのが、ちょっとでも動いたらパンツが見えるほどの超ミニ・ノースリーブ・パンティラインが出るほどのフィット感と三拍子揃った際どいもの。
オマケにヨシダにボルタッククローを当ててもらった時は勃起した乳首が浮き出ておりノーブラ確定と、彼女が変態人妻の話をすると読者から「お前の格好も大概だよ」と突っ込まれがち。

一度だけボディラインが出ず長いスカートのワンピースを着たことがあるが代わりに胸の谷間がよく見える。
押しが強く上から目線な性格で、団地で起きたトラブルの解決をよくヨシダに押し付けてくる。
陰口が多く、密かにママ友間で人妻の危険度ランクを共有するのみならずその内容をアフィリエイト広告付きのwikiとして公開しているなど、嫌っていたり危険視していたりする相手にはかなり陰湿な振る舞いをするが、
面倒見のいいところもあり、あれこれ注文をつけながらもなんのかんの言ってヨシダに手を貸してくれる。
上記の排他的で陰湿な言動も、実際問題犯罪者とその予備軍がウヨウヨしているこの団地においては致し方のない面も大いにある。
情報通で比較的良識はわきまえているため、ヨシダからは数少ない協力者として頼られてもいる。いわば本作の狂言回し的な存在。


なお、彼女の左手薬指にはしっかり指輪がはまっており、連載開始時点から人妻であることが明確に示されていたため、初期のうちは彼女の素性について勘ぐる読者が少なからずいた。
というか明らかに怪しさプンプンであり、読者からは「白々しい」「どうせAランクかSランクあたりの危険人妻なんだろ」「多分こいつと同じ枠」など好き勝手に言われていた。
……が、バニシング排斥婦人会からは「小物すぎて眼中になかった」と言われてしまっており、上述の通り変態人妻の個人情報を暴露してアフィで稼ぐというみみっちい悪事を働いていることまで発覚したため、実は黒幕というセンはなくなった。
ちなみにイチノセからは面と向かって「アフィカス」呼ばわりされている。
夫は多忙であまり家にいない上、カタギリの言によれば今は完全にダメ夫と化している*7らしく、そのせいで行動を共にすることの多いヨシダに気移りし始めている様子。
どころか話が進むにつれヨシダへの依存心は尋常ではない域に達してしまい、誰もいない部屋で一人イチノセやツジサキの写真に「死ね」と呟きながらフローリングに貫通するほどの力でフォークを突き刺すという恐ろしい姿も見せている。
どっかのキジかな?
そして母性魔編では入院したヨシダを見舞った際、酒の勢いもありついに直接浮気を持ちかけるものの、管理人としての責任感から拒否されてしまう。
その上ハセガワに夫がキリタニ相手に不倫している上、貯金を彼女に全て貢いでしまったという事実を暴露されたことで完全に精神が崩壊。
オメガ・リビドークロスの適合者となってしまい、S級人妻「カオス」としてヨシダの前に立ちはだかる。



サァ… ヨジダクン…

フリン… スッゾ…



使用リビドークロス:カオス(混沌魔)
特色/力:?


S級人妻と化したカタギリのオメガ・リビドークロスは、黒いフルフェイスのヘルメットとプレートメイル風の鎧を上半身に身に纏う、俗に言う黒騎士じみたデザインのもの。絶対出る漫画を間違えている。

  • 防御力の高い「カオス・アーマー
  • 伸縮自在の同性をも即堕ちさせる巨大ア○ルプラグ神槍「カオス・モノホシ
  • ただの風呂の栓拘束武器「カオス・チェーン
  • カオス・パンツ

等の凶悪な装備を多数備えているほか、両手両足にはボルタッククロー・アームをはじめとした憂国商事製品を装着している。
そのダークヒーロー感溢れる外見から「フリンソード」だの「ヨモツフグリアームズ」だの「猥鏡・シェンショウジン」だのと例によってあちこちの闇堕ちヒーロー・ヒロインに風評被害をバラまいている。


クロス特有の能力に関しては今のところ不詳ではあるが、単純な戦闘能力という点で見てもその性能は高い。
経験を積んでA級人妻とも渡り合える実力を身につけたヨシダでさえ反応できず、カオス・モノホシの一振りでベルトを切断してしまうほどのスピードと、成人男性の体を軽々と振り回せるほどのパワーを併せ持ち、

  • カオス・チェーンで巻き上げた旦那の体を振り回して敵を殴りつける「ダメ夫フレイル
  • カオス・モノホシを敵のアナ○に突き刺して掘り倒し、団地王をも即位数瞬即崩御に追い込んだ「カオス・グングニル
  • ヨシダに「くっ!抜けない!」と言わしめた「カオス・ディフェンス
  • 「[[カオス・キャストオフ>仮面ライダーカブト]]」

等の多彩な技を操って敵を蹂躙する。
一方で着用者であるカタギリの精神は結婚の暗黒面に堕ちたことで混沌と化しており、普段は制御不能な暴走状態に陥っているが、ハセガワの開発した「カオス・コントローラー」を使うことで支配下に置くことができる。


ちなみに、人妻危険度ランクは親しい"ママ友"と共有していると語っていたため、夫婦間には子どもがいると思われていたが、
残業で夫が帰らないことについて「いつまで私を一人にするの」と、こぼして隠し撮りしたヨシダの写真をオカズに一人でシテいるなど、後の描写からすると今のところ子どもはいない様子。
同じく「ママ友」集団と呼ばれているBHFにも明確に子持ちでないメンバーがいる*8あたり、作中では「(子どもの有無によらず)既婚女性同士でつるんでいる相手」というニュアンスで「ママ友」と呼んでいるのかもしれない。


  • ゴウダ

あんな奴フルコン空手でやっつけてやるから

私に任せなさい!


団地の5号棟の住人。ジャージ姿にショートカットという快活な雰囲気を見せる人妻で、カタギリのママ友の一人。
自身によく似た小学生ほどの一人息子がいる年齢ながらあどけなさの残る童顔と、それに相反するダイナマイトボディを併せ持つ。
フルコンタクト空手の達人で、軽く肩を叩いただけでヨシダが脳震盪を起こすほどの異常な身体能力を持つ「怪力女」
他の人妻達とは違い今のところは変態的なところを見せておらず、ヨシダにも快く協力してくれるなど、基本的には善良な人物なのだが、
ひとたび怒らせてしまうとその力を手加減なく奮って暴れ回る危険な一面も持つ。
不倫した夫とシキジョウの制裁に向かった際は、玄関ドアを跳び蹴り1発で破壊して夫は正拳突きで壁までぶっ飛ばしてめり込ませ、
シキジョウを探しつつベッドをひっくり返して真っ二つにへし折るなど、すさまじい破壊力をいかんなく発揮している。恐らくガチのバフ抜きで
ヨシダには「凶暴な下半身」「凄い肉厚」と評されるくらいのナイスバディの持ち主でもあるが、上記の暴れぶりを見てしまうと全く別の意味に聞こえること請け合い。
その戦闘能力はリビドークロスを着たB+級の人妻を生身で圧倒し、A級人妻達の中でも腕力自慢のショウダの「のいてチョップ」をも受け止められる他、
自動車のフロントガラスを蹴破り、助手席をリクライニングさせて搭乗者を病院送りにできるほど。*9
しかし薬品・毒物などへの耐性は人並みらしく、サカクラに気化アルコールを浴びせられた際には為すすべなく昏倒してしまっている。


なお、彼女の夫は若々しい感じの男性で一見普通に見えるが、こっちはこっちで迫り来る妻のを感じられるなどやっぱりどこか変。
ゴウダとはお熱い夫婦生活を送っている一方、シキジョウに手を出される以前からも浮気をしては制裁を受け、仲直りをするという事を繰り返し*10
間女まじょ狩り」がゴウダ家の恒例行事と化しているなど、かなりの浮気性でもある様子。
この調子だと病院送りもいつもの事なのかもしれない……。ゴウダ家はサイヤ人の家系なのか?


正義魔編ではBHF執行部隊の先鋒としてヨシダを襲撃してきたショウダと対峙。激戦の末ヨシダの勝利に貢献するものの、クロスの力で大幅に強化されたボディブローをもろに受けたことで便秘になってしまい一時戦線離脱。
その後復讐魔&被虐魔編・母性魔編を挟んでヨシダが退院してきた頃には回復し、彼を拠点に連れ帰って団地の現状を説明している。


■ 変態人妻自助の会(B〜B+級人妻)

リビドークロスの力を得て暴走し、団地の平和を脅かす危険な人妻達。一言で言えば「今週の怪人」枠。
基本的に一部の例外を除けば自分の都合しか頭にないタチの悪い性犯罪者と呼ぶべき連中で、揃いも揃って自分の欲望を満たすために他者を害していることへの罪悪感は欠片もない……
というかそもそも自分達が人に迷惑をかけているという自覚そのものが非常に希薄
未成年者の誘拐や水道への大規模な異物混入、逆レイプなど性欲処理で許される範疇にない迷惑行為や犯罪に手を染めていながら、「自分たちの性癖を理解せず抑圧する連中が悪い」という姿勢を崩さず、それを非難されても悪びれるどころか被害者面をして憚らない。
彼女達の度々口にする「変態人妻は尊い」というパワーワード主張と、実際に彼女たちに散々な目に遭わされているヨシダの「貴女達ちっとも変わってないじゃないか!」「あんたら全員犯罪者だぁ!」という切実な叫びが、何よりも彼女達のあり方を如実に物語っていると言える。
一部では「どっか極道共と精神性が全く同じ」などと評されていたり。


とはいえ元々は悪くて「近所迷惑」程度で済んでいた程度の性癖をクロスの影響で犯罪を犯すレベルまで悪化させられてしまったというのも事実であり、
元凶であるバニシング排斥婦人会の監視下に無理やり置かれた上マッチポンプ同然の形で吊るし上げられ私刑を受けるなど、「加害者であり被害者」と言える存在でもある。
また、リビドークロスそのものに着用を促す強烈な精神作用と麻薬のような依存性があるため、リビドークロスを送り付けられた時点で変態人妻化はほぼ避けられないという実態も留意すべきだろう。ただしワタナベとかシキジョウとかクロス抜きにしても普通に倫理観が終わっている奴はいる。


ワタナベ・イチノセ・ミズタニの3人は「互いの性癖を否定せず認め合う」という約束をしてつるんでおり、他者の性癖を表面上は認めているのだが、
ミズタニ以外の2人は心の中で「気持ち悪いわこの女」と他の2人に対してドン引きしているという地獄のような友人関係となっている。ミズタニマジ天使
その後、変態人妻の増加とそれに伴う風当たりや締め付けが強くなったことで、イチノセを中心として「変態人妻自助の会」なる団体を結成して身を寄せ合っている。
バニシング排斥婦人会という共通の敵の存在に加え、ヨシダが彼女達の孤独に向き合おうとする姿勢を見せたことで彼とは共同戦線を張るようになっているが、BランクとAランクのリビドークロスの性能差もあり微妙に頼りにならない。あと改心とかは特にしていない。



誰ですか!? そんな言いがかりをつけるのはぁ!!


団地の1号棟の住人。エプロン姿の人妻。
学童擁護員のボランティアをしている子供好きで優しい人物だが、その本性は子供に過剰な庇護欲を抱きスキあらば連れ帰ろうとする重度のショタコン。
キッドナッパー(誘拐魔)」のリビドークロスを与えられ、ヨシダの前に立ちはだかった最初の変態人妻。
詳細は個別項目参照。




下品な目で…見ないで…


団地の2号棟の住人。下着の上にコートを着ているだけという露出狂じみた格好をした、どこか影のある人妻。
美しい自分の体を見せつけ、芸術品や宝物のように扱われたいという欲望を秘めており、「スキャッター」のリビドークロスを手に入れたことでエロ自撮り写真を無差別かつ大量に撒いて回る「ばら撒き魔」と化す。
B級人妻たちのリーダー的な存在であり、変態人妻に居場所と自由を与えるよう訴えている。
詳細は個別項目参照。




あはぁ〜…♡

ヌルヌル…しゅきぃ〜♡


団地の3号棟の住人。常に半開きな口と間延びした口調が特徴的な人妻。
異常なまでのローションプレイ好きで、ところ構わずローションをぶち撒けてしまう近所迷惑な人。精神的にかなり幼く、自分のやっていることの何が悪いのか今ひとつ自覚できていない。
「スライミー(粘液魔)」のリビドークロスを与えられたことで、団地の貯水タンクにローションの素を大量に投入するというとんでもない凶行に走ってしまう。
詳細は個別項目参照。




言えない… 管理人さんには…

私が未だに… 変態人妻だなんて…


団地の4号棟の住人。一見子供にしか見えないような小柄な体型をしているが、一応人妻。
気弱でおどおどした性格の持ち主。カタギリ曰く「まとも」だったらしく危険度ランキングにも入れられていなかったが、
A級人妻・カンザキに押し売りのターゲットとして目をつけられた上、「ローリー・ポーリー(引き籠り魔)」のリビドークロスを手に入れてしまったことで変態人妻としての業を背負うことになる。
詳細は個別項目参照。



  • シキジョウ

旦那は…真面目で無欲に限る…


団地の住人の一人。喫煙者。露出の多い服を着た泣きぼくろのある人妻。見るからにヤリマン。
夫はバーコード頭の中年男性で、曰く「真面目で無欲」らしい。
家の中では下着で過ごしていたり、夫には冷めた態度で接していたりと、どこか気怠げでだらしない印象を持たせる人物だが……



何故なら…

私が自由に… 火遊び浮気できるから♡



その本性は浮気の常習犯で、しかも他人の夫に手を出すのが大好きというとんでもない人物。
奪いがいがありそうなオシドリ夫婦を見つけるとすぐにコナをかけに行き、隙を見せれば即押し倒して実力行使に出る。
真面目で無欲な夫を選んだのも自分が好きに浮気できるからという最低な理由によるもの。
タチの悪いことにかなりのテクニシャンでもあり、ターゲットはあっという間に骨抜きにされて誘惑に抗えなくなってしまう。
他の多くの変態人妻達同様自分のやっていることへの罪悪感は皆無で、他人の家庭をめちゃくちゃにしておきながら「ちょっと旦那喰っただけ」「団地妻あるあるだからセーフ」程度の認識しかしていない。
どうやら団地内でもその悪行は知られているらしく、人妻危険度ランクでは危険度B+に分類されている。
実際他のBランク人妻は皆性癖はともかくリビドークロスを与えられるまで積極的に他人を害するような真似はしていなかったので、格付けとしては妥当と言えるだろう。


ベランダからどこぞの変態殺人ピエロのごとく男たちを品定めしていたシキジョウは、仲睦まじくするゴウダ夫妻を見て彼らを次のターゲットに選ぶ。
首尾良くゴウダ夫を寝取ることに成功したものの、後日ゴウダ夫の自宅に招かれる逢引き現場をゴウダに目撃され激怒した彼女に殺されそうになってしまう。
事ここに至っても反省の色なく「千人寝取るまで死にたくない」などと宣っていたところ、突如彼女の元にリビドークロスのケースを手にした謎の人物が現れ…



人の夫 奪うスリルと優越感は最高ぉおおおお!

このまま団地の男全員喰ってやるわ!キャハハハ!



使用リビドークロス:プッシーキャット(寝取り魔)*11
特色/力:鋭い爪、猫のような身軽な動き

レアリティB+
属性強化タイプ
攻撃力★★★
防御力
スピード★★★★★
射程
拘束力


シキジョウに手渡されたリビドークロスはその名の通り猫をモチーフにしたもの。
いつものごとく卑猥で異常なボンデージ風のスーツに猫耳と尻尾、そして鉤爪つきの手甲が備え付けられている。
派手なギミックこそないものの強化された身体能力を活かしてすばしっこく動き回ることができ、そのスピードは相対したゴウダに「人妻の動きじゃない」と評されるほど。お前が言うな
武器の鉤爪もかなりの切れ味を誇り、ゴウダとの戦闘ではファスナーごとジャージを切断しているのが確認できる。
加えて、三角跳びや鉤爪を使って団地の壁を登るといった芸当も可能。
どこからでも他人の部屋に侵入でき、追われても簡単に逃げ出せるという、シキジョウの寝取り趣味と合わせて非常にタチの悪いリビドークロスとなっている。


ゴウダから逃げおおせ、他人の部屋に侵入しては妻の目の前で夫を犯すという悪行を繰り返していたシキジョウだが、状況からリビドークロスの関与を疑っていたヨシダに壁を登っているところを目撃されて屋上へ逃走。
追いかけてきた彼を逆に骨抜きにしようとしたところ、その前に怒り心頭で殺る気マンマンのゴウダを呼び出されてしまう。
増長しきっていたシキジョウはゴウダを返り討ちにしようと襲いかかり、自慢のスピードを見せつけつつ鉤爪で斬りかかるものの、
彼女には一切通用せず布一枚のところで全てかわされてしまう。
動揺したところにゴウダの「人妻墜とし」*12を喰らい、共振石を蹴り砕かれて昏倒。そのままあえなく病院送りとなった。
肋骨まで粉砕されてないか?


退院後はハイバラから寝取り行為の罪状を不問とされる代わりに再びリビドークロスを与えられ、他の変態人妻達同様バニシング排斥婦人会の支配下に置かれている。
やはりというべきかやらかした事に対する反省の念などは欠片もないようで、逮捕された際にはゴウダの方を逮捕しろと主張したりリビドークロスに責任転嫁したりと言い逃ればかりしていた。救いようがねぇ。
イチノセの率いる自助会にも参加しているが、相変わらず協調性は皆無。特にワタナベとはやや折り合いが悪い様子。
一方戦力的には頼もしい方であり、アンドウの能力でB級人妻達が同士討ちに追い込まれた際はイチノセ・サナモリが暴走したミズタニとイカヤマにあっさり戦闘不能に追い込まれる中1人だけワタナベ相手にそこそこ渡り合っていたりする。




ほら管理人くん

寝覚めの一杯付き合いなよ


団地の6号棟の住人。ヘソ出しタンクトップにダメージジーンズとラフな格好をした、ランクB+の危険人妻
酒浸りの荒んだ生活を送る未亡人。気さくな性格で普段の言動は比較的まともな反面酒癖が異常に悪く、酔いが回りだすと完全に理性が飛んでしまう。
バッカス(酒乱魔)」のリビドークロスを与えられ、その能力で気化アルコールを撒き散らして団地を大混乱に陥れた。
詳細は個別項目参照。



  • イカヤマ

あらあら〜


団地の8号棟の住人。「見るからに地味」と評される素朴な顔立ちと、それとは対照的なナイスバディが目を引く人妻。
モブとして時折顔を出しており、カタギリとも交友があるあたり人妻危険度ランクには入れられていない模様。
しかしそんな彼女も、実は人に明かせないある特殊性癖を抱えており…



ああ…♡ 私…♡

触手に犯されてるぅ〜♡♡


実は彼女は重度の触手フェチであり、夜な夜な人気のないところで裸になっては体に生きたタコを這わせてオナニーに耽っている
ハセガワ曰く幼少期にアニメで触手拘束されるヒロインを見たのが「目覚めた」原因らしい。
あのキリタニにすらドン引きされる尖った性癖の持ち主ではあるが、人目につかないところで勝手にオナニーを楽しんでいるだけなので変態人妻の中では比較的無害な方。
でも夫の目があるとはいえ屋外でするのはどうなんだろう。
しかしその変態性からバニシング排斥婦人会に目をつけられてしまい、次の手駒としてリビドークロスを送りつけられ…



さぁカタギリちゃん

一緒に触手アクメしましょ♡



使用リビドークロス:テンタクルス(触手魔)
特色/力:触手の操作

レアリティB
属性拘束タイプ
攻撃力★★
防御力★★
スピード★★
射程★★
拘束力★★★

イカヤマに与えられたリビドークロスは、やはりというべきか体のあちこちに大小様々な触手の備え付けられたもの。
デザイン的には際立って露出が多いことが特徴的で、イカの触腕のような形をした布地が辛うじて乳首や局部を覆っているだけ。恐らく後ろの穴は露出している
触手は生体電流によって着用者の意思のままに操ることができるが、それ故に共振石同様強すぎる生体電流に弱く、ボルタッククローで触れられると動かなくなってしまうという欠点もある。


共振石に影響されるままリビドークロスを着てしまったイカヤマは、偶然近くを通りかかったカタギリを襲撃。
欲望が増幅されたためかそれまで隠し通していた触手フェチを「一般性癖」と言い張り、無理やり他人に押し付けようとする側迷惑な変態人妻と化してしまう。
カタギリを助けに入ったヨシダもあっさり触手で拘束し、2人を好き放題に凌辱しながら「この素晴らしい性癖を団地中に広めないと!」とさらに被害を広げようとするも、
ヨシダがボルタッククローで触手の動きを止められることに気付いたことで形勢逆転、そのまま共振石を破壊された。


倒された後はさすがにカタギリ達のグループにはいられなくなってしまったのか、イチノセに勧誘されて自助会に参加している。
しかし元々マトモ寄りだったこともあってか、他の会員達の言動にはやや引き気味。ただ、同じく常識人寄りのサナモリとは仲がいいようだ。


ちなみに原作者がTwitterで語ったところによると、当初は「シオミ」という名前で抱えている性癖も野外放尿で興奮してしまう「放尿魔」となる予定だったが編集からストップがかかり現在の設定に変更されたとのこと。そりゃそうなるだろう。



バニシング排斥婦人会

A級人妻によって構成される団地の自治会。
団地内の和を乱す者に苛烈なイジメと制裁を行う一方、リビドークロスをばら撒き変態人妻達の迷惑行為を誘発させるという謎の実験を行なっている。
構成員達は揃いも揃ってド級の変人・変態・危険人物揃いであり、初登場時の全員集合シーンはさながら百鬼夜行の様相さえ呈している。
詳細は個別項目参照。



■ 団地外の人物達

外部から様々な形で団地に関わりを持っている人物達。いずれも人妻達同様一癖も二癖もある奇人ばかりであり、中には住民でもないのに人妻危険度ランクに入れられている者もいる。
彼女達にもまたそれぞれの思惑があるようだが……




お客様ぁああ!お客様ぁあああ!!

ちょっとお時間よろしいですかぁあああ!!


「憂国商事」なる会社に勤めるセールスレディ。
胸元を大きくはだけたセクシーなビジネススーツに身を包む美女だが、常に瞳孔の開いた四白眼や不気味に吊り上がった口元からは隠す気もないしきれない狂気が見て取れる。
異常なほどに執拗かつ強引に商品を売りつけようとする「押し売り魔」として有名で、団地の住人ではないにもかかわらずA級人妻に認定されるほど恐れられている。
一方でリビドークロスの製造元とは敵対関係にあるらしく、変態人妻との戦いでは盛大に身銭を切らされる前提だがヨシダに助力してくれることもある。
詳細は個別項目参照。



  • ハイバラ

黙れ…


団地で発生している変態人妻事件の担当刑事。
長身の美女だが、全身黒ずくめで左右の目の色が違い、右目が常にギョロギョロ動いているという異様な風体をしている。
両手に手袋をはめているため指輪が確認できず、人妻か否かは現時点では不明。
何故か事件の捜査をまともに進めておらず、早期解決を訴えるヨシダにも冷淡かつ高圧的に接していたが、
実は何らかの目的からバニシング排斥婦人会と裏で手を組んでおり、変態人妻達の犯罪行為を「責任能力なし」として揉み消しつつ、彼女達を婦人会の監視下に置いている。
どこで習ったのか催眠術の心得があり、不都合なことを知った人間や監視下の変態人妻達の記憶や認識を足コキすることで改竄することもできる。
詳細は不明だがある「組織」に所属しているらしく、カンザキとは以前同僚だった模様。
催眠術で洗脳したらしい「催眠豚」なる女性に身の回りの世話を任せていたり、カンザキの顔写真をロケットに入れて常に持ち歩き、彼女から正式に結婚すると聞かされた際には素手で酒瓶を割り砕いてしまうほど激しく動揺したりと、どうやら同性愛者の気がある様子。
余談ながら「ストーリーの途中から登場する、質問を受け付けてくれない刑事」という点からを連想してしまった読者も少なくない様子。また風評被害が……



  • イジュウイン

ホントにこの地域の人妻は民度低いわね 社長夫人のこの私をもてなす態度なの?それが


社長夫人であることを鼻にかけている喫煙者の女性。団地のある地域とは別の地域に住んでいるようだ。
態度の悪いコンビニ店員のツジサキに文句を言ったら*13逆恨みの報復としてとんでもない攻撃をされた。
実は前作『搾精病棟』の登場人物。前作に引き続き仕返しで酷い目に遭わされるポジションが板についてしまっている感のあるかわいそうな人。
『淫獄団地』劇中では名前が出てこないためややわかりにくいが、原作者のTwitterにてイジュウイン本人であると明言されている。


  • ライコウ

一体いつになったら…

私の夫に会わせてくれるのかな?


S級人妻の1人。黒の長髪にところどころ白のメッシュが入った髪型と、拘束衣を着込み頭に多数の電極を差し込んだ異様な風体が特徴。
リビドークロスの開発者であり、ハイバラからは「技師」と呼ばれている。
平時は冷静に構え底知れない雰囲気を醸し出しているが、頭の電極を弄って脳を刺激し快感を得る「脳イキ・オ◯ニー」が趣味で、人前でも構わず痴態を晒すS級人妻らしい変態性の持ち主。
どうやら何らかの形で夫と引き離されハイバラ達に協力させられているらしく、彼女に対しては殺意を見せている。




【余談】

◆仮面ライダーとの類似点

「(ある意味)モラルに問題のある地域を舞台に、様々な英単語を冠する謎のアイテムを与えられて暴走する元一般人の怪人と戦う」というストーリーの流れから、
一部では''汚い「仮面ライダーW(風都探偵)」''と呼ばれ、さらには、


  • 仮面ライダーWife
  • 仮面ライダーW(猥褻)
  • 財団S○X
  • W-B-SEX
  • リビドーパント

と、風評被害が広がる一方となっている。


そのせいで第2話前編公開時にはTwitterで一切関係ないはずの「仮面ライダーW」がしばらく「淫獄団地」と肩を並べてトレンド入りしてしまうという珍事が発生した。
第2話後編公開時にも当然のようにトレンド入りし、しまいには本家Wで園咲霧彦を演じた君沢ユウキ氏や、刃野幹夫を演じたなだぎ武氏が反応してしまい、当時のファンをなんとも言えない気分にさせてしまった*14
またリビドークロスの「装着者の欲望を解放する」という性質から、次回作の方を連想した人も多かった様子。
ちょっと仮面ライダーに風評被害蒔きすぎじゃないですかね…


これも豊潤な瞬瞬必生の一ページである
とにかく、Wのトレンド入りは認めん…東映のブランドに傷がつくからな…



◆同原作者作品とのリンク

  • 搾精研究所氏が同時並行で連載している18禁CG集「搾精学級」では劇中劇として本作が登場している。
    アポカリ四天王の一角・カネミツが人を待つ間暇潰しに読んでいたが、彼女には「下民御用達マンガ」呼ばわりされていた。
    その後あるヒロインの父親が溜め込んでいたエログッズコレクションのうちの1つとしても登場したが、その際にははっきり「エロ漫画」と明言されてしまった。何度も言うが一応一般向けである。
    また、番外編「バニシング初詣」では阿鳳華裏(あぽかり)神社という同作を思い起こさせる神社が登場している。

  • 前述の通り、前作「搾精病棟」の登場人物であるイジュウインがツジサキの犠牲者コンビニの客としてカメオ出演しているほか、母性魔編では同名の「ペシミズム厭世病院」が舞台となりあちらのヒロイン達によく似たモブのナースが度々顔を出している。
    両作品の世界観の繋がりを思わせるが、婦人会のツー・トップがソックリさんなのか本人なのかは現時点では不明。


◆プロモーションビデオ

単行本1巻の発売を記念して公式が販促用PVを作成してYouTubeとニコニコに投稿した。
漫画の絵に声優が当てたセリフを被せて内容の説明やハイライトの紹介をするという
漫画のPVとしてはよくある構成なのだが作品が作品だけにそれだけでも破壊力が高い
担当声優は

ナレーター:杉田智和
ヨシダの父:杉田智和

ワタナベ:優木かな
イチノセ:優木かな
ミズタニ:優木かな
サナモリ:優木かな
カンザキ:優木かな


かなしぃ…仕事はちゃんと選ぼ?いや彼女なら選んだ上でこうなのかも知れんが。
5人の変態人妻を1人でちゃんと演じ分けている上に動画が削除されない程度には配慮しているが、
アレな台詞もちゃんと言っているので優木かなファンは必見。
まあヒドいシーンをカットすると紹介する内容なくなっちゃう漫画だしな
イキ杉田に関してはよく似た声の人がエロ同人ゲーの宣伝動画の声を当てたりしてるので今更である。


また、2022年6月に「好きな漫画のタイトルを絶対に教えてくれない外国人」という動画が、YouTubeのKADOKAWAオフィシャルチャンネルで公開される。
これは若い白人男性が好きな漫画について語ってるだけの動画。
「公の場で言いにくい」「読んでることをみんなに知られたくない」と概ねあってる評価のためタイトルは明らかにされず、漫画単行本にもモザイクがかかっているのだが、実際のところ内容は滅茶苦茶詳しく今作のことを語っている動画である。
しかも男性の吹き替えはこれまた杉田智和。口調に関してはおふざけ無しで、真面目に吹き替えているのが逆に笑いを誘う。しかもよく聞くと元の男性も、英語でこの漫画についてちゃんと語っているという徹底ぶり。
このFラン動画っぷりからまたしても話題となり、投稿から一カ月経たず100万再生を超えてしまった。お前ら頭どうかしてるぞ!


◆世間での扱い

このように人気作(?)ではあるものの、Twitterでは話題になるたびに関連ワード*15がトレンドから外され
『次にくるマンガ大賞』に推す声もあったようだが諸々の事情(すっとぼけ)で除外されてしまった
同時期に某アプリゲーが流行っていたことから、諸事情で大レースに出られなかった名馬達になぞらえて「日本ダービーに出られなかったオグリキャップ」「令和のマルゼンスキー」などと言われ、声優繋がりで「汚いスーパークリーク」とも言われる。
何の偶然なのか、次にくるマンガ大賞には当のオグリ本人が出走していたりもする
とにかくトレンド入りとノミネートは認めん……Twitterとマンガ大賞のブランドに傷がつくからな……
トラブルメーカー的な存在になってしまっているが、ニコニコ漫画2021年上半期ランキング公式部門では堂々の第1位を獲得し、その後に行われた2021年年間ランキングの公式部門でも続けて第1位を獲得というとんでもない結果となっている。
内容はアレだが、人気作ということに変わりはないのだろう…。




私の項目を歪んだ目で見て…
私は項目を編集してるだけなのに…追記修正してるだけなのに…
管理人さんも私を非難するんですかぁ!? 私を荒らし扱いするんですかぁ!?



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*1 一応「全年齢向け」であるため、乳首も含め肝心なところはいわゆる「黒海苔」で隠されている。この手の漫画では往々にして海苔の使用・存在をネタにする傾向があり、ギャグ演出の小道具としても一役買っている。
*2 ちなみに作画の丈山先生は過去に搾精病棟のファンアートを描いている。それもあってかワタナベが絶叫する際の表情など、明らかに「元絵」を意識したような絵面もたびたび出てくる
*3 実際にpixivの原作者のアカウントにて自身の絵による『淫獄団地』キャラが描かれた広告や、頼んでもいないのに先んじて実現した『搾精病棟』キャラによる紹介漫画が紹介されているのでそっちも忘れずに見ておこう。
*4 過去作「搾精病棟」にも登場した反社組織との物理的なパイプライン
*5 装着者には別居中や未亡人なども居る他、カンザキやシラカゲは団地に潜入するために偽装結婚を行っていることが示唆されており、「結婚の経験」が今のところ重要だと思われる。逆に出産や性経験の有無など、身体的な部分はあまり重要ではないようだ。共振石の力を見たヨシダは未婚の男である自身も共振石によって変態人妻になる恐れがあることを危惧している
*6 「生きている間は寝たきりになったりせずピンピンしていて、死ぬ時は苦しまずコロリと死ぬ」こと。理想の末期とされるがどう考えても病院が大っぴらに掲げるものではない
*7 昔は有能なプロジェクトリーダーで社内の憧れだったらしいが、社内での言動を見る限りはカリスマがあるだけでマネジメント能力は皆無だった様子
*8 アンドウは妊娠中、ショウダ・ツジサキ・アイゼンは子持ちだが、シラカゲは未だに夫と夜の営みがなく子供もいない
*9 単行本2巻アニメイト購入特典SSより。
*10 単行本2巻アニメイト購入特典SSより。
*11 本来「子猫ちゃん」くらいの意味の英熟語だが、往々にして性的なニュアンスを含む。意訳するなら「泥棒猫」になるだろうか
*12 足を踏みつけて動きを封じての踵落とし
*13 一言二言多いが、言ったこと自体は「接客態度が悪い」「客の前で爪を噛むな」と割と真っ当。
*14 一応前日にWのコラボスニーカーが出たので、何もこの作品ばかりのせいとも言い切れない…が、靴が発売されたのは木曜日で、第2話後編が公開されたのもトレンド入りしたのもお二人が反応したのも金曜日のことであった。
*15 トレンドに入った関連ワードは本作タイトルの他に「人妻の動き」などがあるが、2021年7月23日には「変態人妻」と「バニシング排斥婦人会」が何故か「オリンピックのトレンド」として入る謎現象まで発生している。

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