登録日:2021/01/04 (月曜日) 19:22:00
更新日:2024/05/24 Fri 13:13:01NEW!
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ケンガンオメガ 闘士 ワンマン組織 不殺 引き抜き エンターテイメント 煉獄 組織 架空の組織 裏格闘技団体 団体対抗戦 日本裏格闘技業界第2位→最大規模の団体 高額なファイトマネー 神殺ドーム ノックダウン 場外 興行 エンタメ重視
よく集まってくれたね!対拳願会。十三人の代表闘士諸君。
考えうる限り最強最高のメンバーだ。
我々の勝利は約束されたも同然だよ。
煉獄とは『ケンガンオメガ』に登場する裏格闘技団体の名称。
前作『ケンガンアシュラ』では名前のみの登場だったが、続編のケンガンオメガから本格的に登場した。
●目次
【概要】
「日本一の資産家」と呼ばれる豊田出光が「ケンガンオメガ」の15年前に設立した裏格闘技団体で、日本裏格闘技業界においては拳願仕合に次ぐ第2位の規模を誇る。
参加選手は「闘士」と呼ばれ、人里離れた山中に建てられた5万人は収容できる巨大闘技場を会場としている。
企業の集合体で派閥間の対立による柵も多い拳願会と異なり豊田のワンマン組織なので派閥は存在せず、円滑な組織運営が行われている。
「ケンガンオメガ」までの間に業界第3位の団体「毘沙門」と統合したことで登録選手数では拳願仕合を超え、日本最大の裏格闘技団体に成長するが、豊田が国内外の他団体からやたらめったら選手を引き抜いているためトラブルになることが多く*1、「蟲」のメンバーが複数人潜り込む要因にもなっている。
【独自性】
最大の特徴が、他の裏格闘技団体と異なるエンタメ性を全面に押し出した路線。
拳願会が基本何でもアリのアングラ路線*2なのに対し、こちらは表格闘技業界と遜色ない豪華さと派手さを有する。
これが客から爆発的な支持を得ることに成功し、裏格闘技業界では新興勢力でありながら一大勢力を築き、東アジア裏格闘技界(主に中国系)とのパイプを持つまでになっている。
独自のルールとして、以下の3つが存在する。
ノックダウン | 審判の宣言から10カウント以内に立ち上がらなければ決着となる。なおダウン中の相手への攻撃はルール上禁止 |
場外 | リングの外に体の一部が着いた時点で敗北となる |
不殺 | 試合中に相手を死に至らしめた闘士は反則負けになり、ファイトマネーを没収される |
このため基本何でもありの拳願仕合よりヌルく感じられなくもないが、裏を返せばこの3つ以外は何でもアリ*3となるため、表格闘技よりは十分過激である。
またノックダウン制やリングアウト制度が導入されたことでリングを絡めた攻防や心理的な駆け引きなどが求められ単純な強さだけでは勝敗が決まり辛いメリットもあり、たとえ格上相手でも弱者が勝てる可能性が発生する。
時には「スペシャルマッチ」と称してリングに何らかの制約を設けて仕合を行うイベントも実施されるなど、盛り上げる為の戦いのシチュエーションには事欠かない。
この「過激性と競技性」のバランス調整に成功したことが一大勢力を築けた最大の理由であり、「ある程度の」生命の安全と表格闘技トップと同等〜以上のファイトマネー*4が保証されていることで、優秀な選手が集まり観客の支持を得ることに成功。
観客動員数は設立間もない頃でも1000人近くに達しており、現在では下位ランクの試合であっても一回のイベントだけで数万人もの観衆を集めているなど拳願絶命トーナメントと同等或いはそれ以上の集客数を誇っている*5。
企業間の政治的駆け引きも絡んでこないため陰謀や政治で勝敗が左右されることも無く、総じてエンターテインメント性は拳願仕合よりも遥かに優秀である。
一方で達人同士が純粋に力で競い合い勝敗を決める真剣勝負という面では拳願仕合側に軍配が上がるのもまた事実。
拳願仕合に慣れた者からは、煉獄方式の勝敗の付け方に対して「茶番」「こんな結果に納得いくのか?」と評して不快感を顕す人物もいたりする。
言うなれば拳願仕合も煉獄もどちらも一長一短であり、そこら辺は好みの違いだろう。
【用語】
- 闘士
煉獄に所属する選手の総称。
「毘沙門」と統合した時点で所属闘士は2000人に達しており、以下の3階級に分けられる。
なお、試合戦績や実力が昇級基準となるが、戦績次第ではもちろん降級もある。
A級 | 上位30人(「強い奴」か「超強い奴」のみ) |
B級 | 31~300人 |
C級 | 301~2000人(玉石混淆) |
なお、C級は光る者もいるが全体レベルはそれほどでもなく、「玉のほう」はさっさとB級に昇格するがB級もピンキリとされる一方、格別とされるA級の超強いとされる者は拳願仕合のトップクラス、あるいはそれ以上の実力があるとされ、下記の拳願会との対抗戦には闘士の中から選りすぐりのメンバーが選出されている*6。
なお、煉獄内において最強の闘士にはA級よりも上の「キング」の称号が与えられ、A級トップの闘士のみが「キング」への挑戦権を与えられる。
また拳願仕合闘技者の強さの判断基準が「仕合の勝利数・仕合で誰を倒したか」という割と曖昧なものに対し*7、煉獄では明確にランク分けされており、『最強闘士決定戦』なるイベントも行われている。
選手層も厚く、C級闘士(実力的にはB級中位)の試合を見た一夫はそのレベルの高さに驚愕し*8、仮にも『滅堂の牙』にまで上り詰めた実力者の弓ヶ浜ですらA級トップに立てないほどである。
またエンターテイメントに特化した選手全体の意識として、A級闘士であっても自分達を「ビジネスマン」と捉える者も多く、高額なファイトマネーやエンタメ性も相まって東京ドーム地下の闘技場とは対局となっている。
- 三鬼拳
煉獄に所属する中国拳法使いの中でも、トップに立つ実力を持つ3人の総称。
メンバーは固定式ではなく、既存のメンバーが別の中国拳法家に倒されると倒した方が新たに三鬼拳に名を連ねる。
対抗戦時点のメンバーは劉東成、飛王芳、呂天。
- 双王
煉獄の絶対王者である『マニラの怪物』ロロン・ドネアと彼に比肩する実力の『柔王』嵐山十郎太の2人の通称で、全闘士の中でも最強クラスに位置する。
- 超新星
拳願会との対抗戦後に頭角を現した拳願会、煉獄の若手トップ集団の総称。
- 戦鬼杯
拳願会と煉獄の合同開催となるイベント。
優勝賞金は5000万円で拳願仕合では賞金付きトーナメントは初開催、煉獄では一部の闘士しか5000万円は稼げないこともあり、超新星を始め拳願会のニュージェネレーションズや古豪闘技者、煉獄の若手闘士が参加を表明している一方で反乃木勢力を中心に絶命トーナメント開催の噂が流れていることで有力闘技者・闘士の参加希望者が少なくなっている。
参加人数の関係で予選リーグから行われ、予選は参加者が4人一組となって8グループに分かれて総当たり戦を行い、1位の者が本戦に進出する。
なお予選リーグは各人2週間に1仕合行うため、本選出場者が決まるのは最短で6週間かかる。
【所属人物・闘士】
【主催者】
- 豊田出光
身長:202cm
体重:132㎏
年齢:49歳
誕生日:7月12日
今やりたいこと:新しいこと
今行きたい場所:宇宙
「煉獄」の主催者である資産家。
広域暴力団「豊田會」設立者の孫だが、18歳で遺産と地位を全て放棄し裸一貫からスタートし、わずか20年でその気になれば国を持つことのできるほどの財力をたった1人で築き上げた生ける伝説で、「職業:日本一の資産家」と称される。
特定の住居を持たず、常に世界中を転々としており、在庫の必要がない「情報」を商品として扱う*9。
その思考は欲望に忠実な子供そのもので、どんな欲求*10でも実現する力を持っているが、奸計を巡らすタイプではなく、攻めるときは常に直球である。
また、
- 自分が認めた相手には立場を問わずフランクに接し、時には重要な情報を与えることもある。
- 本来敵である山下一夫や成島光我、臥王龍鬼を気に入ったという理由で煉獄の見学に招待する。
- 隼に偽幽崎の調査という物凄く忍者っぽい仕事を任せる。
- 自身が招待した来賓でもある光我達相手にトラブルを起こした弓ヶ浜をマジ顔で制止し、一触即発になりかけてたホセとの再戦の機会を用意する。
など器量も大きく2000人以上の闘士やスタッフを束ねる大組織の長としてのカリスマ性も併せ持っている。
プロフィールにもある通りヘビー級格闘家に匹敵する体格に加え、巨大生肉に右ストレートをかまして大きな穴を開ける、「七星蛇形拳」と「崑崙派蛇形拳」の違いを見破るなど闘技者と言われても違和感を覚えないレベルだが、事実単行本のキャラ紹介によれば下位クラスの闘技者となら勝ったり負けたりできるレベルとのことで、作中でも「自分には武道はこれが限界だ」と語っている。
実は「ダンベル何キロ持てる?」に登場する戦国武将の幽霊・豊田忠勝の子孫だが、彼が仲間の裏切りで死んだことから、誰も信じないようにしていると豪語している。
直近の目標である5年以内の月旅行を前に「地球を征服する」べく、手始めに拳願会を手中に収めて日本経済を完全に掌握しようとしている。
金に糸目をつけず、優秀な格闘家を次々にスカウトしており、中小裏格闘技団体の主力選手を引き抜いて興行をできなくさせるだけでなく、拳願会からも闘技者を移籍させている。
「煉獄」と「拳願会」の合併でアジア最大の裏格闘技団体を設立するため、1年後に双方13名の代表選手による対抗戦でどちらが吸収されるかを決めようと提案する。
【対抗戦出場メンバー】
- 『元・六代目滅堂の牙』『裏切りの牙』弓ヶ浜ヒカル
煉獄のA級闘士。
元大日本銀行所属の若手の護衛者で、加納アギトの引退後に平隊員から一気に『滅堂の牙』となるが、実はかなり前から煉獄と内通しており、最初から滅堂の牙の名を利用するだけのつもりだった。そして『牙』就任から間も無く滅堂を裏切り、出奔の際に護衛者1名*11を殺害してよりファイトマネーが高額な煉獄に移籍した。
煉獄でもトップクラスの実力を誇るが、品性下劣が服を着て歩いているような振る舞いからホセには「糞」呼ばわりされている。
いろんな意味で強烈なインパクトを残しており、読者から人気と注目を集めた『ケンガンオメガ』屈指のネタキャラ。
対抗戦時点での煉獄における仕合成績は9勝5敗。
虚勢を張りながらも拳願会との対抗戦に集ったトップ層の中では最弱候補な辺りがネタキャラ感を加速させている。
- 『黄金帝』カーロス・メデル
煉獄のA級闘士。
かつて5階級制覇を達成したボクシング界の生ける伝説にして、現在でも格闘技に関わる人間なら知らない者はほぼいないというほどの著名人。
14年前にミドル級平均を下回る小兵でありながらボクシング主要4団体でミドル級4冠を達成し、その後はひとつづつ階級を上げ、スーパーミドル級、ライトへヴィー級、クルーザー級、ヘヴィー級まで制覇するという偉業を成し遂げる。
しかし余りにも強過ぎたことが原因で、ヘヴィー級王者の一角を倒してからは他団体のチャンプ達からさえも試合を敬遠されるようになり、加えて当時所属ジムが契約していた悪徳プロモーターのせいで次の試合が一向に決まらず、「環境」にさえ恵まれれば史上初のへヴィー級4冠王になれたはずだったとされる。
その後はガオランがボクシングに転向するより以前に一線から退き表格闘技界から姿を消す。
そして南米屈指の激戦区であるブラジル裏格闘技界に身を投じた後、日本の煉獄へ移籍した。
- 『羅亡』隼
煉獄のA級闘士。
忍者マニアであり時代劇のような古めかしい口調で話す。一人称は拙者で返事は「忍」。
一見アホ丸出しのストライダー飛竜のコスプレイヤーにしか見えないイロモノだが本人は大真面目であり、性格自体は几帳面な合理主義者である。
…しかし忍者マニアが嵩じて架空の忍者漫画のキャラクターを先生と呼んで本気で尊敬しているうえに黒木を「忍者マスター」と呼んで敬意を払うなどやはり変わり者である。
本名はアルバート・リー。元マジシャン兼壊し屋という変わった経歴を持ち、ムテバ・ギゼンガとは壊し屋時代にマレーシアで請け負った仕事の同僚だった。
煉獄に移籍する前は中国の裏格闘技団体「英雄故事」のミドル級チャンピオンで、当時は相手を躊躇なく破壊する残虐さから「破壊王」の異名で呼ばれていた。
ちなみにシンガポールチキンライスが好物。
- 『破壊獣』トア・ムドー
煉獄のA級闘士。
全身に入れ墨を入れた巨漢で「煉獄の筋肉番長」とも呼ばれる。
ニュージーランドの原住民であるマオリ族の出身で、マオリ族の伝説の勇者「ジョナ・ムドー」の子孫。
隼と同じく元は中国の裏格闘団体「英雄故事」の選手で、煉獄に移籍する前は同団体の無差別級のチャンピオンだった。
祖先に敬意を懐いて生きる生家の心得は眼中になく、自身が現代において最強の伝説たらんとする求道の精神と野望を持った男。
- 『オルドスの鷹』ナイダン・ムンフバト
- 『殺戮王』アラン・呉
詳細は蟲を参照。
- 『パリの死神』ニコラ・レ・バンナ
煉獄A級闘士。煉獄代表として対抗戦出場が内定している。
異名の通り殺し合いを好んでいる旨があり、人間関係に対して非常にドライ。
対抗戦メンバーの中では赫の次に弱いが、ムラが激しいだけでハマった時は強いらしく、瞬発力ならA級上位陣に匹敵するという。
当初はマイペースかつコメディリリーフ的ポジションかと思いきや…
- 『音無の悪夢』赫
対抗戦出場メンバー。
不気味な仮面を被り、全身黒ずくめといういかにも怪しい風貌とは裏腹に、言動は至って普通。
他選手の試合内容に対するコメントが浅い上、優勢と予想していた選手が負けたこともあり、極一部の読者から煉獄の嘘槻と呼ばれることもある。
元は煉獄に吸収された裏格闘技団体「毘沙門」に所属していたが、毘沙門では殆ど試合をしておらず、煉獄でもB級で1試合しかしていないなど試合実績が殆どなく、勝率的にはメンバーで最弱だが、B級での試合を見た豊田によって代表に抜擢された。
三鬼拳
- 『三鬼拳 大蛇』劉東成
対抗戦出場メンバー。
台湾出身で三鬼拳では一番の古株であり、語尾に「~ネ」や「~ヨ」を付ける如何にもな中華キャラ。
流派は「陽氏鋼拳」、「洪家八卦掌」など、5つの流派を体得した台湾武術界の天才拳士とされ、地面を踏みつける「震脚」と呼ばれる動作は大気を振動させ踏みつけた箇所が陥没する程の威力を誇る。ヒカル君以外の顔馴染の煉獄メンバーには強い仲間意識を持っており、新参者が苦戦するメデルを侮辱された際には相手を諫め、ナイダンが龍鬼との試合で殺し合いも辞さない猛攻を繰り広げた際には必死で止めようとしていた。
その為ナイダンを殺した龍鬼に強烈な殺意を抱き、彼を殺そうと襲いかかるが、双方の参加者から制止されるものの、対抗戦後には龍鬼を殺すことを決意する。
人の死に対して大した反応を示さない拳願会の面々とは違って、ナイダンの死に対して深い悲しみを抱いている。
- 『三鬼拳 蝦蟇』飛 王芳
対抗戦出場メンバー。劉と違い普通の口調。四川省出身。
流派は「壬氏太極拳」。
2年前に煉獄に参加し、当時三鬼拳だった闘士を倒してその座を奪う。
闘士としてリング禍のリスクは覚悟しているが、自身はあくまでスポーツマンであるという考えから、殺し合いは割りに合わないと公言している。
その正体は蟲に組した「もう一人の十鬼蛇二虎」の弟子であり、「虎の器」を自称する。
対抗戦では第12試合で若槻武士と戦う。
- 『三鬼拳 百足』呂 天
対抗戦出場メンバー。
三鬼拳の一角で3人の中では新参だが実力は随一。しかし正体は蟲の構成員。
詳細は個別項目を参照。
双王
- 『柔王』嵐山十郎太
「双王」の一角を務める対抗戦出場メンバー。
煉獄の最強闘士であるロロンに比肩する実力者で、呉雷庵から殺気を向けられても動じない胆力を持つ。
速水正樹の「兄」とされ、かつて「少年M」と呼ばれていた目黒正樹について何らかの関わりがあることを仄めかしている*12。
- 『マニラの怪物』ロロン・ドネア
「双王」の一角を務める煉獄の絶対王者にして全闘士の頂点に君臨する男。
対抗戦前年に行われた『最強闘士決定戦』の覇者で、白い長髪でオールバックが特徴。
煉獄の立ち上げから関わってきた最古参の闘士であり、その戦績は422勝無敗とまさにキング。
控室では腕組みをして座っているだけだが、煉獄メンバーが彼の発言に耳を傾け、弓ヶ浜でさえ彼には怯えて黙り、動くだけで煉獄メンバーに驚かれることから、山下の見立てでは拳願会でも最強クラスで、王馬から「人の形をした怪物」と評されるほど別格の強さを持つ。
【A級闘士】
- 『四次元ラティーノ』ホセ神崎
身長:178cm
体重:115㎏
年齢:27歳
誕生日:11月2日
好きなタイプ:タレントの坂口めい。(ダンベル何キロ持てる?の登場人物であるプロコスプレイヤー)
煉獄A級闘士である覆面プロレスラー。リングネームは「エル・ニンジャ」。
元々は原作のヤバ子氏がWEB連載していた「求道の拳」の登場人物で、当時所属していたプロレス団体が消滅したため、現在は関林ジュンと同じ超日本プロレスに所属している。
煉獄の闘士であるものの、拳願仕合闘技者である関林や春男との関係は良好で、修行に来た光我ともすぐに打ち解けている。
流派は「ルチャリブレ」。
父親がルチャリブレの名手で驚異的な身体能力を持ち、鍛え上げた筋肉は光我の連打が全く通じず、龍鬼の地伏龍でも衝撃が貫通しないほど硬い。
反面、体内時計の精度がイマイチで、プロに必要な時間感覚が鈍い。
拳願会と煉獄の対抗戦を3ヶ月後に控えた頃、弓ヶ浜との試合に敗れ、右腕を破壊したものの意識不明の重傷を負う。
一時は再起が危ぶまれるほどの重態だったが無事に目を覚まし、3ヶ月後には退院を待つ状態まで回復している。
- 『ゴッドスピード』キム・チャンギ
身長:191cm
体重:105㎏
煉獄A級戦績:7勝1敗。
年齢:23歳
誕生日:6月10日
趣味:お昼寝やねん
煉獄のA級闘士。
A級になって日は浅いが、対抗戦ではリザーバーとして控えている。劉曰く「なりたてのヒヨッコ」。
謙虚な性格の好青年だが存在感が薄い上に煉獄には「キム」という闘士があだ名も含め複数名在籍していることもあり、対抗戦メンバーの殆ど*13はロロンも含めて彼の名前を聞いただけでは誰のことか思い出せずにいた。*14
韓国出身だが小学生の時に親の転勤で大阪に越してきたため関西弁で話す。
流派は「テコンドー」。
当初本編では名前が語られるだけだったが、単行本10巻のおまけ漫画で詳細が判明。
後に本編でも『超新星』の一人として登場したが、超新星トップクラスの戦績を誇っていた。
戦鬼杯予選リーグではDグループで超新星対決となった仕合で死闘の末に小野田に勝利したが、棄権してもおかしくない深手を負ってしまう。
また『求道の拳』第二部にキム・チョンギという人物が登場しているが、おそらくまったくの無関係。
- マイケル・キム
A級闘士。アメリカ出身。
単行本10巻のおまけ漫画に登場。
- キム・クルト
A級闘士。スウェーデン出身。
対抗戦の頃は怪我で欠場している。
単行本10巻のおまけ漫画に登場。
【B・C級闘士】
- 『大英帝国のベアナックルクラッシャー』トミー・“ザ・ガン”・ストラマー
C級→B級闘士。
B級中位の実力を持ち、C級ではトップクラスだった。
B級への昇格試合で同格のマークとの試合に勝利したことで、B級昇格が決まる。
- 『イリノイの怪人』マーク・マイヤーズ
C級→B級闘士。
ホッケーマスクを被った巨漢で、B級中位の実力を持ち、C級ではトップクラスだった。
元々はマフィアの用心棒として200人以上を殺害してイリノイ州の重犯罪者刑務所に収監されていたところを豊田にスカウトされて合法な取引に基づいて煉獄に加入した。
また煉獄に加入するまで格闘技トレーニング経験はなく、その身体能力だけで200人以上を殺害してきたとされる。
※技
- 筋肉の引き締め(仮称)
二虎流金剛ノ型「不壊」と同系統の技。
全身の筋肉を引き締めて肉体を強固に固める技で、発動中はレイザーズエッジですら効果半減に抑えてしまう防御力を得る。
反面欠点も不壊と同様。加えて関節へのダメージは軽減できない。
王馬は「この技術を得たのはごく最近」と推察している。
B級への昇格試合で同格のトミーと対戦するも、敗北する。そして対抗戦後はB級に昇格し、一夫からもA級に届く実力と評されるまでになる。
戦鬼杯予選リーグではDグループでB級闘士対決となった仕合で突き合いの末にピタリに勝利した。その後も勝利を重ねて本戦進出を決め、1回戦では理人と戦う。
開始から新たに会得した筋肉の引き締めにより防御力を高めて戦う戦術で理人に挑むも、肝心の技の使用経験の浅さが祟って使うタイミングを誤り機動力が低下。
執拗な関節への打撃を受けてしまい疲労困憊し、引き締めを解除してしまった一瞬の隙を狙って放たれたレイザーズエッジの直撃を受けて一撃でノックダウンした。
- キム・スンヨプ
B級闘士。好物はカツ丼。
単行本10巻のおまけ漫画に登場。
戦鬼杯予選リーグではEグループに振り分けられるも、煉獄との試合も合わせて連敗が続きスランプ状態となっている。
- 木村千秋
C級闘士。通称「キム」。
単行本10巻のおまけ漫画に登場。
- 『ゴッドオブサイゴン』ナム・ニャット
煉獄通算戦績:5勝0敗
拳願仕合戦績:2勝0敗
煉獄B級闘士。超新星の一人。
戦鬼杯予選リーグではGグループで鎧塚サーパインと対戦し、彼の「ビルマの鉄槌」を食らって敗北した。
- 『次世代ハイブリッドレスラー』船山義樹
身長:179cm
体重:93㎏
年齢:27歳
煉獄通算戦績:6勝2敗
煉獄C級闘士であるプロレスラー。
これまで怪我が原因で昇格とは無縁だったが、C級闘士の中では最上位(B級中位)の実力を持ち、王馬も初見で「強い」「なかなかレベルが高い」と評している。
敢えて大きな賭けには出ずに確実な方法を選ぶなど現実主義な一面もある。
流派は1980年代に誕生したとされる「実戦プロレス」。その名の通り実戦重視の格闘技で反則が噛み付きと金的のみと過激。
競技誕生時は過激さのみを重視していた関係でファンからの支持を得られず団体は倒産したが、現代になって船山ら当時を知らない若手たちを中心に再興された。また当時の反省点も生かして技術も重視するようになったことでそのテクニックが再評価され一定の支持を得て競技者が増えているというが、既に総合格闘技が広く認知されていることもあり、どうしてもコアなファンが中心のため、団体存続のために選手は裏格闘技で生計を立てなければならないのが現状となっている。
戦鬼杯予選リーグEグループで光我と対戦し、当初は互角に立ち回っていたが、関林との猛特訓で打撃力を上げた光我に徐々に押され始め、最後は三日月蹴りを食らって敗北した。
その後は予選に落ちるものの、光我とは打ち解けたのか黒狼とともに彼のセコンドを務める。
- 桜川新
煉獄C級闘士。
戦鬼杯予選リーグではBグループでベテラン闘技者の塚本を撃破した。
- デスカラスJr
煉獄B級闘士。
戦鬼杯予選リーグではCグループで理人に敗北した。
- 弓削毅
煉獄C級闘士。
戦鬼杯予選リーグではCグループでイリューヒン・アシモフに敗北し、その際の負傷により残りの仕合を棄権した。
- ピタリ・クリーチコ
煉獄B級闘士。
戦鬼杯予選リーグではDグループでB級闘士対決となった仕合で突き合いの末にマークに敗北した。
【元闘士】
- 『ゴースト』幽崎 無門(本物)
身長:189cm
体重:101kg
年齢:28歳
誕生日:4月4日
趣味:カマキリの飼育
悩み:眼精疲労
拳願会に移籍した元煉獄A級闘士。
流派は「七星蛇形拳」。
単行本7巻のキャラ紹介によると、かなりの実力者だったらしいが、実は作中に登場した幽崎は「蟲」の構成員による成りすましであり、隼の調査によると本物の幽崎は煉獄を去る1ヵ月前後に殺害され、遺体を焼かれて個人を特定できる痕跡をことごとく「隠滅」されていた。
このことから煉獄よりもファイトマネーの安い拳願会への移籍も「蟲」としての作戦のためだった可能性がある。
- 『怪人』暮石光世
今井コスモの師匠。鳥取県出身。
格闘技の天才であるコスモが一度も勝てたことがないと言うほどの格闘技の達人。
自分の格闘道場を経営する傍ら「六真会館」でも柔術の指導を行っている。
実は昔本当に金欠だった頃に「煉獄」に参加していたことがある。
ランクは不明だが、ファイトマネーを得ていたことからB級上位もしくはA級の可能性がある。
ケンガンシリーズだけだと単に面倒見の良い兄貴分に見えるが、その実態は人の骨をバキバキに折ることに快感を覚える異常者。刹那や目黒に匹敵するイカレ野郎である。
- キム・ムベ
元A級闘士。
家業の八百屋を継ぐために帰国した。
流派は「シルム(韓国相撲)」。
単行本10巻のおまけ漫画に登場。
【スタッフ】
- 椎名ありさ
身長:168cm
体重:56㎏
年齢:25歳
誕生日:12月15日
出身:栃木
どうでもいい情報:従姉妹がヤンキー
煉獄のMC兼レフェリー。作中最高峰の容姿を持つ美女。
対抗戦では主審を務め、出光から試合でのルール違反などに関する最終判断を任されている。
従姉妹はダンベル何キロ持てる?に登場する栃木の走り屋「泡姫」の3代目総長、椎名花恋と思われる*15。
- 永瀬まつり、{橋本ほのか、ジューン・キャメロン
対抗戦の副審。
【拳願会との関係】
裏格闘技団体というより企業組合としての面が強い拳願会とは団体の設立目的や趣旨の違い*16から『ケンガンアシュラ』の頃までは直接的な関わりがなかったが、『ケンガンオメガ』までの間に拳願会と煉獄で「勝利団体が敗北団体を吸収合併する」という取り決めの下に「団体対抗戦」が行われることになった。
当初は1年後に13名の代表選手を戦わせるという取り決めだったが、豊田が1ヶ月後に50名での開催へ変更要求したため、協議の末に半年後に13名で行われることに決定した。
その後、開催直前になって拳願会から延期の要求が出され、煉獄側も主力の弓ヶ浜が負傷していたためこれを受諾したことで、さらに1ヵ月遅らせての開催になった。
神殺山の火口に築かれた10万人を収容可能な「神殺ドーム」を会場とし、仕合形式は1対1の個人戦で先攻チームが選手を決定したのを受けて後攻チームが選手を決め、先攻後攻は3試合ごとに入れ替わるというスペシャルルールとなっており、出場できる試合は選手1人につき1試合まで。
この先後ルールに対し大久保が「一試合余るけどどないすんやろ?」とちょっと天然めいた疑問を呈している。
また第9試合が没収試合となったことで引き分けの可能性も出てきたが、その場合はサドンデスで決着を付けることとなる。
司会・実況は拳願会職員の片原鞘香とジェリー・タイソン*17、審判は煉獄の椎名ありさが担当している。
またルールは煉獄準拠で行われるが、拳願仕合と異なり煉獄には「場外負け」が存在するため、「場外負け」が一切ないリングでの仕合に慣れている拳願会側にとっては相手の土俵で闘っている意識を持たなければならず、煉獄側が「勝負」よりも「試合」に勝つことを優先させた場合、僅かな油断が敗北に繋がってしまうなど、全体的に煉獄側に有利となるよう設定されている*18。
〜各試合の流れ〜
仕合 | 拳願会チーム | 煉獄チーム | 備考 |
第一試合 | × | ○ | |
第二試合 | × | ○ | |
第三試合 | ○ | × | |
第四試合 | ○ | × | |
第五試合 | × | ○ | |
第六試合 | ○ | × | |
第七試合 | × | ○ | |
第八試合 | ○ | × | |
第九試合 | △ | △ | 没収試合 |
第十試合 | × | ○ | |
第十一試合 | ○ | × | |
第十二試合 | △ | △ | ダブルノックダウン |
第十三試合 | ○ | × |
- 第一試合:ガオラン・ウォンサワット(拳願会)vsカーロス・メデル(煉獄)…勝者:煉獄(場外による反則)
序盤は機動力で勝るカーロスが優位に立つも、徐々に動きの規則性を把握したガオランに形勢が傾き始めていく。
カーロスがカポエイラを織り交ぜたスタイルに移行したことでガオランは再度苦戦を強いられるが、鍛え上げた神拳とムエタイの足技で次第に優位に立ち、最後は神の御光を顔面に入れて戦闘不能にする。
しかしカーロスの執念によって一緒に場外へ転落させられ、反射的に庇い手をしたことで、試合としては拳願会側の場外反則負けとなる。
- 第ニ試合:理人(拳願会)vs隼(煉獄)…勝者:煉獄(ノックダウン)
理人は黒木玄斎との2年間の修行でで培った洞察力で隼の忍法ミスディレクションを見破るが、忍法肩透かしとも組み合わされたことで動きが読めなくなり翻弄される。
そんな中で自力で活路を見出し、敢えて肘打ちを誘導することでレイザーズ・エッジをカウンターでクリーンヒットさせる。
しかし隼が施していた薬効によって序盤から蓄積していた毒で身体の自由が利かなくなりながらも、猛攻を繰り出すが、遂に毒が全身に回り、裸締めで意識を落とされ敗北した。
理人は試合後も後遺症で記憶の混濁と異様な衰弱を示している一方、隼は観戦に来ていた黒木に手合わせを求めるも、手刀の一撃で倒された。
- 第三試合:ユリウス・ラインホルト(拳願会)vsトア・ムドー(煉獄)…勝者:拳願会(ノックダウン)
両陣営屈指の重量級対決。
二虎流に似た武術を使いこなすムドーに苦戦を強いられ、一度はカウンターで大ダメージを受けてダウンを取られるユリウスだが、マッスルコントロールを突き詰めた「神殺しの削岩機」でマウントポジションのムドーを強引に吹き飛ばし、前腕の回転で相手の受けを弾きつつ全身全霊で頭部へ叩きつけた左鉄槌がフィニッシュブローとなり、純粋な力だけで技をねじ伏せてムドーを撃破し、拳願会側初の白星となる。
- 第四試合:三朝(拳願会)vs弓ヶ浜ヒカル(煉獄)…勝者:拳願会(レフェリーのストップ)
「滅堂の牙」同士による試合で、リング上の「時間」と共に狭まる光の範囲でしか戦えないという制限時間5分間のスペシャルマッチとなる。
この試合は「体全体」が範囲外に押し出されたら敗北、5分以内に決着しなければ無効試合となる。
新人である自分は大事な局面ではなく序盤で出場したほうがいいと考えた三朝が自ら志願し、弓ヶ浜を挑発してリングに立たせた。
序盤は弓ヶ浜の押し出し場外を狙う作戦に三朝が付き合う形で自滅を待ちつつ、リングが狭まり体格を活かしにくくなったタイミングで反撃に転じ、三朝は弓ヶ浜からの反撃を許さず完璧に捌き切り、急所の多い頭部へ打撃を集中させ、最後は顔面に拳を叩き込み、ほとんど傷を負うこともなく三朝の勝利となる。
- 第五試合:臥王龍鬼(拳願会)vsナイダン・ムンフバト(煉獄)…勝者:煉獄(殺害による反則)
龍鬼は「蟲」のメンバーであるナイダンから話を聞くという焦りや光我との約束で殺しを禁じたことから本来の力を出しきれず、攻撃が直線的になり、ナイダンの「天空の目」で完璧に対応されて厳しい戦いを強いられる。
やがてナイダンが光我を殺そうとしたことで龍鬼も本気を出し、レフェリーの制止も聞かずに双方本気で殺し合う中でマウントポジションをとったナイダンの頸動脈を「穿」で打ち抜いて致命傷を負わせてしまい、さらにナイダン自身がダメ押しで傷を広げて死亡。相手を殺害したことで龍鬼の反則負けとなる。
- 第五試合終了後
ナイダンの死にマジギレした劉が龍鬼に攻撃を仕掛けるなど一触即発の事態となるが、拳願会・煉獄両陣営の制止で一旦は収まった。
ここまでで、結果だけ見れば煉獄が3勝でリードしているのだが、敗北したムドーや弓ヶ浜は言わずもがな、勝者である筈のカーロスや隼までも深手を負い医務室送り、ナイダンに至っては死亡してしまっており、煉獄側の選手が誰一人として控室に戻れていない。
「拳願会側の殺意が高すぎる」とまで言われている。
- 第六試合:加納アギト(拳願会)vs呂天(煉獄)…勝者:拳願会(レフェリーのストップ)
「もう一人の十鬼蛇二虎」による「蠱毒房」生き残り同士の対決。
互いに「無形」を駆使し、5分間の攻防の末に呂がアギトを上回り、「武」をも解放したアギトを追い詰めたかに見えたが、「獣心」を克服し「武」と「無形」の完全な融合に成功したアギトに圧倒される。
追い詰められた呂は切り札の「鬼魂*19」を使用。
ユリウス並みのパワーとスピードを発揮したものの、肉体の品種改良と脳内麻薬によって体にかかる負荷に耐えつつ平静な判断力を保ててこそ真価を発揮する「鬼魂」を使いこなせているとは言い難く、
アギトは攻撃の隙を縫って必殺技の龍弾を放ち、呂天の顎を打ち抜いて勝利した。
- 第六試合終了後
試合決着と同時期に、ナイダンを殺害してしまい控室裏で意気消沈していた龍鬼の下にコイツが現れている。
また呂天が普段と明らかに様子や戦い方が異なっていたことに加え、彼にもナイダンと同じムカデのタトゥーが見られたことで、試合終了後に煉獄側が拳願会チームを問いただしたことで、煉獄メンバーは初めて「蟲」の暗躍を知ることとなった(煉獄メンバーは蟲に関しては噂程度でしか知らなかった)。
一夫は一時休戦を申し出るも、ロロンの一蹴で拒否されてしまった。
ちなみに医務室での様子も模写され、毒の影響で記憶の混濁が見られた理人は隼と軽口を叩き合える程に回復が見られ、カーロスは実質的に負けた事を踏まえて今後の路線に関して思案しており、カポエイラの一時封印を決断。強さを求めて体重をフェザー級まで増量することを考えていた。
- 第七試合:呉雷庵(拳願会)vsアラン呉(煉獄)…勝者:煉獄(殺害による反則)
「呉氏」をルーツを持つ暗殺者一族同士による対決*20。
秘術「回生」て始祖の人格を宿すアランはエドワードの指示で雷庵を始末するつもりで「鬼魂」を使用。試合開始を待たずに先制攻撃を仕掛ける。
一族の仇敵エドワードの姿を見た雷庵の「失せろ」という警告を無視し更に攻撃を仕掛けるが、外しを使わない状態の雷庵に圧倒される。
その後「外し」を使った雷庵に窮地に追い込まれ、隠し持っていたナイフを使おうとするも、そのまま雷庵がアランを引きちぎったことで決着。
雷庵が自身の反則と認めるが、アランが格闘技の試合でナイフを使おうとした事、そもそも試合開始の合図すらまだだった事から試合結果は審議することになる。
そして審議の結果、「雷庵は最初から相手に殺意を抱いていた」「アランは凶器を使用する前に殺された」ことなどから、雷庵の反則負けとなる。
- 第八試合:速水正樹(拳願会)vs嵐山十郎太(煉獄)…勝者:拳願会(ノックダウン)
柔道家同士の対戦。
嵐山は試合前から速水の「兄」とされる目黒正樹について何らかの関わりがあることを仄めかしている。
当初は嵐山の圧倒的な「投げ」の技量により圧倒される正樹だったが、「多幸感」の作用によりどれ程ダメージを受けても顔色一つ変えることなく起き上がり、柔道技のみならず打撃も織り交ぜた攻撃を仕掛け、投げられた瞬間に空中で体制を切り替え、嵐山の右肩に肘打ちで反撃。嵐山の右肩を破壊した。
嵐山はそれでもなお技を仕掛けるも、片腕では投げることができず、正樹は一本背負いで嵐山を組み伏せ、マウントポジションでボコボコにし、勝利した。
また正樹の勝利により対抗戦結果が4勝4敗となるが、山下一夫と速水勝正との事前取引により、事実上速水勝正の拳願会副会長就任がほぼ決定してしまい、拳願会は新たな火種を抱えることとなる…
なお、乃木と豊田の交渉により次試合から選手決定の先攻後攻が廃止され、両陣営どちらが先に選手を出してもいいことになった。
- 第九試合:阿古谷清秋(拳願会)vsニコラ・レ・バンナ(煉獄)…没収試合(試合中止)
序盤からニコラが独自の武術「殺破手」を駆使しダウン中にも攻撃を仕掛けるなどして優位に試合運びを行い阿古谷を圧倒する。
そんな中暴走した阿古谷がニコラの肩に噛み付きを行うも全く意に介さずニコラが攻撃を仕掛け、阿古谷のカウンターでニコラがダウンするが、ダウンからの攻撃で阿古谷の足の自由を奪いダブルノックダウンとなる。
しかしニコラがカウント中に反則攻撃し、阿古屋も頭突きの連打で反撃を行い、レフェリーの静止を完全無視する形となり、ロロンが止めに入り試合終了を宣言する。
その後審判団の協議の末、没収試合となる。
- 第十試合:徳尾徳道(拳願会)vs劉東成(煉獄)…勝者:煉獄(場外による反則)
当初こそ体格やタフネスで勝る二徳が優位に立ち、劉は本気の発勁を短時間に2発モロに打ち込むもダウンさせることは叶わずカウンター打ち込んまれて逆にダウンさせられてしまう。
しかし次第に本調子になり始め、手数の多さで二徳を押し始め、腕ひしぎ十字固めで右腕を折られそうになるも、自ら腕を折ることで発勁を打ち込み技を外した。
二徳はロシアンフックを打ち込むも受け流され、逆に劉は背面蹴りを喰らわせ、二徳を場外に押し出すことで勝利する。
- 第十一試合終了後
決着後、二徳は再戦を希望するも、「さよならだけが人生だ」と拒否し、固い握手を交わした。
一方、暮石光世と成島丈二は成島光我達を襲撃した「蟲」への報復のために行動を開始する。
- 第十一試合:大久保直也(拳願会)vs赫(煉獄)…勝者:拳願会(レフェリーのストップ)
力量自体は大久保が赫を上回っていたものの、当初は赫が「武器」で大久保を押していた。
しかし大久保が「武器」が「振動」であることを見抜き、シバリングを使用できない頭に攻撃を絞り優勢に立つ。
一度は赫の「帝王眼*21」で攻撃を見切られるも、最終的には格闘家としての力量の差から再度優勢に立ち、最後はフロントチョークで赫をKOし、勝利した。
なお、赫は本来の任務であるニコラ暗殺を実行に移すために医務室へは向かわずにリングを去った。
- 第十二試合:若槻武士(拳願会)vs飛王芳(煉獄)…引き分け(ダブルノックダウン)
序盤は一進一退の攻防が続く中、神殺トームのモニタールームを制圧した「もう一人の十鬼蛇ニ虎」の語りかけにより「二虎流」を開放した飛が若槻を悉く圧倒しだした。
絶命トーナメント以降続けてきた二虎流対策も失敗した若槻は「前借り」を使わせようとするも、飛は新たに「神魔」を発動して若槻を一方的に追い詰め、最後は若槻は死に物狂いで飛にしがみつき、飛も「神魔」を全開放して勢いで若槻を引き離す。
それでも怯まず、若槻は「爆芯」を打つも空振りに終わり、そのままカウンターパンチで吹き飛ばされ、飛の方も限界を迎え、全身から血を吹き出し、両者共にダウンし、ダブルノックダウンとなる。
決着後、既にあと数分で死に至る状態にまで追い込まれていた飛は王馬に彼の出自と「虎の器」の真実を語り、二虎の真の狙いと、自身の本当の立ち位置を悟って錯乱しながら死亡した。
- 第十二試合舞台裏
上記の通り「もう一人の十鬼蛇ニ虎」がモニタールームを襲撃したが、そこへ豊田からの依頼を受けたムテバが現れて交戦するも、飛の死を確認すると、「最後の実験台」も死んだか。と呟き、「データは揃った。」「二虎流は、更に進化を遂げるぜ。」と意味深な言葉を残してモニタールームを去っていった。
…この男にとっては、飛王芳を含めた4000名の弟子全員、「虎の器」候補などではなく、最初から二虎流を進化させるための「実験台」に過ぎなかったのだった。
- 第十三試合:十鬼蛇王馬(拳願会)vsロロン・ドネア(煉獄)…勝者:拳願会(ノックダウン)
「呉一族」秘技や先の先を修得した王馬はロロンと終始高等技術による攻防を繰り広げるも、徐々にロロンが押し始める。
しかし「前借り」を一時的に完全開放した王馬がロロンの読みを上回る。「操流ノ型・天地」を叩き込みロロンに絶大なダメージを与えた。
お互いに満身創痍の中、シラットによる多彩な攻めを崩さないロロンだったが、王馬は「呉家伝・地削ぎ」によりロロンを崩す。
そこに生まれた僅かな隙に放った「金剛火天ノ型・瞬鉄 砕」が本試合の決め手となった。
これにより対抗戦は6勝5敗1引分で拳願会の勝利となった。
- 決着後
豊田は当初の予定通り拳願会による煉獄の合併を認めるも、乃木は対抗戦を通して拳願会と煉獄では成り立ち・目的・ルールなど同じ裏格闘技でも(上記の通り)性質が違いすぎることから、無理に合併すれば拳願会会員や煉獄顧客の反発も起きかねないため合併を白紙に戻すと宣言。君島「そんなこと最初からわかってたじゃないですかアアアアアアーーーッ!」
そして煉獄は拳願会の下部組織として存続が決定し、表向きは拳願会と煉獄の業務提携として「定期的な対抗戦開催」「闘技者・闘士のレンタル移籍制度導入」を行うことも乃木から提案された。
ちなみにこの提案に対して豊田は対抗戦開催に伴う各方面への根回しや両団体のファイトマネー格差問題を取り上げたが、乃木はその問題すらも解決案を考えていた。
上記の通り速水勝正の拳願会副会長就任という不安要素はあるものの、結果的に拳願会・煉獄双方の存続は確定することとなった。
なお、不安要素だった速水勝正は大会後に息子の正樹に殺されたため、2年が経過した後も観客からは少々愚痴が漏れるくらいで済んでおり、両組織共に順当に機能している。
【余談】
- レフェリー・審判
拳願仕合側の審判が露出の少ないプロレス風の衣装を着て男比率も非常に高い硬派寄りな一方で、煉獄側はショーを彷彿とさせるド派手で煌びやかな衣装を着ていたり、露出多めなドレスを着た女性が多く重用されているのが特徴的。
- 毘沙門
『ケンガンアシュラ』の頃まで日本裏格闘技業界において第3位の規模を誇っていた団体。
絶命トーナメント終了後から『ケンガンオメガ』までの間に煉獄に統合(吸収)された事で事実上消滅してしまったが、旧毘沙門の選手が煉獄内でどの程度のランクなのかは現時点では描かれていない。
毘沙門で絶対王者に君臨していた根津マサミは拳願仕合トップの加納アギトや煉獄絶対王者のロロンと比べるとやや見劣りし、栃木ディスティニーランド社長が根津と共に毘沙門から引き抜いたボディガードは拳願仕合闘技者の中でも中堅クラスの蕪木浩二の不意打ちに対応できず、蕪木からも「二流」と評されてしまっている。
追記・修正はエンタメ性を全面に押し出してからよろしくお願いします。
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▷ コメント欄
- 二徳と正樹のどちらかは嵐山さんと対決しそうだけどその場合残った方の相手が読めない -- 名無しさん (2021-01-04 19:58:08)
- ↑残りは赫じゃないかな。 -- 名無しさん (2021-01-04 20:52:39)
- 誰一人として控え室に帰って来れてないし、こんなやばい拳願会なんて組織合併しちゃダメだと思う -- 名無しさん (2021-01-04 21:24:59)
- 観戦する側からすると拳願仕合はレベルの高さから最初のうちは興奮するかもしれないけど、よくよく考えると別に人が死ぬ死にかける所ってそこまで見たくないし、表の世界トップクラスやイロモノがガチガチのバトルや場外にするしな引きをやってて健全な煉獄の方が普通に良いんだよなぁ。煉獄の見学回(ヒカルくん初登場回)で一夫か光我も言ってたけどガチの殺し合いが見たいって層は極々一部で、毎回殺し合いが行われてたらそのうち選手も観客も誰もいなくなるわけだしな。 -- 名無しさん (2021-01-04 21:35:50)
- 一応興行的側面付与してるけど本質は「企業同士での利権の奪い合いの代理戦争」な拳願会と最初からエンタメ路線が主軸の煉獄とでは土俵が違いすぎる。 -- 名無しさん (2021-01-04 21:48:48)
- ↑そもそも拳願会の設立経緯も商人が利権を巡って殺しもありの争いをしてたら将軍(ショタ)が「正々堂々の勝負で決めろ!」って沙汰が発端だしなぁ。ケンガンアシュラ1巻のおまけ漫画だとその数ヶ月後に沙汰を出したショタ将軍が死んで、家臣達が次期将軍を決めようとしてるところに商人達が「拳願仕合で決めましょう!」しゃしゃり出てきて結局仕合で次の将軍が決まったんだよな。 -- 名無しさん (2021-01-04 22:03:12)
- メデルの戦い結構好きだったんだけどなあ、不測の事態にも早急に対応したり自分の体格に合わせて戦い方を変えたりプライドを捨ててでも勝ちを狙いにいくスタイルとか好きだったし…やっぱみんなガオランに勝ってほしかったんだなあって -- 名無しさん (2021-01-04 23:06:48)
- メデル単体ならホームとアウェイの違いもあって悪くなかったけど、次鋒の隼もなんかしょうもない(というよりは真っ向勝負じゃない方法での)勝ち方したのもあって全体的な流れとしてケチがついた感がある、それだけに力こそパワーで真っ向から叩き伏せたユリウス戦は人気あるイメージ -- 名無しさん (2021-01-04 23:49:06)
- 豊田さん隼に偽幽崎の調査という物凄く忍者っぽい仕事を任せてくれたりするし、ヒカルくんがトラブル起こしたら自ら出てきて揉め事収めるしリーダーとして物凄く有能な感じがする。もう乃木会長より豊田さんに拳願会のトップやってもらった方がいいんじゃないの。 -- 名無しさん (2021-01-05 00:59:20)
- ↑それな。豊田って裸一貫から国を持てるだけの財力を手に入れるくらいの商才に加え、財力と社会的地位や拳願仕合のトップと同レベルの選手を何人も抱えてるから、わざわざ対抗戦をやるよりも非公式仕合で会員権を獲得して拳願会員になってそのまま会長まで上り詰めたほうが低リスクで拳願会を手中に収めることもできそうだよな。拳願会側から見ても、豊田が会員になれば東アジア裏格闘技業界とのコネクションと2000人近い選手が一度に入ってくることになるメリットもあるしな。 -- 名無しさん (2021-01-05 01:11:46)
- 「煉獄」と言う単語は人の名前だったり技の名前だったり組織の名前だったり忙しいな。 -- 名無しさん (2021-01-05 12:37:50)
- クッボの「煉獄さんに謝れや」は草生えたわ -- 名無しさん (2021-01-05 14:49:19)
- メデルの元ネタはロイ・ジョーンズJr+エデル・ジョフレor山中慎介? -- 名無しさん (2021-01-05 15:47:27)
- 煉獄が吸収した毘沙門ってどんな団体だったんだろう。日本裏格闘技業界では第3位の勢力だったからそこそこ大きな団体だったんだろうけど、絶対王者の根津が強いのか弱いのかわかんないキャラだったから、毘沙門のレベルもイマイチよくわかんないんだよな。 -- 名無しさん (2021-01-05 18:23:49)
- 隼戦は不評なのかね、毒はどうかと思ったがトリック技の名手って意味じゃ嫌いではなかった -- 名無しさん (2021-01-05 21:56:54)
- 煉獄はエンタメ、拳願会は代理戦争 -- 名無しさん (2021-01-06 06:30:41)
- ↑2 前試合からの流れ含めて、純粋な実力そのもので負けたわけじゃないってのがな。満を持して始まった対抗戦が初戦から続けてこれなら、そら不満も出るわ。負けるにしたって相手の強さ見せ付けたり、納得感は欲しい -- 名無しさん (2021-01-06 08:17:29)
- 特に黒木の元で修行を積んだニュー理人なだけに、負けるんかいという思いと飛び道具じゃねーかという納得できなさが二重にきつい。2連続で格闘家として勝ったのに試合に負ける展開が続いたし -- 名無しさん (2021-01-06 12:35:10)
- キングさんもしかして拳眼持ち? -- 名無しさん (2021-01-06 17:52:31)
- 不満はあるのは結構だけど一旦おちつけ、それよかどっちが勝ってもヒカルくんは地獄みそうな気がする -- 名無しさん (2021-01-07 11:46:08)
- 今思うと氷室さんがアギトにヒカルくんの存在に言及した時って結構話を盛りまくってたよな…。最初氷室さんの話を聞いたときはどんな強キャラが出てくるんだろうとちょっと期待してたのに、いざ出てきたヒカルくんはあんなだったしな… -- 名無しさん (2021-01-07 13:58:30)
- どうでもいいが氷室とアギト言われると仮面ライダー思い出すなw -- 名無しさん (2021-01-08 18:32:21)
- ヒカルくんに続いて隼の項目もできて各キャラの内容もどんどん増えてるのに未だに「対抗戦出場メンバー」としか書かれてない嵐山さん… -- 名無しさん (2021-01-12 15:21:05)
- 対抗戦に出て欲しいのに"弱いとは言わないがお前には全く及ばない雑魚だったぜ、わざわざお前が出ていかなくても他の護衛者がカタつけるだろう"とか言うわけにはいかんやろ・・・ -- 名無しさん (2021-01-14 10:56:19)
- ↑3少なくともアギトはモデルだし、氷室さんも多分そう。そもそも王馬のモデルが天道総司だし -- 名無しさん (2021-01-14 11:22:33)
- 先読み追っかけてないから知らんうちにナイダンと劉がやたらカップリング扱いされてんのなーんでと思ったらそういうことか…… -- 名無しさん (2021-01-15 01:12:06)
- メデルの項目ちょっとどうにかならんか?確かに言いたいことはわかるけど劇中的には意地でも勝ちに食らいつくハングリー精神から煉獄は油断ならんってなってんだしさ -- 名無しさん (2021-01-22 18:19:25)
- 試合結果がちょっとしょっぱかったというのは事実だが全体見ると拳願会側の上位闘技者が軒並み余裕勝ちしてるから、どんな手段使ってでもガオランから勝ち星取ったのは評価ポイントではあると思う。後やっぱ今のスタイル付け焼き刃に近かったんだなと -- 名無しさん (2021-01-22 20:43:09)
- ボクシング現役時代はミドル→引退前はヘビー→引退後はバンタム→フェザーまで増やそうと思う(new!)……もうビックリ人間だろメデルさんwww -- 名無しさん (2021-01-22 20:57:47)
- 皮肉にも負けたムドーと死んだナイダン以外はぶっちゃけ強さは微妙に感じる。呂さんは発言がアレすぎる -- 名無しさん (2021-01-23 20:32:09)
- ↑まあ拳願仕合は長年殺しありだったから、闘技者も常に殺される覚悟で全力で仕合に挑んでたけど、煉獄はレフェリーストップや場外判定があるから多少手を抜いても問題ないから強さにムラが出てるんじゃないかな。 -- 名無しさん (2021-01-23 23:49:12)
- ↑そう考えると関林ってヤベーな。自分のすぐ隣に死があってもプロレスラーとして彼は戦い抜いたんだぜ。致命的な攻撃を全てかわさずに -- 名無しさん (2021-01-28 08:10:50)
- 煉獄は拳願会のなにがほしいの?業界№1の看板? -- 名無しさん (2021-01-31 07:23:32)
- ↑ その性質上拳願会は企業を統率する組合だから、それを仕切るということは間接的に全国の企業を支配下に置ける。地下闘技の頂点としての看板はおまけ -- 名無しさん (2021-01-31 08:23:42)
- おいおい、また煉獄側の帰還者が消えたわ -- 名無しさん (2021-02-04 00:30:02)
- ↑4 そらムテバさんも本心から敬意を表してプロレスで勝って後々助けに行くわな -- 名無しさん (2021-02-04 11:21:31)
- メデルさん塩試合しちゃったけど、全盛期の頃のヘビーの時ならガオランに普通に対抗出来てるんじゃないかあれ?少なくとも見切られるまでは圧倒できる程度には強いんだし -- 名無しさん (2021-02-05 04:19:18)
- 煉獄側で控室に帰れる人は出るのだろうか -- 名無しさん (2021-02-05 17:04:20)
- ↑そもそも煉獄側で一番軽症なのって隼くらいだよな。カーロス、ムドー、ヒカルくんは担架で運ばれてたけど、隼は試合の後すぐに黒木のとこまで歩いて行ったしな。 -- 名無しさん (2021-02-05 22:22:55)
- 煉獄の観客ひぇっひぇっで草 -- 名無しさん (2021-02-06 01:47:59)
- 煉獄ファン「また殺人かよやっぱ怖いっすね拳願会は」 -- 名無しさん (2021-02-09 07:36:51)
- 相手は全員無事に控え室に帰れず、既に拳願絶命トーナメントより死者数の多い対抗試合って一体… -- 名無しさん (2021-02-11 00:34:43)
- 雷庵の後に目黒クローンは草。地獄確定やんけ -- 名無しさん (2021-02-11 04:45:45)
- ケンガンアシュラは拳願会内部の話だったから特に疑問は抱かなかったけど、ケンガンオメガで他の裏格闘技団体が出てきたことで拳願会の方が異色さやヤバさが浮き彫りになったよな。だいぶ前のコメントにも書かれてるけど、仕合のレベルが高いだけでほぼノールールの拳願仕合よりも表世界トップ層やイロモノがガチバトルや場外にするしないみたいな駆け引きをやっててエンタメ路線な煉獄の方が普通に良いんだよな。 -- 名無しさん (2021-02-11 21:08:44)
- ↑5 先週あんだけ悲鳴上がってたのに今週黄色い声援飛びかってて草、切り替えの早さに感服する -- 名無しさん (2021-02-11 22:05:45)
- 現実に拳願仕合と煉獄があったら煉獄の方が圧倒的に人気出そうだよな。そもそも拳願仕合は所属企業の社長とその関係者しか観戦できないわけだし。 -- 名無しさん (2021-02-16 11:50:54)
- 黒星の内二つが殺害によるルール違反とか草生えない所か森が枯れるわ -- 名無しさん (2021-02-18 02:04:59)
- メデル(重傷)、隼(試合とは関係ないところで重傷)、ムドー(重傷)、ヒカルくん(重傷)、ナイダン(死亡)、呂天(重傷)、アラン(死亡)……これ煉獄勝ったところでしばらく興行無理だろwww -- 名無しさん (2021-02-19 13:45:09)
- ↑3 そもそも拳願の方は商品とか利権を賭けて勝負するわけだから、エンタメより強さ重視なんだよね…煉獄は試合を見せるために試合してるわけだから観客目線だったら煉獄のが人気でそうだな。 -- 名無しさん (2021-02-19 14:22:34)
- ↑2いや、煉獄は全体で2000人の大型組織だぞ?A級も半数以上残ってるし勝てば拳願会側の人員も手に入るし影響無くね? -- 名無しさん (2021-02-19 14:35:41)
- ↑3 細かくて申し訳ないけど隼の重傷はレイザーズエッジ喰らったのが原因だから試合とは関係あるぞ。黒木には首トンで気絶させられただけ。 -- 名無しさん (2021-02-19 14:59:52)
- ↑2少なくとも団体の花形選手があれだけボロボロにされたり殺されたりしてる時点で運営に支障は出るだろ。しかもこのまま拳願勢引き入れると「人殺しとかない程よくバイオレンスで程よくクリーンなエンタメ格闘団体」で売ってる所にライアンみたいなのが入ってくるのもそれはそれで困るから絶対揉めるし。 -- 名無しさん (2021-02-25 13:34:13)
- ニコラか飛のどちらかが7代目牙なんじゃないかなあって思ってる。いまんとこ双方に蟲フラグある分逆に拳願サイドのスパイってのがありそう -- 名無しさん (2021-02-25 17:01:22)
- ↑ 理人と大久保が三朝のことを「前の牙から小さくなった」って言ってたけど「前の牙」が七代目なのかヒカルくんなのかわかんないんだよな。 -- 名無しさん (2021-02-28 17:39:26)
- 黒木クラスが二人も居るのか……ガオランと殴り合えるメデルとか、二虎流使えるユリウスみたいなトアとか人選は決して間違った訳じゃないんだな -- 名無しさん (2021-03-06 04:28:36)
- ヒカルくんとアラン以外はそんなケンガンに見劣りする面子でもないと思う。この2人だけは知らん -- 名無しさん (2021-03-08 21:45:30)
- あとアランは枠潰しレベルだったけどエドワードが枠一つ要求したからで豊田の責任じゃないな -- 名無しさん (2021-03-08 21:48:54)
- アランは実力を測る材料が少なすぎてなあ。すでに呂の外しを見てるはずの審判ちゃんがガチビビリしてるくらいの外しは使えるけど呂の外しは所詮一族外の紛い物だからそれと比べてもだし…。ライアンもリップサービスは多い方だしなあ -- 名無しさん (2021-03-14 19:48:55)
- 次から次へ殺し屋を送り込むケンガン側が悪い。まだ阿古屋が控えてるし -- 名無しさん (2021-03-28 09:14:26)
- 「ケンガン側は4敗だからあと2人殺せるな」って誰かが言ってて吹いた -- 名無しさん (2021-03-28 09:43:29)
- ニコラ(本物)が想像以上にヤバそうな奴だった… -- 名無しさん (2021-04-23 19:14:25)
- ニコラは鏑木さんタイプか -- 名無しさん (2021-04-25 01:21:27)
- 蕪木vs阿古屋とかこの試合勝ち目ないやんけ。今からでも殺人セーフにしてもらえ -- 名無しさん (2021-04-25 03:35:52)
- ↑38 そりゃあナイダンが劉に友情を感じていたからな‥・これ以上無く -- 名無しさん (2021-05-13 02:09:17)
- ロロンさん以外と手が出るの早いなと思ったら、身内も相手も暴走してばっかでそらキレるわと納得。というか「ハァ…救いがたい馬鹿共だ」←この感想がおっしゃる通り過ぎるww -- 名無しさん (2021-05-28 07:24:46)
- 絶命トーナメントで一試合ごとに選手の勝ち負けで観客の賭けが行われてたけど、煉獄でもそういうのあるのかな? -- 名無しさん (2021-07-05 04:14:33)
- ホセも相当強いんだろうけど、ヒカルくんに2敗してるうえにそのヒカルくんの戦績が微妙なせいでA級内での強さがわかんなくなったんだよな。仮に負傷しなかったら対抗戦メンバーに選ばれてたのかな。 -- 名無しさん (2021-07-13 07:42:50)
- 毘沙門って規模が大きいだけで選手の質は低いイメージだけど、殆ど試合をしてない赫が煉獄でいきなりB級入りしてるあたり、強い選手はそれなりに強いのかな。 -- 名無しさん (2021-09-11 12:11:29)
- 正直金目的でも修行目的でも煉獄の方が需要ある気がする。賞金は言わずもがなだし、望んだ相手と戦えない拳願仕合と違って強ければ確実に黒木並みのキングと戦えるし -- 名無しさん (2021-10-23 19:50:41)
- 選手の要望もそれなりに通るしナイダンみたいに圧倒的に強ければ数戦でA級に上がれるのも利点だね。嵐山が対人稽古場に選んだのも納得できる -- 名無しさん (2021-10-23 21:34:52)
- ↑嵐山は「不殺」ルールで本来の実力を発揮できずにあの強さだけど、「不殺」ルールの中で強くなっていけば「殺さない技術」も身につけられそうだよな。 -- 名無しさん (2021-10-30 23:20:24)
- メデルと嵐山さんは参戦したのがバキの地下闘技場だったらトップ戦線に食い込めてそうだよな。 -- 名無しさん (2021-10-30 23:35:03)
- 煉獄側の代表で絶命トーナメントのメンバーが何人か出てくるかと思ったんだが予想がハズレたな -- 名無しさん (2022-02-24 08:42:42)
- 名探偵コナン警察学校編の声優座談会に出てた神奈延年さんが豊田にめっちゃ似ててちょっとビビった。 -- 名無しさん (2022-03-13 02:35:08)
- ↑2煉獄に移籍してるのが一人くらいいても面白かったかもな -- 名無しさん (2022-04-29 14:53:39)
- 金田、ここに移籍した方が戦績残せそう。直接倒せなくても勝つための選択肢が増えるってのは、どちらかといえば頭脳で戦う金田にはすごいプラスになると思う。 -- 名無しさん (2022-05-10 19:29:32)
- 煉獄はC級の試合でも数万人の観客がいるけど、どういう基準で選ばれてるんだろう。最初は豊田と交流のある人達や闘士の関係者が観戦してたのがそこから知り合いを招待してその知り合いがまた知り合いを招待するって感じで増えていったのかな。 -- 名無しさん (2022-06-19 00:36:35)
- 蟲トリオ三人が死んで赫は離脱しジャン・リュックの処遇について不明だったりとかなり寂しくなったなと思ったけど、それと同時に拳願会との繋がりを持った事で選手同士の交友関係が生まれて何よりだと思う。 -- 名無しさん (2022-09-23 11:01:22)
- だなあ。戦鬼杯見るに、層が厚いって話も本当だったみたいだし。優秀な格闘エンタメ(痛い系)が存続できて良かったよね。 -- 名無しさん (2023-03-31 14:50:39)
- このレベルと規模の団体を1代で作ったてのが凄いよな。拳願会はエンタメというよりは無いと困るから会員全員で金出し合って維持してる交渉場って感じだし -- 名無しさん (2023-05-02 00:51:16)
- 原作者の新連載が(女子専門の)裏格闘技団体を立ち上げて成り上がってくみたいなストーリーだけど、それを見た後だと一代で国内第二位の団体を作り上げた豊田の凄さがよくわかるんだよな。そもそも昇級戦とはいえC級の試合に絶命トーナメント以上の観客が集まるのって選手や団体に魅力がないとできないことだし。 -- 名無しさん (2023-05-22 22:54:45)
- 一生千金読んでたら裏格闘技団体のピラミッド図が出てきたけど、煉獄って女子部門無いんだな。拳願仕合は興行じゃなくて企業間の代理戦争だから無くても不思議じゃないけど、豊田は性格的に女子部門作ってそうだけどな(レフェリーも女の子ばかりだし)… -- 名無しさん (2024-02-06 10:27:46)
- 豊田さんが女子部門なんか作ったら多分それ以外の女子裏格闘団体が全部消し飛ぶと思われる -- 名無しさん (2024-02-23 18:30:49)
#comment(striction)
*2 仕合会場は基本廃ビルや工事現場など人気のいない環境
*3 隼の毒を帯びた足の指による攻撃もルール違反とはされていない。
*4 A級闘士、一部のB級闘士のみ
*5 1回の拳願仕合の観客は多くて数百人で、拳願仕合最大規模と言われた前作の絶命トーナメントの観客は数千人。
*6 出場枠の一つは豊田とエドワード・呉の交渉により、エドワードに決定権が与えられている。
*7 明確に実力が保証されるのは「滅堂の牙」という肩書くらい
*8 ただしその試合はB級への昇格戦で、試合を行っていた闘士はいずれもC級トップであり、ホセ曰くC級全員がこのレベルではないとのこと。
*9 その手法は大金を積んでも自分と話したい、お近づきになりたいと思わせるように仕向け、会費10万円設定の講演会1時間で2万人を集め、参加費が億単位の食事会は5年先まで予約が埋まっている。
*10 出来立てのボスバーガーを食べるためにヘリで食材をデリバリーさせて現地で出来立てを作らせる、戦争や盗難で行方不明になったはずの美術品を大量に収集する、水族館が好きだから自分用の水族館を作るなど。
*11 かつて三朝の部下だった者
*12 目黒は全国指名手配こそされているが、事件を起こした当時は13歳だったため、少年法との兼ね合いから公開捜査ができず、情報を知る者は阿古谷清秋のような警察関係者に限られているが、一部週刊誌では目元に黒線を入れた状態で写真と事件への関与を疑う記事が掲載されている。
*13 劉は一応「A級なりたて」と言及しているので憶えていた可能性はある
*14 ちなみに劉に対してキム・チャンギとの交代を提言したのは他でもないロロン自身。
*15 プロフィールで「従姉妹がヤンキー」と記載されているため
*16 拳願会は企業間の揉め事解決方法がたまたまステゴロ勝負だっただけで、仕合の観客も会員(企業代表)とその関係者に限定され、闘技者も一度の敗北で解雇されることも当たり前のため、全体的に敷居が高くなっている。
*17 ジェリーは前作では闘技者だったが、絶命トーナメントの翌年に連敗が続いたことで体力の限界を感じて引退し、今作では拳願会の職員となっている。
*18 そもそも裏格闘技団体の殆どが「興行」を目的としている中、「企業間の代理戦争」が主目的の拳願会の方が異色の団体である。
*19 エドワード・呉から伝授された「呉氏」の禁術。呉一族の「外し」と同様の技。
*20 ただしアランやエドワードらは「呉氏」の禁術を外部に漏らしたため、裏切り者扱いを受けている。
*21 脳の視床下部への術式により視覚情報処理速度を向上させたもの。早い話が人工的に強化された動体視力。
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