登録日:2017/05/31(水) 12:33:14
更新日:2024/02/06 Tue 11:21:55NEW!
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『ゴゴラ』とは1966年にインドのボリウッドが制作し、公開した怪獣映画。
またおそらく知られている限りボリウッドが制作した唯一の本格的怪獣映画である。
【概要】
当時、日本で製作された『ゴジラ』や『空の大怪獣ラドン』、『モスラ』といった作品が海外でも公開されファンや外貨を獲得しつつあった。
この熱気の一部は韓国にも波及し『大怪獣ヨンガリ』や『宇宙怪人ワンマグィ』が制作される原動力になったが、どうやらそれは遠く離れたインドにも及んでいたようで、
日本で『ウルトラマン』や『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』が放映されていた1966年に本作はボリウッドの手によって制作・公開されることとなった。インド映画おなじみのダンスシーンがあったかは不明。
後述するあらすじを見るに話の大筋は『ゴジラ(1954)』のストーリーにアレンジを加えたものであったらしく、怪獣の名前からは『ゴジラ』とイギリスの怪獣映画『怪獣ゴルゴ』からの影響が見られる。
現在では非常に残念なことにフィルムが行方不明になってしまっており、『真夜中過ぎのロンドン』や『江戸に現れたキングコング』などと同じく視聴不可能であるが、幸いなことにポスター、一部ロビーカードや『NACHO NACHO GOGOLA-GOGOLA』などといったBGMは現存している。
インドが急速な経済発展を遂げている今、いつの日かインドのどこかから『エジソン版フランケンシュタイン』のようにフィルムが発見されて視聴可能になることを願わずにはいられない。
【あらすじ】
怪獣ゴゴラがインドの海で目撃されるが、目撃者の若者たちの報告を警察も含め誰も信じようとしなかったせいでゴゴラの上陸を許してしまう。ゴゴラはだれにも止めることができず、都市部は壊滅的な被害を受ける。
これを見るに見かねた科学者(おそらく芹沢博士のポジションか)はゴゴラを殺すことができる毒を発見しヒロインである恋人の反対を押し切って使用しようとするが、彼の名声に嫉妬していたライバルに殺され、毒物を奪い取られてしまう。
その後ライバルは毒物を使用してゴゴラを殺すことには成功するも、彼もまたゴゴラが死の直前に放った致命的な反撃を食らって死亡するのだった。
【ゴゴラ】
二足歩行の恐竜型の怪獣で色はなんとピンク。シン・ゴジラのような乱杭歯が特徴で、『シンゴジはゴゴラから影響を受けたんじゃね?』というネタ説を唱えるファンもいる。
ビジュアルは非常に丸っこくつぶらな黒い瞳が特徴で、ゆるキャラのような印象を受ける。どうやらゴジラと同じく通常兵器は通用しないようだ。止めを刺した毒物の詳細が非常に気になるところである。
また一部では『ゲゲゲの鬼太郎 大海獣』のロボット大海獣に似ているという意見も見受けられる。
【インドの怪獣事情】
前述したように本作はインドで作られた唯一の本格怪獣映画であると思われるが、ボリウッド制作のターザン映画などにも怪獣は登場している(中にはまんま「キングコング」と書いてあるものも)。
特に『AADI YUG』という映画には『フランケンシュタイン対地底怪獣』のバラゴンとフランケンシュタインの戦闘シーンが使われている。(おそらく無断)
他には『Sinbad Alibaba Aur Aladin (1965)』には特撮に日本特撮株式会社が協力しており、恐竜型の怪獣が登場している。
いつの日か本編を見てみたい特撮・怪獣ファンの方は追記・修正をお願いいたします。
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- ライバルはある意味自業自得…か? -- 名無しさん (2017-05-31 19:01:50)
- ヒューッ! -- 名無しさん (2017-06-01 07:34:26)
- どっから仕入れてきたんだよww -- 名無しさん (2017-06-01 18:41:17)
- ↑あらすじや各種情報は海外のウィキサイトから、それ以外の部分は国内のサイトから集めました -- 項目作成者 (2017-06-02 10:10:35)
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