登録日:2026/02/22 Sun 14:00:57
更新日:2026/07/20 Mon 20:08:29NEW!
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本項では日本の「農業」について記載する。
●目次
【概要】
そもそも農業とは、その土地を利用して野菜などの作物や植物・家畜のような動物を生産・育成し、生産物を得る活動のことである。
そんな農業を職業としている人を農家・農民と呼ぶ。
農林水産省によると、農業従事者数は2020年時点では136万3千人となっている。
農業は伝統的な分類では林業・漁業と同じ第一次産業に分類され、農業・林業・水産業・畜産業などに関わる研究は農学という学問の一分野を成している。
【日本における農業の歴史】
古代
日本の農業はかつて弥生時代(紀元前5世紀頃〜)に稲作と共に始まったとされていたが、近年の考古学調査(炭化米の付着した土器や花粉分析など)により、縄文時代後期〜晩期(紀元前1000年以降)にはすでに小規模な畑作や稲作が始まっていたことが判明している。
そんな縄文時代には人々が生活する土地や環境に適した作物や家畜を育てる「適地適産」が基本とされていた。
青森県三内丸山遺跡の発掘調査では栗の渋皮やゴボウ、豆類といった植物が出土され、DNA分析により、これらが栽培植物であることがわかっており、足りないタンパク源などは魚やウサギやカモといった肉で補っていたとされる。
弥生時代になると土地を切り開き、農地を耕すといった農耕段階に進み、水田稲作が定着したが、全ての土地で同じように作物が採れるわけでもないため、稲作に適した土地を奪い合うといった争いが起こる時代の始まりでもあった。
やがて農耕により安定した生活が送れるようになったことで人口は増え、集落は大きくなった。
そしてその集団をまとめるリーダーたちが権力を持つようになり、別の集団と争いながら、大きな集団(クニ)を形成するようになる。
中世〜戦国時代
645年に始められた政治改革「大化の改新」によって「公地公民の制度」が実施された。
これは「全ての土地と人民は天皇(公)のものである」とする制度で、農民は口分田と呼ばれる一定の農地が与えられる代わりに、税を徴収されるようになった。
平安時代になると人口増に伴う食糧生産の増強が急務となり、積極的に開墾してもらうために上記制度を一部見直す政策を打ち出す。
皆が名前だけなんか憶えている墾田永年私財法と言うやつである。
これにより寺社や貴族が公的支配を受けない、またはその支配をできる限り制限した「荘園」と呼ばれる私有地を広げるようになる。
田に税を課され、産物を納めなければならず、公的な労役を課せられ…、と負担に苦しんでいた農民たちは、口分田を手放して荘園へと吸収されていった。
やがて室町時代には、治水技術や管理組織が発達し、各村の協議機関でもある寄合や村人が自治のために定めた村掟が強固なものになり、農民の自治組織「惣」が発達して力をつけ、度々一揆を起こすようになった。
戦国時代には、戦国大名が自分の領土を拡大し、米の収穫量を上げるため、農業を奨励しつつも「惣」を解体して農民から武力を奪い、一部の農民を家臣にするなどして村を統治するようになった。
とはいえ大名の目的は決して「農民に一揆を起こさせない」だけではなく、米の収穫量を上げるために荒地を開発して田んぼの面積を増やしたり、水害から田んぼを守るための工事を行ったり、といった出来事もあったとされる。
江戸時代〜昭和初期
江戸時代になると天下泰平の世の中になったことで他の領に攻め込んで領土を拡大することができなくなったこともあり、大名たちは自分の領地で新田を開発するようになった。
この頃には農具の改良や稲の品種改良といった農業の開発だけでなく商品作物の生産が増加したことで、年貢に有利な畑作を増やすことで強い生産力をもつ農家が現れたり、商業や交通の発達により貨幣が重要な役割を担うようになって、商人が力をもつようになったりと、農業のあり方が変わっていった時代でもある。
明治時代になると税がこれまでの米からお金に変わり、優れた種を選抜して残していく「純系淘汰」や品種同士をかけ合わせる「交雑」による稲の育種や、化学薬品を使った初の除草が行われたりしている。
大正時代は第一次世界大戦を背景に農業の機械化が進み、これまで人力や牛・馬の力を使って動かしていた農業機械が電気や石油を用いて動かせるようになり、戦争によって人件費が高騰したり、男手が召集されたことなどが「農業の機械化」を押し進めるようになった。
昭和時代には戦争で食糧不足になったことから1942年に「食糧管理法」が制定され、米などの食糧が国家管理となった。
戦後
太平洋戦争終戦後の1946年から1950年にかけて、GHQの指導のもと日本政府によって行われた大規模な農地改革が行われた。
それまでの農民は地主が多くの農地を所有し、小作人は高い小作料を支払って農地を借りていたのだが、この地主と小作人の関係は隷属的で、小作農の貧困や農業生産力の停滞を招いていた。
そんな中で行われたこの改革は寄生地主制を解体して小作農を自作農に変えることで、農村の民主化と農業生産力の向上を図ることを目的としていた。
そして1955年以降は工業の発展により、圃場の整備や水利の改良、栽培技術の開発などが進み、お米の収量水準が向上するようになる。
除草剤の使用も一般的となり、農業従事者は長時間に及ぶ除草作業から解放され、1960年代中頃からは農業に限らず、さまざまな分野で近代化が進み、農業は機械化等で生産力が向上して米の生産が拡大していきます。
その一方で除草作業の効率化に貢献した化学農薬の中に人体への毒性が強い成分や作物・土壌への残留性が高いものなどがあり、社会問題となったこともあり、この経験がきっかけで1971年に「農薬取締法」が改正され、目的規定に「国民の健康の保護」「国民の生活環境の保全」が位置付けられた。
現代は農業の担い手でもある若い世代の都会進出などで農業人口が減少傾向にあり、それに伴う課題が多々あるが、需要率の低下によってコメの自給率はほぼ100%であること、栄養バランスの良い日本型の食生活が世界で注目を集めていること、2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことなどから、農産物の外国への輸出が増大している。
異世界を扱ったライトノベルでは農家が登場する作品カテゴリがあり、ライトノベルの主人公も従事する作品がある。
【農業の種類・分野】
一口に農業といっても生産するものによって種類や分野は異なる。
耕種農業
田畑を耕して[[キャベツ>キャベツ(野菜)]]や[[トマト>トマト(野菜)]]、[[ニンジン>ニンジン(野菜)]]のような野菜やコムギ、[[トウモロコシ>トウモロコシ]]のような穀物、米、[[ジャガイモ>ジャガイモ]]のような芋類、[[リンゴ>リンゴ(果物)]]のような果実等の生産活動を行う農業で、日本の農業生産額の約6割を占めることから、我々が農業で真っ先にイメージするものである。
耕種農業全体としては、土地を人の手で耕して作物の種をまき、作物の成長に必要な環境を整えて収穫する一連の過程を指し、土壌を掘り返して酸素を供給したり、肥料を加えたりして、作物の生育に適した状態を保つことが重要だが、人々の生活を支える一方で、土地の開墾や農薬などの化学物質の使用が環境に影響を与える可能性も指摘されているため、環境保全の取り組みが重要視されている。
作る作物によって以下の種類に分けられる。
- 稲作
日本人の主食である米の栽培。
水田稲作が主流だが、畑で育てる陸稲もある。
- 畑作・野菜
畑で行う穀類、雑穀、豆類、イモ類、野菜などの栽培。
- 果樹
みかん、りんご、ぶどうなどの果物(果樹)の栽培。
- 花き
切り花、鉢物、植木など、美観を目的とした植物の栽培。
- 工芸農作物
なたね、葉たばこ、さとうきびなど、油脂や繊維などの原料となる作物の栽培。
畜産農業
牛、豚、鶏などの家畜を飼育し、食肉・鶏卵、乳、ウールなどを得るために動物を飼育すること。「酪農」とも呼ばれる。
日本の農業生産額の約4割を占める主要な第一次産業であり、畜産物は良質なタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含み、人々の栄養摂取に不可欠なことから、こちらも食料の安定供給に不可欠な役割を担っている。
畜産農家の仕事としては、飼育している動物の世話や環境管理が主な仕事だが、生き物を相手にする関係上、餌やり、健康管理、繁殖、清掃など耕種農家以上の毎日継続的な作業が必要となる。
食肉や乳、卵を得るために家畜の世話をするイメージを持たれがちだが、より効率的に家畜を増やすために畜産用の家畜を産むための家畜を飼育することを専門とする畜産農家もある。
【農作物の生産・管理】
- 耕作
一般的に農業方法でよくイメージされるもので、土壌を耕して作物を植えたり、肥料を土に混合したり、害虫駆除をする作業*1。
土壌を掘り返すなどすることで土壌が暖まり、肥料を含ませ、雑草を除去することで生産性が改善される場合もあるが、表土が侵食されやすくなり、有機物の分解が促進されてCO2が放出され、土中の生物多様性が低下する原因にもなる。
- 有機農業
化学肥料・化学合成農薬や遺伝子組換え技術を用いずに健全な農業生態系を促進・強化する農業。
有機農法、有機栽培、オーガニック農業、オーガニック農法、オーガニック栽培などとも呼ばれ、アイガモを田に放って雑草や農業害虫を食べさせて駆除する合鴨農法と呼ばれる農法もある。
農薬を使わないため食の安全性や自然環境への悪影響は少ない反面、慣行農業と比較すると無農薬や有機農業は収穫量が減少し、同じ生産量のためにより多くの土地を必要とするとの見方がある。
- 無農薬栽培
農薬を使わずに米や野菜などの植物を栽培する方法。
- 自然農法
耕さず(不耕起)、除草せず(不除草)、肥料を与えず(無施肥)、農薬を使用せず(無農薬)に作物を栽培する方法。
手法は発案・実践している人によって少し違っており、不耕起・不除草の部分は違っている場合もあり、明確な定義があるわけではない。
- 工場農業
「植物工場」とも。20世紀後半から試され始めた、上記の自然回帰とは逆のエクストリームな方法。ビニールハウスもこれの一種と呼べなくないが、現代で植物工場と呼ぶ場合は屋根のある建物の中で気温や湿度を管理し、土ではなく栄養分を溶かした水溶液に根を張らせて育成するものを指す場合が多い。
エネルギー消費は激しいが、気候の急変に強く、栄養分のバランス管理が容易で、農家永遠の敵である連作障害*2が事実上起きないという利点がある。当たり前だが大型化する草や木本の植物は無理。
日本は企業が農業に参入するのに厳しい制限があるためこのアプローチはあまり進まなかったが、近年こちらの利点が注目されはじめ、流れが変わりつつある。
- 病害虫管理
作物や土壌も生きているため、当然病気に罹ることもあり、雑草、昆虫、病気などを防ぐことも重要となる。
方法としては、農薬を用いた化学的駆除や生物的防除、機械的駆除(耕作)、農耕慣習などがある。
慣習としては輪作、間引き、被覆作物、間作、堆肥化、作物の抵抗力を高めるなどの技法があり、総合的病害虫管理ではこれらの技法を駆使して害虫が経済的損失を及ぼさない程度に抑えることを目標とし、農薬の使用は最後の手段としている。
- 栄養管理(施肥)
栄養管理は、農作物と畜産物の生産において必要となる栄養素を管理するもので、家畜の生み出す厩肥の利用法を含む。
与える栄養としては、肥料、厩肥、緑肥、堆肥、ミネラルなどがあり、輪作や休閑期をもうけるといった慣習も栄養管理としての一面がある。
厩肥は集中管理によるローテーション放牧のように牧草地に家畜を放牧することで利用したり、固形または液状の厩肥を耕作地や牧草地に撒くことで利用する。
- 用水管理
降水量が不十分な地域や降水量の変動が激しい地域では用水管理が必須である。
【農家】
農業(農耕)によって生計を立てている人やその家庭・共同体の総称。
そんな農家は広い土地や大きな家を持っていることから「土地持ちで裕福」とイメージされることがあるが、日本の農家の過半数は農業ではろくに稼げておらず、冬場など作物が採れない時期には出稼ぎとして別の職に就いて収入を得ていたり、年金の足しとして農業をしている兼業農家だったりする。
日本は島国であるがゆえに農地は北海道などを除き細かく分散しており、大規模農家への集約を進めても細切れの田畑を回って耕作しないといけないことから、広大な田畑で巨大な農機を使える海外先進国に比べると生産性の面で不利になりがちである。
北海道以外は人口密度が高いため都市近郊はもちろん農村にあっても田畑に人家が入り混じっており、肥料や家畜の糞尿の臭いや農薬散布への不満などのクレームも多い。
農業経営の不安定さ
農業は自然環境のなかで動植物を生産するため自然災害や不作などのリスクがあるほか、農作物栽培の場合だと基本的に自然を対象にするため、日照や気温、降水量などの気象状態に左右されやすく、仮にそれなりの量を生産・出荷できたとしても、需給関係や投資の影響による市場での価格変動もあり、収入面の安定に欠ける面がある。
畜産では、市場での価格変動以外にも飼育する家畜に対する水や飼料の給餌や運動など、早朝から深夜までの世話が毎日必要となり、休日が取り難く、従事者の肉体的負担や精神的な負担(ストレス)が大きいという問題のほか、家畜の糞尿による悪臭や環境汚染などの問題を有する。
とはいえ税制上の優遇(税金の還付)や不動産収入などがあり、場合によっては補助金の活用もできるため、台風などの自然災害の直撃を受けたり経営上の失敗をやらかさない限りは大幅な赤字にはなりにくい。
またネット販売など消費者への直販ルート確保や観光農園、加工食品販売、飲食店などを自ら手がける「6次産業化*3」を進めて付加価値向上とリスク分散を図っているが、相応の人手と投資費用がかかる上、農業以外の経営・販売の専門知識やノウハウが必要となるため失敗例も多い。
農家の基準
時代や地域によって定義は異なるが、日本では特定の基準が設けられている。
- 販売農家
経営耕地面積が30a以上、または年間農産物販売金額が50万円以上の農家。
更に農業所得が世帯所得の50%以上を占め、65歳未満で年間60日以上農業に従事する世帯員がいる主業農家や農外所得が主で65歳未満で年間60日以上農業に従事する世帯員がいる準主業農家、65歳未満で年間60日以上農業に従事する世帯員がいない副業的農家に分類される。
- 自給的農家
経営耕地面積が30a未満、かつ年間農産物販売金額が50万円未満の農家。
豪農
多くの土地を所有し、その地域である程度の権力も持っていた富裕農家で、日本においては江戸時代中期から明治期にかけて存在した上層農民の一形態。
江戸時代後期には、特産物生産や小商品生産の発展に伴い成長した村方地主を指すこともある。
豪農は以下の2つの系譜がある。
- 名田*4と呼ばれる土地を所有し、領主への貢納義務を負っていた農業経営者(名田地主)や土地を担保として金銭を貸し付けてその土地を質地として集積し、耕作させて小作料を徴収した質地地主から転じた者
- 商業活動や小商品生産で成長した者
豪農と呼ばれた者達は生産面では地主小作関係を持つだけでなく、自ら経営を行う者もおり、金融面では小生産者への高利貸しも行い、社会面では村落共同体の代表者や村役人層を担っていた。
戦後、GHQの指導による農地改革の結果、小作地の80%が自作地となり、豪農は事実上なくなった。
地主
土地の所有者だが、豪農と違い自分では農業は行わず、所有している土地を別の農家などに貸し出してその貸料から収入を得ている。
土地で採れる作物などが豊作なら地主も儲かるが、不作だと地主の収益も減る。
【農業の研究】
農業では農作物の味や形といった品質や収穫量などの生産性の向上、病気や環境ストレス等に対する耐性強化のために品種改良や研究が行われている。
品種改良の主な方法としては、自然発生したものの中から目的に合った優れた個体を選び出して繁殖させる方法(分離育種法)や、異なる性質を持つ品種同士を掛け合わせ(交配)、両親の良い特徴を併せ持つ新しい品種を作り出す方法(交雑育種法)、特定の機能を持つ遺伝子を他の生物から組み込むことで目的の性質を確実に、かつ短期間で付与する方法(遺伝子組み換え技術)などがある。
【関連機関】
- 農林水産省
食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村および中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養および森林生産力の増進ならびに水産資源の適切な保存および管理を図ることを任務とし、農業、畜産業、林業、水産業をはじめ、食料の安全・安定供給、農村の振興などを所管する行政機関。
- 農業協同組合(農協)
農業者(農民又は農業を営む法人)によって組織された協同組合。
農業者を中心とした「組合員」が、農家の営農と生活を守り高めることなど、よりよい地域社会を築くことを目的に組織された協同組合。
ちなみに全国農業協同組合中央会(JA)
- 農業高校
主に農業・生物・食品などについて学ぶ専門高校。
学科によっては商業科と同様に簿記を勉強したりもする(農業経済科など)。
取れる資格としては危険物取扱者(乙4)や測量士補、ボイラー技士、造園技能士、運転系の免許(フォークリフトなど)、日商簿記3級、農業簿記検定などがあげられる。
就職先としては農業協同組合(農協、JA)、食品メーカー、農家、酪農家、公務員などがあげられる。
【課題・問題】
- 高齢化と担い手不足
日本の農業では少子高齢化に伴う後継者不足が深刻となっており、地方部ではもはや70代の農家が主戦力となっている。
家庭菜園や花壇・プランター等での趣味感覚の栽培とはまた違った専門知識などが求められるため新規就農へのハードルが高い一方で、離農者が増加し農業技術の継承が困難になっている。
- 土地の荒廃と耕作放棄地の増加
田畑等に使う土地も生きているため、一度開墾するとその後も継続して管理していかなければ荒廃してしまう。
農家の高齢化や労働力不足により、耕作されない農地が増加しており、2015年時点では日本の耕作放棄地は約42万ヘクタール(福井県くらいの面積)に達している。
- 気候変動による生産リスク
先述のように農業は基本的に自然を対象にするため、自然災害や日照や気温、降水量などの気象状態に左右されやすい。
- 農地法
戦後の農地改革で、小作農を減らして農家の基盤を安定させつつ、農地を農地として使わせていくために、法人の農地取得を制限し、家族単位で農地を所有させるべくできたのが農地法である。
ところが、結果として農地の売却が難しくなる、法人化して個人に頼らず農業を継続させることができないといった硬直化を引き起こして上記のような問題に対応できていないという指摘がある。
他方、投機目的で農地を買いあさって全く農業をしないような企業が参入するという懸念もあり、法改正も進められてはいるものの抜本的対策には至っていない。
【創作における農業】
「農業」を取り扱った作品
- 銀の匙 Silver Spoon
- 百姓貴族
- のうりん
- もやしもん
- 天穂のサクナヒメ
- 農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
- 牧場物語シリーズ
- 下町ロケット:作中での「ゴースト編」「ヤタガラス編」は農業機械製造メインの話だが、農業や農家の現状も取り上げている。
- ルーンファクトリー(シリーズ)
- アストロノーカ
- 異世界のんびり農家
- じいさんばあさん若返る
- Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜
「農業」に従事するキャラクター
- 上記の各作品の登場人物達。
- ザ☆農村マン
- 野原銀の介、野原せまし
- カタリナ・クラエス、メアリ・ハント
- 白鳥歌野
- アズサ・アイザワ
- 鎧塚サーパイン:所属する財団法人「夜明けの村」は一昔前の地方の農村のような暮らしが行われ、サーパインも普段は村民として生活を営んでいる。
- TOKIO:歌う農家。
- 森崎博之
「農業」が象徴的に扱われるもの
- MtGの呪文《剣を鍬に》:戦場を去ったクリーチャーが農業に従事するイメージ。
- ウマ娘 プリティーダービーの第8の育成シナリオ「収穫ッ!満腹ッ!大豊食祭」
【余談】
日本では縄文時代から農業が行われてきたが、世界的には農業の起源については諸説あり、ハーバード大学、テルアビブ大学とハイファ大学の共同チームはイスラエルのガリラヤ湖岸にて23,000年前の農耕の痕跡*5を発見したとニューヨーク・タイムズなどで報道されている。
また、発掘調査で約10,000年ほど前、中国の長江流域で稲作を中心とした農耕が始められていたことが確認されている他、現在のシリア周辺にあたるレバントでは、テル・アブ・フレイラ遺跡(11,050BP, 紀元前9,050年頃)で最古級の農耕の跡(ライムギ)が発見されている。
パプアニューギニアにて9,000年前の農業用灌漑施設の跡「クックの初期農耕遺跡」がオーストラリアの学術調査により発見されている。農耕の開始と同時期に牧畜も開始された。
追記・修正は農業に参入してからお願いします。
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▷ コメント欄
- ちなみにアフリカ大陸では「農業は不安定で頼りっきりにしてはイカンもの」という認識らしい。あの大地は気候その他が急変するから。基本的に農業でやっていく日本とは感覚そのものが違う -- 名無しさん (2026-02-22 17:31:03)
- ・・・個人的に感じる欠点に、特に地方は人付き合いが辛いってのもあるかな、いろんな意味で。「都会の人間関係に疲れたから田舎で農業を」とか言うのを見ると不安になる。 -- 名無しさん (2026-02-22 19:55:25)
- 国の存続の為に大切な仕事なんだが、困ったことに出来る自信が全く無い -- 名無しさん (2026-02-22 20:39:54)
- 一昔前の創作なんかじゃ悲しいことに悪し様に描かれがち…いや一時の自然派ブームなんかの精だけとも一概には言えないけど -- 名無しさん (2026-02-22 22:19:43)
- いくら土地持っててもその土地が農業とかに適してなければ絵に描いた餅でしかないんだよな…。自分の祖父も本業の収入で土地買って人に貸し出してたけどいかんせん山中だったせいで管理が難しくてだんだん借り手がつかなくなって祖父が病気になって以降は管理もできずに完全に手付かず状態だったらしい。今も土地自体はあるらしいけど20年以上手入れしてないから売りたくても売れないらしい…。 -- 名無しさん (2026-02-22 23:24:41)
- AIや衛星測量を駆使して上手く農地を振り分ける技術も出てるみたいだけど、農地が細切れ・分散してるのは機械を使った自動化って観点でもやはり不利らしい -- 名無しさん (2026-02-23 08:44:31)
- ベランダ菜園とIoT水やり機で多少は農作物の足しに⋯⋯本当に多少やな -- 名無しさん (2026-02-23 10:41:25)
- 土地の取り扱いについて調べていて農地に行き当たり、その制限のきびしさに絶望した人は多いはず。意図は理解るがアレはきつい -- 名無しさん (2026-02-23 22:35:19)
- 農家の平均年齢67歳と知って普通に絶望した。 しかも輸入拡大して減反に舵を切るって・・・ -- 名無しさん (2026-02-26 21:15:50)
#comment()
*2 同じ土地で同じ作物を育てては収穫を繰り返していると、やがてその土壌は対象の作物を育てるのに適さなくなるという問題
*3 第二次産業である加工と第三次産業である販売を第一次産業の担い手が自ら行うこと。
*4 貴族や武士、寺社等が私的に所有し、国に収める収穫物を育てていた「荘園」のこと。
*5 オオムギ、ライムギ、エンバク、エンマーコムギ。
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